金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【競馬】 福島牝馬ステークス(GⅢ)!

2020-04-25 10:18:29 | 競馬

 1月~3月の牝馬限定重賞は、かなりの重馬場や不良馬場だったケースが多く、また正月の京都や中山は、もともと例年以上に重い環境下にありました。一方、本日の福島は、昨日の雨の影響が少なければ、久々にパンパンの良馬場での開催となります。したがって、いままで活躍できなかった馬たちが、ここでいきなり花開くシーンもあり得ます。すなわち、人気上位ではない馬の中で、「良馬場仕様」の実力馬、あるいは「良馬場仕様」の上り馬、が狙いです。

 ここは③サラキアと、⑥カリビアンゴールドを狙ってみたい③サラキアは、もともと牝馬GⅠ路線で活躍していた実力馬で、前走重馬場の愛知杯で惨敗したので人気を落とすところ。しかもディープ産駒ですので、良馬場で復活必至。⑥カリビアンゴールドはステイゴールド産駒ですが、典型的な良馬場仕様のスピードが持ち味。この馬も前走中山牝馬Sは、雪の不良馬場で全く走る気をなくして惨敗、人気が急落するところ。

 馬券は、この2頭から三連複で手広く勝負。③⑥⇒①⑪⑭を手厚く、③⑥⇒⑤⑦⑧⑨⑮も少し。


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【金融】 コロナ騒動の副産物 ひょっとすると出生率が劇的にアップする!?

2020-04-24 06:43:47 | 金融マーケット

 自分の専門分野は、資産運用と企業年金なのですが、年金分野の最大のテーマは「日本人の出生率」です。出走率とは一人の女性が一生の間に産む子供の数のこと。現在の出生率は1.4を少し超えたくらいで停滞中、政府による諸施策をもってしても、なかなか上昇トレンドに入っていきません

 実は、首都圏と地方圏で、この出生率は大きな差が出来ています。首都圏は1.1程度。逆に主な地方都市では2.0を超えている場所も少なくありませんすなわち、首都圏地区では、夫婦共働きで、しかも女性のキャリアを守るためには、二人目以降の子供を諦めざるをえない‥ほど、競争が厳しすぎるということ。

 逆に地方都市では、専業主婦がまだ一般的であったり、また夫婦共働きであっても、二人以上の子供を育てながら、キャリアを積んでいくことも可能、すなわち、爺ちゃん婆ちゃんのサポート付きが当たり前であるということ。

 今回のコロナ騒動で、まだ暫くの間、在宅勤務が続くとすると①首都圏地区でも共働き夫婦が一緒に過ごす時間が増える⇒すなわち、妊婦が増える②リモートワークが一気に進むため、故郷=出身地に戻って勤務を続ける共働き夫婦が激増する⇒すなわち、爺ちゃん婆ちゃんのサポートが受けやすくなる、という2点から、出生率が劇的にアップするかもしれません。

 在宅勤務やリモートワークがこれだけ広がってくると、社内での多くの打ち合わせが如何に無駄であったかを思い知ることになります。むしろ、遠くに居ながら、仕事をシェアすることで、かえって、相談する時間、作業する時間、出勤に要する時間、そして家族と過ごす時間が、それぞれ、どれだけ貴重なものであったかを再認識しているはず。

 日本で首都圏集中が解消されない最大の理由は、古い慣習に拘る組織上層部への忖度が主因だと思います。今回の騒動で、そんなものを吹き飛ばして、アメリカ並みの拠点分散化が進むとしたら、それはそれで、非常に意味のある副産物になると思います。


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【競馬】 ステイゴールドの闘魂 誰が引き継いでくれるのか?

2020-04-23 06:53:38 | 競馬

 コロナ対応に追われていると、必ず出くわす2つの局面が、「強制的な在宅指示」「闘魂注入」前者は頑張り過ぎる職員に対して、家から出ない役割の重要さを理解してもらい、順番に在宅勤務に回ってもらうこと。後者は、現場から逃げたいオーラを発散している職員に対して、社会インフラ維持の責任と存在意義を理解してもらい、現場の業務に従事してもらうこと。

 どちらも悩ましい局面なのですが、「こういうときに、ステイゴールドの遺伝子が溢れていたら‥」と思わざるを得ません。何と言っても、ステイゴールドの遺伝子は「闘う意志」そのもの。すなわち闘魂なのです。なので、現場から逃げたいなどと言うことはあり得ません。一方で、存分に戦ったあとは「暫く休むね!」と、自ら休養に入るマイペースさも持ち合わせています。すなわち、平時だと扱いにくい職員ですが、非常時にはとにかく頼りになる輩なんです。

 今週は、京都のマイラーズCステイゴールド産駒のインディチャンプが出てきます。また次週の天皇賞春には、同じくエタリオウとスティッフェリオが出走予定となっています。今のところ、オルフェーヴルやゴールドシップの牡馬産駒が小粒な馬が多いので、つい最終クロップのインディチャンプやエタリオウの成績が気になってしまいます。

 ステイゴールドの狂気じみた闘う魂は、日本の宝だと考えております。でも、インディチャンプ、今回は本番じゃないからって、けっこう手を抜いて走ったりするんですよね。本気モードかどうかは、パドックで眼を見ると分かるのですが‥。今回はどちらでしょうかね?


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【将棋】 将棋も東西対決を中断 タイトル戦・挑戦者決定戦がストップ

2020-04-22 07:19:04 | 将棋

 名人戦に続いて、叡王戦のスケジュールも後ろに倒れました。どうしてもマスコミ関係者が会場に集まるため、やむを得ない判断とは思いますが、競馬のように無観客試合・TV中継のみのマスコミ対応は取れないのでしょうか? 取材もTVカメラを通じてやれば良い気がするのですが、マスコミ自体がスポンサーであるが故に、将棋連盟側も強くは言えないのでしょうかね。

 さらに、東西の棋士の闘いも中断されることになりました。新幹線での移動リスクを避けるのが目的なのでしょうが、今の新幹線はガラガラなので、リスクは殆どありません。世間に対して、姿勢を見せる必要があるということなのでしょうが、これが続くと、棋聖戦の挑戦者、王位戦の挑戦者がいつまで経っても決まらないことになり、結果、タイトル戦が延期へ追い込まれてしまうと思います。藤井聡太七段は愛知県瀬戸市在住なので、大阪にも東京にも移動は新幹線を使っていますが、彼などは大阪は良いけど、東京は駄目ということなのでしょうか?

 こんなところにも目を光らせる人達とは、いったいどんな人なのでしょうか? 安倍総理の出社7割削減の要請を受けて、各省庁の役人たちが、自分の管轄に対して、「社会インフラの維持に努め、責任を果たせ」「でも、出社は7割減を目指せ」という難題を押し付けてきていますが、文化庁の役人なのか、マスコミに圧力をかけている首相官邸の人たちなのかは分かりませんが、あまりに小役人根性を出さないでほしいものです。

 感染者を出さずに、必死に「対局」を続ける闘い方もあると思います。彼らの対局のおかげで、多くの市民・国民が Sty home が実現できている事実があります。

 それは、コロナ騒動を総括する時にハッキリすると思います。官僚の方々は、戦争の時の憲兵みたいでしたよ!と言われないように‥今から気をつけましょうね。


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【雑感】 TBSドラマ 「JIN ~仁~ 」を観て・・また泣かされる・・

2020-04-21 06:53:11 | 雑感

 地上波TV局も、ドラマの撮影やバラエティの収録なども難しくなっているため、過去のドラマや映画の放映で時間を埋めるしかなくなってきています。

 しかし、先週の土曜から週末限定でTBSが「JIN  ~仁~ 」の放送を始めてくれましたこのドラマをこの時期に再放送を決めたTBSには、それ相応の覚悟を感じます。

 このドラマのあらすじを知らない人もいらっしゃると思いますので、簡単にストーリーを申し上げると、現代の外科医の主人公が、ひょんなことからタイムスリップで江戸時代へ。江戸で流行っていたコレラの治療に邁進したり、あるいは吉原に蔓延る梅毒を直すために、アオカビからペニシリンを作ろうと奔走します。その途上で、当時の蘭方医である緒方洪庵一派と連携したり、ペニシリンの量産には、大手の醤油メーカーの協力を取り付けたり、いたします。

 先が見えない状況下で、どうにかして、周りを巻き込みながら、目の前の病原と闘う姿勢が泣かせます。主人公も、江戸の街中でコレラにかかり死にかけますが、それでも闘いをやめません。

 今の状況下、日本国民は、民族としての対応力や胆力を試されていると思いますが、それに勇気や闘志を与えてくれる作品なんです。そういう放送に対して、批判をする人たちもいるとは思いますが、私個人は、このドラマを観て、勇気を貰い、そして涙が止まらないのです。

 受け止め方は、それぞれの個人に任せるとして、私からはTBSに御礼を申し上げたいと思います。自分にとっては、またコロナと戦う闘志が湧いてきました。本当にありがとう。


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