コロナ対応に追われていると、必ず出くわす2つの局面が、「強制的な在宅指示」と「闘魂注入」。前者は頑張り過ぎる職員に対して、家から出ない役割の重要さを理解してもらい、順番に在宅勤務に回ってもらうこと。後者は、現場から逃げたいオーラを発散している職員に対して、社会インフラ維持の責任と存在意義を理解してもらい、現場の業務に従事してもらうこと。
どちらも悩ましい局面なのですが、「こういうときに、ステイゴールドの遺伝子が溢れていたら‥」と思わざるを得ません。何と言っても、ステイゴールドの遺伝子は「闘う意志」そのもの。すなわち闘魂なのです。なので、現場から逃げたいなどと言うことはあり得ません。一方で、存分に戦ったあとは「暫く休むね!」と、自ら休養に入るマイペースさも持ち合わせています。すなわち、平時だと扱いにくい職員ですが、非常時にはとにかく頼りになる輩なんです。
今週は、京都のマイラーズCにステイゴールド産駒のインディチャンプが出てきます。また次週の天皇賞春には、同じくエタリオウとスティッフェリオが出走予定となっています。今のところ、オルフェーヴルやゴールドシップの牡馬産駒が小粒な馬が多いので、つい最終クロップのインディチャンプやエタリオウの成績が気になってしまいます。
ステイゴールドの狂気じみた闘う魂は、日本の宝だと考えております。でも、インディチャンプ、今回は本番じゃないからって、けっこう手を抜いて走ったりするんですよね。本気モードかどうかは、パドックで眼を見ると分かるのですが‥。今回はどちらでしょうかね?