新型コロナ対応については、全国的な取り組みが続いており、日本における感染者・死者の推移を見ても、狙い通りに「ピークの山場」を後ろ倒しに押し込んでいることが判ります。
一方で、全国的な自粛ムードの中で、スポーツクラブのトレーナーの方や、居酒屋のご主人、あるいはゴルフ場のキャディの方など、収入が得られずに生活面でのピンチを訴える声も大きくなってきました。もちろん、今すぐに元通りに戻すことはできないのですが、現在の自粛ムードは、あまりに全面的に徹底され過ぎていて、危険の少ないものまで避けられている状況。コロナ感染も怖いですが、行き過ぎた自粛ムードによる経済死はもっと多くの犠牲者を生んでしまいますので、そろそろメリハリをつけた「第2ステージ」に入る時期になっていると考えています。
例えば、①山歩きやテニス・ゴルフなどの屋外スポーツは殆どリスクがないので、むしろ奨励する。②ディズニーランドなどのテーマパークも、屋内を除き、開放する。一部の屋内アトラクションも、人の隣接を避けて開放する。③野球・サッカーは、ドーム以外の開催をスタート。ただし、声援は禁止で、拍手のみOKとする。④映画館・演劇は、席を1つ飛ばしでスタート。もちろん声を出すのは厳禁で拍手のみ。⑤居酒屋・鮨屋なども、原則はカウンターのみで再開。対面席は横並びで座ることでOK。など
少しの工夫をすれば、リスクを下げることはできます。また、この際、国民全体で「手話」を覚えてしまうというのはいかが。手話ならば、対面席での会話もOKとすれば良いですし、電車の中での会話もOKとなります。
全面自粛の影響で、生計面で限界に来ている人が急増しています。そろそろ、工夫を前提とした「第2ステージ」に向けたムーヴメントを起こして参りませんか?