金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【競馬】 1日早いですが、今週は春のGⅠ前哨戦がズラリ!

2020-03-06 07:38:22 | 競馬

 今週は土曜日に、中山で高松宮記念トライアルのオーシャンS、阪神で桜花賞トライアルのチューリップ賞、日曜日には中山で、皐月賞トライアルの弥生賞ディープインパクト記念が開催されます。1日早いですが、見どころ満載なので、フライング気味に少しお話を。

 まずはオーシャンS今の短距離界は、昨秋のスプリンターズSを勝ったタワーオブロンドンと、ダノンスマッシュ、モズスーパーフレアの3強時代ここに暮れの阪神Cを勝ったグランアレグリアが参戦してくるのが高松宮記念の見どころ。今回は、それを迎え撃つ両横綱、タワーオブロンドンとダノンスマッシュの出来上がり具合を見るレースです。勝敗よりも、本番では前々で勝負するはずのグランアレグリアを鮮やかに差し切るための試走として、ナックビーナスあたりを「仮想敵」にレースを組み立てるのではないでしょうか。

 次はチューリップ賞暮れの阪神JFの1~4着馬が出てきました。豪華な前哨戦です。ここはレシステンシアが迷いなく、スピードで押し切るかどうかが見どころ。下手に2番手に下げたりすると、この馬の良さが半減すると思います。確かに、本番の桜花賞を、断然の1番人気で逃げ切るというのは至難の業なので、2番手3番手に控える競馬を試したい気持ちは分かりますが、レシステンシアは歴史的なマイラーとなる可能性を秘めた馬。この馬の潜在能力を信じて、鮮やかに逃げ切ってほしいと思います。

 最後に弥生賞ディープインパクト記念。これはサトノフラッグを見るレースです。戦前の評価はワーケアの方が上のようですが、ここ2戦を見る限り、コントレイル・サリオスの両雄に割って入る可能性があるのはサトノフラッグの方。ただ不思議なのがデビュー戦で6着に惨敗したこと。重馬場が原因なのかもしれませんが、日曜日の馬場も悪くなる予報。ここは、サトノフラッグの本質をしっかり確認するレース。ワーケアは良い物差しになります。


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