金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【GⅠ回顧】 高松宮記念・日経賞・毎日杯!

2020-03-30 07:19:55 | 競馬

 まずは土曜日の日経賞ミッキースワローは地力を見せて強い勝ち方を見せてくれました。2着のモズベッロも不利がなければ、もっと微妙な着差だったと思います。中山の馬場は相変わらず重い馬場ですので、2分32秒9のタイムは悪くありません。天皇賞春でミッキースワローがどこまで食い込めるかは判りませんが、今から暮れの有馬記念は面白いのではないかとメモしておきましょう。

 次に阪神の毎日杯傾向どおりに、ディープ産駒の1・2・3着独占となりましたが、武豊騎手のサトノインプレッサが狭いところを割って差し切りました。強い勝ち方だと思います。皐月賞に出ても面白いでしょうが、むしろ京都新聞杯からダービーのルートの方が良いのではないでしょうか。今の完成度ではコントレイルの方が上ですが、5月のダービーへの成長力では逆転の可能性は十分だからです。むしろ、悩ましいのは武豊騎手。ダービーでは、マイラプソディ、サトノフラッグ、アドマイヤビルゴ、サトノインプレッサと候補馬が4頭もいます。皐月賞ならば、サトノフラッグ>アドマイヤビルゴ>サトノインプレッサ>マイラプソディ、ダービーならば、アドマイヤビルゴ>サトノインプレッサ>サトノフラッグ>マイラプソディだと思いますが、武騎手の選択は如何に。

 最後にGⅠ高松宮記念勝ったモズスーパーフレアはようやくGⅠ馬の称号を得ました。9番人気というのは評価が低すぎたということ。なお、惜しかったのは3着のダイアトニックで、不利がなければ突き抜けていたと思います。また、4着に降着したクリノガウディーは真っすぐに走っていれば、この馬が勝っていました。さらに、2着のグランアレグリアは、全馬の中で最も強いレースをしておりました。陣営が「スプリントに最も適性がある」と見ていたとおり。間に合えば、香港のスプリントへ出したいくらい

 すなわち、今後のスプリント戦線に、さまざまな夢を与える良いGⅠレースだったということ。何よりですね!


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