金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【オミクロン旋風①】 感染爆発のあとは‥。本当に落ち着くのか?

2022-01-28 06:19:43 | 金融マーケット

 12月の初旬は、1日当たりの東京都の感染者数は一桁台まで落ちていたのに、昨日は遂に1万6千人を超える状況になりました。とは言っても、第5波の時と異なり、重症者が多数出る状況ではなく、症状が出ても1週間から2週間我慢すれば、また元に戻れるという現状ではありますが‥。

 何となく、第5波の時ほどの深刻さは、世論の中からは感じません。皆さんが頭の中で期待していることは、「これで感染爆発が起これば、このあとには、ようやくアフターコロナが訪れる‥」ということ。

 確かに、当社の調査部門による試算結果でも、『蔓延防止措置』や『緊急事態宣言』の基礎数値となる東京都の病床使用率について、1月17日に20%超過2月1日には50%超過、そのあとはピークを付けて、2月20日過ぎには50%未満へ低下3月頭には20%未満へ低下、という予想をしています。これは、欧米でのデータを東京都に当てはめたモデルで予想をしているので、そんなに外れた予想にはならないと思います。

 

 しかし本当に、オミクロンのあとに、アフターコロナの時代が訪れるのでしょうか?

 前にも申し上げたとおり、パンデミックというのは、地球の創造主「数が増えすぎた結果、地球のバランスを崩す原因となっている種族を、1/3とか、1/4まで減らすために起こしている事象」です。これだけ、繰返して変異株が発生するということは、これで終わるという保証はなく、むしろ、まだまだ変異株が続いて現れると考えるべきです。

 弱毒性で強感染力の次は、強毒性で強感染力かもしれません。人類が油断している時、あるいは我慢が続かなくなった時、そんなスキを見つけて、一気に攻めてくるのかもしれません。単純なパンデミックでは、人類の数が減らせないことは、スペイン風邪や鳥インフルエンザなどで、地球の創造主も学習済です。人類の団結力や防疫力は、時間とともに緩んでくることを知って、波状攻撃を仕掛けてくる気がいたします。

 まだまだ油断は禁物と心得ましょう! (続く)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする