今年61歳になりますが、そろそろサラリーマン人生の第1ステージが終了する状況になってまいりました。諸事情があって、正式には機関決定があってからのこととなりますが、自分の気持ちとしては、ようやくこの時がやってきたか‥という感じ。
ここまでの職業人生は、大変恥ずかしながら、自分のため、すなわち、己の欲や家族の利益のために邁進してきた36年間。仕事は「世のため人のため」とは言いますが、当然ながら、仕事の結果は誰かの為にはなっているのですが、そんな綺麗ごとではなく、やはり自分のモチベーションは「己の欲や家族の利益」だったかなぁと思っています。
まぁ、それが終わる訳ですから、ポッカリと心に穴が空く感覚になっている一方、実はホッとしているというのも正直な気持ち。もうガムシャラにならなくても良い、というのは、そんな感覚です。
自分の父親と母親は、既に鬼籍に入っているため、嫁に尋ねてみると、「いいかげんな人間の貴方にしては、よく頑張った会社人生だったのでは?」と前向きな評価を頂きました。
ちょっとだけ、嬉しい気持ちになりました。(続く)