東京アラート発動となりました。首都圏地区の緊急事態宣言解除が5月25日ですから、まだ10日も経っていません。
北九州市も同様でしたが、30日近く感染者ゼロが続いていたにも関わらず、緊急事態宣言を解除して間もなく、市内各地で「クラスター」が発生しています。市民が油断した訳ではありませんが、新型コロナウイルスが潜在する以上、引続き「三密」を回避する努力は、厳格に続けないと駄目だということがハッキリ致しました。
東京での感染者は、夜の接客付BARなど、いわゆる風俗店が主なルート。そこで感染した人経由で、病院やスポーツクラブ・劇場などがクラスター化すれば、これは3月・4月の繰り返しとなります。
あれだけ国民が一体となり我慢して、飲食店やイベント業者が身を削って耐え抜いた結果だったのに、たった10日間で元に戻ってしまったら、今度は「絶望感」しか残らなくなってしまいます。ここでまた、飲食店をはじめ「自粛を要請」されても、もう無理だと思います。恐らく、今度は「自粛で経済死するより、店を開けてコロナと闘う」道を選ぶ人が殆どだと思います。
もし、もう1回、自粛要請をするためには、何か科学的な根拠を見せつつ、ここまで粘れば「ほぼ収束できる!」と判りやすく示すことですが‥。一つだけ、希望の光を見つけました。来週一度、そのお話をご紹介します。