たまに覗く古着屋で、文字通りの“掘り出し物”に出逢ふ。おかげで我が現代手猿樂の可能性が、またひとつ擴がる。備へに徹することも、立派な“活動”。新宿の一件とは別に、どこだかの「演劇集団」なるものでも、集團感染云々。危険、といふか、明らかに無理な状況下で狎れたマネをすると、もれなくかうなる。話しは既に、ここまで深刻化してゐるのだ。ほかの業種はいざ知らず、この業種につひてだけはハッキリと、問答無用で言は . . . 本文を読む
dmenuニュースよりhttp://topics.smt.docomo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20200730-567-OYT1T50240?fm=dこれはまう、“第二波”が始まってゐると捉えるべきでせうか？岩手県でもつひに感染者が確認されたことで、その口火を切ったとか？秋口に襲来かと思ひきや、こんなに早いのは、人災に . . . 本文を読む
散歩に出んと、愛用の手製マスクを着ける。洗濯の匂ひが微かに残る。それが今や、“お出かけ時の匂ひ”となってゐる。お寺に立ち寄ると、香の匂ひ。魂の安らぐ匂ひ。心に力を得たくば、神佛のもとを訪ねるべし。大輪の向日葵こそ、夏の色。驛前で咲いて写真に撮られることに慣れてゐるのか、ばっちりカメラ目線。もうひとつの夏の花は、百日紅。その白い花を、初めて見る。同じく足を止めたご婦人方と言葉を交はしたも、花の縁なる . . . 本文を読む
dmenuニュースよりhttp://topics.smt.docomo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20200729k0000m040228000c?fm=d「あーあ……」思はず吹き出しましたよ、不謹慎ながら。しかも、七月二十二日から二十六日──関東圏のキャンプ場に滞在──當然、“密”状態──この見事な確信犯ぶりには、もちろん同情の余地などありませ . . . 本文を読む
dmenuニュースよりhttp://topics.smt.docomo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-200729X479?fm=d……だらうねぇ、ってなもんです。驚くなんて野暮ですよ。確實に1000人超えすることは、とっくに予告されてゐたわけですから。今や原因がはっきりと解ってゐる人災ですからね、この病菌騒動は。為政者は相変はらず不衞生マスクをばら . . . 本文を読む
櫻木町驛の傍に開業した「CIAL桜木町ANNEX」の一階、「旧横濱歴史鉄道展示(旧横ギャラリー)」で保存されてゐる“110型蒸気機関車”に逢ふ。日本に鐵道が開通した明治五年(1872年)に、この地と東京(新橋)との間を實際に走ってゐた元“10号機関車”の實車であり、……あとの謂はれ因縁故事来歴はお仲間の記事に譲る。この110形蒸気機関車、かつては青梅鉄道公園に野外展示されてゐた。私も小學生時分に二 . . . 本文を読む
dmenuニュースよりhttp://topics.smt.docomo.ne.jp/article/hochi/nation/hochi-20200728-OHT1T50065?fm=dこの中途半端な記事そのものに感想はありません。ただ、表題の女政治屋の顔冩真の、その冩り具合が「二時間ドラマの“裏女王”」にそっくりなので、一瞬アレ？ っと……。この方は、私が大阪に住んでゐた時代に、大 . . . 本文を読む
dmenuニュースよりhttp://topics.smt.docomo.ne.jp/article/gifu/region/gifu-20200727050554?fm=d半年近く前には、「AKIRA」と云ふやはり三十年ほど前の連載漫画が2020年の茶番大運動會中止を予言してゐるとして話題になりましたが、同じ頃に中部地方の新聞で、やはり2020年の“予言”が掲載されてゐたことを、興 . . . 本文を読む
山口小夜子さん(昭和二十四年～平成十九年)の冩真集に出逢ひ、迷はず手に入れる。これは平成二十七年(2015年)に、東京都現代美術館で開催された山口小夜子さんの回顧展のカタログとして発行されたもので、この回顧展には私も出かけてゐる。昨秋には彼女の生誕地である横濱で上映されたドキュメンタリー映画「氷の花火山口小夜子」(平成二十七年)を観る機會にも恵まれ、モデルといふ枠を越えた「表現者」と . . . 本文を読む
未明に凄まじい雨音で目が覚める。真っ先に、いま土砂崩れが起るのではないか、と思ふ。昨日に長崎県諫早市で、さういふ災害の起きたことが頭にあったからだらう。やがて雨音は次第に弱まり、私は再び眠りにつく。今まで何事も起きなかった──それは今までがさうだったと云ふだけで、未来もさうであることを保証するものではない。未明の凄まじい雨音は、『みんな均等』の本當の恐ろしさを、私の耳許にまで忍び寄り、聴かせたのだ . . . 本文を読む
今日確認された感染者は260人、と云ふことになってゐる東京都では、何事もさへ無ければ、招致成功直後から大しくじり續きだった茶番大運動會がこの日華々しく……、否、白々しく開幕したハズだった。そして私は、その乱痴氣騒ぎを嫌って、東京圏から遠く離れた土地へ約一ヶ月間の“疎開”をしてゐたハズだった。競技大會としての理念──“平和の祭典”、だったか？──などとっくに形骸化し、“寄生虫”が甘い汁 . . . 本文を読む
dmenuニュースよりhttp://topics.smt.docomo.ne.jp/article/sankei/life/sankei-lif2007230015?fm=dかういふことは、もはや當人たちの自覺の問題なので、私はいまさら非難するつもりはない。ただ、鼠國内は「都内より安全」であるとしても、そこへ到着するまでと、帰るときのことはだうお考へなのかな、とは思ふ。来園者は樂しいひとときを、そ . . . 本文を読む
中学校の地理の授業で教材として使用した地図帳を、○○年を経た現在も愛用してゐる。あの頃、教室と云ふ籠のなかで地図帳を開いては、目の前に擴がる世界各地に、「行ってみたいな……」とひとり旅情に駆られてゐたものだった。とくに図版を眺めながらそこを空想旅行することは、授業中の秘かな樂しみでもあった。あれから○○年、旅行計画を立てる時にはまず目的地の位置確認にこの地図帳を手に取るのは、あの時の延長線に現在の . . . 本文を読む
