明日からに備えて衣替へをする。そこに一つの懸念は、お気に入りのよそ行き用ズボンが、昨夏には腹回りが少しキツくなってしまってゐたこと。私は太りやすい体質なので、特に腹回りには注意してきたつもりだったが、やはり油斷があったのだらう、ベルトなしでも大丈夫なくらゐに太ってしまってゐたのだ。苦しいズボンでお出かけなど、樂しくも何ともない。肥体は人をたちまち艶消しにする。特に夏場のそれなど、その公害級な臭氣も . . . 本文を読む
dmenuニュースよりhttp://topics.smt.docomo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20220530-567-OYT1T50144?fm=d『観光庁は３０日、外国人観光客の受け入れ再開に向けた実証事業で、タイから２７日に入国した参加者１人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。』─ . . . 本文を読む
深夜、障害が發生した夢を見て目が覺めたところで、本當に目が覺める──つまり、夢のなかでさらに夢を見てゐると云ふ、上方落語の「夢八」に出て来るやうな現象を経験す。これまで、夢枕に見たことが正夢になったり、暗示になったりしたことはない。しかし、夢と云ふやつは心に強く思ってゐることがあると、深夜に不可思議な物語となって現れる云々。いまは人災疫病禍三年なれど、そろそろ次なる「旅」の支度にか . . . 本文を読む
予報通りの夏日で、東京都心では31℃を記録云々。朝に夏服と夏用マスクを用意し、一日に備える。今夏からマスクは不要とのかつての話しはどこへやら、結局は去年購入した“熱感”マスクに、今年も世話になる。来月から觀光公害たる外夷の流入を二萬人まで認める云々、つまり二萬種類の疫病が持ち込まれるくらゐに思ってゐたはうが良いだらう。さうなるとやはり、手近な予防策としてマスクは必要不可欠となる。さてさて、暑い日は . . . 本文を読む
いまのブログを開設して、今日で5000日となる。つまり、開設して13年。もふそんな經つのか、とその道のりを思ふ。13年前は平成21年、2009年。私が“新しい生活”を始めた翌年。自分の求めるものはここには無い、と見極めてその組織と訣別し、さうして手に入れた「自由」であったが、その“代償”なる現實に戸惑ひ、そして「自分は本當は何がしたいのか？」と、その答へを探し續けた道のり。「隣の芝生 . . . 本文を読む
小田急線の東北澤驛～下北澤驛間の地上線跡を通って、世田谷區下北澤の町まで行く。線路跡には小洒落た雰囲氣(つくり)の店が面積の八割ほどを占めて縦列してゐるが、私のやうな人種には用も縁もなく、これ以上ヒトが増へたら歩きにくくなるであらう二割ばかり幅の残された道をただ下る。いまだ空き地のやうな佇まひのかつての驛界隈では、若モノ達狙ひの催しが行はれており、そのうちの古着市をチラリと覗ひてみた . . . 本文を読む
dmenuニュースよりhttp://topics.smt.docomo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20220527k0000m040024000c?fm=d勤労最前線に生きる人々の、實感の籠もった悲哀が深い同情と共感と可笑味(？)を誘ふ「サラリーマン川柳」こそ、現代の名歌と云ふものじゃよ。『サラリーマン川柳ベスト１&# . . . 本文を読む
今夏も酷暑だらうと予想されてゐるなか、町中ではハーフパンツで出歩く人をぼちぼち見かけるやうになる。 が、靴をはくなら靴下はやはり、ショートソックスのはうが見た目はよろしい。ソックスではダサい。気にしないのなら、もっとダサい。 . . . 本文を読む
今日は外出とか何もしないぞ、と決めて有言實行。食べてからゴロリと橫になり、途中回で前後の噺がさっぱりわからん支那の時代劇を眺めて、それでも押し入れの“収蔵資料”を引っ張り出して調査することだけは忘れぬ。夕方の散歩道は風が心地良し。さて明日は── . . . 本文を読む
dmenuニュースよりhttp://topics.smt.docomo.ne.jp/article/kyodo_nor/nation/kyodo_nor-2022052401000487?fm=d『山口県阿武町が誤って振り込んだ給付金4630万円の一部を使用したとして、電子計算機使用詐欺容疑で同町福田下、無職田口翔容疑者（24）が逮捕された事件を巡り、花田憲彦町長が24 . . . 本文を読む
dmenuニュースよりhttp://topics.smt.docomo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20220524-567-OYT1T50064?fm=d『カズワンは１９８５年２月に山口市の造船所で造られ、広島県の三原市と尾道市生口島いくちじまを約３０分で結ぶ定期高速船 . . . 本文を読む
通りすがりに見た自販機に、AQUARIUSのスパークリングが賣られてゐることに初めて気が付き、一本買ってみる。炭酸の辛さばかりが先にたち、AQUARIUS本来の味がまるで隠れてしまってゐる。そして、かつては好んで飲んでゐた炭酸飲料そのものが、私の口に合はなくなってゐることに気が付く。いよいよ私も、さういふお年頃になったらしい。ええこっちゃ。熱い日は水で充分やで。 . . . 本文を読む
今年はやけに日數の少ない、“五月晴れ”に恵まれた一日。晴天となってもジメリとした不快な湿り気があったり、昨日のやうなイヤらしい雨の降り方をしたり、今年の五月は梅雨前のカラリとした氣分になかなかさせてくれず、それが苛立ちを呼んだりする。季節の一里塚である花は、すでに梅雨の支度を始めてゐる。花は人の心を中和させる藥なり。道沿ひの花回廊にはウスベニアオイ。ハーブティーの原料にして、風邪藥の原料云々。そし . . . 本文を読む
ラジオ放送で、金春流の「巴」を聴く。平家都落ちの先駆けとなった木曽義仲をシテ(主役)に据ゑた能は、現行曲の中には見當たらない。木曽義仲が家来の覺明に“倶利伽羅落とし”の成功祈願をさせる「木曽」と云ふ曲には本人が登場するが、この場合はツレ(助演)である。今回放送の「巴」は「兼平」と並んで木曽義仲の最期が物語られる能だが、どちらも義仲本人は舞臺に登場せず、愛人又は忠臣、それぞれの視點より . . . 本文を読む
昼頃に外出先の都内で一時的な土砂降りに遭ふ。幸ひ折りたたみ傘を用意してゐたので難は逃れたが、外出前にこの天候であったら、たぶん今日は在城のまま過ごしてゐたはずだ。そして、面白い發見と買ひ物の縁を逃してゐたはずだ。午後には曇天となり、アスファルトも乾いたが、日没後に再び雨となる。千駄ヶ谷の鳩森神社で觀た薪能が先週で良かったと、つくづく思ふ。為政者代表、六月より夷人觀光客な . . . 本文を読む
