迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

散歩の匂ひ、散歩の色。

2020-07-30 17:42:00 | 浮世見聞記
散歩に出んと、愛用の手製マスクを着ける。



洗濯の匂ひが微かに残る。

それが今や、“お出かけ時の匂ひ”となってゐる。



お寺に立ち寄ると、香の匂ひ。



魂の安らぐ匂ひ。

心に力を得たくば、神佛のもとを訪ねるべし。



大輪の向日葵こそ、夏の色。



驛前で咲ひて写真に撮られることに慣れてゐるのか、ばっちりカメラ目線。



まうひとつの夏の花は、百日紅。



その白い花を、初めて見る。

同じく足を止めたご婦人方と言葉を交はしたも、花の縁なるや。



そして見かけた凄まじい外観のクルマ。



廃車なのかと思ひきや、よく見るとさういふ塗装を施したドッキリモノ。

特注なのだらうか?


かういふ感性、私には面白い。




中國地方は今日で梅雨明け云々。

東京圏も、やうやく先が見えてきた。



大相撲では、昨日かど番を脱したばかりの大関貴景勝が、膝の不調により今日から休場。



膝の調子の惡さうなのは素人目にも感じられたが、大関の地位を維持出来るまで、我慢して闘ひ續けてゐたわけだ。


まう一人、德勝龍を應援する樂しみがまだ残ってゐるものの、もとより蒙古人横綱の独り勝ちには全く興味無いので、夕方の樂しみが少し減ったのは残念。


まずは無事に千穐樂を迎へ、次の場所でまた会へますやう。




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