鳥のように電線に止まって充電する、超小型偵察機
http://news.goo.ne.jp/article/wiredvision/business/2008news1-15677.html
米空軍研究所によるこの新しい計画は、軍事技術愛好家たちの期待を裏切らない。超小型の偵察機を電線の上に止まらせ、そこから電力を補充させようというのだ。
鳥のような偵察機を不定形の物体に変化させ、電線に引っかかったポリ袋のように見せかけることは可能だ。これらの偵察機には、スライドして動く表面と、伸縮自在の翼が採用される[New Scientistの記事によると、カーボン素材でできており、翼は数秒で変形できるという]。
電線から、電力を補充する。
一見、バカバカしいほど単純だが、実は理に適っていると言えよう。
「電線なんかより、普通にコンセントから電気を補充すれば良いのでは?」
家庭向けの自律ロボットであれぱ、確かにそうである。
だが、ソケットの形は国によってかなり異なっているが、電線の仕組みは、どこの国でも同じだ。
忘れられがちだが、戦争においては、ロジスティックの成否が勝敗を決する重要なファクターとなりうる。
特に偵察が任務である場合には、敵国領土内でも、燃料を確保する必要がある。
これを実現するためには、全世界に、同一品質の燃料を補給できる拠点が必要となってくる。
一からこれを作り上げるには、莫大な費用が必要だし、第一、相手に気付かれずに、敵国内に同等の設備を建設するのは、不可能であろう。
やはり、既にあるインフラを、いかにうまく利用できるかが、戦略のカギを握っていると言えよう。
「チーフ!ちょっと、良いですか?」
「なぁに?」
「あちらの、お客様がこれを。。。」
「これは、本社で特別なお客様に発行している『マスターカード』よ。」
「ええ。このカードを提示されたお客様には、好きなものを好きなだけ、提供して良い。んでしたよね?」
「ええ、そうよ。何か問題でも?」
「その・・・、お客様は、あちらの方なんですが。。。」
「どちら?」
「一番左のカウンターです。」
「いらっしゃらないようね?」
「いえ、あの猫なんです。」
「猫?」
「ええ、あちらのお猫様が、このカードを提示されたんです。ほら、証明写真も、合ってますよね?」
「そうね。だったら、仕方ないわね。席までお運びしてあげて。」
「猫がマックフライポテトなんか、食べるんでしょうか?」
「さぁ?アメリカでは、そうなんじゃないの?」
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