夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

チングルマの群生

2023-07-09 18:22:27 | 美瑛町~夏

今日の日曜日、旭川地方は気温32度の真夏日となりました。先日から旭岳のチングルマの開花状況とお天気を交互にチェックしていて、やるなら今日だと、かねてから憧れていた旭岳中腹の裾合平を真っ白に染めるというチングルマの群生を見に行くトレッキングを決行しました。

私達夫婦の企画に急遽山の超ベテラン関口さんとひぐま大学でも一緒の山ガール岡田さんが同行してくれました。朝6時に家を出て旭岳ロープウェイ駅に着いたのは6時40分。この時間でもう駐車場はかなり埋まっていました。いかに旭岳が夏登山の人々を引き寄せているかが分かりました。7時発のロープウェイに乗って姿見駅に着くと、正面には北海道最高峰の旭岳が雲一つない姿を見せていました。

ここから頂上の2291mまでもいずれは登らなければならないと思いながら、今日の目的は正面の旭岳ではなく左に向かって約3キロ先の裾合平、そこから2キロ弱を登った中岳温泉まで歩き、その沿道に大きく広がるチングルマを初めとした夏の高山植物の群生を見ることでした。

標高差としては姿見駅の1600mから中岳温泉の1850mまで250mほどですから初心者コースと思っていたのですが、途中にアップダウンが頻繁にあり、歩きづらい岩場が多く、また雪渓がかなり残り雪解け水が登山道を流れていて、初心者向けと言うよりはもう一段レベルが高い印象でした。それを補って余りあるのが可憐な高山植物が至る所で見られることでした。今日目にした花々は下の写真のようなものでした。

チングルマ

エゾノツガザクラ

キバナシャクナゲ

エゾコザクラ

エゾノリュウキンカ

そしてそれらが旭岳をバックに群生している姿も写真で見て下さい。

中岳温泉は、川底から噴き出して来る硫黄と温水を石でせき止めているだけの荒々しい温泉です。旭岳の頂上から降りて来る登山客と裾合平から登って来る登山客が合流する地点で、晴天の日曜日と言うこともあってごった返していました。足湯に浸かってみると吹き出し口そばは湯音がかなり高く長く入っていることは出来ないほどで、川の水と上手く混ざり適温になる場所を探して長く浸かっているのがコツなようでした。

足湯は疲れた体を回復させるにはもってこいで、元気をもらって下山して来ました。帰り道も高山植物をずっと眺めながら、疲れはしましたが充実した一日を過ごした気分に浸って来ました。

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