北海道の豆まきはピーナッツ

一昨日は節分の日だったので数日前からスーパーや近くのコンビニで豆まきの豆を購入しようと探していました。もちろんそれは大豆を炒ったもので「福豆」といった商品名のものです。

ところが、それがどこにも売っていないのです。なぜ？こちらは豆まきをしないのかなと不思議に思っていましたが、美瑛っ子の穐田さんに聞くと、こちらではピーナッツで豆まきするのが一般的だと言われました。しかも殻付きの。道理で殻付きピーナッツが売り場に沢山並んでいました。

へぇ～と驚いていたところ、夕方の北海道NHKのニュースで気報予報士の方が北海道、東北は殻付きピーナッツが一般的ですが関東や関西は炒り大豆ですね、と言ってるではありませんか。地方によって豆まきの豆も違うのか？と妙に感動してしまいました。言われはまあ単純に雪が多い地方は殻付きのピーナッツが拾いやすいからということだそうです。部屋の中でも拾いやすいし衛生的とも言ってましたね。

それで年末に千葉に住む姪っ子から千葉特産の殻付きピーナッツを一袋いただいていたことを思い出し、節分の日は急遽この豆の出番となりました。

「おせち料理は大晦日に食べる」と言い、「豆まきは殻付きピーナッツ」と言い、北海道あるあるをまた一つ知りました。ずっと関東地方で生きて来たので、日本は縦に長い国で地方によって随分生活習慣が違うことを北海道民となって初めて知ることとなっています。面白いわぁ。