消防出初式

昨日、美瑛町の消防出初式があるというので出かけて見ました。出初式という言葉自体、15年前に日本を離れる以前から水戸市でも見たことがなかったもので、多分子供の頃日立市に住んでいた頃にはしご乗りの妙技を見たことがあったくらいと記憶してます。

何と日本的な式典かと10時に役場前で開かれる観閲式のため役場駐車場には車を停められないだろうと歩いて行きました。美瑛町の消防組織は、後で調べてみると美瑛町を含む周辺６つの町によって構成されている大雪消防組合の一部であり、その消防本部が美瑛町に置かれているのでした。人口1万人の町にしては大きな消防署だと思っていた事情が分かりました。

役場前に着いてみると、各町の消防団が勢ぞろいして、多分100人くらいはいたと思いますがそれは精悍でしたが、どうも式を見ているとトップ（消防組合長？）の挨拶もなく、ただ各町のトップとおぼしき人達が団員達を観閲するというだけでした。えっこれだけ？の感は否めませんでした。期待したはしご乗りなどはありません。北海道各地での出初式でも、どうやらはしご乗りが披露されたのは木遣り保存会が存在する札幌市だけだったようです。

我が町の出初式は上の式典だけで終了。見物者も家族など関係者だけだったようで、私達は貴重な町民だったようです。しかし、近所に消防本部があるということは安心感があるし、実は今月から我が家の直ぐそばに交番が新築されて警察官が常駐することになっています。昔あった美瑛町警察署が廃止され旭川東署に統合された代替機関のようで、これまた安心感があります。

過去の記録を見ると火事も犯罪も年に１，２件という町ではありますが、無いに越したことはないのでこれらの点では本当に安心して暮らせる町だということを認識しました。