昨年1月に全くの衝動買いで電子ピアノを買ってから1年が過ぎました。最初はSimply Pianoというアプリを使って面白がって練習していましたが、次第に独学の壁である一旦難しい場面に直面したらもうそこから一歩も抜け出せない局面に立たされSimply Pianoは辞め、それからは「大人のピアノ」という教則本を買って初心者向けアレンジの曲をボチボチ覚えているだけでした。
これまでに覚えた(一応最後まで弾くことが出来る)曲は、「愛燦燦」、「愛の賛歌」、「北の国から」、「アラウンド・ザ・ワールド」、「美しく青きドナウ」、「渚のアデリーヌ」です。もうこういうスタイルで良いかと思っていましたが、10月に小学校3年の孫ちゃんの演奏を聞いて、「やはりバイエルとかで基礎を学ぶべきかも」という気にさせられ、「大人のための独習バイエル下巻」という教則本を買いました。
バイエルさんが書いた教則曲集は1から43までの上巻と44から106までの下巻に分かれているのが一般的なのだそうで、ここでも「少しは初心者の域から出ているのでは」という見栄もあって下巻から始めようとしました。
今はこれをボチボチ始めていますが、単純に44番は見落としていて45、46と進み47に取り掛かったところです。45を始めた時には左手の小指と薬指が動かせなくて参りました。それでもこういう練習で指使いや右手と左手を同時に使うことに慣れ、また楽譜の読み方などの練習になることは分かったので、投げ出さずに練習を続けてみようと思っています。
バイエルは3年で全曲をマスターするのが標準なのだそうですので、私は2年目のピアノ練習の始まりにあたって今年(2年目)と来年(3年目)で最後の106番まで到達できるかを目標にすることにします。これだけでは飽きてしまうので、「大人のピアノ」も並行して進め、少しは気持ち良く弾ける曲のレパートリーを拡げられればと思っています。今年のピアノ練習の抱負です。