あと1ヶ月

明日から7月。　発表会まで1ヶ月ということで、日曜日もコーダの
部分だけ全体練習があったり、舞台での照明あわせがあったりします。

衣装は白いロマンティックチュチュにティアラと、ニットのドレスに
ターバンみたいな髪飾りだそうです。　ニットのドレスは身体の線が
もろにでてしまうそうなので、やはりこの腹はなんとかしたいです。

ここのところ先生はめちゃくちゃぴりぴりしてきて、はっきり言って怖いです。
さわらぬ神に祟りなし状態。　なるべく言われたことは頑張ってる様子を
アピールしつつ、目立たないようににする努力。　
私はおばさんなのでそういうこともちょっと面白がっているところもある
のですが、子供は気の毒です。　更衣室で小学生か中学生くらいの女の子が
大粒の涙を流しているのをみると、もっとのびのびできたらいいのにと
老婆心ながら心配してしまうのです。
そんな子たちの努力はきっと報われてほしいと祈るばかりです。


発表会はさておき・・・・、レッスン中に私だけできないことの数々を。
①アラベスク～シャッセ～ジュッテアントラッセ・・シャッセのときの顔の
　　向きからしておかしい。　ジュッテアントラッセの手の通り道、
　　脚の通り道がおかしい。全体的におかしい。
②トンベ～パドブレ～グリッサード～グランジュッテ～コントゥルタン・・
　　コントゥルタンができないので引き返せない。　私だけ一方向のみ。
③アラベスク～タンルベ・・トウシューズのとき片足でアテールからポアント
　　できない。

これだけじゃないですが、センターで順番にするのでできないのが
目立って恥ずかしいのです。ジャンプ系は体重移動を間違った時点で
アウト。　リカバルことはできません。　繰り返して練習できないのが
辛いところです。　こつこつやれば出来る子なのに！（逆切れ）

関西人っておもしろい

ひとくくりにするわけではないですが、関西の人って面白い！

昔地下鉄に乗ってたら咳がとまらなくなって、周りに迷惑だわ・・・
と思っていたら、隣に座っていたおばさんが飴をくださって、
世間話が始まってしまったことがありました。　見ず知らずの私に
飴をくれて気遣ってくれるなんて、関東ではあまりない経験です。

一昨日はバス停でバスを待っていたら、おじいさんに話しかけられ
ましたよ。　私はパフスリーブのTシャツにガーゼのマフラーをして
いただけなのに、”えらいめかしこんで、どこいかはるん？”と聞いて
きました。　伊丹空港行きのバスでしたので、そんな風に聞いてきた
のかもしれません。　私は”行くのでなくて、帰るんです”などと答えて
いましたが、おじいさんは自分が今まで飛行機は3回しか乗って
おらず、そのうち1回は甥の結婚式だったことやら、こまごまと話を
始めました。　バスがくるまで10分くらい話しっぱなし。　おじいさんの
バスのほうが先に来たので、おじいさんは私の旅の安全を祈って
くれてバスに乗り込んで行きました。

関西の人って、話好きの人が多いような気がします。どっぷり漬かって
しまえばとても楽しいけれど、あまり深く人とかかわりたくない人や
ほっといて欲しい人にはうるさく感じるかもしれません。

私はどっちかな?　

姫路へ

明日から夫のいる尼崎へ、3泊4日で遊びに行きます。
日曜日は去年までお世話になったバレエスクールの発表会を
観に行きます。　超楽しみやわ～。　

そのバレエ教室では1年おきに発表会と勉強会を催すのですが
去年私が参加したのは勉強会の方でして、発表会と違うのは少し規模が
小さくて幕物がないことです。　今年の幕物はくるみ割り人形だそうです。

去年は自分が参加したので他の出し物はほとんど観る事ができなくて
残念な気がしましたよ。　あさってはのんびりと楽しめます。　

”くるみ”も楽しみなんですが、もうひとつ興味深い出し物があります。
なんと今年私たちが踊るコッペリア3幕の”祈り”を踊る方がいるそう
なのです。　2分もない短い曲なのに、私たちはもう2ヶ月以上練習して
います。　なのに毎回だめだしの嵐。　

姫路の先生がどんな振り付けをしてらっしゃるかとか、どんな風に
踊るかとか興味が尽きません。

関係ありませんが予想外のことがあって、夫は月曜日は東京に出社する
ので月曜火曜と完全にすれ違ってしまうことが判明しました。　私がのる
飛行機は安いチケットなので変更できません。　あら～～。

というわけで月曜日は大阪、神戸のあたりをふらふらしようかと思っています。　

さくらんぼ

山形の親戚から届いたさくらんぼ。　時季ですものね。

梅雨時だというのに、過ごしやすい日が続いています。　
朝晩涼しくて、眠れる、眠れる。　

夕食後夫と一緒にさくらんぼを食べていた時に、ふと昔（20年以上前）
仙台で待ち合わせて作並温泉に泊まり山寺に行ったときのことを
思い出して思い出話をしようとおもったら、記憶していることがまったく
違うということに気づきました。　山寺の駅でホームにさくらんぼの種を
飛ばしながら食べたことを私は鮮明に憶えているのに、夫はぜんぜん。
いつものことなんですけどね。

しかし、これだともっと歳をとったときに茶飲み話もできないということ
になってしまいますよ。　これだけ長い結婚生活がまったく意味なし。

私たちはよく冗談で、”思い出が多すぎて別れられないね”などと言って
いるのですが、その思い出も一致することがないなら別れても平気です。
なーんだ。　

去年高校の同窓会で会った人と話した時も、私が自分で記憶している
自分と、人が私のことをどう記憶しているかということにめちゃくちゃ
ギャップがあって驚いたものですが、もしかしたら私の記憶のほうが
おかしいのか？と思ってしまうひとコマです。　私、物語をつくっちゃって
るんでしょうか。

私は引っ込み思案で、口数も少なく目立たない子だった記憶がある
のですが、”授業中に数学の先生にくってかかってたよ”などと言われ
まったくそんなこと憶えてなくて不思議でした。　私って一体・・・・。

だから、もしかしたらこのさくらんぼの思い出も自分で作りあげた記憶
なのかと疑ってみたりして。　
自分に自信がなくなったひと時でした。（もともと自信はなかったけど）

デリエールがだめ

バレエの先生は熱心な方で毎回あきらめずにあちこちおかしな
ところを直してくださいます。　

どこもかしこもおかしなことになってるようですが、特にデリエールが
全般にだめ。　デリエールというのは後ろの方向のことですが、
例えばアラベスクをすると、後ろに上げた足につられて身体全体が
ひらいてしまうのです。　先生は”足を高くあげなくていいからおへその
向きは変えないで”といいます。　わかってるんですが、できません。

発表会の振り付けでもアラベスクをするところが2回でてくるので、
何回も何回も注意されていますよ。　情けない・・・・・。

発表会の振り付けはあきらめずに練習していますけど、先生曰く、
”自分でみたらショック受けるわよ”ということで、”ビデオ撮るから
見てみたら？”というほどひどいみたいです。
いろいろ細かいところを注意されますが、”のりさんは自分の世界に
はいっちゃってるから、もっと周りと調和するように”と言われます。
でもね、余裕ないんです。　いっぱい、いっぱい。

あと1ヵ月半になってしまいましたが、少しでもいいものにしたいと
思いますよ。ほんとに。

夏野菜

夫の畑は今胡瓜と茄子の収穫時で、毎日とりに行かないと大きく
なりすぎで美味しくなくなります。　忙しい、忙しい。
　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

さすがに指導者がいるおかげで、トマトなども芽摘みしたりして無駄に
栄養を分散させないようにしているようです。　

今日は収穫してきたジャガイモで肉じゃがを作りました。　胡瓜などは
浅漬けなどでどんどん消費できます。　茄子もいろいろな料理に使うので
割と消費します。　こうしてみると夏野菜の収穫は適量ならばありがたい
です。　夫よありがとう。

反り腰

自分では意識していなかったし、今まで言われたことはなかった
のですが、今のバレエの先生は”だんだん反り腰が治ってきたわね”
と言ってくださいます。　私って反り腰だったんですね。

反り腰というのは、骨盤が前傾しているために背骨も前湾がきつくなる
ので、下っ腹はでちゃうしお尻も左右に広がっちゃうしという状態の
ようです。　

腰痛というほどではありませんが、ずっと椅子に腰掛けていると鈍く
痛いような、だるいような感じがしてきます。　反り腰のせいなのでしょうか。
立っているときはまったく忘れているので、座っているとき限定です。

人間の骨格は横から見ると頚椎や腰椎が自然なS字カーブを描いて
いますが、バレエのレッスンではそのカーブをなくして直線になるように
訓練していきます。　マリオネットのように自分が上から吊り下げられて
いるようにイメージすることで骨と骨の間を広くしていく練習をします。
バレエのレッスンをするうちに身長が伸びる人もいるくらいですから。

体重は減少傾向にあるようですが、なかなか下っ腹はひっこまなくて
これは年齢のせいかもとあきらめが半分なのですが、反り腰を直せば
腹はへっこむのでしょうか？？？　

いつかは腹に埋もれてしまった腰骨に再会できる日はくるのでしょうか・・。

犬

うちの犬はいつもがっついているので、食欲がないことなどめったに
ありません。　
土曜日の朝、ドッグフードを食べないのでささみジャーキーを混ぜて
あげても、まったく口をつけませんでした。　これは、大変。

過去に何度か食欲がなくなった時は必ず心か身体のどちらかに事件が
あった時なのです。　ストレスに弱い性格。
暑かったり寒かったりと天候が不順なので、犬も順応できないのかしらと
思ってみたり、散歩が不十分で代謝が鈍ってるのかと思ってみたり。

雨降りでしたが、トイレの為に家の外に出してから（うちの犬は外でしかしない）
身体を拭いてあげていたら、お尻に近い背中を触ったときに”きゅーーん”と
一声なきました。　あら、私いじめてませんけど。　びっくりした夫が階下に
降りてきましたよ。　私がなんだかんだ言ったって、平気で寝てるくせに。

折しも、知り合いの犬が膵炎で入院した話を聞いていたものですから
（やはり背中をさわったら、”きゅーん”と叫んだ）、うちのも膵炎かもしれない
と思い込みました。　

動物病院が始まる時間を待って、犬を連れて行きましたよ。
先生は、”これは内臓が悪い痛がり方ではなく、ヘルニアとか関節炎かも
しれない”とおっしゃって、レントゲン2枚とりました。　犬の場合全身麻酔
して撮るそうなのですが、夫は犬が可愛そうだといって、自分はX線の
防護服を着て麻酔せずに一緒に撮りました。　

結局のところ、骨や関節には異常はなく、打ち身などの外傷性のものか
蜂にさされたとかじゃないかという結論に落ち着きました。
とりあえず、痛み止めと抗生物質の処方です。
犬の病院はお財布にやさしくないですが、痛がらなくなったし食欲も
普通になって、やれやれです。

帰ってからバレエのレッスンに行こうと思っていたのに、帰りの車の中で
犬が吐いてしまって掃除しなければならなくなりました。　あーあ。
大人になって酔わなくなったんですが、注射うたれて気分が悪かったん
でしょうか。　犬に文句いってもしかたないし。　夫と二人黙々と掃除
しましたよ。　はぁぁぁ。