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こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第8章・・月あかりの散歩道・・・私とルナと一緒に月に想いを馳せて散歩しませんか~♪

「満天の星空」から4年・・・・

2015-03-11 13:07:36 | 東日本大震災

アメリカン・ブルーです。


昨夜からの暴風雪で再び冬景色となった秋田市です。
風のいたずらで出来上がった雪と氷のミラクルアート。
昨年、蔵王山頂で見たそれを思い出します。








3月11日は日本中の人の心に刻まれた忘れられない、忘れてはいけない日となって、
それがあの日を含めれば、5度目のその日がやってきました。
昨年は、山形県東根市で、今年は秋田県秋田市で、メモリアルな時間を振り返ります。


先週は早めの春が訪れたかと思うような暖かな3月の出だしで、
秋田市でも長く閉ざされていた青い空が広がり、
夜遅い時間に夫を迎えに駐車場へ向かう私に、2011年3月11日のあの「満天の星空」を思い出させるような・・・・
澄み切った、ひときわ輝く星たちが想いをそこへと誘うのです。



  


つい先日、ニュースZEROで嵐の櫻井翔さんが訪れた巨大スペース。
福島県内の除染で出たものが黒い袋に入ったまま、
今もつみあがって行き場が無く、そのスペースを縮小するために粉砕する工程を初めてみました。
驚きでした。
まだまだ、私達が知っているつもりで見えない世界が存在していること・・・・




 



2月末のこと・・・・
ルナと散歩中に2匹のパピヨンを連れた方と出会いました。
私を地元の方と思ったのでしょうね。
「もう、雪はこれで終わりでしょうか?」
そう尋ねるので、
「ごめんなさい、私も秋田へきて初めての冬・・・でも、東北人としていえば、まだまだですよ。」
そんな話をしながら聞いてみると静岡から10月に転勤で来られたとか・・・・
私も家が仙台だと話すと、
「震災は大丈夫だったのですか?」
家は半壊のまま、手を付けることなく転勤生活のことと、
東北へ転勤できたのなら、仙台まで高速で3時間余り・・・雪が消えたら、是非被災地へ行ってその目で見てきてはどうですか?
どんなに映像で見ても、それは全く違う世界ですから。。。
そう話しましたが、「怖すぎてゆけない・・・・」そう言っておられました。


 



震災の一週間前に夫は単身赴任で福島へ転勤、
半年間の福島生活の中の20日間をルナと共に隠れるように小さなアパートで過ごしました。
この4年間で、福島・仙台・東根・秋田・・・・・
想えば、ずいぶん目まぐるしい時間だったかもしれません。


現在、夫の体調がやや厳しい状況になってきました。
とことん頑張る夫と頑張らない妻の二人三脚。
秋田の猛吹雪に涙した理由が震災の恐怖とはまた違った形でやってきました。
でも、やっぱり大事なのは「命」です。
それに代わるものなど何もありません。

日々、おかしな国のおかしな現状や、
若い命の殺傷、意味不明の殺戮・・・・
悲しいニュースが続き心が泣きました。









今日は、震災で亡くなられた方々のご冥福を祈り・・・・
未だ苦難の生活の中の方々に希望があることを願って・・・・


「命」の大切さを考えたいと思います。


コメント (12)
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