アメリカン・ブルーです。
今日は、雨だという予報が朝から崩れて、断続的に細かな雪が海側より流れて来る。
ルナもベランダから雪景色をウォッチング。
ふと、その視線からはどんな風に見えているのだろうかと、
カメラを低くして、その様子をとらえてみると・・・・

グレースケールのような世界だった。


まだ寒中には程遠いので、朝に積もっていた雪は、夕暮れには消える・・・
そんな降ったりやんだりを繰り返しながら、冬景色も深い白の美しさを増すのだろうと、
それが輝くとき、その色は「銀」と化して、詠われてゆくこととなる。
夫が出張でいなかった4日間は、天候が荒れていたことも手伝って、
私は家からほとんど出ないまま・・・
(マンション1階のポストへ新聞と郵便物のみ取りに下りただけ。)
ある意味、この大画面の自然の迫力が飽きることなく時間を流してくれたのかもしれない。

昨夜、私の元へ薄紫色のドレスをまとった「カシスマロン」が突然現れた。
予期せぬ訪問者に、雪も嵐も消え去った(笑)
8時過ぎに、夫がラインにイルミネーションの画像を送ってきた。
まだ仙台に居たのか?そう思って、「仙台?」と聞くと、電話が鳴って、
「もう秋田へ着いたけれど、会社へ寄りたい。その前に、テラスLのケーキを置いてから行くよ。」
私は、1階まで、ストールを巻いて、小走りに下りて行った。
8時を過ぎるとものを食べない私のために、自宅経由で会社へ行くという夫には本当に頭が下がる。
彼が危惧しているのは、自分の体もさることながら、
私から笑顔が消えることにあるのだろう。

テラスLは、仙台駅前、以前、仙台ホテルがあった跡地「エデン」の一角にあり、
仙台勤務の折に、よく帰りに買ってくれた私の大好きなケーキがおいている。
このマンダリンは、そのお店の看板商品で、高い評価を受けたひとつ。

こちらは、季節を感じるショコラオランジュ。
チョコレートとオレンジのコラボは、必ず食べたいクリスマスへの序曲のようなもの。
外見だけではなく、中身もオシャレなオレンジのクレームブリュレ。
「ママさん、良かったね、よかったね、ヨカッタネ~(≧▽≦)」
だから、ほんのひとかけらでも頂戴って、わが娘のはしゃぎようも半端ではない。

こちらは、新感覚の和洋調和された「月よみ」

簡単にはフォークでは切れない薄くて伸びる弾力のある皮のなかに、
とろ~りクリームが流れそうなくらいつまっていて、
大きさは仙台銘菓「萩の月」ぐらいであるけれど、
味わいは全く違う新感覚のスィーツ。
友人のブログで抹茶味のものを一度見ていたけれど、ようやく、この感覚に出会えた。
これは、相当美味しかった◎
仙台から本当に長かった~という新幹線に乗って、ようこそお越しくださいましたと、
諸手を挙げての大歓迎(笑)
それにしても、美しい。
私がケーキに魅了されるのには、もちろん菓子の美味しさではあるのだけれど、
季節のドレスで着飾った貴婦人をそこに見るから。

クリスマスケーキはすでに今年も辻口氏のものを注文済み。
部屋には、去年友人たちから東根に送ってもらったクリスマスグッズを並べ、
心をクリスマスカラーに染織する。
インフルエンザの予防注射へと5日ぶりに外出。
検温で37.2? 大丈夫なのか・・・・
美しきもの、すべてをお腹に納めたのだから大丈夫だと思うけど~


