思春期の想い

　中学二年生ともなれば、生意気でありつつ、口数は減る…
あ、これは今のミドリの場合ですが。

　ペラペラペラペラ良く喋るっていうパターンの子もいると思うので、生意気以外は様々かと。

　普段ゆっくりと話す時間もないし、文化祭後のお休みの今日、ランチに連れ出し（予防接種のついで）ました。

　ゆっくり食べながらだと話すものです。
　家よりはね。ハナがいれば問題外ですから。

　ボソボソと話し出してみると、色々な事を考えています。

　「あれ以来（3.11の原発事故を指す）、日本の魅力なんて終わっちゃったでしょ。だから、海外に住もうよ。日本だめじゃん。」

　「大学行きたくない。」

　なんで？

　「レポート書くのがめんどくさい。」

　………。

　　やりたいことあるの？と聞けば、ない、と答える。

　今の学校では、本当に詰め込みだし宿題多いし、レポートが嫌いというのも、成績で分けられるのが気に入らないって事らしいのです。

　高校生にでもなれば、色々成長するであろうけれど、
まだまだ先も見えず不満も一杯あって、まあいいのではないでしょうか。

　私も実は中学三年の三者面談の時、「進学しないで小田さんの事務所で働きたいです。」って言ったんですもの。あははは。

　先生に言われた事を言われたとおりやっているだけでは、これからの人生上手く行くはずも無く。
　だからしっかり自分なりの意見（不満）をもちつつ、間違っている事には気付いて、相手の気持も察知できる人になりたまえ…

と偉そうな事を言うのはやめて、

　「好きな事を見つけるのは、これからだな～。」

と言っておきました。

　ミドリのこの前の三者面談でも担任には言われましたが、文句を言いつつではあっても、一生懸命やっている娘なので。とりあえず。
　内に一人で不満をためているよりはいいでしょ～ということで。

　口は達者でも、まだまだ親から見たら…幼いのに、
もうすっかり自分は成長していると思っているのですよね。
　私も立派な親ではない分、少しでも好きな事を見つけられるように見守って参りましょうか。

　日本は、まだ、終わっちゃいないはず、なんだけどな。

　
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　今も尚、原発でお仕事をされている方々に、感謝の光を届けましょう！