先日の持病の定期健診で、ちょうど思い出したことを聞いてみました。
「私花粉症なんですが、ほとんど症状が出ないんです。
花粉症発症した当初はとてもひどくて、
いけないんだけど目や鼻の粘膜をかいて傷つけたり。
鼻は完全に詰まり口呼吸。
熱が出て具合が悪くて寝込んで、風邪の症状のようでした。」
主治医は、言いました。
「ステロイド飲んでる患者さんで
花粉症がひどくて花粉症の薬下さいという人たくさんいますよ。」
じぇえっ!(「あまちゃん」見てる人はご存知ですね)
「確かにステロイドは花粉症に効くけれど、
あなたの場合治ったんじゃないの?」
じぇじぇじぇーーー!!!
むかしむかし・・・
花粉症発病後、SLEを発病し、ステロイドを飲むようになって
ふと気づいたんです、花粉症が軽くなっている!
その頃の主治医は(今とは違う病院)、
「ステロイドは花粉症の特効薬だから、症状が緩和されるんですよ。」
副作用が怖い薬。でも良いこともあるんだなあと思いました。
それから毎年この時期、ほとんど症状がでません。
でも自分は花粉症、ステロイドのおかげと思い続けていました。
私が花粉症に心底苦しめられたのはほんの数年です。
でもず~っと花粉症と信じ込んできたのです!
自分なりに思うのは、
SLEという病気を発症したことで、
複合汚染が原因の一つと思いました。
なので化学物質をなるたけ避ける生活をしてきました。
これは私のことで、ほかの人に当てはまるわけではないでしょう。
身の回りに気を付けても、私はステロイドを毎日確実に飲んでいるので、
薬と毒の背中合わせを服用しているというリスクがあるわけですから。
花粉の時期、まだ終わらないようですが、
花粉症で苦しんでいる方、なんとか乗り越えてくださいね!!!
いつか治っている!と思う日が来るかもしれませんv
(ネット検索すると、
Yahoo知恵袋や教えてgooなどに結構いらっしゃるようです。
物売りサイトに気を付けて。)
ステロイドと花粉症
「ステロイドとは、本来人体の副腎皮質で分泌されているホルモンを
人工的に作り出した薬剤で(正確にはステロイド剤)、
ヒスタミンによって引き起こされた鼻の粘膜の炎症、
目の結膜の炎症を鎮めます。
また免疫系など組織の 反応性を低下させる作用を示し、
アレルギー反応も抑える働きをします。
効果は非常に強力で、花粉症だけでなく
多くの疾患での最後の切り札的な存在です。
主に点眼、点鼻薬として使われていますが
、症状の重い場合は内服薬のセレスタミン(抗ヒスタミン薬との配合剤)
なども広く使われています。
純粋なステロイド剤であるプレドニンも使われることがありますが。
ただし、セレスタミンに含まれるベタメタゾンは長期作用型、
プレドニンは中期作用型のため、プレドニンの方が
ピンポイント的に使いやすいともいえます。
効果は非常に強力で、抗ヒスタミン薬に比べても
明らかに症状の改善がみられます。
抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬でほとんど症状の改善が
みられなかった重症の方でも効果が期待できます。
自分が花粉症であることを忘れてしまうことすらあります。
ただし、抗ヒスタミン薬ほどの即効性はなく、
効果が現れるまで1~2日を要します。
(セレスタミンは抗ヒスタミン成分が配合されているので即効性あり)
強力な効果を持つ反面、ステロイド剤には強い副作用があります。
本来体が持っているホルモンを人工的に与えることになり、
体の様々な機能のバランスに影響を与え、感染症、胃潰瘍、
骨粗鬆症、抑鬱、その他様々な副作用が生じ、
長期大量投与後に急に中断したりすると副腎の萎縮による
リバウンドの危険もあります。
花粉症で使用する程度の量であればあまり心配しすぎることは
ありませんが、あまり長期に渡っての使用は控えた方が良いです。
いずれにせよ、花粉症 副作用のリスクを避けるためには
なるべく短期間でピンポイント的に使用し、
漫然と使用しないことが必要です。」
花粉症の薬HPより