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ログビルダー日記

徳島のログハウス情報

大黒柱

2016年03月08日 | ANA-LOG ログハウス

次の物件の大黒柱を、一人ログサイトで加工。

いい天気、いい風、この時期のログワークはやっぱり最高。

 

次の物件、H邸はANA-LOG初のプレカット(工場刻み)の在来工法。

ログビルダーが在来工法で家を作ったら・・・って事をやってみます。

普通のプレカットでは面白くないので、ここは大黒柱に徳島県産の極太杉を使用します。

他にもあれやこれやとアイデア満載の家になりそうです。

現在進行中のK邸と並行作業となる為、H邸には以前から親交のある大工さんに助っ人に入ってもらいます。

ここでもいろんなことが学べそうです。

来週末に建て込み予定。

場所は国府町です。こちらも随時見学歓迎です。

ちなみに、この大黒柱、今週末にお施主さんが磨きに来てくれる予定です。


屋根断熱材。

2016年03月06日 | ANA-LOG ログハウス

屋根の断熱材が入りました。

ANA–LOG標準仕様のウールの断熱材です。

内装仕上げ材もほぼ無垢の木材で仕上げるので、断熱材もそれに相性の良いものを使う必要があります。

天然素材同士の相性はバッチリ。

相乗効果で家の断熱蓄熱性能もグンっとアップします。

見えなくなるところですが、非常に大事なところです。

 

 


透湿防水シート。

2016年03月02日 | ANA-LOG ログハウス

外壁材を貼る前に、透湿防水シートを貼ります。

湿気は通すが水は通さないという優れもの。

このシートと外壁材の間に通気層を作って、外壁換気をします。

外壁が受けた外気の熱からの影響を、これでかなり軽減します。

その透湿防水シート、ANA–LOGでは遮熱エアッテクスというシートを使います。

透湿防水はもちろん、その上にアルミ層を付加し断熱効率を上げる効果も期待できます。

シートのみの時は近未来的…。

 

 


間柱。

2016年02月22日 | ANA-LOG ログハウス

間柱が入りました。

間柱は壁の骨組みになりサッシの枠となる柱です。

この段階で、サッシの付く位置が決まります。

図面ではもちろん付く位置は決定してますが、実際に壁が立ち上がると、窓から見える景色や隣の窓との距離感等々設計時の予想と若干異なることがあります。

設計施工を同じ人間がしてると、このあたりの軽微な変更がスムーズに出来ます。

ベストなものをチョイスするには、小回りの利く方が有利なのかも知れません。


塗料の話。

2016年02月20日 | ANA-LOG ログハウス

木が外部に露出するログハウスは、木部の塗装が大事です。

どのログハウスメーカーさんも、どの塗料を使うか頭を悩ませていることでしょう。

ANA-LOGも、いろいろ試行錯誤をした結果、たどり着いたのはプラネットという塗料でした。

成分は、亜麻仁油、テレビン油、桐油等々自然から抽出される成分のみ、ドイツの片田舎で家内工業のような工場で作られています(ドイル名クライデツァイト 白亜紀と言う意味)。

使用する素材も然ることながら、製造元のクライデツァイト社のエコロジカルな姿勢が素晴らしい。詳しくはHPで。

そのままでは刷毛で塗ると伸びが悪いので、少し希釈するのですが、希釈するうすめ液もオレンジの皮から抽出したオレンジオイル。

塗布した後は、周りはオレンジの爽やかな香りに包まれます。

このプラネット。耐候性や防腐、防虫性はかなり高く、文化財や木造の城等の塗装でも使われています。

成分に有機溶剤等が含まれてないので、子供のおもちゃに塗っても安全です。

オーガニックな家作りをを目指すANA-LOGにはぴったりの自然塗料。

人の肌に触れるところを塗るだけに、やっぱりこだわりたい所です。


屋根下地が完了。

2016年02月18日 | ANA-LOG ログハウス

屋根の下地が完了しました。

ANA–LOGの屋根は二重構造。

メインの垂木の上に透湿防水シートを貼ります。その上に4cm角程の小垂木を打って通気層を作ります。野地板と透湿防水シートの間が通気層になるので、屋根換気の際に外部の湿気が断熱材に干渉しません。もちろん、十分な換気量のおかげで屋根の熱も室内に伝わり辛く、断熱材の性能も低下しにくくなります。

手間のかかる仕事ですが、いい結果が出ている仕様だけに手が抜けません。

これで多少の雨でも仕事が出来ます。

 

 


破風板。

2016年02月16日 | ANA-LOG ログハウス

屋根工事続き。

破風板を付けました。破風板とは妻壁の垂木(屋根の骨組)に取り付ける雨水を防ぐための板で化粧板でもあります。

ANA–LOGの破風板は耐水性の高い米杉の赤身を二重で付けます。厚さは約80mm。

読んで字のごとく、常に風雨にさらされるところ。

なかなか交換が出来ない所だけに、惜しまず贅沢に。

何よりこの家の顔になる所だから。

 

 

米杉、別名レッドシーダー。独特の香りがあり耐水、防虫に優れる。カナダ産。