2階の床は、2種類。
30㎜の杉板で天井、床を兼用する場合と、12㎜の天井材を敷いてその上に60㎜の根太、その上に12㎜のコンパネと15㎜の杉板を貼る2パターン。
その使い分けは、2階が居室になる場合は後者を採用する場合が多い。
根太を入れた場合、その間に断熱材をしっかり入れる。
それによって、底冷えを防ぐこともできるし1階への音を遮断することができるから。
(2階の子供の様子がわかるようにと、30㎜の杉板一発貼りにする場合もある)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/3d/afaab1c8bfbe5e901e2a09b2b80efc2d.jpg)
60㎜角の極太根太で、どんなに暴れても全然平気。
木曜日は、久しぶりの平日休み。
早起きして、6時過ぎに南のリーフポイントへ。
いいサイズの形のいい波で2時間ほど波乗り。
疲れたので、一度上がって別のポイントへ。
いつものポイントへ着くと、朝のポイントよりもざわついた波。
それでも、胸くらいのサイズで結構楽しめる。
さすがに、肩が上がらなくなってあがって時計を見ると、12時。
さわやかな秋晴れ。
秋風を車中に入れながら、ジャックジョンソンなどを聞きながら帰宅。
ポリポリっと図面などを書いて、夕方に子供たちを水泳教室に連れて行って見学。
食事をすると、次第に頭がコックリ・・・と揺れだす。
熱めの風呂に使って一日を終える。
今のところ、僕が思いつく理想の平日休日・・・。
K邸。
煙突にカルチャードブリック(煉瓦のタイル)が張られました。
さすが澤さん、早い、きれい。
カントリーな煙突・・・。
明日は休み。
波はあるだろうか・・・?
建築中のK邸。
屋根工事が完了し、今は外壁工事と内装床工事。
順調です。
ログハウスのメンテナンスの重要事項が、再塗装工事。
ANA-LOGでは、大体3年に一度の再塗装をおすすめしている。
でも、新築の場合は1年目に最初の再塗装をした方がいい。
丸太には水分が含まれているので、その水分が丸太から出てゆくときに塗装もはがれやすい。
1年目は特に塗装がはがれやすいので、1年目の塗装は結構大切。
耐久性を延ばすためには、どんな塗料を使うかもかなり重要なポイントになる。
長年試行錯誤した結果、今はドイツ製のプラネットを使用している。
このプラネット、未だにドイツの小さな家内工業のような工場で生産されている。
原材料は、亜麻仁油や桐油等々昔から日本でも使われている木材保護材。
石油加工物を一切使ってないので、子供おもちゃに塗っても安心という本当の自然素材。
もちろん安全性だけではなく、愛媛県の大洲城にも使用されている程、性能も抜群にいい。
いいことずくめのプラネット。でも欠点も・・・。
一つは金額が高い。
普通の有機溶剤を使った塗料に比べ、倍以上もする。
もう一つは施工性の問題。
きれいに塗るには、少し慣れとテクニックが必要になる。
きれいに塗れるようになると、塗料の量も少なく済むので、慣れれば欠点も解消される。
お施主様が塗れるところは、セルフビルドをしてもらえると、費用も安くつくし当然家の為にもいい。
そこで、できる限り建築中にお施主様に参加してもらって塗装の練習をしてもらうようにしている。
上手く塗れるようになると、ドンドン綺麗になってゆく丸太を見ていると気持ちがいい。
お引き渡しまでに、お施主様に塗装の技術を上げてもらう。
これも、ANA-LOGの仕事の一環。
数多くあったログハウスの雑誌。
今は、「夢の丸太小屋で暮らす」だけになってしまった。
この「夢丸」、刊行されて四半世紀以上の由緒ある雑誌。
今でも、ログハウス業界をしっかり牽引している。
さて、今月1日に発刊された11月号。
この特集記事の巻頭に、我がANA-LOGの自信作、M邸が6ページにわたって掲載されている。
プロのカメラマンに撮ってもらって、こうやって記事が付くと、我ながら「う~ん、いい家だ」とうなずいてしまう。
普通の書店で販売されているので、是非、一読あれ。
さらに、さらに。
「夢丸」主催で行われる、年に一度のログハウスのコンペ、「日本ログハウス オブ ザ イヤー」。
なんと今年は、ANA-LOGのK邸がコンフォータブルホーム賞に選ばれた!!!
出展作品がどんどん高額化してゆく中、ANA-LOGが作った平均規模の家が選ばれたことは、非常にうれしい。
ログビルダー冥利に尽きるというもんです。
12月8日の授賞式には、ANA-LOGスタッフ全員で東京に行ってきます!