ログビルダー日記

徳島のログハウス情報

訃報。

2008年04月21日 | Weblog
ANA-LOGのマスコット犬バイスが亡くなった。

昨日の朝方、息を引き取った。



徳島にトシさんに連れられてやって来てもう3年。

ANA-LOGの建築現場には、必ずバイスの姿があった。

いつも、いてもいなくてもわからないくらい、穏やかな子だったけど、

いざ、いなくなってしまうと、いないことを口にすれば涙が出てしまいそうになるくらい寂しい。


ログハウス雑誌「夢の丸太小屋で暮らす」にも何度も登場した。

「夢丸」の編集部の方も、ANA-LOG集合写真を撮るときは、必ずバイスを呼んでくれた。

彼女も列記としたANA-LOGのメンバーだった。



夕べは満月だったんだろうか。橙色の月が明々と夜空に浮いていた。

まるで、バイスを迎えに来たようだった。



バイスの冥福を心から願う。





風景。

2008年04月19日 | ANA-LOG ログハウス


N邸の2階から見える風景。

中林町の田園が一望できる。

朝方と夕方の太陽が水田に映る感じがすごくいい。


窓から見える風景だけは、なかなかお金を積んでも買えないもの。

だから家を設計する時は、その土地から見えるいい景色を、いい構図でとれるように開口を配置してみる。

だから、2階からの景色なんかは設計段階では決してわからないから、建てている最中に建具の位置を変更する事が良くある。

これも、設計士が棟梁をやっている強み。

お施主さんにとってみれば、家は一生に一度の大きな買い物。

出来れば、些細な事でもベストのモノを作ってあげたい。

壁断熱材

2008年04月17日 | Weblog


N邸。壁の断熱材が入りました。

断熱材は屋根と同じウールブレス

無垢の杉板とは相性抜群。

値段は少々はるけど、それだけの価値あり。

断熱材は結局見えなくなってしまうけど、10年先の事を考えると非常に大事なポイント。


この断熱材、時に吸音材にも変身。

今回はトイレの周りに、ぐるっとまいてみました。




展示会の広告

2008年04月15日 | Weblog
きたる5月9日、10日、11日に現在建築中のログハウスの完成見学会をとりおこないます。

場所は阿南市中林町。

5月1日号の徳島新聞 さららの「Happy SALALA」のコーナーで広告する予定です。

これに地図も掲載されます。


特別ログハウスファンではない人にも、ログハウスの良さを知ってもらいたい。というコンセプトで設計した中林町N邸。
ログハウスの新しい一面を見つけることが出来ると思います。

HPでも来月には詳しいお知らせをさせていただきます。




天井が出来た。

2008年04月12日 | ANA-LOG ログハウス


N邸、天井が完成。

外部の軒天井ももうすぐ終わる。

大工のY氏も加わって、仕事のペースも上がってきた。


確実の家が出来上がっていく気配を、すごく感じる時がある。

今がそんな感じ。

背筋に電気がピリピリ流れ、背骨からエネルギーがドンドン出て来る感じ。

こんな時は、良い仕事が出来る。

乗ってきた、乗ってきた。

またしても取材

2008年04月10日 | Weblog
昨日、今日と「夢の丸太小屋で暮らす」さんが、東京から取材に来てくれた。

テーマは「地産地消」。

ANA-LOGが、出来るだけ徳島県産の丸太にこだわって家作りをしているということで、白羽の矢が当たって様子。

昨日は高知県との県境の山の伐採現場の取材。

今日は、ANA-LOGの進行中のN邸と、昨日伐採現場の案内をしていただいた株式会社 徳信さんの取材。

徳信の社長さんがおっしゃっていたが、近くに良い素材があるのに、わざわざ外国から素材を買い、それを更に加工したものを建築資材として使ったいる現状。
余計な中間マージンを省ければ、消費者には安くてよいものを、生産者や地元にはより経済的な効果が得られるのに・・・

エコな面から見ても、家一棟作る為の消費エネルギーも、もっと抑えられるに違いない。



地産地消。

これから、地方であればあるほど、意識を深めていく必要があるようだ。


この取材の内容は、6月1日発売の「夢の丸太小屋で暮らす」に掲載される予定です。

タウン誌の取材

2008年04月08日 | Weblog
今日は、株式会社 メディコム 出版の「タウン情報誌トクシマ」が取材に来てくれた。

取材のタイトルは「Let's begin」

ログハウスを建てようと思っている人達の参考になるように、という企画。

まず、建築中のN邸を取材をしてもらって、次に昨年ログハウス オブ ザ イヤーの部門優秀賞を取ったS邸へ。

両お施主様にも、ずい分協力していただいて、良い取材ができたのではないだろうか。


今日の模様は、「タウン情報誌トクシマ」5月号に掲載されます。

乞うご期待。


床張り工事2

2008年04月07日 | Weblog
まだまだ床張り工事は続く。





今回使った30mmの杉板。

ずい分張れたので、裸足で歩いてみる。

これだけの厚みがあると、すごく柔らか味がある。

調湿作用も保温作用も優れた厚めの杉板床材。

でも、デメリットも・・・

厚い分、乾燥した時の隙間が開きやすかったり、コストも少々高め。

15㎜と30㎜の杉板。

それぞれ一長一短。

でも、僕はフツーのフローリングよりは断然良いと思う。

ゆくゆくは、昔の小学校の廊下のような、あめ色の床になってくれるに違いない。