久しぶりの更新です。
6月に建て替えの為に家を解体しました。
築41年。父と母が長年ローンを払い続けたMY HOME。
雨漏りや傷みはあったけれど、リフォームすればまだまだ十分に住めたと思います。
基礎の作りや木組みを見ていると、建ててくれた大工さんの情熱が感じられるいい作りでした。
解体前に、兄家族と集まって記念写真を撮りました。今、改めて写真を見ると、家の隅々に今は亡き両親の息吹が感じられます。
両親が一生懸命に残してくれた財産を、ゴミの山に変えてしまった事を心苦しく思います。
駐車スペースがない、ANA-LOGのモデルハウス、少々値の張るリフォームの必要性等々の諸事情が理由ですが、やっぱり「本当に良かったのか…」と自問自答してしまいます。
今、新しい家を建築中です。僕達夫婦にとっても人生で一番の大事業です。
せめて40年やそこらでゴミにしてしまうような家にしなくてはならない。なんとか100年、で、解体したら自然に還るような家に家にしたいと思います。
子供達が引き継いでくれなかったとしても、誰かの家族を守り、人の営みが引き継がれていく家にしたいと思います。
家を長持ちさせることが、自然環境を守り資源を大切にすることだと、子供達に伝わる家づくりにしたいと思います。
両親の残してくれた土地に、両親の思いも背負って「いい家」建てようと思います。