ログビルダー日記

徳島のログハウス情報

ウエスタン レッドシーダー

2012年08月31日 | ANA-LOG ログハウス

Y邸。ただ今、外壁工事中。

壁材は、サイディングボードにベルアートという人口漆喰を左官仕上げ。

一部にウエスタンレッドシーダーの板材を張る。

ウエスタンレッドシーダー。和通称「米杉」。

赤身の強い、香りのよい針葉樹。

耐水、防虫に優れ、屋根材や収納の防虫剤にも使用される。

基本的には天然樹らしく、樹齢300年近いオールドグロスを呼ばれる高齢木は渋い茶褐色になる。

数ある外国産材の中でも、好きな木材。

米国産の外壁用板材は、表裏がザラザラ面とツルツル面になっていて、ザラザラ面が表側。表面積が多くなり塗料の付きが良いから。

日本の大工さんは、迷いなくツルツル面を表に張ってしまう。

これも文化の違い。

 

Y邸。ここまで進んでいます。

 


屋根工事終了。

2012年08月06日 | ANA-LOG ログハウス

Y邸。ようやく屋根工事が終了。

第一垂木を取り付けて釘打ちと金具止め。垂木間に転び止めを打って透湿防水紙を張って第二垂木。

ようやく垂木の先に鼻隠しを取り付けて破風板を付ける。鼻隠し破風は共に2重に。

軒先に広小舞と言われる杉板を打って、構造用合板の屋根下地。

天窓を取り付け、煙突を付けて終了する屋根下地工事。

多分、一般住宅の3倍は手間がかかっていると思うANA-LOGの屋根工事。

でも、ここまでやってはじめて、夏でも2階が暑くならない家になる。

この標準仕様は止められません。

屋根下地を打つ前の図

 

屋根もかかって一息ついたので、日月と連休。

いい入道雲が広がる休みでした。