こんばんは
先ほど帰ってきました。少し、インターネットで気になる記事がありましたのでご紹介いたします。
造影剤投与直後に呼吸困難、市民病院で女児死亡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140610-00050091-yom-soci
読売新聞 6月10日(火)11時36分配信
愛知県常滑市の常滑市民病院で今月3日、入院していた同県内の女児(6)が、造影剤を投与された直後に容体が急変して死亡していたことが分かった。
急性アレルギー反応の「アナフィラキシーショック」を起こしたとみられ、病院は県警常滑署に連絡。同署は業務上過失致死の疑いもあるとみて、投与に問題がなかったかを調べており、今後、担当した医師らから事情を聞く。
関係者によると、女児は高熱が続き、5月下旬から入院していた。3日になって、エックス線検査をするため腕から造影剤を投与したところ、数分後に気分の悪さを訴え、呼吸困難に陥った。医師らが治療にあたったものの、間もなく死亡した。造影剤の投与には家族の同意があったという。
最終更新:6月10日(火)11時36分
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まず、亡くなったお子さんに深く哀悼の意を表するとともに、ご冥福をお祈りいたします
病院内で発生したアナフィラキシーショックですが、やはり時々起きる重大な合併症です。僕の担当した患者でも4月末にアナフィラキシーを起こした患者はいましたし、ショックになった患者さんも何名か経験しています。
造影剤でなった患者さんもいますし、抗菌薬でなった患者さんも輸血でなった患者さんもいます。そういえば、草刈りをしていて発症した人もいたな・・昔(汗
いずれにせよ、様々な医療行為に伴い、一定の頻度で発生する合併症です。
将来のある女の子ですので、もちろん助けられていれば…とは思います。しかし、救命の努力を怠ったわけではないのに、一定頻度で起きた合併症で業務上過失致死の疑いで・・・となれば、数年前の大野事件と同じようなことになると思います。
そういう意味では民事はともかく、刑事事件のような扱いをしないでほしいものだと思います。
いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。
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それでは、また。