新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

診療報酬の政策仕分け:あれはなんだったのだろうか?

2011-12-07 21:12:13 | 医療

こんばんは

 

今日も一日が終わりました。いろいろ職場の方々と話をして、「医師として答えられる」質問を答えて、答えて・・・で気が付いたら一日が終わりました。明日は何もないので、一日お休みをいただいてまた大学に行こうと思っています。

 

勉強といくつかの手続きと。あと、友人が内科専門医試験の合格祝いをしてくれるそうなので・・・。

 

さて、本日の記事はまず、こちらを紹介します。

 

 中央社会保険医療協議会(中医協、会長=森田朗・東大大学院教授)は7日、2012年度診療報酬改定に関する意見書をまとめ、小宮山洋子厚生労働相にあてて提出した。予算編成の過程で内閣が決める改定率に関しては、政府の行政刷新会議が行った「提言型政策仕分け」で本体部分の「据え置き」や「抑制」を求める意見があったことに触れた上で、これまでの中医協の議論を踏まえた「適切な対応」を求めた

 この日の総会で診療側の安達秀樹委員(京都府医師会副会長)は、プラス改定を目指す考えを示していた小宮山厚労相が、提言型政策仕分けの結果を「重く受け止める」と発言していることを批判し、「『適切』という言葉に、すべての思いをぶち込みたい」と述べた。

 提言型政策仕分けをめぐっては前回2日の総会で、診療側・支払側双方の委員から、「診療報酬の議論をするために必要な資料が圧倒的に不足している」「『年に何百時間もかけて(中医協では)何をやっているんだ』というような提言で、怒り狂っている」などと不満の声が上がっていた。

 意見書では、政策仕分けの意見を「承知している」とした上で、中医協は「国民・患者が望む安心・安全で質の高い医療を受けられる環境を整えるために真摯な議論を積み重ねることにより責任を果たしてきた」と強調している。

 改定率については、支払側の「患者負担や保険料負担の増加につながる診療報酬全体の引き上げは、とうてい国民の理解は得られない」との見解と、診療側の「診療報酬の引き上げによる医療費全体の底上げを行うべき」とする意見を併記している。

------------------------------------------------
支払い側と診療側の両者は異なる意見を出しています。
診療報酬引き上げは行うべきではない。
診療報酬を引き上げなくては、医療が成り立たない。
支払い側が反対する、診療側が引き上げを求める。これは構図としては当たり前のことです。
しかし、双方が「いったい今までの議論、今までの資料はなんだったの?」という話になるような「政策仕分けの意味」はなんなのでしょうか?
支払い側までがそういってしまうような内容では「話にならない」と思います。

いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ←応援よろしくお願いします

なかのひと 

blogram投票ボタン

それでは、また。

 

コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 放射線被曝の話 | トップ | 日大光が丘撤退後は50床?:... »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (だん)
2011-12-08 17:37:47
いつもありがとう
誰かわからないけど
いつもコメントしてくれてありがとう
頑張って学校卒業したら
自分の自信にも繋がるやろうし
頑張って学校を卒業する
人と話する時は目を見て話するでしょ?
だから焦点合ってないと
人の話をちゃんと聞いていないとか思われるんだよ
キョロキョロするな
とかよく言われるよ
あたしキョロキョロしてないよ
ちゃんと真っ直ぐ見てる
って言ったんだけどわかってくれなかったんだよ
あたしも普通に生まれてきたら
普通になれたんだけど
普通じゃないから
病院行ってお薬飲んで
あたしはなんのために生まれてきたのかわからないから
だけど学校は卒業したい
返信する
だんさんへ (ゆみこ)
2011-12-08 18:12:41
そうそう。その調子だよ。
だんさんの学校を卒業したいっていう希望を持つこと。とっても、良いことだと思います。

だんさんは、そのままでもいいと思います。
きつい言い方だけれど言っても、理解してくれない相手は無視すること。

だんさんの事を解ってくれる人も絶対、存在してるはずなんだから。
それで、いいんだと私は思います。
だんさんらしく、気長に頑張っていこうね。
返信する
頑張りましょう (アンフェタミン)
2011-12-09 18:51:35
>だんさん
こんばんは、コメントありがとうございます

何かをやり遂げれば、自信につながりますよね。僕も結構何かをするまでは「できるかな、できないかな」という不安と闘っています。

何かをやり遂げると、やればできるという自信につながると僕も思っています。

何のために生まれてきたのかをわかっている人はいません。それを探しながら、僕も生きています。

お互い頑張りましょう。

また、コメントいただければと存じます

>ゆみこさん
こんばんは、コメントありがとうございます。

誰かの言うことを気にするのは人の常ですが(僕もそうです)、それを気にしなくなることができれば…いいですよね。

だんさんへのコメントですが、僕もそう思います。

また、コメントいただければと存じます
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

医療」カテゴリの最新記事