さて、連続投稿です
先程、プロテインアッセイを行いまして、現在電気泳動中です。今度こそ、最後のWestern blotになるでしょう。
さて、夕張の村上先生の話が北海道新聞に書かれていたので、掲載します。 書き方は異なりますが、住民意識が医療を守り、地域を守るのに必要であるとおっしゃっています
北海道新聞です
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/yuubari/95847.html
地域には予防医療重要 村上医師 国会で議員に講演(05/30 08:30) 夕張市立診療所を経営する医療法人財団夕張希望の杜(もり)の理事長で、医師の村上智彦さん(47)が二十九日、国会内の超党派の議連の会合で講演した。村上さんは、病気の大半が生活習慣病であるとして「地域医療を守るために、生活習慣の改善など、予防医療の充実が不可欠」と強調した。
議連は、医師不足対策などを検討する「医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟」で、与野党の約二十人が参加した。
村上さんは、医師不足の背景に、健康を自ら守る意識に乏しい患者の対応に、医師が疲弊している現状があるとも指摘。「地域医療を支えるのは、高度な医療設備を整えることではなく、健康や医療に関心を持つ住民意識だ」と強調した。
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その下には村上先生の書いた本の話が・・・
夕張市立診療所の村上医師が単行本 「地域医療の意識改革を」
(05/27 08:30)
【夕張】夕張市立診療所(夕張医療センター)を経営する医療財団法人夕張希望の杜(もり)の理事長で医師の村上智彦さん(47)が、初の単行本「村上スキーム-地域医療再生の方程式」をエイチエス(札幌)から出版した。道内地域医療の問題を熱く語っている。
NPO法人・教育キャリアプロデュース(札幌)の三井貴之代表が、医療現場の体験学習企画が縁で出版を発案、インタビュアーを務めた。
本の中で村上医師は、「地域の安全保障のために医者をやっている」と、地域を担う医療機関の責務を強調。一方、健康を自ら守る意識に乏しい患者が医師を疲弊させるとし、「地域医療を支えるのは住民意識」と指摘した。
さらに、夕張問題では、財政破たんで医療が崩壊寸前となっている状況を「将来の日本の縮図」とし、「今こそチャンス」と行政や住民の意識改革を訴えている。 B6判二百八十ページ、千五百七十五円。問い合わせはエイチエス(電)011・792・7130へ。
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さて、住民意識に関して書いていらっしゃいますが、僕も同意見です。全国総柏原といっておりますが、住民意識も医師をはじめとした医療従事者の意識も・・・何よりも「医療・福祉・教育」に関わる国や官僚の意識を変えていかなくてはならないのではないかと思っております。
お互いの状況・・・「医療が厳しい状況にあり、医療従事者が現時点で家族や私生活を犠牲にして頑張っている人間もいるということ。」と「実際に医療を受けられなくて困っている患者さんがいること」「医療が必要な人が、医療を受けられない状況も起きていること」をお互いがお互いのことを考えていくと・・我々の行うべきことも見えてくるかもしれません。
本当に困っている人のためにも、一人ひとりができることを(医療従事者、住民の違いではなく、お互いの立場で)やっていかなくてはいけないのではないかと思いました
村上先生の・・・一人一人の意識改革に関しての意見、なるほどと思います。
我々一人ひとりができることを、一人が皆のためにではないですけど、やっていきたいものですね
http://blog.with2.net/link.php?602868
(応援よろしくお願いします)
そろそろ、Blottingを開始するので、これでまた失礼します。
NHKの教育テレビで、ETV特集 「地域の医療を守るのは誰か~夕張・医療再生二年目の課題~」が放映されます。
http://www.nhk.or.jp/etv21c/index2.html
見たいと思ってます。ところで、
佐賀県立病院好生館での出勤記録改竄による時間外賃金不払い事件について、以下のブログで
いろいろ意見交換がありました。
新小児科医のつぶやき http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20080601#c
その中で全医連の話も出ておりました。
私は医師ではありませんが、新団体をサポートする立場で応援できたらと思います。
具体的にどういうことができるのかわかりませんが、
よろしければ、アドバイスください。
こんばんは、はじめまして。コメントありがとうございます
まず、今日のテレビプログラムの情報ありがとうございます。今日は時間がありそうなので、見てみようかと思っております
全医連に関して、僕も加盟しておりますが・・・今現在は立場もあって、主だった活動はしておりません。活動を見ながら、こういうことをしたらどうかと書き込んだりすることがある程度です
しかし、僕もYosyan先生と同意見で、現場から現場を変える為の組織が立ち上がり、今いろいろと悪戦苦闘をしているところだと思います
ある意味、様々な専門家が足りないとも思っております(組織という意味では)
あとは、どう考えてもお金が足りないですね。まぁ、これは・・・いろいろな手はあると思いますが・・。
「モントリオール帰りの脳外科医の日々」
を書かれているMTL先生は、全医連の中でも中心的な方ですし、僕もいろいろと相談できる信頼できる先生ですので、もしよろしければ下の記事に全医連の話がありますので、そちらでご確認いただけますとうれしく存じます。
http://nsmtl.blogspot.com/2008/05/68.html
また、コメントいただければと存じます