さて、続けていきます
アメリカ大統領が「アメリカの医療保険」に関して動き始めました。 もちろん、様々な問題はあると思いますが「命」が「金次第」になるのはやはり「人権の問題」になると思いますので、僕はオバマ大統領のサイドの人間ですね。
オバマ大統領、「医療保険の改革、先延ばしできない」
http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=060000&biid=2009061390278
JUNE 13, 2009 07:28
バラック・オバマ米大統領は、改革議題のうち最大の難題にされてきた医療保険システムの大手術に乗り出した。協同組合の形の公共保険を作って医療保険の死角地帯を無くし、公共保険と私的保険を競争させて保険料を引き下げるという考え方だ。大統領は、新システム開始の時期として今年10月中旬を示した。
オバマ大統領は11日、ウィスコンシン州グリーンベイでタウンホール・ミーティング形の国民との対話を行い、「毎日、数多くの米国民が(病気になった時にこの病気が)治るかどうかを心配するのではなく、治療が受けられるお金があるかどうかを心配している」とし、「医療保険の改革はもう選択事項ではなく、現状維持は不可能だ」と強調した。
大統領は、「批判者に『じゃ、代案は何でしょう』と聞きたい。(批判ばかりして現状を維持するとしたら)家や食料品より医療保険にもっと多くのお金を支払うしかない家族に、(医療保険の費用のため)勤労者を解雇したり工場廃業を迫られる経営者にどのようなことが言えるのか」と問い返し、「今改革できなかったら、後にもできない」と述べた。
多数党の民主党は10月中旬以前に法案成立に向け議論に突入した。しかし、共和党は勿論、民主党の一部の議員さえ財政赤字を拡大させ、民営保険を委縮させかねないとして反発を強めている。大型保険会社と一部の医師団体は、改革阻止のため、莫大なロビー資金を投入している。オバマ大統領は15日、米国医師連合会を訪問し、説得に努める計画だ。米国は人口の15%の4500万人が医療保険の死角地帯に置かれている。
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一部の医師団+保険会社はなんとか「儲け」が減らないように必死なのでしょうけど、人の命で儲けてどうする…と思う。
しかし、この問題を取り上げたのは「アメリカ」の動きを多くの人に知ってもらうと同時に、日本が別の意味で危機にさらされていることを知ってもらいたいと思っているからです。
もともと、日本の医師不足は昔からありました。突然、医師不足になるわけもなく・・・・ですね。
僕が学生の時に「これじゃ医療は破綻しますよ」という意味のメールを送ったりするくらいですから、気がつく人は誰でも気が付きます。
何で今まで動きがなかったかというと「医師数を増やせば医療費が増える」と考えたであろう国(今回のアメリカの議会ですね)と「患者の取り合い競争になってしまう」と思った(という噂の)「医師会」などの「医者サイド」の問題などがあったと聞き及んでおります
本当か嘘かはまったく知りませんけど・・・ありそうな話だとは思いました。
今の日本の医療は「国民皆保険」という良い制度で治療を受けることはできますが、それを支えている医療従事者が不足して「治療が受けられるか心配」する必要がある状況ですね。
多くの医師(ブロガー)が言っていますけど、少なくとも「先進諸国並」の「医療費水準」までは医療費を上げて、「先進諸国並」の医師数・実稼働看護師数、病床当たりの看護師数にしたりしなくてはならないと思います
http://blog.with2.net/link.php?602868
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本当は介護の問題もあるので・・・「社会的入院」のような入院がある以上、病院の数(介護施設が足りない)自体不足ですよね。
今更ではありますが・・・・・。
日本の医療もアメリカの医療(保険)と同様、様々な改革が必要だと思います。
それでは、また。