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新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

大分教員採用試験問題:トカゲのしっぽ切りがなくならないとね

2008-09-08 06:28:36 | 教育

おはようございます

 

出発前に軽く書いていきます

さて、大分のこの問題皆様はどう考えられましたでしょうか。僕はトカゲのしっぽ切りがなくならない限り、この問題は解決しないと思っています。

 

日本という国の悪い癖です。

 

基本的に「上位陣」を守り、「トカゲのしっぽ切り」でごまかそうとする。大分県の教育委員会は刷新されるべきでしょうね。

http://blog.with2.net/link.php?602868

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なかのひと 

毎日新聞です

<大分教員汚職>6人採用取り消し決定、14人の退職認める

9月7日19時55分配信

毎日新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080907-00000058-mai-soci  

大分県の08年度教員試験にからむ不正合格者21人(1人は既に退職)の採用取り消しで、県教育委員会は7日、6人の採用取り消し処分を決め、14人の退職を認めた。8日に辞令を交付する予定。20人のうち18人はクラス担任をしており、11人が臨時講師として担任を続ける。7クラスでは担任が代わることになり、教育現場の混乱は続きそうだ。  

取り消し対象者は、既に退職した1人を除く、小学13人▽中学6人▽養護教員1人。対象者は年金受給権が残る自主退職か、取り消し処分を受け入れるかを選択でき、いずれのケースでも臨時講師として教育現場に残ることができた。  

県教委によると、6日までに自主退職を選んでいた15人中1人が取り消しへと態度を変更。同日夕時点で保留していた1人も、取り消しを望んだという。取り消しを求めた教員からは「採用取り消しを受けることで(教職歴を消し)、自分の気持ちを切り替えたい」、退職者からは「4月から今日まで頑張ってきたので実績を残したい」などの声があったという。  

また、20人のうち13人は臨時講師としての雇用を希望。残る7人は教壇を去る選択をしたが今後、臨時講師を希望する者が出た場合は採用を検討するという。この7人はいずれもクラス担任で、県教委は各学校で担任を持たない教諭を充てることなどを検討。担任不在の状況は避けられる見通しという。  

県教委は、08年度試験で不正による不合格となった21人については10月以降に救済採用するとしており、本人に今後通知する。また、07年度試験で不正により落とされた受験者には、面接などの特別試験を実施する。

 【小畑英介】

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こういう問題があると教師という職業に対して「子供」の認識も低下するでしょうし、いろいろな意味でよくないと思います。

 

しかし、何よりも悪いと思うのが「新任教師」の処分があるのに、上層部の処分がない。これこそ第三者機関か何かが入り込んでしっかりと洗い出して、上層部から膿を出していかないといけないのではないでしょうか?

 

新任教師に対する「トカゲのしっぽ切り」で、上層部の膿を残すのか? それともしっかりとこの機会に問題解決へと動き出し、大分県の教育を再生に行くのか?

 

時間はかかっても後者の方が良いとは思いますけどね。

バブル経済の時の金融とかと変わりがないなぁ・・・・

 

それでは、また。

コメント (4)
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