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新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

第2回地域医療を守る地方議員連盟会合:夕張アピール採択

2008-07-28 01:04:52 | 国会議員・地方議員連盟

こんばんは

本日夕張市で行われました「第2回地域医療を守る地方議員連盟」の会合に参加してきました。

 

当初、札幌駅でI先生と合流し、新千歳空港へ。その後H先生と合流し、夕張へ。

夕張に着いたあと、ラーメンを食べていたんですよ。ラーメン。

のんき屋という・・・6人しか座れない小さな店でしたが、3代続いているというだけあっておいしいラーメン屋でした。

その後T先生、N先生と合流。夕張医療センターを見学し、マウントレースイでお茶をしながらDiscussionという非常に勉強になるひと時を過ごしておりました。

 

 

そして14時から会合の開始です。 参加したときに思ったこと・・・。

「僕は・・・・議員連盟になってしまったのだろうか?」

参加者名簿に僕の名前を載せるのは・・・・・。いや、それはいいのですけど・・・・。参加者だから・・・。

 

北海道地方議員連盟の代表K議員が座長で始まった。

当初、一般の方もいる中では少し難しい内容かな…と思ったが、予定通りに進行。

 

詳細に関しては書かないが「それぞれの地域」における病院運営などに関する情報が提供された。

 

また、奈良から参加されていたM議員の発言があり、それに対して全医連のT先生がコメントを返して第一部が終了した。

国会議員の先生もこのタイミングで参加されました。

 

 

・・・・・間違うと問題になるので酔っ払っている今は、詳細に関しては書きません。他の先生方の記事に期待します。

 

第2部は夕張の市民の方々も交えていろいろな話が出ておりました。いろいろな意見が出ておりましたが、最終的に今回の会合では次のような内容が採択されました。

 

 「夕張アピール」地域医療を守る地方議員連盟から発信

地方議員として、地域医療の設計・提言に取り組もう!

 

私たちの地域医療を取り巻く環境は現在非常に厳しい状況です。特に、自治体病院の医師不足や地方財政の逼迫による経営の悪化は深刻で、地域医療を守る仕事は議員の必須の使命となっております。

 

医療崩壊は国の政策や行政の対応にも問題がありますが、住民代表の地方議員が現状を把握しない限り問題の解決はあり得ません

何とかなる、誰かが何とかしてくれるなどの「他人まかせな」問題意識では何の解決にもなりません。

だれも責任を取らず、誰かのせいにして、かろうじて「現場の医師や医療スタッフの自己犠牲によって成り立っている」現状打破のために、私たち現場に直面する議員と住民がより密接に連携を図る必要があります

具体的には、コンビニ受診の撲滅・軽症患者の時間外受診の適正化・救急車の適正利用に向けた地域住民との対話、有限の資源である「医療スタッフ」とのディスカッション、および医療経営についての正しい判断と理事者への提案

 

崩壊を始めている地域医療のために発足した地方議員連盟を通じて、今回学んだ現状と課題をそれぞれの地域で「私たちの医療のため」住民に啓発活動をし、「今日の医療のために」議会活動で政策立案予算審議をし、「明日の医療のために」地域医療の設計、提言を図っていくことをここに提唱します。

-----------------------------

という内容が採択された。

 

個人的には「地域を守るために医療の設計・提言に取り組もう」のほうが良いかな…とも思ったが・・・OKでしょう。

他にも難しかったために内容が削除された部分がある。

「住民のウォンツに応えるのではなく、真のニーズに合った・・・」という文章が削られたのだが、「住民の過度の期待」「住民の不十分な理解による不安」など…様々な表現が考えられたが、最適な表現がなくこの部分の文章は削除された。

 

しかし、全般として非常に重要な「アピール」文書である

 

地域医療、いや地域だけではない。今の時点で「日本」という国を守っていくためには「国民」「住民」が現状を理解し、新しい「日本」を作っていくために関わっていくしかないのではないかと思う。

 

閑話休題

 

さて、この後が僕の本番である。

僕は立場上、ああいう場所での発言はできませんので(w)、懇親会などで様々な方々のお話を聞きました。

 

一人一人の話はあえて書きません。

いや、一人だけ。奈良から来てくださっていたM議員は、奈良でもこのような議連を立ち上げることができたらとおっしゃっていた。頑張ってほしいと思う。

 

議員連盟に関して、これは都道府県によって「スタンス」が異なる。それゆえ同じような「議員連」は作れないと思うが、「共通の思い」による共闘はできると思う。

 

 

また、多くの方々と話をした。2次会までもつれ込んだ。

2次会でも非常に熱い議論を展開していた。僕はA町の議員さんとDiscussionをしていた。

 

 

もちろん、一人一人の考えは異なる。しかし、共通の思いは同じである。互いの考え方は理解ができるのである。

 

それ故、さらなる良いアイデアというものがこのようなDiscussionを通して作成されていくのだろう。

 

2次会まで「熱い議論」ができる人たちが集まり、どのようにすれば「地域医療」ひいては「日本の医療」が守れるか、それを議論している。そのことがやはり素晴らしいと思った。

僕は公の場での「話」よりも「懇談会」などでの相手の考えを傾聴している。

 

今日話を聞いた方々、「夕張希望の森のスタッフ各位」「各議員さん」「ジャーナリスト」「医療従事者の方々」様々な方々の考えに触れた。

 

それぞれの人の熱い考えに触れた。その時間は本当に素晴らしいものだったし、今後の僕に大きな影響を与えてくれると思う。

 

そして、このような活動に時間を費やすことができる人たちが集まってきたことで「北海道」が…そして将来は「日本」がより良くなっていくと信じたいと思う。

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明日というか、今日ですが・・・。朝から研究の最後のまとめを行い、午後から2年間の報告を行い、指導医と飲み会をして終了です。

 

では、また。

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夕張に向かいます:第2回地域医療を守る地方議員連盟 In 夕張

2008-07-27 06:49:11 | 国会議員・地方議員連盟

おはようございます

 

今日は絶好の観光日和ですが、観光で夕張に行くわけではありません。

地方議員連盟の動き:北海道と千葉県にて第2回!

地域医療を守る地方議員連盟千葉県支部:地方議員の方々に対する期待

北海道の医療を守る地方議員連盟設立:活動する議員さんたち

などでも紹介しましたが、今日は第2回の北海道議員連の活動があります。非常に医療をどう守るのかを考えている人たちが集まっているので、僕は楽しみにしています

 

先日、ドクターヘリ事業の方と病院近くですれ違いましたが、お怪我をされて今回は来られないということでしたが、今後もどこかでお会いすることもあるでしょう。

さらに、多くの人との出会いに期待をしています

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それでは、また。

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地方議員連盟の動き:北海道と千葉県にて第2回!

2008-06-21 11:42:29 | 国会議員・地方議員連盟

こんにちは

さて、もうすぐ英会話に行くのですけど、その前にこちらの記事を紹介します。

4月、5月と行われました「地域医療を守る地方議員連盟」総会ですが、引き続き第2回がそれぞれの地域で行われます。

まず、詳細が確定している千葉を紹介します

関 係 各 位                            主 催  議員連盟                               

                                     代 表  石崎 公一

第 二 回 勉 強 会 に つ い て   

拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。第一回勉強会におきましては、ご支援ご協力を賜り、誠にありがとうございました。 

さて、崩壊した地域医療の再生のための地域医療を守る地方議員連盟第二回勉強会を下記のとおり開催いたしますので、お忙しいことと存じますが、ご出席いただけますようご案内いたします。                          

第 二 回 勉 強 会

日 時 : 平成20年7月19日(土曜日)午後 1時 ~ 4時30分 

場 所 : 東金市中央公民館2階講堂

連続勉強会のテーマ  

1.地域の医療・福祉(介護)保健トータルシステムとして把握する 

2.激動の時代の病院経営の舵取りのノウハウ 

3.地域の3公立病院をふくむ、地域の医療資源の正確な評価 

4.自治体の社会補償費(国保ほか)の実態 

5.現状の把握(この地域の置かれた状況) 

その他 : グループワーク・視察報告(国保藤沢町民病院) 

-------------------------

7月19日、3連休初日ではありますが・・・首都圏は意外と医療を東京に頼っている部分もありますので、このような動きは非常に重要だと思います。

僕がもうすぐ戻る予定の埼玉県も本当はこういう動きがあってしかるべきなのでしょうけど・・・。

 

さて、続きまして北海道ですが、こちらは詳細は決まっていません

こちらは場所は夕張市です

日時は7月27日、14時から開始と伺っておりますが、他の詳細は不明です。

前回の懇親会のときに「第2回は参加しろ」と言われましたし、僕も非常に興味がありますので喜んで参加したいと思っております。

 

各都道府県に地方議員連盟が設立されて、少しでも日本の医療が良くなっていくように・・・そして国民の啓蒙がなされていく事を祈ってやみません。

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ということで、英会話へ行ってきます。

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地域医療を守る地方議員連盟千葉県支部:地方議員の方々に対する期待

2008-05-16 19:01:54 | 国会議員・地方議員連盟

こんばんは

今日は午前中は外来、午後から実験をしたのちに・・また、職場に戻って今後に関して確認していました。

今後・・・6月から・・・私は実験や臨床には関われないのだろうかw

すごい日程だが・・・・仕方があるまい。仕事だから・・・w

 

さて、今日はこの話をご紹介します

先日、北海道で第1回の「地域医療を守る地方議員連盟」総会が行われました。

北海道の医療を守る地方議員連盟設立:活動する議員さんたち

http://blog.goo.ne.jp/amphetamin/e/13b0e73a9e58616c74d15b2be6bbffb1

第2回は僕も参加しろといわれており、夕張まで7月は何とかして行こうと思っています。

で、次は千葉県で行われます

地域医療を守る地方議員連盟千葉県支部 第1回 勉 強 会    

日 時 : 平成20年5月17日(土曜日)午後 1時 ~ 4時    

場 所 : 東金市ふれあいセンター     東金市 田間421番地        http://www.city.togane.chiba.jp/ka/kenko/map/center.html

1)講 演 : 講 師 伊関 友伸 先生(城西大学経営学部准教授)   

「夕張市立総合病院の崩壊と再生-地域医療のガバナンスのあり方」の著者

2)グループワーク(3グループで)、発表・講評    

 3)懇 親 会

-------------------------------

さて、北海道から始まった「地域医療を守る地方議員連盟」が千葉県に広がり、次はどこへ広がっていくのか。

 

国民への啓発が、地方議員の皆様を通して行われる事を期待しております。

国会議員に対する期待よりは、地元の人たちに訴えられる地方議員の方々の力が、「日本全国総柏原化」に必要だと思っています。

 

明日の「地域医療を守る地方議員連盟千葉県支部 第1回 勉 強 会」が成功することを祈念しております。

そうなんだ。うちの地元でもやらないかな・・・と思われる方、ともかく応援したい、多くの人に知らせたいと思われる方・・・応援よろしくお願いします

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それでは、また。

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医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟動く:医学界と提携!

2008-05-10 09:17:34 | 国会議員・地方議員連盟

おはようございます

今日は昨日も書いたとおりで、出発した後いつ帰宅するか不明なので、先に記事を一個だけ書いておきます

CBです

 

医学界と国会議員が意見交換

5月10日0時15分配信 医療介護情報CBニュース  

超党派の「医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟」(会長・尾辻秀久元厚生労働相)は5月9日、衆院第二議員会館で会合を開き、元日本外科学会会長の門田守人阪大医学部教授と日本内科学会理事の池田康夫慶大大学院教授、日本耳鼻咽喉科学会理事長の八木聰明日本医科大主任教授が医師不足など医療の現状について講演した。会合には国会議員約20人が参加。医学界と同議連が、日本の医療の危機的状況を打開するため、今後の協力を確認し合った。  

 

門田教授は講演で、医師全体の数は毎年約8000人ずつ増えてはいるものの、いわゆる「一般外科」の外科医は1996年には2万8245人いたが、8年間で約6%減少しており、当直明けの手術など過重労働や訴訟リスクなどが外科医不足に拍車を掛けていると述べた。「救急医療の崩壊は、救急を担っている外科医の不足が問題」とも指摘。その上で、「世の中がここまで傾いている時に、議連が立ち上がったことは、わたしたちにとって非常に心強い。やっと立法府が動いてくれるという強い気持ちを持てる」との期待感を示した。国が進める医療費抑制政策については、必要な医療が提供できなくなるため憲法25条の生存権に反するとの見解を示し、議連には医療費の確保を求めた。  

池田教授は「医学界は日本の医療についての社会的責任を持つため、行動しようという考えに移ってきている。こういう機会を多く持ち、医学界と国会議員のパイプをつくっていかねばならない」と述べ、学会という医師のコミュニティーと国会議員の交流が今後必要との考えを強調。また、これまで国会議員らと議論するのは医師会が多かったと指摘し、将来的な展望を見据えて医学界とも交流してほしいと要望した。さらに、今後医師が看護師や薬剤師などと医療の業務を分担していく方向性についても触れ、「法的な問題が出るので、国会議員の協力をお願いしたい」と述べた。  

 

八木教授は医師不足について、「技術を継ぐ人がいなくなり、医療が発達しなくなる。次の世代が育たなくなることが問題」と、指導者がいなくなることへの懸念を表明。「議連と一緒に考えていきたい」との姿勢を示した。

■「中医協はもっと幅広い議論を」  

講演後の意見交換で、自民党の南野知恵子参院議員は「中央社会保険医療協議会(中医協)にはわれわれも正規の委員としては入れないので、(委員の枠を)もっと広げるべきだと思う。(医学界にも)声を出してもらわないと、インカムのバランスが取りにくい」と指摘した。これに対し、門田教授は「中医協の占める役割は非常に大きいが、わたしたちも入れない。ぜひ国会議員にお願いしたい」と応じた。また、池田教授は「今、医療について多くの人たちが話し合うようになってきている。中医協はもっと幅広い議論をしていくべき」と指摘したが、南野参院議員は「なかなか変わらない」と述べた。  

同議連副会長の公明党の坂口力衆院議員は閉会のあいさつで、「今回の議論で問題が浮き彫りになった」と感想を述べた。また、「経済財政諮問会議などは経済に医療を合わせようと真剣に言うのだが、できるわけがない。立場によって見方は違うが、医療費について合意を目指したい」と、医療費抑制政策の方向転換に向けた意気込みを強調、医学界と今後も協力していく姿勢を示した。

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「医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟」が再び動いてらっしゃいますね。 4月12日のときも大々的な報道がなされなかったのですが、今回もCBくらいでしょうか?

 

「憲法第25条」の話はこのBlogも含め、様々な医師ブログで書かれていると思います。非常に大きな問題です。

生存の機会に関しては平等でなくてはならない。経済的な平等は個人の自由だと思っていますが、生命に関しては不平等であってはならないと、僕は思っています。

 

池田教授の「分業・役割分担・業務内容転換」に関しては、必要があればするべきだと思いますし、医師の負担を減らし・・・・看護師の負担が増えてはならない。看護師の負担が大きくなり、患者さんへの目が更に行き届かない事になれば・・・医療はやはり窮するのですから・・・。

 

看護師の負担も・・・看護師でなくても良い仕事を他の職業(新設:ベッドメイクとかはちょっと教えたら、今働いていない人たちでもできると思いますしね)に下げていかなくてはならない。

 

そのためにはどうしても「医療費」の増大は必要だと思います。

 

技術を継ぐ人がいなくなる・・・・これは将来にとって大きな問題ですが、これはすでに始まっています。「医療訴訟」の増加や「効率重視」の考えのため、これから発展していく医師の教育と言うものができなくなってきている。

せめて大学病院だけでも教育機能を確立させておけばよかったのに・・・(地方の)大学病院も崩壊しつつありますし・・・。

 

ただ、こうやって議連の方々が・・国や地方で活躍してくださる事は、非常に頼もしいと感じております。

 

是非とも「日本の医療崩壊」が「日本の崩壊」の一部であり、国の体制をもう一度整えなくてはならない時期に来ているのだと言う認識の元、国民総がかりで・・・国を改革していかなくてはならないと思います

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もしよろしければ、応援をよろしくお願いいたします

 

今は明治維新並みの状況だと思っていますが・・・・(歴史大好き人間) 国民意識は明治維新のころは・・・もっと危機感があったのではないかな?

そんな事を考えながら、記事を作っています。

 

今、メールが来ました。英語の先生からです。風邪を引いて、レッスンをキャンセルしたいとのこと・・・。

1時からの予定があいてしまった・・・・。友人と早めに会うか・・・どうするか?

また、大学の友人からも来ていました。「白い恋人」おいしかったと。

そういう返事をいただけるだけで、うれしいものです

 

よし、今日も一日頑張ろう!

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北海道の医療を守る地方議員連盟設立:活動する議員さんたち

2008-04-27 09:12:28 | 国会議員・地方議員連盟

おはようございます

昨日は、実験、英会話のあと、議員連の懇親会から参加していたのですが、非常に良い内容の設立総会だったそうです。

今考えるとはじめから参加していても良かったのではないかと思ってしまうところですけどw

一応、Gooニュース(毎日)からです。

<地域医療守る議員連盟>あす札幌で設立総会 /北海道

2008年4月25日(金)18:00  

医師不足など地方が直面している医療問題を考える「地域医療を守る地方議員連盟」が26日、札幌市で設立総会を開く。道内の市町村議30人が名を連ね、超党派の広域議員ネットワークとして情報交換や勉強会を進めていく方針。  

連盟は、上川管内上富良野町の金子益三町議(39)が知り合いの議員たちを通じて参加を呼びかけたところ、道北や道東を中心に道内のほぼ全域の23市町村、30人が参加を表明。ほかにも50人が趣旨に賛同した。  

参加議員の地元の多くは医師不足や自治体病院の閉鎖など深刻な問題を抱えている。道のまとめでは、道内に約1万2000人いる医師のうち半数が札幌圏に集中するなど地域間格差が激しく、道内の市町村立病院の7割が医療法で定める医師標準数に満たない状況にある。  

呼びかけ人の金子町議は「北海道の地域医療を何とかしなくてはならないという思いで声を上げた。地域医療のために議員がやるべきことは何かを考えたい」と話している。設立総会では夕張市の医療法人財団「夕張希望の杜」の村上智彦理事長が講演する予定。

【鈴木勝一】

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 3人の方が、3者3様に「同じこと」を伝えていたそうです。

懇親会での様々な議員さんたちの話し合いを聞いていると、非常に高い危機意識があり、問題解決の手段を求めて「行動している」という事が良くわかりました

 このような活動する議員さんたちに是非とも頑張ってほしいです そしてこの議員さんたちから、多くの議員さん、そして道民の皆さんに北海道の医療」を守り、「日本総柏原化」のさきがけになっていただければと思います

1次会の閉めの乾杯の際に、千葉からいらっしゃった有名な先生(Dr.)が

「4月26日、今日が地域医療再生の日であったといわれる事になるでしょう」

とおっしゃっておりました。

そのとおりだと思います。

この北海道の動きが、全国規模で展開され・・・日本の医療が改善の方向へ行くことを期待したいと思われるかた、応援よろしくお願いいたします

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そのあと、入籍した友人が北海道に来たので、札幌周辺に住む「同期」5名が集まり、飲んでおりました。2人は職場から離れてますけどw

幸せを感じてきましたw

 いや~幸せっていいですよねw 

さて、僕も頑張ろう(何を?)

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政治家の質:ちょっと気になる記事

2008-04-18 21:12:29 | 国会議員・地方議員連盟

さて、この2日間の分で一気に投稿します

まずはこの記事を・・・。産経新聞からです。

後期医療制度 高まる見直し機運 自民、議連が発足

4月18日8時2分配信 産経新聞  

75歳以上が対象の後期高齢者医療制度(長寿医療制度)をめぐり混乱が続いていることを受け、自民党内に議員連盟「後期高齢者医療制度を考える会」(会長・佐藤剛男政調副会長)が発足した。同制度をめぐる議員連盟ができたのは初。初会合には91人(うち代理50人)が参加し、厚生労働省に制度を分かりやすく説明するよう注文が付いたほか、次期衆院選への影響を懸念する声が相次いだ。  後期高齢者医療制度は27日投開票の衆院山口2区補選の大きな争点で、選挙結果次第では、見直し論が一気に強まる可能性もある。  

会合では「なぜ新制度を導入するのか、地元の支持者に分かりやすく説明する資料がない」、「早めに新しい保険料を伝えていればこんなことにはなっていなかった」などと厚労省の説明不足に対する批判が噴出した。  

初会合に100人近くもが名前を連ねたのは、「高齢者層にそっぽを向かれたら、自民党の支持基盤は根こそぎなくなるに等しい」(ベテラン議員)との危機感が強いためで、「高齢者の感情を踏みにじる制度」「仕組みにも問題がある」といった制度の見直しを求める意見や、「このままでは75歳以上が次の選挙で入れてくれない」との懸念も出た。  

議連事務局長の平沢勝栄衆院議員は、負担増となる低所得者への救済措置を検討する考えを示し、「制度上の問題がゼロとは思わない。もし問題があるのならば、早い段階で改めたほうがいい」と述べた。  

これとは別に、議員連盟「社会保障制度研究会」(会長・清水鴻一郎衆院議員)も急遽(きゅうきょ)勉強会を開催した。一方、古賀誠選対委員長は17日の派閥総会で「毅然(きぜん)として責任政党の使命を果たすべきだ」と述べ、制度見直しに否定的な考えを示したが、党内には見直し機運が高まりつつある

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別にこの制度を改正しようというのは反対ではないです。もちろん賛成です

しかし、国民のためにならないから改正するのであって、選挙の基盤がなくなるから・・・というのでは、少し悲しいように思う

 

あなた方はその選挙区で選出された議員であって、国民の代表であるにもかかわらず新しい制度の内容を・・・「よく内容を知らない」といっている。

 

国民のために動くためには、どのような制度が作られているのか知らなくてはならず、それは議員としての義務であって・・・知らないでは済まされないのに・・・。

 

あなた方の議員生命ではなくて、一人一人のお年寄りの生命がかかっているのですから中途半端なことはしないでほしいと思う

 

むしろ、立場だけ見たら・・・古賀議員の「信念を持って」政治を行う姿勢のほうが評価に値するような気もするしね・・・。

ま、信念だけで行動されると「政治が硬直」するような気もしますけど・・・。

 

いずれにせよ、「議員生命」のことを考えて・・今更「後期高齢者医療制度とは何ぞや?」といっている議員に関しては、尊敬の念は抱きにくいし・・・それよりも国民の命が危険にさらされている。それを思ったら、あなた方の無責任さは・・・少なくとも政治家生命に直結しても良いのではないでしょうか?

 

すべての議員さんがそうではないでしょうけど、上で書かれているベテラン議員さんのような方は、むしろこの機会に排除してもらったほうが良いと思います。 国民生命を危険にさらしておきながら、「議員生命」を気にする一部の議員さんに関して、むしろこの機会に退陣を・・・と思われる方、応援をよろしくお願いいたします。

ちょっと過激な意見ですいません(まぁ、個人の意見なので)

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医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟:シンポジウム良かったです

2008-04-14 22:41:01 | 国会議員・地方議員連盟

こんばんは

本日は朝から実験しておりました。大喧嘩中の指導医と2週間ぶりに口をきき(w)、4週間ぶりにまともな打ち合わせをしました。

仕方がない。首都圏に戻る前にやはりVitroだけでもDataをそろえよう。たぶん、一ヶ月はかからないから・・・・。

 

さて、一昨日のシンポジウムが記事になっております。

CBから3本です

医療再建の超党派議連がシンポジウム  

超党派の「医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟」(会長・尾辻秀久元厚生労働相)はこのほど、東京都内で発足記念シンポジウムを開き、医師不足や訴訟・訴追リスクの高まりに伴う医療現場の委縮問題などの現状と打開策を話し合った。 

尾辻会長は冒頭のあいさつで、「『お産難民』という言葉に象徴されるような産科や小児科医療の崩壊がある。訴訟リスクが極めて高いため、委縮医療がまん延し、切りがないほどいろいろな問題を抱えている。国会議員もこのまま何もしないわけにはいかない」と強調した。  

同議連は、崩壊の危機にひんする医療現場の立て直しを図る目的で今年2月に発足。現在、147人の議員が参加している。  

シンポジウムには、医療関係者や患者など約1,000人が出席。この中で、民主党の仙石由人衆院議員は「(帝王切開中の患者が死亡し、産科医が逮捕・起訴された福島県立)大野病院の事件が起きるまで、産科の現場が大変な状況にあることがなぜ明らかにならなかったのか。まだ明らかになっていないことが大変多いのではないか」と述べた。  また、昭和大病院副院長の有賀徹氏は「何人かの患者が救急病院に入れば、同じ数の患者が回復期や長期療養の病床に移らなければならない。こうした流れがないと、救急医療は成り立たない」と指摘した。

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参加しましたが、非常に良いシンポジウムでした。

 

 そして、医師会ではなくて全国医師連盟代表が記事に載っております

医師らの刑事免責確立を  

患者さんを助けようとしている医師は助けてください。患者さんを救おうとしている医師を救ってください」―。医療崩壊を防ごうとの趣旨の下に集まった医師らのネットワーク「全国医師連盟」の発起人の黒川衛医師はこのほど、東京都内で開かれた「医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟」の発足記念シンポジウムで訴えた。黒川氏は、医療崩壊を防ぐため、医師らの刑事免責と国による患者や家族の救済制度を確立すべきだと要望した。  

黒川氏はこのほか、「先進国並みの医療費確保」と「医師に長時間労働をさせている病院に対する取り締まり」を挙げ、「この四つを実行すれば、確実に医療崩壊のスピードは弱まる」と指摘。その上で、同議連に対し「議員立法を真剣に考えてほしい」と求めた。立法内容としては、医師らの刑事免責と患者や家族の救済制度を提案した。  

黒川氏は「医療崩壊が既に起きており、医師らへの不当逮捕・判決が、患者を助けようとする医師らの士気を失わせている」と強調。医師や警察官など、現場で救命活動に携わる専門職の刑事免責と、患者や家族に対する救済制度を確立すれば、「悲しみのさなかにいる患者や家族は救済され、患者を救おうとする医師も救済される」と述べた。  

さらに、「医療費は無駄金ではない」と訴え、医療に財源を投入することによる雇用創出や、医薬品・医療関連企業の成長などで、経済が活性化するとの見方も示した。また、勤務医の労働環境改善のため、医師の長時間労働を放置している病院の取り締まりを求めた。  

最後に、自民党の橋本岳衆院議員が刑事免責について、「一つの極端な意見と思う。国民全体の理解を得るのは難しいのでは」と述べたのに対し、黒川氏は「今は立件要件が不明確なため、医師が『あすはわが身』と不安を感じ、患者を助けようという気持ちがそがれている。刑事免責という言葉にこだわらないが、(立件要件を)厳格化してほしいということ」と応じた。

--------------------------

まず、本当にお話されている内容が、そして言葉の話し方が良かったです

言葉の一つ一つに意思がありました。 意志を感じました

 

橋本議員が質問されている刑事責任の問題、橋本議員ではなかったかもしれませんが・・・どなたかが「カルテの改ざん」などの話をされていました。そんな状況下で免責はないだろう・・・って。

僕もBlogで書いていますが、「刑事事件」は警察の仕事だと思います。また、改ざんしている人は「医療(正確には、患者さんのために何かを行うところ)」でないところで罪を犯しているわけで、黒川先生が言っている「患者さんを助けようとしている医師は助けてください」という言葉の意味を履き違えています。

医者すべてではなくて、患者さんのためにベストを尽くそうとしている医者は助けてください!

患者さんを助ける職業としての「医者」ではなくて、助けようとしているすべての人が「自分の意思」で助けられるようにしてください

 

これでは性善説の裏返しですね。うん?性善説というか、誰かが困っているから助けよう・・・としたのに捕まってしまったら、誰も助けないような・・・そんな人間性のない国になってしまいます。そういう国を作ろうとしている今の政治家、官僚を止めなくてはならないかもしれません。

NICUの看護配置見直しを  

このほど開かれた「医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟」(会長・尾辻秀久元厚生労働相)の発足記念シンポジウムでは、医療関係者や患者団体代表ら9人のパネリストがそれぞれの立場から、医療の再建に向けた対応の必要性を訴えた。  

青森県立中央病院総合周産期母子医療センターの網塚貴介氏は、新生児集中治療室(NICU)のベッド数が少ないため、本来は比較的軽症の新生児を受け入れる回復期の病床で、人工呼吸などの手厚いケアが必要なケースに対応せざるを得ない状況を明らかにした。また、夜勤看護師一人当たりが受け持つ新生児が全国平均で9.8人に上っている現状も指摘。これらが「ケアの低下を招いている」として、NICUの看護配置基準の抜本見直しを求めた。  

日本医師会常任理事の内田健夫氏は、「日本の医療水準が世界最高レベルなのは誰もが知っているが、医療費は先進諸国で最低。医療従事者が(医療現場を)献身的に支えてきた」と述べ、医療崩壊の最大の原因が極端な医療費の削減にあるとの認識を表明。その上で、今のような状況が続けば、すべての診療科で近い将来、医師不足が顕在化するとの見通しを示した。  

山形大医学部長の嘉山孝正氏は、医療費について「正しい情報が患者に届いていないのが一番の問題。情報を持っている省庁がきちんと方向性を示し、国会で話し合わないといけない」と述べた。また、医師不足への根本的な対応を図るには、1986年に閣議決定された医学部定員の削減方針を撤回する必要があるとの見方を明らかにした。  

一方、特定非営利活動法人(NPO法人)で乳がんの患者団体、ブーゲンビリア理事長の内田絵子氏は、「患者は医療の安全と質を求めている」と述べ、病院にとって都合の悪い内容も含めて情報を開示するよう現場に求めた。また、医療の再生を図るには、患者が参画する場でグランドデザインをつくる必要があるとの認識を示した。

 ■「医療従事者の免責、信頼回復なしには困難」 

シンポジウムの自由討論では、政府が今通常国会への関連法案提出を目指す医療関連死の死因究明制度がテーマになった。コーディネーターとして参加した土屋了介氏(国立がんセンター中央病院長)は、同制度の創設に際して医療従事者の免責を求める声がある点について、「医療従事者からはいつも真っ先にこの点が出るが、患者サイドから聞くとあり得ない」と述べ、医療側が自浄作用を発揮して信頼回復を図らなければ、こうした仕組みが社会に受け入れられることは困難との見方を示した。  

これに対し、昭和大病院副院長の有賀徹氏は「単純に免責すればいいというのではないのはその通りだが、問題は真面目にやっている人が委縮していくことをどう考えるかだ」と応じ、制度上の適切な対応の必要性を改めて訴えた。

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様々なシンポジストが様々な意見をおっしゃられました。

どれもがいちいちもっともな話ですが、実はすばらしい意見は「グランドデザイン」に関してではないかと。

 

これは患者と・・・・というところを「国民」に直して考えてみると良いです。実は日本には総合的な企画を行う部署がありません。

日本の政治のグランドデザインを作る組織がない

すごい話です。因みに僕が組織を作るなら、間違いなく「企画課」は作りますし、企画課に様々な意見・情報収集をさせると思います。

あぁ、そうか・・・ほとんど縦なんだよな・・・。

諮問会議「帳尻合わせの議論のみ」―日医常任理事  

このほど開かれた「医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟」の設立記念シンポジウムの自由討議で、同議連の尾辻秀久会長(元厚生労働相)は日本医師会の内田健夫常任理事に対し、2007年度から5年間で1兆1,000億円の社会保障費削減を求めている経済財政諮問会議(首相の諮問機関)に対する見解を求めた。内田常任理事は「いかに帳尻を合わせるかという議論しかなく、非常に不満」と応じた。  

尾辻会長は「きょうの話の中で、一番根源に触れることを一点だけ質問させていただきたい。厚労相をさせていただいた時の恨みを込めて話しだすと、かなり興奮して止まらなくなるので、あくまでも質問で」と前置きした上で、「日医の経済財政諮問会議に対する評価を聞きたい」と尋ねた。  

内田常任理事は「経済財政諮問会議は国の将来を考える会なのに、医療や社会保障、教育を考える立場の人がいないことが非常に大きな問題。(社会保障費に)財源を掛けなければ国の将来はないのに、いかに帳尻を合わせるかという議論しかなく、国の将来をどうするかという根本的な話がないことが非常に不満。あと3年(社会保障費削減が)続くと日本の医療は崩壊する」と答えた。また、高齢者の増加や医療の高度化に伴う医療費の増加について、「国民の共通認識として議論すべきだが、ただ横並びで(社会保障費を)削減しなければ国の財政が破綻(はたん)するという話しかしないのは非常に問題」と、不満をあらわにした。

尾辻会長はこれに対し、「わたしの言いたいことを言っていただき、ありがたい。2,200億円を来年度予算で削れと言われたら、日本の社会保障は崩壊する」と述べ、会場からは拍手がわいた。  

共産党の小池晃参院議員は「自民党の尾辻議員の話に共産党のわたしが『本当にその通りだな』と思い、こういう場でそう言えるのは、しょっちゅうあることではない。経済財政諮問会議で2,200億円削減の議論が始まったが、力を合わせて『骨太の方針』の骨を抜こう」と、尾辻会長に同調した。

----------------------------------ま、経済諮問会議ですからw ここには期待していません。

どちらかというと潰れてほしいとは思っていますが・・・。あるだけ無駄で、有害無益だと思っていますので・・・・

という、CBの記事を紹介いたしました。

この後もう一件書きます。

 

黒川先生の「患者さんを助けようとしている医師は助けてください」の意味を正しく判断した上で、そのとおりだと思われる方は応援をよろしくお願いいたします。

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政治家・官僚が不思議:建前と本音?

2008-04-09 20:15:14 | 国会議員・地方議員連盟

こんばんは

今日も昨日とほぼ同じパターンの外来→実験→メインの職場でした。

メインの職場で頼まれている「救急医療の受け入れ、パターン別ガイドラインのようなもの」・・・

そんな一朝一夕にできるか~。むしろそういうものは、時間をかけて作るもので・・・まぁ、来週の火曜日までに作るという約束をしたので、何とかたたき台だけは作りますけど・・・・。

 

外来では「しゃべっている内容:書いている内容=5:1」くらいの恐ろしく簡単なカルテを書きまくっていました・・・。そうじゃなきゃ回らんw

主に診療しているのは「高血圧」「糖尿病」「高脂血症」「高尿酸血症」などの生活習慣病ですが、今日はCMLのグリベック飲んでいる人とか・・・少しだけ血液の病気の方も来ていました。

 

また、心配していた「北見日赤」でCMLを診てもらっていた人が例の一件のために「こちらでの受診」を希望している・・・・という情報。

う~ん、地域医療崩壊を実感・・・・。 8月で母校の大学病院に戻る予定の僕としては・・・血液疾患(CMLとITPしかまだ確認していないけど)用の「フローチャートでも作っていくかな」などと思ってみたり。

 

あと、漢方薬を多用する僕ですが「いなくなったら、誰も使わなくなるだろう」と思い、新しい薬を入れておりませんでしたが・・・「勉強したい」という話が後輩からありましたので、少し準備をして・・・東洋&西洋組み合わせ・・・というやり方を後輩に伝えられれば(興味を持ってもらえれば)と思っていたりします。

 

さて、今日の出来事はこのあたりにして・・・・ まずはCBからの、この記事を紹介します。

07年人口、11月までに8,519人減  

 

厚生労働省がこのほど発表した人口動態統計月報(概数)2007年11月分によると、国内の日本人の出生数は9万17人で、前年同月より89人減少した。死亡数は9万4,899人で、前年同月の9万1,549人より3,350人増加した。これにより、人口は4,882人の自然減となった。1月から11月までの累計では8,519人の自然減となり、人口の減少傾向が続いている。  

厚労省の人口動態調査は、「戸籍法」と「死産の届出に関する規程」によって届け出られた出生、死亡、婚姻、離婚、死産の全数を対象にしているが、この月報は日本で発生した日本人の出生などについて集計している。  

07年1月から11月までの出生数の累計は99万5,200人で、前年同期より1,281人減少。死亡数の累計は10万3,719人で、同2万1,287人増加した。  主な死因別死亡数の累計は、悪性新生物が30万6,951人で、同6,404人の増。また、心疾患は15万7,425人で、同2,176人増加している。 詳しくは厚労省のホームページで。

 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/m2007/11.html

更新:2008/04/08 11:47 キャリアブレイン

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人口の高齢化も問題ですが・・・少子化は大きな問題ですね。

少子化対策として、様々な福祉の問題、医療の問題、教育の問題がありますが・・・それらすべてが長期的に見たら日本の経済や国を支える事になるのに、何故近視的な政策ばかりなのでしょう?

明敏であるはずの「政治家」「官僚」が・・・不思議でなりません。

まぁ、少子化対策という形で動きはあるので・・・期待してみております。

しかし、少子化対策というのは厚労省や文科省も含めて大きな事業になると思うので、官僚の横のつながりがなければ成功は難しいと思いますね。

だから建前上にしか見えない・・・・かもしれない。

次の記事にいきます やはり、CBからです

 

国立病院機構で初の病院閉鎖  

独立行政法人国立病院機構(矢崎義雄理事長)は4月9日までに、南横浜病院(横浜市)を今年中に廃止することを決めた。職員の雇用確保や患者への対応などについては、4月中に正式決定するという。2004年に全国の国立病院・療養所が同機構に移行してから、赤字経営を理由に病院が廃止されるのは今回が初めて。  

国が医療費抑制政策を進める中、同機構は経営効率を最優先にした病院運営を強化。過去の債務が返済できない、または単独で運営費を確保できない状況にあるなど、早急な経営改善を必要としている病院に対し、病床規模や人員配置などを見直す「経営改善計画(再生プラン)」の策定を求めている。  

同病院は今年3月に再生プランを提出。しかし、同機構は「達成不能」と判断し、同病院に廃止を通告した。  

同病院は1937年、神奈川県立結核療養所として開院。結核をはじめとする呼吸器疾患の治療に基幹的な役割を果たしてきた。2004年に全国の国立病院・療養所が同機構に移行した際には、6病棟300床で運営していたが、結核医療は「不採算部門」などとして、4年間にわたって毎年1病棟ずつ閉鎖し、2病棟91床になっていた。  同機構の職員で構成する全日本国立医療労働組合(全医労)の南横浜支部は、「機構の一方的な医療・経営責任の放棄に抗議する」との声明を発表した。 

声明は「日本の結核罹患(りかん)率は、諸外国と比べて高い水準にあり、とりわけ都市部で広がりを見せているにもかかわらず、病棟が次々閉鎖され、収入は激減していた。急激に経営状況は悪化しており、計画的な倒産だ」と厳しく批判。その上で、同機構と同病院に対し、地域医療への責任を明確にするとともに、同病院の職員や患者、地域住民への説明責任を果たすことなどを求めている。

更新:2008/04/09 18:48 キャリアブレイン

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国立病院機構が「経営効率」を最優先にしたら、どうなっていくのか・・・心配です。

2004年に「国立病院」から「独立行政法人化」したわけですから、経営効率を優先するのは当然の事です。しかし、最優先というのはおかしいように思います。

 いや、本来「病院」が「患者」を最優先するならともかく、「経営」を最優先しなくてはならないという事が、矛盾しています。「医療は利益を求めない」ということで「医療法人改革」を行っているわけですから・・・・。

 

まぁ、厚生労働省が「建前」と「実態」が違いすぎるので、こうなるのでしょうけど・・・。

医療は利益を求めないのならば、そういうのを政策の中に示してほしい。

 

官僚組織の血が滞っている。中でエスカレーター式に「問題を起こさず」に上がっていくだけ・・・というのは面白くないですね。

厚生労働省・・・というより、優秀であるはずの官僚の皆様に期待です。むしろ官僚が動きやすいようにする政策案もありますが・・・・ヒントはアメリカw

 

いずれにせよ、ともかく病院というものが「国民の安心のために」存在しているもので、「無駄になりうる」「無駄になったほうが良い」くらいの存在であるというのが僕の考えです。

あくまで無駄になりすぎてはならないので、ある程度の予測はしなくてはならないのでしょうけど・・・一般的な諸外国のレベルから逸脱している日本は論外です。

そういう考え方を「国」が持ってくれたらありがたいように思います。

厚生労働省や国が「建前」だけでなく、政策や行動で示してほしいと思われる方、応援をよろしくお願いいたします

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医療崩壊阻止のために:4月12日シンポジウム

2008-03-24 20:49:48 | 国会議員・地方議員連盟

さて、一応この記事を書かねばなりますまい・・・

 医療現場の危機と打開を目指す~という事で、4月12日にシンポジウムがあります。

http://www.iryogiren.net/index.html

僕もシンポジウムは聞いてみたいので、参加するつもりなのですが・・・参考までに。

しかし、5年前は誰も信じなかったような事が、現実の事となっています

。このまま医療崩壊を進めて行っては困るのは国民です。

 その時・・・日本の国自体も、本当に失敗したと気がつくのでしょうが、それでは遅いのです。

みんなで医療崩壊を阻止すべく頑張りましょう!

 頑張るゾ!と思われる方、応援をよろしくお願いいたします

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