新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

渋谷「Star Lounge」で高橋研さんの「デビュー40周年記念祭 Free Fallin'」…後篇

2020-02-13 07:22:55 | 高橋研
渋谷の「Star Lounge」で

「高橋研さんのデビュー40周年記念祭 Free Fallin'」


の続き




この男が今日来てくれるか不安だっただけど
リハのときから早々と来てくれて
ホッと胸を撫でおろしている…と前書きを述べてから
紹介するは

「ロックの種馬」と

井口一彦さん



研さん
井口さんがもう呑んでることをいじると
井口さんからの笑顔の一言

「40周年おめでとう!高橋!!


なんでも
加藤いづみさんのお子さんが
「研!」と呼んでいるMCをきいてて
研さんをなんて呼ぼうか、小山卓治さんと楽屋で話していたらしい…

で…俺は…「高橋!」と井口さん…


研さん一言…

「矢沢みたいな感じでいいなあ…笑」


ここからは二人の出会いの話
アコースティック・ナイトのツアーで
大晦日に研さんを神戸で初めて観た話

なんでも
去年、井口一彦さんはバンドの30周年ライブを行ったらしく
さらに…10を足す40周年は重いね…と…

「いやあ、お前の体力があれば大丈夫」と研さんが返せば

井口さん
「これは、狩野さんのおかげ」と
突如、話題は狩野さんに…

狩野さん、何にもエネルギーないから
狩野さんは、動物か植物かわかんない感じで生きてますから…



とお二人
狩野さんの話題で意気投合して

「 Slow Down」





力強さを感じる
80年代テイストぷんぷんの
ロックンロール…

躍動的なリズム
疾走感あふれるサウンド…

で…私にはドンピシャの
ブルージーな井口一彦さんの唄声

80年代を彷彿させ
若返ったような気分にも
ああ、あの頃
ギラギラ感を漂わせながら
歌の世界のように…前向きに
いつかは何かを掴もうと
そう思ってはいたような…

実際は…だらだらだらだら
けっして前向きではなく若い頃過ごしちゃったんですけど…


まあ、青春時代の憧れといいましょうか…
若いエネルギーが漲る感じで
歌の世界の主人公のように…生きたかった…みたいな

井口さんの奏でるエレキが
心地よい…


研さんもめちゃめちゃ楽しそう…


次は井口さんが研さんの唄を歌うコーナー
でも、ちっとも覚えてくれなくて
リハなどに誘うも
結局は
呑んだくれてしまってる…と研さんのボヤキ


「さあ、覚えてくれたんでしょうか??」

と研さん、ハードルをあげれば

井口さん
すかさず
「一緒にうたいましょう!!なかよしなんだよ…笑…一緒にうたいましょう!!」

「ハイウェイ#99とヴァガボンドムーン」



骨太なロックサウンド
井口さんが歌う!歌う!!
サビは研さんもハモリながら一緒に…
井口さんも、渾身の力を込めて
エネルギッシュに歌う!歌う!!!

松本淳さんのドラムがめちゃめちゃかっこいい
そして重低音を刻む
吉岡さんのリズム…
抜群の最高のリズム隊にのって

溌溂とした表情で井口さんと研さんが歌う!!
サビの力強い二人の唄声に大歓声!!


歌い終えて
研さん、井口さんのことを
「覚えていたような…いないような…62点くらいの感じでした…笑」


さてさて
次の方を紹介
「井口くんに比べ、ウンとウンときちんとしている…
都会の光と影を歌うシンガーソングライター」と


小山卓治さんを紹介


小山さんは
研ちゃん、おめでとう!」と一言…笑

小山さんは
「研ちゃん」で行こうと…楽屋で決めたようで…笑



ここでの
MCは二人の関わり
「Circle Game」というアルバムをつくらせてもらったこと
ツアーも一緒に廻ってお世話になってること…
なんでも研さんの知り合いが小山さんのことをとても好きで
斎藤工に似ていて、斎藤工くらい好きだといってること


さらに
二人の出会いのこと
 
アコースティック・ナイトのイベントで
小山さんがリハーサルで歌っているところを
研さんが、とある評論家とみていて
その評論家に「どうして、ああいうふうに歌えないの?」と言われて
その評論家が嫌いになったこと


ここで小山さんの40周年にもでてもらうことを約束しながら

「 二人のはるか」


優しい温かな小山さんの唄声
で…情景が心象風景に鮮やかに浮かび上がる…
そんな素敵な歌


刻むドラムの音が心地よい


サビは優しく研さんがハモる


それが小山さんの力強い歌とのコントラストが絶妙で
実に聴いてて心地よい…
その歌声に絡む狩野さんのエレキ…

MCは
冬に研さんと小山さんがツアーする東北の話…
盛岡と奥州は大丈夫だけど
青森の集客が…なんていった話…

小山さんは青森初めて
研さんは2回目…
でもそのときは近藤智洋くんがお客さんを呼んでくれたからと…笑



さて
次の曲
小山さんが語る
「研さんのアルバム「BIG END」に入ってる曲で、これいい曲だなって泣いたんだけど、それを歌えというハードルの高さ…」





これに対して
研さん
「小山に歌ってほしいと思って選びました」と…


「帰れない町」


小山さんの甘いハスキーな心地よい歌声が優しく響き渡る
歌の情景が鮮やかに浮かび上がる…
いやあ、これ、ホント凄すぎて凄すぎて
めちゃめちゃよくて…
小山さんだからヨイショするんじゃなくて…
ホントめちゃよくて
まるで小山さんの持ち歌のように…
心に沁みました!沁みました!!
サビは研さんがハモる!!
で研さんのハーモニカがこれまた心に沁みるのよ!!


以上で
ゲストとのセッションコーナー終了…


研さんが語る…
小山さんの後ろでギターを弾いてるとボブディランの後ろでギターを弾いてはしゃいでいるトム・ペティのようで楽しい…と…


「いやあ、いいね、正統派ボーカリストの後ろでギターを弾くのは…」






そう口にしながら
狩野さんと目があい

「狩野さん、ごめんね…インチキボーカリストで…」…


一昨年のレコ発のときは
腰痛が酷かったこと
他にも膝が痛かったり風邪ひいたりと調子の悪いことも多かったけど
今日は元気いっぱい、調子がいいとお客さんを煽って

加藤いづみさんへの提供曲

「オットーの動物園」



ハスキーな唄声の研さんが歌うと
ロックサウンドの雰囲気ぷんぷん…
ミディアムテンポの曲調が気持ちいい…

演奏の途中には
バンドメンバーの紹介も挟んで…




「奇妙な果実」


バンドのグルーブ感がめちゃめちゃ
エエ感じで…

一歩一歩踏みしめるようなベース音のギターの響き…
ミディアムテンポで
ブルージーな匂いを漂わせながら…



研さんのブルージ―な声…
奏でるギター
そして…歌詞に描かれた世界が…心象風景の中に…鮮やかに浮かび上がる

サビのフレーズ

♪へっちゃらだよ~
♪ケセラセラだよ~



この歌を聴けば
本当にどんな悩みも
♪へっちゃら~で♪ケセラセラ~に思えてくる

今の私の気持ちには
ドンピシャ!!…笑…でつい口ずさみたくなる曲…


「三日月に腰かけて」



壮大さを感じる
竹田元さんのキーボードの鍵盤の響きにのって
ブルージーな研さんの唄声が映える!映える!!
歌ってる研さんがなによりもめちゃ楽しそうで
それがお客さんにも浸透しめちゃめちゃ心地よい空気感…

手拍子の一体感
そして…見事なほど爽快さも感じる
バンドのグルーブ感…


ここで研さんのMC

歳を重ねるごとに音楽が楽しいと
それは我ながら自慢できる素晴らしいことだと…
若い頃には分かんなかったことが、理解できて
なおさら深く探求したくなっていると今の心境を語り
もうちょっと歌わせていただきたいとまとめ…
かつ、今夜のライブももうちょっと歌わせていただきたいと
言葉をかけあわせて

「 Circus Town People」



おなじみの…
高橋研さんのバンドライブでは
十八番といってもいいほどの…定番のロックンロール



ステージにいる演者の楽しさが
客席に…客席後方の私にまでも
はっきりと伝わってきて…
もう…それは…一緒になって楽しい!楽しい!!
見事なほどの客席との一体感

自然と身体が揺れる!揺れる!!!


「研さん、かっこいい!」の声援に
研さん「女の人から言われたい」…笑



はい、黄色い声援が…
黄色ですよ!間違いなく黄色い声援が…笑
飛びかう!飛び交う!!
もう収拾がつかないほどの黄色い声に

研さん
「もういいわ!お腹がいっぱいになってきた…笑」


本編ラストは
研さん、12弦ギターを抱えて

「アナスターシャ」


畳みかけるロックサウンド…
さらには
メロディアスな…美しいメロディーライン!!!



それはそれは…もう最高の心地よさ


♪いつも君の隣にいるよ きっと君の後にいるよ
いつも君を見つめているよ きっと君の後を守るよ~


ホントに思う
研さんの音楽に出会えてよかった…と…


当然鳴りやまぬ拍手、歓声、それも…
黄色い!黄色い!!声


に応えての
UN


「LIMIT」



今の日本を憂いているような…
鬱な感じもこめられたロックンロール

ホントかっこいい!!!


ブルージーなサウンドにやられちゃう!!
後半のコーラスが…これまたなんとも素敵な彩りを醸し出してくれる…


さらには
圧巻の狩野良昭さんのギターソロ


確かな音を刻む
吉岡誠司さんのベースに
松本淳さんのドラム


ブルースティスト満載の
まさに…大人のロックンロールって感じで…


UNに感謝しつつ
まだまだ演奏したいの研さんの言葉に大歓声!

「 不眠症のブルース」



ビンビンとハコいっぱいに
そして私の心に響き渡るこの音…



この重厚なサウンド…
ブルージーな歌声の研さん
めちゃめちゃかっこいい!!

私の知ってる
私と一緒に
呑んだくれてる研さんとは明らかに別人…笑


そのままの流れで

「55$の魂」


ノリノリのブルージーな
ロックンロール

もう…
まさにワン・チーム
日本代表の
ラグビーチームのような
一体感したグルーブ感に
圧倒されちゃうほど…

「55$の魂」を聴いてると
「55歳の魂」は快感…



はい…私の魂、めちゃめちゃ喜んでおります…笑



今回のバンド
久々に竹田さんが参加してくれたことにも
感謝しつつ
バンドメンバーは
フォーク畑の人が多いので
久しぶりにこんな爆音の感じで
青春が蘇ってきたのではないかと声をかけつつ


なによりも
集まってくれたお客さんに感謝し…
これからも45周年、50周年
いや、41周年、40周年と半年…笑…みたいに
いろんなことにかこつけてライブをやっていきたいと〆て


ラストは
大盛り上がり
オールスタンディングでの



「翼の折れたエンジェル」

大迫力のバンドサウンド


ドラマティックなメロディーに
大盛り上がりの「翼の折れたエンジェル」


研さん
めちゃめちゃかっこいい


研さんがボブディランに被ってみえた!みえた!
研さんがボブディランに被ってみえた!みえた!
研さんがボブディランに被ってみえた!みえた!


写真は
楽屋にて
吉岡誠司さんと松本淳さんと…






そばにボブディランに被ってみえた方がみえたので
一緒に…と思いきや


私のブログ写真にありがちな…

ボブディランに被ってみえた方は
「Blowin’ In the Wind」

楽屋の空調の??風に吹かれて…笑
横を向いたまま…笑…でしたが…







そうそう
帰り道…
忠「研」ハチ公と…???






あ、忠「研」ではありませんよね!!…笑
ついつい加藤いづみさんのお子さんのエピソードが心に残ってて…笑













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