新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

刈谷サンダンスで「高橋研、2022・続・はじまりの旅~春~」ツアースタート…高橋研さんのライブレポ!

2023-08-14 06:29:54 | 高橋研

高橋研ライブツアー

「2022・続・はじまりの旅~春~」ツアー

怒涛の5日間で、4日のライブ

もう60代半ばにしても、元気いっぱいの高橋研さん…のはず??

 

そのツアー初日

刈谷サンダンスにて…

リハのみならず

物販の準備も完璧…笑

 

 

「珈琲タイムズ」が空気を暖めてくれた中

まずは

「奇妙な果実」
 
…から
 
 
 
 
いやあ…
ブルージーな
私にはドストライクな研さんの唄声…
たまらないね!!

♪へっちゃらだよ 何が僕を 待ちうけていた としても~

この歌詞にあるように
嫌なことがあっても
どん底だと思っても
なんか…気持ちが前向きになれる歌…

ホント心動かされる素敵な曲なのです
 

「それなり」

疾走感あふれるリズムにのって、ロックテイスト満載で…

♪それなりに満足 それなりに生きてるけれど それなりってなんだ~

 

ここはボケを…

この歌詞のように聞かれたら、私きっとこう答えるだろうな…

「お米の神様」です…稲荷の“稲”の神様…

それ、「それなり」やなくて「おいなり(お稲荷)」やないか!!

たぶん、研さんはこういうのが喜ぶと思うので??

 

話をライブに戻して

まずは、来てくれたお客さんに感謝の言葉を…そして、自己紹介を挟みつつ、二度目のサンダンス、3年前くらいにここでやらせていただいて、美味しいハンバーガーをいただいたことを覚えていますと…開口一番

それ以来なので、非常に楽しみにしてきたので、朝3時に目覚めてしまったと…研さん…「遠足前の気分なんでしょうね…」

「3時に目覚めてしまったせいか、さっきから足が攣ってしょうがない…笑…寝不足あるいは疲労??」とのっけから、自虐の爆笑トークを展開しながら

「今日は寒い中、お越しいただいて本当にありがたい」と言いつつ「急に冷えてまいりまして、名古屋もそうですが、東京には出かけには雪が降ってましたから、けっこう歳なものですから、御覧になって分かるように、なかなか天候の変化に身体がついてくれないというのもあって、今日はライブのために針を打ち、マッサージに二度も行き、足が攣るという…笑…いくらケアしても、身体がなかなか言うことをきいてくれない状態ですけど、最後まで、頑張って歌いますので、よろしくお願いします」とまずはご挨拶のMC

さらに

「なかなかコロナ禍でこの店もそんなに頻繁にライブが出来なかったと思うけど…やっと少しずつ開放されてきて、2週間前にここに小山卓治という男がここにこられて…友達なんですけど、その小山君に1枚アルバムをプロデュースしてて、それとは別に彼と共作で歌を作ったりしたのでその曲を…小山卓治作曲、高橋研作詞の曲を」と

ギターを弾き始め、一度チューニングを整えて

「ジオラマ」

サウンドから漂う小山卓治さんの匂い…めちゃイイ感じで、ハスキーな研さんの歌声が、めちゃハマってる…

 

「嘘つきのロッカー」

特徴的な静かなイントロが彩る中、研さんの切ない唄声が響く

研さんの一挙一動…繊細な指の動き…
さらには
…じわっと心に伝わってくる研さんの歌声によって…
…広がる心象風景…

…きらびやかな都会の中に…蠢く孤独感…

そんなことを感じながら…



研さんの描く世界観に惹きこまれる…
秀悦なバラードの連発は

心に沁みる!沁みる!!

 

ここでのMCは

コロナ明けで、コロナ禍の間、あんまりライブもできなかったので、今日は久しぶりに歌うこと…

「久しぶりにみなさんとエネルギーの交換をさせていただくことになったので、それが楽しみでもあり、若干、リハビリ的な感じも…笑」

足が攣ってしょうがないと笑わせながら

「だんだんと回数が増えてきて、みなさんのマスクもとれてきて、コール&レスポンスができたり「研さんカッコイイ」と言ってもらえたりしながら…」

催促した感じみたいだけど、ここで客席から「研さんカッコイイ」」と言葉が飛び交う…笑

「ありがとう!ありがとう!しゃべらないように…笑」と言いながら

そういったやりとりがもっと自由にできるようになったら、僕も足を攣らないで頑張れるという…笑…今、だんだんとアイドリングを掛けてやっていると語りつつ、このままコロナの影響がどんどん減って行って、普通のありきたりの病気になればいいけど、と研さん

 

「人類の歴史、イロイロなものと闘いながら、我々も生きてきたという証拠なんでしょうし、我々僕らの世代の若者は…」と語って研さん

「スミマセン、見栄張りました」と笑わせる

おじいちゃん、おばあちゃんから戦争の話を聞いたり、兄貴や先輩、いとこのお兄ちゃんからは学生運動やベトナム戦争の話を聞いたりしたけど、自分たちの世代には、何も衝撃のある出来事が起きずに、このまま生き終えていくんだろうなと思っていたと

バブルも経験し、何もなくてハッピーと言った人生で終わるのかなと思ったら、神戸にで震災があり、アメリカに飛行機がつっこんで、東北でも震災があり、そして、ヨーロッパで戦争が起きた…ああ、やっぱり人一人の人生の中にはいろいろな絵巻物みたいな悲しい出来事や辛い出来事が平均的に起きていくものなのかなと思ったりもするけど、このように起きるものはあるけど、それでも生きていくことが必要なんだなと…40歳くらいまでは何も起きないだろうなと思っていたけど、そうじゃなくて、起きる!

起きるから対処しなければいけないということを最近、あらためて感じていると

足が攣ることも起きるんだ!対処しなければ…と落として

客席から沸き起こる笑いに「頑張ります、ありがとう」と笑って答える研さん

いろいろなタイプの歌を作るんですけど、次はかわいく、自分で言うのも変だけどかわいくやりますと

「屋上庭園」

3拍子にのせて…2021年、川沿クタ子さんが歌ってくれたこと、そのとき、データをやり取りしたことを思い出しながら…

また加藤いづみさんが歌った、その夜のことをも思い出しながら…いやあ、研さんのブルージーな歌声も味があって、いいね!

かわいい歌をお届けしました、可愛かったでしょう…と研さん、自画自賛…

「明日から暖かくなるのかな…ある程度荷物をコンパクトにしたかったのに…何を着たらいいかわからなくて、寒かったり暖かかったりするので、もう少しはっきりすればいいのに…暑いなら暑い、寒いなら寒いと両方に対処しないといけないので荷物が増えるんだよ…だから、荷物を軽くしたいから、あそこでCDを売っているから、買ってもらって荷物を軽くさせてもらって…笑」

 

「みんなの気持ちも軽くなるように手拍子とかしてみますか、じゃあ、ロックンロールを…「珈琲タイムズ」のお二人もロックンロールって言ってましたので…笑…じゃあ、手拍子とか大丈夫ですか…年輩に方も多いみたいなんで遅れないように…」と

「僕は君じゃない」

盛り上がる!盛り上がる!!ご機嫌のロックンロール

そして、実に心地よい会場、お客さんとの一体感!!

唄い終えて

「もう1曲くらい手拍子してみる?楽しいよね!」と誘って

「あんまり、つばとかとばして言葉を吐いて、なんてできないと思うから、手拍子、足拍子は自由なんで、じゃあ、もうちょっとやさしいやつを…やさしいというか暖かい春っぽいやつを…このお店のハンバーガーのような暖かいやつをやってみます」と

カズ―でイントロを吹き鳴らして

「唇にメロディ」

加藤いづみさんの透き通った唄声もいいに決まってるけど…これまた、研さんのブルージーな歌声もハマってるんだな…

唄の途中、カズーを落としてしまって、その後はバンバンバーンと間奏を歌う研さん

唄い終えてのMC

「戦争が始まって20日くらい経つのかな…僕らは島国なので、国境線というのに出会うことはない…みえないけど、ヨーロッパの国々では、地面に線が引かれているのかいないのかわからないけど、いろんなふうに分断されたり、くっついたりといろんな歴史があって、今は攻め合っている状態だと思うけど、本当はそんなものはなくて、きれいごとを言うようだけど、人類はみな兄弟で、みんな仲良くできたら一番いいなと思うんですけど、なかなかそうはいかない…でもヨーロッパに冬の季節が来て、ヨーロッパ全土に雪が降ってくれたら、国境が見えなくなる…みんな一つになれるのでは…とそんな歌」

「僕たちの国境」



緊迫感の感じられるメロディアスなサウンドの中のどこかに
切ない雰囲気が漂う…

ギターでの刻むリズムは、冬の寒さの中を列車が走っていく…そんな雰囲気が伝わってくる…

サビのメロディーは秀悦

メッセージ性の感じられる歌詞は
心に響く!響く!!!

♪国境線を越えて かならず会いに行くよ
国境線を越えて 今すぐ会いに行くよ~


このフレーズが実に印象的で…
いつまでも…いつまでも心に響き渡る…

 

「太陽の季節」

 

リズミカルにかつ研さんのボーカルが力強く

のりのりの疾走感溢れるサウンドに乗って、いやあ、楽しい!楽しい!!!

 パワーが感じられるこの曲…

歌詞に耳を傾けると前向きな気持ちになれる…

この曲を覚えて口ずさんでいれば、そばにいるかも知れない新型コロナウイルスをも、ぶっ飛ばすことができるような…

♪太陽の季節がもうすぐやってくる 世界を変えるのさ その日がくるさ~

小さい声で一緒に唄おう♪ラララ ラララ~

声は小さくてもそれは見事な一体感…

「ありがとう!久しぶりに歌ったので、力が入り過ぎて声がガラガラになってきました…あと、3回ライブをやらないといけない…明日、温泉とかいかないとまた足が攣りそうだな…」

「珈琲タイムズ」をみてると衣装も二人で合わせていて、一人でやってる我が身としては、相方がいるというのは羨ましい感じがしてみていたと語りながら

「やっぱりR1よりM1の方がいい…ラメとかいいよね…やっぱりM1だな…」笑

「今日、さっき夕方、ウクライナの大統領が、日本の国会とリモートで繋がって、原子力発電所4カ所危うい状態であることを報告してくれたらしく、我々にも1回喪失しそうになったことがあって、そのことを考えたら危ないなと思います」と

次の曲に関連付けて

11年前の震災の時に作った歌を最後にと

本編ラストは

「帰れない町」

研さんのハスキーな歌声で…
震災後の
心象風景が…はっきりと浮かび上がり
果てしなく切ない…

この時期、ウクライナの映像が心に浮かび上がり、唄がその心象風景と被って、心に沁みる!沁みる!!

 

ここからは鳴りやまぬ拍手!拍手に応えてUN

 

研さんの第一声が「まだ、やりたいんだよ!!」

「ただ声がね…セーブしながら歌わないと…アンコールは、せっかく刈谷へ来たんだから、ちょっと呼び込もうじゃないか!「珈琲タイムズ」のお二人…M1チャンピオン!」

その紹介にのって石川賢治さん

「M1からやってきました…笑」

「衣装合わせをするの…まじで…」とか言ってる研さん

マスターを呼び込むのを忘れてるので、私が声掛け!

「マスター!!!」

すると研さん

「そうだ、忘れてた…なんか忘れてた…ごめん、ごめん!そうだよね…」

「忘れられちゃった」とマスターが言葉にすれば

研さんが言う

「なんか思惑がいろいろあるみたいで、「今、マスターは?」と声を掛けた土性君が、こちらのライブをコーディネートをしてくれる方なんですけど、彼から2週間くらい前に、サンダンスのマスターは一緒に演奏すると気分が良くなるので是非!と言うメールがきて、じゃあ気分が良くなるならやろうと、そう返事したんですけど、で、今日、ここにきてマスターとやりましょうねと言ったら、マスターは、なんか突発的に呼んだみたいにしてくれないかな…笑…リハとかもやっていないみたいな感じで…えー、マジで俺やるの?みたいな感じで、ステージにでていきたいと、みんなそれぞれ思惑がいろいろあって…声高らかに…マスターです!!」

「一番、出にくい紹介の仕方…笑」とマスター

「相当飲んでるから大丈夫では?」と研さんが問うと

マスター「今日は、呑まない予定だったけど、めちゃのみはじめまして…今日は酒が旨いですね…じゃあ、みなさんと乾杯をしたいと思います…乾杯!」

乾杯し遅れた研さん、思わず「ビールをください!」

石川賢治さんは「僕は呑みません!ノンアルコールで…」

と答えている石川さんに向かって、研さん

「ビールを待っている間に、石川君がオモシロイ話をします!」

と無茶ぶりを一発!

石川さん、びっくりして

「リハの時から凄い無茶ぶりを受けていて…笑…3年前もそうだった…「翼の折れたエンジェル」をやらせていただいたんですけど、リハのとき、間奏を普通に鳴らしていたのに、本番になると「石川、リードギター」とか言って…」

「そんなことあったっけ??」

「あったんです…笑…だから、研さんから無茶ぶりは来るんだろうなとか思っていたけど、オモシロイ話をしろだなんて…笑」

研さん「スミマセン!性格を変えるようにします…笑…みなさん、ありがとね」とここで、ビールが届き、研さん小さな声で「乾杯!!」

 

さらに研さん「川口さんのしゃべりはいいですか??」

川口さん「いいです」と一言…

さて研さん

「では、みなさん、アンコールです、石川君とメールでやり取りをしまして、この曲をやろうかと…坂崎、桜井、高見沢」と研さん自身と「珈琲タイムズ」のお二人をTHE ALFEEのメンバーにあてはめ、残ったマスターは、そのまま「マスター」と紹介をする

「THE ALFEEのメンバーに入っちゃった??あれ??」とマスター

研さんが紹介する

「何年のヒット曲か忘れましたが、それでは高見沢さんと一緒に詞をかいた「メリー・アン」を

 

「メリー・アン」

一番は研さんが歌う!!

「珈琲タイムズ」のサビのハモリもお見事

2番は、石川賢治さんの甘く力強い唄声…

間奏の石川さんのリードギターが映える…

そして、3番は、川口ヒサオさん、高橋研さん率いる「THE ALFEEモドキ」はめちゃカッコイイ!!

 

唄い終わって、研さん、感謝の言葉を…と同時に客席からの「もっとやって…」の声に

「もう1曲、やっていいですか…石川君に歌ってもらおうかな…」

「コワイ!コワイ!」と石川さん

さらに「3年前のことを思い出したんですけど…研さん、大阪でキラキラしたものを忘れられて…」

「ああ、マッサージやでね…」

石川さん「…で、ここ来た時にギラギラしたものがなくて、僕一人ギラギラしてて目立ってしまって」

「今日もギラギラしてる」と研さん

石川さん

「この3年間で、さらにギラギラ度が成長してしまって、もう引き返すことができない」というと

「だんだん、美川憲一にみえるよ」と研さん

「そろそろ電飾つけようかな…」と石川さんが言えば

マスターが言葉を足して「LED!」

 

「でも、それくらいした方がプレスリーに近くなる」といった研さんの言葉をいただいて、石川さん

「どこを光らせようかな…」

この言葉にみなさん、頭頂部を意識したのはいうまでもない…私も含めて…

 

さて研さん、「では、これも同じ年代くらいかな…中村あゆみにかいた曲を最後に」と…

「翼の折れたエンジェル」

マスターの刻むリズムも心地よく…

1番は研さん

2番は石川さん

3番は川口さんで

サビはハモってて…

石川くんのギター凄い!!…川口さんも
マスターのリズムも凄くて
それはそれは…即興とは思えない
見事なグルーブ感!!
見事にハモる石川くん

サビは実に激しく
大盛り上がり!!

曲の後半「はもれー」の研さんの声を「飛べ!」と言われてると勘違いした石川賢治くん

ステージで飛んでる!飛んでる!跳ねてる!

 

 

石川さん、まさかの「飛ばされるエンジェル」に!!

 

ステージ上で飛ばされるエンジェルに…

「跳んだら…違うよ!」と制止するマスターの声を届かず、飛びまくる!石川さん

♪とべない とべない とべない とべない とべない とべない~飛べない石川君、ハモ~

違う!違う!!大爆笑の研さん、マスター、そしてお客さん…

もう、ラストはテンポも速くなり、疾走感満載で、畳みかけるように…

 

ラストは、研さんのこの一言

「殺す気か!!」…笑

 

演奏後の石川賢治さんのこの一言

「翼が折れても気合で飛ぶんだと思った…笑」

まさに刈谷わんさか祭りを超えた???…笑
そんな大盛り上がりの
実に楽しい宴だったのでした!!



打ち上げの話題は、もう大爆笑


話題の中心は、もちろん「とばされたエンジェル」…石川さん!!

いやあ、初日から笑った!笑った!!

サンダンスのハンバーガーを食べ、さらに笑った高橋研さんと…

 

笑い皺が、数本一夜にして増えた…めちゃめちゃ楽しい夜だったのでした…

最後の写真は、笑い皺を隠している研さん…笑…たぶん…



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