サンタラのライブに続いては
小山卓治さんのソロライブ
そのライブレポをば早速…
まずは
「微熱夜」
から、ライブはスタート
閃光を放つギラギラ感満載の小山さんの歌声が、得三のハコ一杯に響き渡る!
そー言えば、そもそもが、得三で小山卓治さんの歌声を聴いてみたい!
そんな私の我が儘な思いで、初ブッキングしてから、何回めかの夜
小山さんの歌声が、この空間に溶け込んで、得三のハコの床や壁や、そしてお客さんの心に染み渡っていくような気がしちゃう得三の音響が…雰囲気が、めちゃ心地よいんだな
「PARADISE ALLEY」
自然発生する手拍子にのって、躍動的な小山さんの歌
ハスキーな歌声は、実に力強く
歌い終えて小山卓治さん
会場のお客さんに感謝の言葉を
「今回は、今日から始まる三日間のサンタラとのツアー、今日は、初日、明日は滋賀県の酒游舘、明後日は、刈谷のサンダンスで三日間のライブ、その翌日は、ソロで春日井の「ond」…ここは行ったことのないところ
得三でやるのは、2年5ヶ月ぶり…さっき、言ったようにサンタラとやって以来、前回ここでやったのは、サンタラと…その前は浜田省吾さんのバンドのギタリスト町支寛ニさんともここでやった…今回は二部構成でライブをやろうと思う…一部はサンタラがやって、二部は俺がやって、三部は、三人のセッションをたっぷりお届けしたい…一人じゃできないこと、二人では未完成なことを三人でやる…最初、ここでサンタラとやったときに、凄くアンサンブルがよくて、東京でもやろうよ、という話になって、東京で曲を増やしてやって、それも凄くよくて、もっと増やしてもっとやろうよってことでどんどんセッションする曲が増えたので、今日は三部構成でやります…最後まで、ゆっくりと楽しんで」と声を掛け
次の曲は
「二人のはるか」
そこで歌われる等身大の小山さんが感じられる
ラブソング
小山さんの優しい想いが伝わってきて
その歌声が響き渡る…
情景が目に浮かぶよう、
小山さんの唄は丁寧で、どこまでも優しく
歌い終えてのMCは、今日、得三から三日間のライブの予定だったけど、月曜日に春日井の「ond」というところで、ソロライブをやることが決まって、それは、ラジオの公開録音のライブであること、そのライブが実現するいきさつを語る小山さん
「今年の春にやったライブに、35年ぶりに、みにきてくれた女性がいて、その方が主催をするということで、ライブをやることに、話がトントン拍子に進んで…初めて行く街なので、たくさんのはじめましてがあると思う…もう、デビューして30年以上経っても、そういうところに呼ばれたりすると、気持ちが初心に戻れるかな…はじめましての気持ちでやるので…次はおばあちゃんと少年の話…」
と
「ばあちゃんごめんね」
この歌を聴けば
どこで聴こうと
お寺ライブの風景が浮かび上がる…
この歌…
歌声はどこまでも優しく…優しさが滲み出てる曲
♪ばあちゃんがくれるお菓子は茶色くて
いつもあんまり甘くない~
この歌詞が、幼少の頃に、確かにそうだったと、亡きおばあちゃんの想い出と被って、ぐっとくるんだよね…もう2日続けて、亡き祖母のことを思い出しながら…
「ひまわり」
今、この時代だからこそ余計に聴きたくなる「ひまわり」
戦乱のことも脳裏によぎりながら…今の時代背景にぴったりはまっていて、唄はぐるっと廻って帰っている…漠然とそんな想いを感じながら
♪その人の女房はある日絵ハガキを受け取った~
街を舞台に描かれる
短編小説のようなショートストーリー
実際の「ひまわり」が咲き乱れる光景はストーリーの中では
登場しない…
でも…この曲の印象は
絵葉書の中にある「ひまわり」に集約されていく…
その絵ハガキの中の世界が
主人公にとって手が届きそうで手が届かない世界…
日常が淡々と…希望も絶望もなく過ぎていく…
なんか…
初めてきいたときに
「なに、この曲…」と衝撃を受けたことを思い出す…
1990年ごろに私はこの曲と初めて出会って
(一番最初に小山さんを知ったのは「Passing Bell -帰郷- 」
そこから遡るようにして出会ったのがこの「ひまわり」)
当時、メッセージ性が強い曲ばかりが
流行ってた中で
この曲は…最初は訳がわからず…
聴けば聞くほど
スルメのように味が出るような不思議な感覚のこの曲に
魅了されていったことが…心に浮かび上がる…
熱唱!熱唱!心に刺さる!刺さる!
歌い終えてのMCは物販の紹介
「…植物もある!植物は、砂田園芸で発売してるので、後で、砂田和俊さんが説明すると思うけど…」
と前置きして、物販の本題
「熊本応援ライブ」というのを東京でやっているが、そのライブ会場で売っているCD、内容は「はるか」のアルバムの全曲入りのライブテイクのCD、これは収益金、売り上げを熊本の応援のために送っていることを話し、また、元ARBの白浜久さんとバンドを組んで、小山卓治&白浜久プロジェクトというバンドを作って、そのバンドのCD、白浜久さんのアレンジで、小山卓治さんの歌が入っているもの、これも会場限定で…そんな物販の紹介を挟みつつ
「先ほど、田村キョウコさんも言ってたけど、コロナの影響で、おととし、去年まで、おもうようにツアーができなくて、だから、こうやって唄を届けることができるというのは、本当に幸せなんだよね…俺は、1983年にデビューして、ずっと歌ってきて、来年で40周年…」
客席から拍手が沸き起こる!
「大先輩と言われて、いや、俺はちょっと違うんだと思うけど、まあ、言われてもしょうがないかなとも思う…あまり反省もせず、懲りずに歌ってきたら、いつのまにか、40年…来年は何かしら形のものを作って、みんなのもとへ届けます…それをもってまた来ます…では、この後たっぷりセッションをお届けします…その前にもう一発盛り上がっていこう」と
「傷だらけの天使」
みていると
まるで映画のヒーローみたいに
小山さんが…みえる!!みえる!!
興奮度MAX!!
みなさん、拳を振り上げ、気分は最高!!
コブシを振り上げ
♪GET AWAY~
♪GET AWAY~
♪GET AWAY~
後ろから見てる限り
みなさん、四十肩、五十肩に悩んでいる年齢の方とは思えない!!…笑
コブシを振り上げ
♪GET AWAY~
♪GET AWAY~
♪GET AWAY~
お客さんのほとんどが
20代前半に…見えた!見えた!!
(後ろから…笑…ですけど)
「Aspirin」
あがる!あがる!!
ボルテージ!!は最高潮に!!
♪~アスピリン アスピリン
誰か俺にくれないか
アスピリン アスピリン
ほらまた頭が痛くなる~♪
拳を突き上げ
客席大盛り上がり
大興奮の「Aspirin」で小山卓治さんのソロコーナーは終了
ここからは、小山卓治さん&サンタラの
セッションをたっぷりと…
続く…