新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

2020年冬…ナディアパークの2FのアトリウムでJuke OkaYoshiさんのウクレレ・クリスマス…第2部

2021-08-31 06:27:43 | ライブ

この2020年になってからは、私たちが待ち焦がれるクリスマスとは真逆の来て欲しくない新型コロナウイルスがやってきまして

「クリスマス」「クルシミマス」になっているような状況ですが…

ナディアパークのクリスマス

Juke OkaYoshiサンタがやってきた

「ウクレレ・クリスマス」なるフリーのコンサート

思えばこのコロナ禍…2020年で、Juke OkaYoshiさんのライブを観るのがこれで4回目、コロナ禍なんだけど、足を運んだのは例年と変わらなかったよう…な…笑

場所は
ナディアパークの2Fのアトリウム…

「 Winter Festival 2020」
なるイベントで行われた

「ウクレレ・クリスマス」第2部のレポをば

 

早速…

Juke OkaYoshiさんが再び登場…

ナディアパークへようこそお越しくださいました!とご挨拶…本日から始まりましたナディアパーク「 Winter Festival2020」…本日から12月25日まで多彩なイベントが繰り広げられる中、今日がそのイベントの初日…天気がいい中、ウクレレの音色でクリスマス気分を味わっていただければ…本日は2回目のステージとなりますと、そして自己紹介をして

まずは

インストで

「もろびとこぞりて」

いやあ…澄んだ音色は

讃美歌っぽいこのクリスマスの曲にぴったり!!


心底癒される!

さらにインストで

「サンタは街にやってくる」

強弱、緩急をつけて、お客さんを惹きつける…

気分は完全にみなさんより一足早くクリスマス!

再度ここで自己紹介、東海エリアでウクレレ奏者として、ウクレレ講師としても活動していること…そして、この「ウクレレ・クリスマス」ナディアパークは去年に続いて2度目の出演になること…

そして、本日はクリスマスソングだけを中心に演奏していくと…語って

次はクリスマスケーキのCMソングではすっかりおなじみの曲をと…

インストで続けて2曲

「We Wish You A Merry Christmas」

そして

「winter wondarland」

ホント素敵な演奏で
とても1本のウクレレから聞こえてくる音とは思えない
指の動きも鮮やかで…

 

 



いやあ気分も軽やかに
澄んだ音色が心地よい
ホント癒される想い…

ここで、ウクレレをもう1本もってきていると、8弦ウクレレに持ち替えながら

ウクレレの弦は普通4弦だけど、こちらは8本、これで、いつもだと「コンドルは飛んでいく」を演奏してると、そのさわりを奏でてみるも、今日はそういう曲をやめて、クリスマスソングをお届けすると…

ここからは、荘厳な気持ちになっていただいて、ここは教会にいる気分でと…

 

インストでしっとりと


「いつくしみ深き」

ウクレレの音色が…澄んで心洗われるようで
Juke OkaYoshiさんの演奏が…
めちゃめちゃステキなんだな…

厳かな雰囲気を醸し出し
ウクレレの一音、一音が心に滲みる!!

さらに、しっとりと

「まきびとひつじを」

このウクレレの音色が…澄んで心洗われるようで
Juke OkaYoshiさんの演奏が…
またまた
めちゃめちゃステキなんだな…


「ひいらぎかざろう」


続いても
スタンダードなクリスマスの讃美歌特集

「もみの木」

いやあ…
クリスマスの讃美歌って
やっぱ、心洗われるようでいいなあ


澱んだ私の心が
ピュアな心に清められて???いくような…


演奏後は…

8弦ウクレレで4曲定番のナンバーをお届けしたと語って

 

ここからはフツーの4弦ウクレレに持ち替えて

次は、スタンダードナンバーをと

 

WHAM! の
「ラスト・クリスマス Last Christmas」


いやあ懐かしいな…
この頃は、こんな私でも20歳の頃
あははは、あの時付き合ってたあの娘はどうしてるんだろう??
でも私と同じ年、今となっては会いたくないかも…
それは…きっとお互い様…笑

そして

「バッヘンベル」の「カノン」

しっとりと…しっとりと…

澄んだウクレレの音色の1音、1音が心に沁みる!沁みる!!

 

それでは、ここからは元気なクリスマスソングに戻りましょうと…

ファーストステージは、ここで午後1時半からこちらでやらせていただいて、凄く暑かったと…後ろからガラス越しに太陽が照り付けていて、後光が差しているかのようで、私の顔が、ほとんど逆光で見えない…そんな暑さだったけど、この時間はちょっと日も陰ってきて、いい雰囲気になってきたと…

さっきは暑くて、クリスマスという雰囲気が演奏してもなかったけど、やっと、涼しくなってクリスマスソングもいいかなっていう感じになってきたと…そう語って

次の曲もそうだけど…クリスマスソングは、ほとんどサンタクロスがやってくる系で、区別がつきにくいと

第1部では、この曲をやったときに、クリスマスケーキのCM曲と言ってしまったけど、それは間違っていて、クリスマスケーキのCM曲は「We Wish You A Merry Christmas」

でも、次の曲も街角でいっぱい流れているウキウキするクリスマスソングと

 

「Here Comes Santa Claus」

もうご機嫌なナンバーに自然発生的に手拍子発生

 

次の曲はクリスマスと言えばこの曲、本当はもっと寒くなって白い雪がちらちらしている感じで聴くと、一段といい曲

今日は、ちょっと暖かいけど、窓の外は深々と降り積もる雪、部屋の中は薪ストーブでポカポカ、そんなイメージで聴いてもらいたい…敢えて、私が視界に入らないように、目を閉じてもらった方がいいかも…なんて言ってちょっと笑わせて

「ホワイト・クリスマス」




インストで
しっとりとした響き
Juke OkaYoshiさんの奏でる
クリスマスの世界に…どっぷり浸る…
心が清らかになっていくようで癒される!癒される!!

若い頃は
銀世界のクリスマスが素敵だななんて思ったこともあったけど、
今となっては、渋滞するし!軽四だとタイヤはスベって危険だし
公共交通機関を利用するも
下手したら電車もバスも遅れて…なんて
雪が降ると迷惑千万としか思えなくなってしまってる私
すっかりピュアな心を失ってしまいました…


そんな澱んだ私の心にも
Juke OkaYoshiさんの奏でる「ホワイト・クリスマス」は沁みる!沁みる!!

 

 

演奏を終えて、そろそろ佳境に入ってきたと、ここからは思い切りクリスマス気分を盛り上げていこうと思うと語って

準備があると…40秒ほど待ってくださいと…

はい、待ってたら

Juke OkaYoshiサンタの登場

赤い帽子を被って、足に鈴をつけて…笑

ここからは、思い切りクリスマス気分で

「赤鼻のトナカイ」



手拍子でお客さんも
一体化して…それはそれは楽しい時間

そして

「ジングルベル」

 




ロックテイストを交えた
ご機嫌な演奏に心が躍る!!
とてもじゃないが
一人で弾いてるとは思えない…

手拍子で盛り上がる!盛り上がる!!

私だったら
3人いるな…
コード演奏と…主旋律の演奏と…ベースパートの演奏と…笑

 

言い忘れてましたが、本日は、歌唱なし、歌っていない…すべてウクレレのみの演奏でお送りさせていただいて、楽しい時間というのはあっという間、次の曲で2020年ウクレレクリスマス、ナディアパーク最後の曲、と

 

ここで、「 Winter Festival 2020」のパンフレットの紹介をして、その隣においてあると、CD、物販、そしてさまざまなグッズ、アクセサリー、チャームなどの紹介など挟んで

本編ラストは

「きよしこの夜」


…演奏に…音色に心洗われ

「メリー・クリスマス」と最後に一声


ここで本編終了も
鳴りやまぬ拍手!拍手!!拍手!

心の中で歓声!!

さて、それに応えてのUNは

いつもやってるディズニーのナンバーからと

「星に願いを」

澄んだウクレレの音色が実に心地よい…

スローなスタートから、手拍子を誘うような軽快なサウンドへと…

 

いやあ、同じ曲を2度聴いても、するめのように楽しめるJuke OkaYoshiさんのライブ

2021年のクリスマスも…「ウクレレクリスマス」の演奏を楽しめるといいなあ…

いや2022年も、2023年も2030年も、2040年も2050年も???

どんだけ生きるつもりやねん!!

 

 

 


2020年冬…ナディアパークの2FのアトリウムでJuke OkaYoshiさんのウクレレ・クリスマス…第1部

2021-08-30 04:41:04 | ライブ

Juke OkaYoshiさん!



毎年、冬になると
久屋大通庭園フラリエのイベントで
「ウクレレ・クリスマス」
なる
フリーのコンサートをやってまして

私、毎年と言ってもいいほど、この時期
Juke OkaYoshiさんの
ウクレレによるクリスマス曲の演奏を
楽しみにして聞いてまして…

2019年には、なんと「ウクレレ・クリスマス」なる
フリーのコンサートが

ここナディアパークでも開催され

 

さて2020年冬

この2020年になってからは、私たちが待ち焦がれるクリスマスとは真逆の来て欲しくない新型コロナウイルスがやってきまして「クリスマス」「クルシミマス」になっているような状況ですが…

 

嬉しいことに、今年も、Juke OkaYoshiサンタが、ナディアパークにやってきてくれました…

ウクレレをもったサンタクロース!
Juke OkaYoshiさんの演奏

見たことのない…噂のサンタクロースのように海外在住じゃなくて、Juke OkaYoshiサンタは愛知県在住ということが、よかったのかも知れません!!…笑

 

 

思えばこのコロナ禍…2020年で、Juke OkaYoshiさんのライブを観るのが3回目、今年よくみたアーティストのライブの一つと言えるかな…笑

場所は
ナディアパークの2Fのアトリウム…

「 Winter Festival 2020」なるイベント




冬だというのに
クリスマスが近いというのに…ここはガラス越しに
日差しが降り注いでポカポカ…

まるで温室にいるような気分です…

そんな中
Juke OkaYoshiさんが登場…

ナディアパークへようこそ!とご挨拶…「 Winter Festival 2020」ナディアパーク…本日から12月25日まで開催、今日がそのイベントの初日…初日はウクレレクリスマス、ウクレレの音色でクリスマス気分を味わっていただければ…と自己紹介をして

まずは

インストで

「もろびとこぞりて」

いやあ…澄んだ音色は
讃美歌っぽいこのクリスマスの曲にぴったり!!

 




心底癒される!

さらにインストで

「サンタは街にやってくる」

気分は完全にみなさんより一足早く
クリスマス!

再度ここで自己紹介

このエリアを中心にウクレレプレーヤーとして、ウクレレの先生としても活動していると…いつもはハワイアンとかオリジナルなど、いろんな曲を演奏しているけど…今日はクリスマスソングのみを演奏させていただく貴重な機会で…こんなコロナ禍の中、集まってくれたお客さんに感謝の言葉を述べつつ…

上を見上げればこんなに広いので、密閉空間ぽくみえるけど大丈夫!さらに、この日は歌唱なしというしばりもあるらしく…歌なしでお楽しみくださいと語って

インストで続けて2曲

「We Wish You A Merry Christmas」

そして

「winter wondarland」



いやあ気分も軽やかに
澄んだ音色が心地よい
ホント癒される想い…

ここで、8弦ウクレレに持ち替えながら

去年、今年とここで「ウクレレクリスマス」…ナディアパーク2回目ですが、昼間はとても暑いと…日差しが後ろから差してきてこの時間帯はクリスマスだというのにとても暑いと

お客さんに、眩しくないですかと尋ねながら、ライブが始まる前は、みなさんが眩しいからか、ステージと反対側を向いて座ってらっしゃって、始まってからも、向こうを向いたままだったらどうしようと心配していたけど、こちらを向いていただいてよかったと笑顔で語って

インストでしっとりと


「いつくしみ深き」


ウクレレの音色が…澄んで心洗われるようで
Juke OkaYoshiさんの演奏が…
めちゃめちゃステキなんだな…

厳かな雰囲気を醸し出し
ウクレレの一音、一音が心に滲みる!!

さらに、しっとりと

「まきびとひつじを」

このウクレレの音色が…澄んで心洗われるようで
Juke OkaYoshiさんの演奏が…
またまた
めちゃめちゃステキなんだな…


「ひいらぎかざろう」


続いても
スタンダードなクリスマスの讃美歌特集

「もみの木」


いやあ…
クリスマスの讃美歌って
やっぱ、心洗われるようでいいなあ


澱んだ私の心が
ピュアな心に清められて???いくような…


演奏後は…ウクレレクリスマスソングの世界を聴いてもらったと演奏曲を紹介する

その際には♪もみの木~もみの木~と、歌っていけないしばりをちょっとだけ破ってしまったJuke OkaYoshiさん…スミマセン!スミマセン!と謝りながら…笑

クリスマスソングはこの時期、いろんなところで聴けるけど、なかなか曲のタイトルが覚えられないと…年1回しか演奏しないからとか言いながら、かれこれ、この「ウクレレクリスマス」のイベントは7,8年くらいやらせてもらってるけど、未だにタイトルが覚えられなくてカンペをみながらタイトルを間違えないようにしていると

ここからはフツーの4弦ウクレレに持ち替えつつも

暑い!と一言…笑

去年の学習があって、家を出でくるとき、ダウンジャケットを着て家を出たけど、去年のことを思い出して、引き返したそうな…去年は温室、まるで、いちご狩りみたいだったことを思い出して、薄手のジャケットに着替えてやってきたと語って

 

みなさん、ご存知の曲

WHAM! の
「ラスト・クリスマス Last Christmas」




いやあ懐かしいな…
この頃は、こんな私でも20歳の頃
ああ、若かったあの頃に戻りたい…笑
あの頃は腰も痛くなかったし
老眼もなかったし…笑


あの頃
「ラスト・クリスマス」を聴きながら
その後、何度クリスマスを迎えた…笑…ことだろう???

 

そして

「バッヘンベル」の「カノン」

しっとりと…しっとりと…

澄んだウクレレの音色の1音、1音が心に沁みる!沁みる!!

 

さあ、元気なクリスマス曲を…よく街角できこえてくるクリスマスケーキのCM曲??

「Here Comes Santa Claus」

もうご機嫌なナンバーに自然発生的に手拍子発生

 

ここでナディアパーク「 Winter Festival 2020」の案内のフライヤーが置いてある、その横に置いてある物販の紹介…さらには、オリジナルグッズのチャームの紹介を挟んで

天気とは合わない感じで、汗をかきながら演奏する曲ではないけど、聴いてくださいと

 

「ホワイト・クリスマス」


インストで
しっとりとした響き
Juke OkaYoshiさんの奏でる
クリスマスの世界に…どっぷり浸る…
心が清らかになっていくようで癒される!癒される!!

若い頃は
銀世界のクリスマスが素敵だななんて思ったこともあったけど、
今となっては、渋滞するし!軽四だとタイヤはスベって危険だし
公共交通機関を利用するも
下手したら電車もバスも遅れて…なんて
雪が降ると迷惑千万としか思えなくなってしまってる私
すっかりピュアな心を失ってしまいました…


そんな澱んだ私の心にも
Juke OkaYoshiさんの奏でる「ホワイト・クリスマス」は沁みる!沁みる!!

演奏を終えての一言

雪が深々と降っているつもり…どこが…??って感じですが

と、暑くないですか?とお客さんに声を掛けて

ここで、Juke OkaYoshiサンタの登場

赤い帽子を被って、足に鈴をつけて…笑

声に出せないけれど、気分だけでも陽気な感じで…と

「赤鼻のトナカイ」


この曲、私も授業で何度も弾きました!
テクニックの差は「雲泥」ですけど…笑

そして

「ジングルベル」

 




ロックテイストを交えた
ご機嫌な演奏に心が躍る!!
とてもじゃないが
一人で弾いてるとは思えない…

手拍子で盛り上がる!盛り上がる!!

私だったら
3人いるな…
コード演奏と…主旋律の演奏と…ベースパートの演奏と…笑

楽しい時間というのはあっという間に過ぎて、次の曲でお別れと素敵なクリスマスが過ごせますようにと

本編ラストは

「きよしこの夜」


…演奏に…音色に心洗われ


ここで本編終了も
鳴りやまぬ拍手!拍手!!拍手!

心の中で歓声!!

さて、それに応えてのUNは

まだ年の瀬は、少し先ですが、素敵なお正月が迎えられますようにと

第九の「歓喜の歌」

跳ねる感じでのウクレレでの演奏で、まさに喜びが演奏から伝わってくる感じ…

 

この演奏から、2021年は素敵な1年になるような気がしたのに…

年のスタートから…緊急事態宣言、出かけるきっかけもなくなり…食べることだけに「歓喜の歌」を感じていたら

そのせいで、驚くべき体重増加…私のお腹の廻りも…

緊急事態宣言やないか!!

 

みんな、みんな新型コロナウイルスが悪いのよ!!

 

 

さてさて、この後の私は

第2部のJuke OkaYoshiサンタの演奏を楽しむための時間潰し

ナディアパーク7Fの「7th Café」で珈琲を飲みながらスマホをいじりながら待って

それでは、第2部のレポは…次回にね!!

 

 

 

 


2020年冬豊橋HOUSE of CRAZYでの友部正人さんの『あの橋を渡る』発売記念ライブ

2021-08-29 07:28:01 | ライブ

2020年冬

豊橋駅前は、新型コロナウイルスのことなんか忘れちゃうようなイルミが彩る中

 

 

 

豊橋HOUSE of CRAZY

友部正人さんを聴きに行く

 

ニューアルバム『あの橋を渡る』を発売した直後のライブ…

2020年、振り返ってみれば

2月に地下鉄矢場町駅の近くにある

4月に得三

8月に鮎川誠さん、友部正人さん、三宅伸治さんとの「3KINGS」

11月に得三

そして、この12月にはここ豊橋HOUSE of CRAZYと

この2020年のコロナ禍の中で、一番足を運んだアーティストかも知れない

若いころは…
ロックが最高!!!
ブルースが最高!!!と思ってて

フォークソングは…
ピンとこなくて…

ロック大好き青少年だったので
若いころ…
ほとんど…聞いてなかったのに…

40代を過ぎた頃になって…
初めて耳にして

友部正人さんの「唄」の世界に惹きこまれて
しまったのよ!

その魅力の一つが

詞の言葉が深くて
聴き終わった
みなさんが

十人十色!!
…の感想を抱くことができること…


まさに詩人そのもので
比喩法などで…イメージなどは聴き手に任せられる曲が多く…
曲から浮かび上がる心象風景を浮かべては
共感してみたり、ときにはエーッと驚愕してみたり…

そんな歌があるかと思えば
思いのたけを吐き出すように…
熱情的にストレートに歌い上げる歌もあって

その多角的な友部さんの唄に翻弄されちゃうのよ!!
聴けば聴くほどに…


ああ、30代半ばまで
友部さんの唄を聴いてこなくて
実にもったいない人生を送っちゃったな
と…


で、40代になってからは
友部正人さんが名古屋にきたときは
なるべく(絶対!!ではないのは…企画ライブと重なったりすると…いけないときもあるので…)
駆けつけよう!!と心に決めて…

2020年5回目の…この豊橋にも…

このコロナ禍でも、いつもと変わらぬペースで歌いに来てくれる友部正人さん
この頃から、新型コロナウイルスの感染者も寒くなるにしたがって増加してきている影響か…お客さんは少なく…でも、ある面、ソーシャルディスタンスが必要以上に保てる状況…

それにもかかわらず…歌う友部正人さんはモチベーションはどんなんだろう??と思うこと自体が杞憂なほどの、いつもの…いつもの…心に沁みる歌を届けてくれる友部正人さんでした…

 

そんな豊橋HOUSE of CRAZYでの友部正人さんのライブレポをば…以下にだらだらと…

まずは、今年90歳になった大道芸人、ギリヤーク尼ヶ崎さんのことを歌った歌からと

「大道芸人」

私も、なんどか大須の大道町人祭でみたことのあるギリヤーク尼ヶ崎さん、今年は、大須大道町人祭、さらには大道芸IN静岡も、新型コロナウイルスで中止になっちゃって、最悪の1年、来年こそはと思ってみても、変異種、変異種とかいってるから厳しくなるのかな…といった憂いの気持ちも持ちつつ、耳を傾ける…

友部正人さんの唄で
私にとって…好きな歌の5指には絶対入る歌
「大道芸人」

心にまっすぐに想いが伝わってくる
友部さんの唄…

ときどき
大道芸を眺めてると
客席エリアのどこかで友部さんがみているんじゃないか…
なんて思えてくるほど…

続いては

「さわがしい季節」

この12月の季節にぴったりの歌

♪十二月まで あと一週間ともなれば~

…の歌いだしで始まるこの歌

描かれる情景は
きわめて日常的なんだけど
そこを鋭い友部さんなりの感性で…言葉を選んで描いている
友部さんの唄が…ストレートに心に響く

心象風景が心に描かれる
その風景はどこか懐かしくて…そしてどこか優しくて…

 

9月に出したアルバム『あの橋を渡る』の中の曲からと

「一月一日午後一時(高橋さん)」

行ったことのない
喫茶「クラムボン」が…
鮮やかに…心象風景に浮かび上がる…

「クラムボン」とは
宮沢賢治の「やまなし」にでてくる
教科書にも載っている物語に出てくる生命体なんだけど
正直…何なのか…わからない…

宮沢賢治は
漠然と森羅万象を生き物のように「クラムボン」と表現したのだろうか…

サビの歌詞

♪クラムボンが笑ったよ クラムボンが笑ったよ~

きっと
友部さんにとって
「クラムボン」は
居心地のいい空間であったに違いない…


歌の後半は
そのストーリーが
核心に


店主の高橋さんが亡くなった…
それも1月1日午後1時に…
その切ない思いを歌に込めて…
そのときの友部さんの想いや情景がストレートに伝わってくるような…
高橋さんへの想いが綴られる
ちょっと切ないけれど…

 

「あの声を聞いて振り返る」

語られる東日本大震災で変わった風景
そして、いなくなってしまった人たちへの想い

振り返った先には、何もない…
何もないけど…そこには何かがある…
それは、今となっては見えない死者たちの声


♪横浜でかいた汗が
新幹線で冷えて
仙台で塩となる
横浜よりいくらか涼しい仙台では
その塩はぼくの勲章だ~


この歌い出しから
友部さんの描く…友部さんが感じた「目」に惹きこまれる

 

「電車の中では何もしない」

歌詞の中では
本に喩えて

♪僕等はみんな同じ大きさ 厚みがちょっと違うだけ~

やっぱ…詩人だな~って心から思う…

「船長坂」

♪歩いている 歩いている~

このフレーズが優しく心に残る…坂は…もちろん、人生に喩えて

伝わってくる旅愁感…歳を重ねて歩いてきたけども、まだまだ人生の「船長坂」は、これからもずっと続いていくんだろうな…

♪わざわざ歩かなくてもいい道を わざわざ歩く人がいる

行きたくないところには行こうとしない人たち~

こんな感じで、人生の旅は続いていくんだろうな…と何度も聴いてみたくなる…心に沁みる歌…

 

「ただそれだけのこと」

♪あの頃はまだ夢があり アメリカの大統領は黒人だった~

…の歌いだしで始まる歌…

♪僕は白人じゃない ただそれだけのこと~

歌の中の…このリフレインが印象的…

アメリカで感じたんだろうといった想いが…
実にストレートな言葉で描かれている…

 

「こわれてしまった一日」

静かで…美しく文学性溢れる詞…

人それぞれ、みなさんが自在にイメージを膨らませて感じることができ、さまざまな捉え方のできる素晴らしい歌詞が、シンプルなギターサウンドにのって綴られる…

 

ここでのMCは、ストリートピアノのこと…最近、あちこちでJRの駅とか地下道とかに流行っているのかストリートピアノが置いてあって、演奏してる人の中にはやたら上手い人がいる…豊橋駅にもあって…と駅でみかけたことを語って

 

次の曲は

♪クワガタの子供はクワガタだった~

との歌い出しで始まる歌…

♪実感が実感でなくなると、実感は僕ではないものになる~

しっとりと歌われるこの歌の意味するところは実に深い…

 

続いては「3KINGS」のレパートリーで子供の頃の思い出を歌った歌をと

「リンゴ畑は永遠なのさ 」


♪ジョン・レノンのストロベリーフィールズは二つある
一つはイギリスのリバプール
もう一つはニューヨークのセントラルパーク
どちらもジョン・レノンの家のすぐ近く
木立が孤独を抱きしめる場所~

どことなく漂ってくる
ボブ・ディランの匂い
どことなく漂ってくる
ビートルズの匂い

それはすなわち
友部正人さんの匂いそのもの…

♪だけどりんご畑は永遠なのさ~


この心地よさ
永遠に…永遠に
ずっと浸っていたい友部さんの奏でる音楽

鮎川誠さん三宅伸治さんとの三人でのユニット「3KINGS」…夏にライブがなくて、三宅伸治さんが突然、今までのライブをDVDでまとめましょうと言い出して、彼がバンマスなので、みんなそうしましょうということでDVDが出来上がった…そのタイトル曲をと

 

「暴走列車」

ミディアムテンポで
暴走というよりも
列車に心地よく揺られているようなイメージ


曲の後半に従って
列車の揺れは激しく…盛り上がる!盛り上がる!!

 

躍動的なリズムで歌われた

「ポテトサラダを食べに来ませんか」

♪ポテトサラダを食べに来ませんか~

のフレーズがリフレインされ、心に残る…

世の中にはいろんな出来事があるけれど、目の前のありふれた日常はゆっくりと過ぎていく…そんな情景をさらりと描いて…

 

「バレンタインデー」

唄の世界はとことん温かい
何十回目かのバレンタインデーのことが歌われる
登場するのは
年齢を重ねた夫婦の愛情
やっぱ…身近にいる人に感謝の気持ちをもたなくちゃね…
と当たり前のことを気づかされる
ホント温かい歌でした…

 

このお店は換気カンペキカンキカンペキ、あ、これ、歌になりますね…笑…と語って

仙台によく行くようになった頃、東急ハンズが工事中で、白いテントに覆われていて何かの卵みたいな感じだなと思って、ああ、モスラが産まれるようだと思って作った歌をと

 

「モスラ」

震災後の東北地方がモスラのように繭に包まれ、今、まさに生まれようとしている…と捉えるその感性に驚かされる…

ここでのMCはニューアルバム『あの橋を渡る』のこと

盛岡の「クラムボン」で、録音が始まって、吉祥寺のスタジオで録ってそれから仙台のスタジオでも録って、さらには南三陸の神楽の舞台で録音したりとか、旅をしながら、録音した初めての試みでできたアルバムだと

過去には「ブルースを発車させよう」といった2枚組のライブ盤、それは関西と東京のライブを録ったんですけど、それよりも、もっとライブハウスじゃないところでも録音したアルバムだと

 

「空の鰯」

♪枝に老人がひっかかっている~

当然、比喩法、擬人法なんだけど
想像すらしたことのない
こんな歌い出しの歌詞から始まる歌…

老人は老人であって
老人そのものではない…と…歌われる世界観は深い!深い!
生きていること…命そのものが…独創的な切り口で歌われる

サビは

♪空のいのち ぼくは庭師(にわし)~

と韻を踏んで
さらには

♪空はいわし~


流れているとイワシになった気分だよと…
ホント、心から詩人だなって思えちゃう!!

 

「ヤブツバキ」

ミディアムテンポのこの曲にのせて、軽快なギターストローク

ヤブツバキを通した、日常への深い考察が垣間見え、

♪日常はヤブツバキでリセットされる~

この歌詞、好きだなあ…こうして、リセットしながら、気分転換をはかって、人間は生きていくのね…とじわっと感動が広がる感じで…

 

ここでのMCは、今日は新しい歌をたくさん聴いてもらおうと思ってます…と言いながら…もうそろそろ終わります…(笑)

先ほど歌った歌の歌詞の中に「馬を俳句で写生する人がいた」って歌った一行があったけれど、それは今井聖さんという人の俳句で

「冬桜 総身湯気の 馬通る」

という句があって、それのことを歌ったと

今月と来月の10日に「NHK俳句」という雑誌があってその中に「リレーエッセイ」というコーナーがあって、それが前回エッセイをかいた大野えりさんから廻ってきて、7月号と2月号に、俳句のことについて友部さんがかいているそうな

1回目は、今井聖さんのことを、2回目は仙台に住む俳句の人で渡辺誠一郎さんのことを書いている…と紹介して

お客さんに、休憩入れなかったから、みんなお替りできなかったよね…と気に掛けながら

 

「地獄のレストラン」

「枕木」を擬人化している印象に残る唄

実にオモシロイ着眼点だなと…
最後の最後まで歌詞の言葉一つ一つに込められた想いを感じながら

今夜、友部正人さんが聴けたこの喜び…
新型コロナウイルスが蔓延する世の中ですが
「枕木」「枕木」
「まっくらな気」
にならないよう…
「まっくらな気」にならないよう…
「まっくらな気」にならないよう…(笑)

 

続いては

「ブルース」

♪ブルースは元気がない時には歌えない~
♪ブルースは元気がない時には歌えない~

このサビのリフレインの心地よさ…

毎日「ブルース」が歌える日々が送れるといいな…

 

「ニレはELM」

♪久し振りに咳のでる風邪をひいた
子供の頃 咳ばかりしていたのを思い出す
犬が吠えるように咳をした
言葉は何も思いつかなかったから

ニレはELM カンゾウはリコリス
ユーカリの葉っぱ レモンの皮
僕は一人お湯を沸かして
咳に効くというお茶を飲む~

この歌のように
新型コロナウイルスも
ワクチンとか言ってなくて

「ニレはELM カンゾウはリコリス
ユーカリの葉っぱ レモンの皮」
のお茶で効くならば
ウンと毎日も楽しくなるのに…

歌い終えて

ホントに咳がでた…と一言…(笑)

 

ここからは、友部正人さん、ステージに残ったままUN

このままいきましょうと…今月14日に「歌を探して」という自選エッセイ集が「ちくま文庫」からでるんだけど、すでに今日持ってきていると…

豊橋の方が日本で一番早く手にすることができますといって笑わせる…今日は、みなさん大変、新譜『あの橋を渡る』もあるし、3KINGSのDVD「暴走列車」もあるし、このエッセイ集もあるし、これは大変だー!と笑いながら

 

「遠来」


しっとりと切ないハープの響き
切なくて…淋しくて…
…でも優しくて…

ニューヨーク
インド
フランス
台湾

どこにいても
僕は…

…どこにいても…人は人と繋がっている…

個から世界へ…
そんな
スケールの大きな…壮大な…
そして感動的な…一曲

ラストは

「愛はぼくにとっておきの色」

♪ブルースを発車させようぜ~

このリフレインが心地よく心に残る!!

 

 

この一本のギターと
歌声で描かれた…
友部さんの世界を心から満喫…


歳を重ねることによって…
…今まで振り向きもしなかったものがよく見える…
…感動の対象が移り変わる…

40代から聴き始めた友部正人さんの歌

聴いていなかった20代、30代がもったいなくて…もったいなくて…

その頃聴いていなかった分を取り返すために??

2021年も2020年と同様、5回くらいは、友部さんのライブにせっせと足を運ぶぞ!!

 

得三や、豊橋HOUSE of CRAZYのライブスケジュールを眺めながら

友部正人さんの名曲「夕日は昇る」じゃないけど

 

♪今度君にいつ会える~

帰りの名鉄特急内、車内ガラガラでしたので

友部正人さんの歌の余韻を肴に…

さらには電車の軋む音にも酔いしれながら…(笑)

夢の中へと落ちていったのでした…


「2020 Mountain & Valley 名古屋公演」今池open houseでSANTARA(サンタラ)のライブ…第2部

2021-08-28 08:14:00 | ライブ

今池open house

「2020 Mountain & Valley 名古屋公演」

SANTARA(サンタラ)のライブ…休憩挟んで…第2部

 

お待たせしました!との田村キョウコさんの一声から

まずは

「Backseat」

から

心象風景に浮かび上がる…
懐かしさの漂うアメリカが感じられる…

実際は…まったく行ったことのないアメリカ…
(ちなみにヨーロッパは行ったことあるのです…)

だから…そうだな
実際には…アメリカを旅してるっていうよりも

20代の頃観た
アメリカのロードムービーを思い出していたような…
そんな雰囲気も感じられる…楽曲

歌う「唄」によって、田村キョウコさんの「唄」は実にさまざまな表情を醸し出し…


そんな唄が…砂田さんのギターに心地よく乗せられ
私に届けられると…
もう心から翻弄されてしまうんですよね…

砂田さんのハモリもめちゃ心地よくて

歌い終えて、田村キョウコさん、2部もどうぞよろしくと…

で、さらに、新曲をもう一曲聴いてもらおうかなと…

ここで好きな映画である「ムーンライズ・キングダム」の話…ストーリーは、はみ出し者の女の子と身寄りのない男の子の二人が、一目惚れしあって駆け落ちをする…それを追いかける大人たちを描いた映画…この映画の主人公が子供だけに、危険なんだけど、とても純粋で、そこに出てくる大人も優しくて…と…その映画を思い出して…

で、その映画のことを、新宿の歌舞伎町の朝に思い出して、で、その映画のことを元にインスピレーションでかいたそうな…

映画の時間帯は「ムーンライズ」…でもこのことを思ったのが歌舞伎町での夜明けのことだったので、曲のタイトルは「夜明けのキングダム」

でも、このタイトルは仮だそうで、どうしてかというと、そこにあるスマホのBGMみたいだからと…もうちょっといいタイトルが浮かぶかも…と

 

「夜明けのキングダム」(仮)

 

弾むようなリズム…そして、まさに夜明けを示唆するかのように…気持ちが明るくなるようなサウンドにブルースフィーリングの曲調も重ねられて…

なんと言ってもこの曲で特筆すべきは二人のハモリの美しさ…

そして砂田さんの踊るような指先が奏でる自在性、自由奔放性が感じられるギターの音色、その旋律が実に楽し気で…聴いてて、心が軽やかになるような…

 

演奏を終えて、砂田さん

「なかなか、うまくいきましたね…」と実に満足げ…

さらに砂田さんが言葉を重ねる…

今年の春から、こういう世の中になってライブがいろいろできないから今できることをと…個人的にはいろいろやってみたけど、「ツイートキャスティング」というのがあって、最初、僕自身も全然知らなかったけど、いわゆる配信…生でネット上でやるもの…で、個人的にはラジオが好きなんで、ラジオのDJとかもやったりしてたんだけど、ライブも配信できる!とやり始めて、ライブの配信もまあ、よかったけれど、2時間のライブをずっと画面の前でみてもらうことは大変なことじゃないかと思って、SANTARAでは、ラジオの番組チックに配信をしようかなと思ったそうな

ただ、この時代なので、ラジオと違って映像もあった方がいいかなと…映像付きの番組…この6月からやり始めて、もう6回もやっている…次は7回目、みなさんからチケットを買ってもらってみてもらう訳、もちろん演奏もするけど、リクエストも受け付けていてサンタラの曲のリクエストはその場でリアルタイムで応えて演奏することにしてて、大きな特徴は、みなさんのコメントにリアルタイムで応えることができるということ…サンタラの曲は、もう忘れる寸前みたいな曲をリクエストされて、曲を間違えながら演奏するということが楽しくて…と

今回のツアーをやっていいのかということも、そのツイキャスでアンケートをとったそうな…

でさらに、SANTARAの曲に限らず、カバー曲のリクエストも受け付けていて、カバーのリクエスト、けっこう知らなかった曲も多くて、さすがサンタラのファンだなと思うのは、知らなかった曲でも、その曲を聴いてみると素敵な曲も多くて、僕も勉強させてもらっている感じだと

次回は7回目、2020年12月6日は無料なのでぜひ!といったツイキャスについての丁寧な告知を語って

こないだ、何回か前に、この曲をリクエストしてもらって、いい曲だなと思って、最初難しい曲だなと思っていて…というのは矢野顕子さんの歌をあまり聴いたことがなかったから…でもYOU-TUBEで、その曲を覚えようとみていると、矢野顕子さんの歌っている表情が美人すぎてなかなか頭に入らなかったと笑わせながら

矢野顕子さんのカバーで

「ひとつだけ」

この歌、忌野清志郎さんと歌っていたから、メロディーとか聞き覚えがある…なんか、久しぶりに聴いたなと感じる曲

歌い出しは、砂田和俊さんの弾き語りで、何小節か歌った後には、田村キョウコさんが…これがぞくぞくってするくらいめちゃ歌の世界に、唄声がハマっていて…

もうサビの二人のハモリは最高!!

私の中では、矢野顕子さん&忌野清志郎さんとのオリジナルと比べても遜色ない感じで、最高の心地よさでした!

続いては

恋するディーン

ブルースフィーリング満載…異国情緒溢れる、摩訶不思議な世界観を感じさせるサンタラならではのサウンド

砂田和俊さんと田村キョウコさんとのハモりが…
なんとも魅惑的な1曲…

ドライにみえて…それでいて
ウエットな…そんな田村キョウコさんのボーカルが
砂田和俊さんのハモりと見事にハマってる!!

そして
激しいビートが心地よい

 



「3番目の恋人」

強烈なタイトルだけど
皮肉っぽくも肯定的…

サンタラならではのサウンドに
歌の世界に惹きこまれる!惹きこまれる!!!
奏でるギターがカッコいい砂田さん!!

連続で3曲続けて歌い上げた後には

田村キョウコさんから

「次で最後の曲をと…」

いろいろな想い、イロイロなプレッシャーもあるし、立場もいろいろと違うし、今日も職業柄とか、お子さんが小さいとか、介護してるとか、そういう人たちが、今日ここへ来たかったけどこれなかった人がいると思う…明日の京都でもいると思うし…先週の渋谷でもいましたが…と語った後で

「そういう人達が集まれるような普通のライブが絶対できますよ!!」

と、力強く語りながらも

「でも、今日みたいなところで、大丈夫かなと思いながら来るのもいいよね…ちょっと燃えるよね!!??」

と、話をまとめて、最後の曲をと

 

「パーフェクト・ハピネス」


身近なこの当たり前の毎日が続くことのありがたさを
感じまるで、この歌を聴いてると
今の憂う自粛ムードの中でも
確実に光が差し込んでくるような…
新型コロナウイルス退散への願いも感じられるような…
独特のサンタラワールドに溺れながらも
サンタラライブで元気がもらえたこの瞬間…

 

当然鳴りやまぬ拍手!拍手!拍手!!に応えてUN

まずは、田村さんから、お客さんに感謝しつつ、もうちょっと歌わせてもらいますと…

その前に12月6日にやるツイキャスの告知をしながら、配信もまたライブとは違って面白いものがある!リアルタイムでみなさんとやりとるするのは楽しいし、さっき砂田さんも言ってたけれど、サンタラの曲の中で、まさかこの曲をリクエストするか…と思われるようなコードも歌詞も忘れてた曲をリクエストされたりして…と…それをその場で、即演奏するという…

なんでも、そんなとき、田村キョウコさんはスマホが役に立っているそうな…「サンタラ・歌詞」と検索して、それを見ながら歌うことも…

 

ここで砂田さんからのツッコミが

「この人、携帯みながら余裕だなって思われているかも…」

「でも違う」…とさらに、田村キョウコさんが話を続ける

さらには、事前にもらったカバー曲のリクエストの曲の練習をするなど…そのツイキャスで、今までにやったサンタラの曲やカバーの曲のリクエスト、さらにはその配信番組で歌った曲のセトリをブログにあげているそうな…

続いて、砂田和俊さんが語る

明日は京都、磔磔でライブ、配信があって、カメラが11台もあるらしい…磔磔の配信も、明日、open houseや得三へ行く以外の方は見て欲しいと

さらには、砂田和俊さんからの宣伝

自粛期間中にインスト曲のレコーディングをして作ったCDのこと…販売も流通していないので、この機会にぜひと…

さらに、草花を育てるのが好きで…と語りだしたところで…クスクス笑い声がしたのでやめようかなっと砂田さん…

それでも、しっかりと宣伝を…(笑)

最初ライブで人気があったんで、調子にのってしまってと…

草花を普通にやってると増えるんで、新しい鉢にして販売してるけど、この「砂田園芸」が売ることのできる場所がライブ会場でしかない

ライブがないと家がジャングルのようになってしまうと…なので、今日はもってこれるだけ、もってきたと語って

 

「バニラ」

田村キョウコさんの唄い出しのハープに
ぞくぞくっとした感の心くすぐられる感じが
なんとも言えぬ快感でして…

砂田さんのギターと
キョウコさんの色艶のある生のボーカルとハープが
絶妙に絡まって…
歌詞を噛みしめて味わうと…
これまたぞくぞくっと!

この響きが
本当に気もちよくて気持ちよくて

 

歌い演奏を終えて砂田さん

この曲をナゴヤで何回くらい弾いたんだろうと語りつつ、お客さんに向かって、またきますと…できたら普通の状況できたいけど、こんな状況でもきますと!…今日は久しぶりに名古屋を歩いてそう思った…と

そして、田村キョウコさんは

こんな状況でも、それこそみなさんがいろいろ気をつけながら来てくれることは本当に凄いことで、ライブとか行かない人にとっては、あのお店、一体何をやってるんだろう、よく分からないって人がいっぱいいるかも知れないけど、こういうお店こそが私たちのような街のアーティストを救けてくれるし、来てくれたお客さんたちが私たちの希望であるし、このお店の希望であるので、もっと誇って欲しいなと…

最後に、このツアーで、みなさんにメッセージのあるようなものを歌いたいと思って、選んだのがMarvin Gayeのゴスペル

人生山あり谷あり、その山や谷をこえて、みなさんに会いに行く、みなさんも私たちに会いにくる…そういう思いをこめてと

 「Aint No Mountain High Enough」

まさに人生山あり谷あり…でも会いに行く!

そんな気持ちがストレートに伝わってきました…

 

いやあ、久しぶりに癒された夜

なんていうのかな、SANTARA(サンタラ)の曲は一つ一つが短編小説のようで、映像っぽくなくて、物語ふうで…

同じ曲でも、聴く季節、聴く場所、聴く状況によって、心象風景に描かれるものは、その時々によって、イロイロ変化する…

ホント何度でも読みたくなる良質の短編小説みたいだな…と、しみじみと感じた夜

とか言いながら最近、小説を読むことなんてほとんどといってもいいほどありませんけど…笑

かわりにサンタラのベスト盤はよく聴いてるけどね!!

 

 


「2020 Mountain & Valley 名古屋公演」今池open houseでSANTARA(サンタラ)のライブ…第1部

2021-08-27 07:06:11 | ライブ

SANTARA(サンタラ)のお二人

湿っているようなウエット感のある唄声かと思いきや曲調によってはドライで、色艶のある田村キョウコさんの唄声に…心から惹かれ
…田村キョウコさんが…けだるい感じで歌う…
それが
私の心を映し出すかのようで
心に溶け込んでいく感じがして…
実に気持ちいい…

その歌をひきたてるような
寄り添う砂田和俊さんのアコースティックなブルージーなギターの響き…

けだるい…感じの…ブルースフィーリング溢れる…懐かしのカントリーロックを感じさせてくれるサウンド…
ホントこれが身に沁みるように心地よくて…

そんな心地よい音楽を提供してくれるSANTARAのお二人…

人柄も最高で…

私がブッキングした高橋研さんとのジョイントライブ後に、ファンの方も交えての近江八幡の酒游舘での打ち上げはホント楽しかったな…

私が楽しかった「打ち上げ」ベスト3に入るな…あんな楽しい夜なら、何度も経験したい!!田村さん!砂田さん!呑めば最高!…(笑)

またブッキングできるといいな…SANTARA(サンタラ)と高橋研さんとのライブを酒游舘で!!

 

さらには、これまた、私がブッキングした小山卓治さんとのジョイントライブ、これは2020年3月のこと、急に新型コロナウイルスなるものが流行りだして、…大変なときを共にした得三でのライブ…ある面、だからこそ、余計に「絆」が深まったような…大変な想いをしたからこそ、心にいつまでも残ってる…

またブッキングできるといいな…SANTARA(サンタラ)と小山卓治さんとのライブを得三で!!

 

そんなSANTARA(サンタラ)が2020年冬に…

今池open houseにやってきてくれました…

まあ、このツアーがあることは、早めに砂田和俊さんから訊いていたので、どんなことがあっても行こうと思って…

相変わらず…新型コロナウイルスは元気いっぱい、街中に猛威をふるっていた頃ですけど…新型コロナウイルスと仲良くならないように…マスクして手指消毒液持参で…感染症対策を施して…行ってきました

SANTARA(サンタラ)のライブ

「2020 Mountain & Valley 名古屋公演」

 

ではでは、ここからは、そのライブレポをば早速…

まずは

12時のデジャヴ

からライブがスタート…けだるくかつウエットな感じのする田村キョウコさんのボカールが惹きたって…イイ感じで

サビは二人でゆるやかにハモる!!

いやあ、SANTARA(サンタラ)ならではの独特の世界観、めちゃいいんだよね…

ゆっくりと酒を飲みながら聴くライブは最高!!

 

お酒で酔ってSANTARA(サンタラ)の楽曲に酔って…

歌い終えた後には、田村キョウコさんからご挨拶

たくさんの規制があったり、心理的なプレッシャーのある中、たくさんきていただいてと感謝の言葉を…

先週、渋谷でライブをやってきて、そのときにも言葉にしたけど、このような状態の中、こうして駆けつけてくれるみなさんは、私たちにとってパトロンであり感謝の気持ちでいっぱいであると…

大声を出すことは禁止、でも手拍子は大きめに、コミュニケーションをとりながらマスク越しではあるけれども…精一杯やります!!

と田村キョウコさんから

 

それを受けて、砂田和俊さん

お客さんに感謝の言葉を添えつつ、大変なときになってしまいましたけど、僕らも何とかライブが先週と今週出来そうで…神様に感謝をしています…と語っているときに

「それ、冗談なの??」と田村キョウコさんがツッコめば

「イヤ本気で!!」と砂田さん!

ここは、「神頼み」しかないと…

ライブというのは早ければ1年くらい前から、その日のライブを決めている訳で、今回のライブも、けっこう早くから決めていて、どうだろうなって思ってて、先月くらいまでならこれはいけそうだなと思ってたら、急にこの11月に入ってから、感染者数がどどっと増えて…でも、まあこうして、ライブができてよかったなと…

さらに、砂田さんが語るには

お客さんが一人も来なかったらどうするか、ということをふと頭をよぎったりするけど…その時は、たぶん演奏しないと思う…帰ります!と…リハーサル、サウンドチェックはするけど…

田村さんが「ヤケ酒ですね」と砂田さんの問いかけに答えれば

砂田さん

「今日は空席残して満席とソーシャルディスタンスな感じでいいじゃないですか」

とベタベタな漫才師がいいそうなことで、客席をほぐしつつ

田村さんは

普通に何の制限もない時に、もちろん誰も恐れずにライブができることが一番いいんだけど、逆にこういう時に、燃えるよねっていうのが人間、私も燃えてます!…とオープニングのMCを〆て

 

「Wait,Catch & Run 」

田村キョウコさんのブルースハープが響き渡り

ブルースフィーリング溢れる曲調の中
ぞくぞくっとした感の心くすぐられる感じが
なんとも言えぬ快感でして…

砂田さんのギターと
キョウコさんの色艶のある生のボーカルとハープが
絶妙に絡まって…
歌詞を噛みしめて味わうと…短編小説を読み進めていくような世界観で
これまたぞくぞくっと!

そう
ウエットでありながら
ドライといった感じにも聴こえてくる
独特の個性が際立つ
田村キョウコさんの唯一無二のボーカル
…が引き立つ!引き立つ!!!

また
ブルースフィーリングを漂わせながら
繊細に寄り添う
砂田和俊さんのギターがタマンナイ!

 

「100 miles ~虹を追いかけて」

 

♪占い師は言った 私の手を握って 「おまえの旅は続くのだろう これから先もずっと」~

田村キョウコさんのこの歌い出しから、歌の世界観に一瞬にして引きずり込まれる感じ

 

 ブルースロックの曲調で、ハープの音が気持ち良く、アコーステックなギターの響きがめちゃめちゃ心地よい…

その砂田さんが創り上げるアコースティックサウンドに包まれて、憂鬱さも漂わせる田村キョウコさんの唄声は、もう耳を傾ければ…それは、ぞくぞくっとした快感

 

「サークル」

砂田さんのギターの素晴らしさに惹きこまれる…つま弾く音色…

 

 

それを田村さんのボーカルが包み込んで、そのけだるい世界観の心地よさと言ったら

圧巻の田村キョウコさんのボーカルが、歌で描かれる心象風景とともに心に沁みる!

後半のけだるさを感じるような…砂田さんがハモった二人の唄声、そのリフレインが…私のよーな疲れた心に沁みる!沁みる!!

 

歌い終えてのMCは田村キョウコさん

「サークル」は凄く昔に作った曲だと…で、長い間、音楽をやってると新曲が書けない苦しみがあるけど、こんな大変な状況下の中、新曲ができました!と、ご報告…

なんだか、高齢出産の報告みたいだな…と笑わせつつ「できました!」と

今日は、その曲をみなさんにぜひ聴いてもらいたいと思って、今イロイロ問題になってるけど、「GO TO トラベル」でこの秋、2度ほど京都に行ったこと…旅をして曲ができるってことは普段はほとんどない、旅をして曲ができるというのは、何年か後に、その事を思い出して書くみたいなことはあったけど…今回の京都の旅で、京都は旅というよりも、里帰り的な感じで、いろんなことがフラッシュバックしたそうな…今まで忘れていた学生時代の出来事をいろいろ思い出して…自分のことというよりも、自分の廻りにいた若くて、とても純粋で美しい友達のことを思い出して…その京都に行った思い出をお土産のようにみなさんにお届けしたいと

 

さてさて、曲のタイトルはわからないけど

京都のことを歌った新曲

京都の情景が田村キョウコさんの歌に彩られて浮かび上がる…まさに旅愁感、郷愁感が溢れる感じで…

そーいえば、私、新型コロナウイルスが蔓延してから、一度も京都にすら行っていないことに気づく…

中国人に占拠されていない京都…行ってみたいなと、しみじみと思いながら

続いては

「冬の匂い」

切なく
今の季節感にぴったりで…心に滲みいる
終わりに近づく2人の関係と冬の切なさが心に響く…

 

歌い終えて田村キョウコさん

今日はこんな状況なので、2ステージにして換気タイムを…みなさんもマスクを替えてもらうなり一杯飲むなり…と語っているところを

砂田さん「うがいもですね!!」

田村さん「うがいもする??」

砂田さん「いや、アルコールうがい…吐き出さないんですけど…まあ、吞むということなんですけど…」と笑わせて

本編ラストは

「鶏頭のブルース」


けだるくも惹きこまれる田村キョウコさんの唄声
そして奏でる
砂田和俊さんは…まさにブルースマンの佇まい…

 

この曲にて第1部は終了

 

いやあ、やっぱサンタラはええなあ…ホント、ビールがお替りしたくなっちゃう音楽で…

「スミマセン、生を…」

…サンタラの音楽に酔って、ビールに酔って、お替りしてもっと酔って…

休憩挟んで第2部へと


愛知県美術館で開催されている「ジブリの大博覧会~ジブリパーク、開園まであと1年。~」に行く。

2021-08-26 06:13:17 | 博物館・美術館

愛知県美術館で開催されている

「ジブリの大博覧会~ジブリパーク、開園まであと1年。~」

に行く…

2015年の愛・地球博記念公園から始まり、全国各地で行われてきた博覧会の最終章!!

2022年秋に、愛・地球博記念公園内に開園予定の「ジブリパーク」のプレイベントも兼ねているこの博覧会

「ジブリパーク、開園まであと1年。~」

との副題もついていますからね…

このところ私は、映画館にもほとんど行かないし、ジブリの映画を映画館で観たのは「ハウルの動く城」が最後…

 

ホントひさじぶり(ジブリ)…もとい…ひさしぶりジブリに触れたんですが…私「ジブリ作品」…結構好きなんですよ!!???

 

 

「風の谷ナウシカ」の世界観…衝撃的だったな…環境破壊により「腐海」や「蟲」が発生した未来…そこに小国の王女「ナウシカ」が、国と自然を守り戦うストーリーは、今でも断片的に???憶えてる!!

 

「魔女の宅急便」もよかったな…糸井重里さんのキャッチフレーズ

「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」は、今でも憶えてるな…「おちこんだりも…」と平仮名でかいてあるので「おち〇こ揉んだり」と読み間違えるネタ???も一緒になって憶えてる???汗…

 

「紅の豚」の糸井重里さんのキャッチフレーズ

「カッコイイとは、こういうことさ」…かっこよくない私のよーなイケメンでないまま青春時代を過ごした私にとっては、このキャッチフレーズがインパクトあったな…

それまで、魔法使いとか化け物が多く登場してたジブリ映画が、爽やかな恋愛映画を描いた「耳をすませば」も今でも憶えてる!!

この映画が心に残っている…ってことは、若かりし頃は、私もピュアだったのよ!!

 

それが、歳を重ねることに…「もののけ姫」に出てくるような…「千と千尋の神隠し」に出てくるような世界観と…私の澱んだ心が…似てきて…

 

「ジブリ映画」については、10分程度は語れるほど???好きなのよ!!

 

 

この会場にくるまで『アーヤと魔女』という最新作のジブリ作品があるんだってことも知らなかったけど…ジブリ映画は好きなのよ!!

 

三鷹の森ジブリ美術館に行くほど「ジブリ」好きなのよ!!

そのときのブログもどーぞ!!

一度…行って三鷹った…もとい…見たかった…三鷹の森ジブリ美術館に行く!!

 

ということで、ひさジブリ…もとい…ひさしぶりに…ジブリに触れた

「ジブリの大博覧会~ジブリパーク、開園まであと1年。~」の感想をば、だらだらと…

 

あ、館内撮影禁止でした…

もう私の好物の巨大オブジェもたくさんあって、写真を撮りたい展示品も多々あったけど、写真撮り放題にすると…行列は必至!このコロナ禍の時代、仕方がないかなと…

(著作権の関係かも知れないけど…)

 

ロビーにある…ネコバスは写真撮影OKでした!

これも写真を撮ろうとすると並ぶよ!!

でも、みなさん、展示をみ終わった後に撮ろうとするのよ!!

私のよーに朝イチの入場時間で…入場前に写真を撮れば、すんなりネコバスが撮れるよ!!

 

 

あの…チケットは日時指定予約制で、ローソンの端末で買いました…時間も私が買ったチケットには、10時の入場時間から10時50分までに入場…そのチケットには丁寧に「入場開始直後は混雑が予想されます、開始時刻から、多少遅れてのご来館をおすすめします。」とあるので、心がピュアな私…そのとおりに10時20分ごろ行ったら、…それでも入場列ができていました…日時指定予約制でも並ぶなんて…ジブリ人気恐るべし!!!

さてさて、並んで…並んで…チューリップのように並んで…といっても10分ほどですけど、チケットをもぎってもらって…一歩踏み出せば

 

もう、そこはジブリの世界観…

 

実に幻想的な世界観…トトロがぐるぐる廻る!!「ハウルの動く城」もぐるぐる廻ってる…「ジブリの幻燈楼」が…

ステンドグラスのオブジェがくるくると回転しながらジブリのキャラクターが壁に映し出されていく…

いやあ、心のピュアな私は目をまんまるにして、流れていくようにみえる「トトロ」の映像を追う…

映像エエゾウ!!」

 

次のコーナー、歴代ジブリ作品のポスターの展示のコーナーは人がいっぱいでした!!まあ、一言でいえば「密」でしたけど…

 

実は、このコーナーに展示してある…キャッチフレーズを決めるまでの糸井重里さんと日本の映画プロデューサー、編集者であり株式会社スタジオジブリ代表取締役鈴木敏夫さんとの書簡のやりとりが実に興味深く、私のよーな「ジブリマニア???」には「ツボ」でして…

鈴木敏夫さんの…なんか懐かしさすら感じる丸文字に温かみさえ感じて…今だったら、もうメールでのやりとりになっていることでしょうからね…

 

で、その書簡のやりとりの中で、ああ、こういう流れで「紅の豚」の「カッコイイとは、こういうことさ」に決まっていったんだ…ってことがよーく分かって…「密」な空間でしたが、その手紙のやりとりが読みたくて…並んで…並んで…チューリップのように並んで、拝見しました…

「魔女の宅急便」のキャッチフレーズ「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」「おちこんだりも」を鈴木敏夫さんが「おち〇こ揉んだりも」と読み間違えるようなことは、一切なかったです…苦笑

 

さてさて、この展示室を除けば、「密」になる空間は一切なくて、スムーズに流れて、展示品も興味のあるものから、ないものまで…順に眺める!眺める!…

 

「ジブリ」≒「トトロ」の図が出来上がっていて、会場内子供たちがいっぱい来てましたが、展示内容は、大人向けでした…

 

子供が楽しいところは大きなオブジェに「おおー!!」と驚くくらいしか…

 

「スタジオジブリ 空とぶ機械達」のコーナーでは、『天空の城ラピュタ』に登場する巨大な飛行船の動く模型が迫力満点!!

 

ワイヤーで釣られた『天空の城ラピュタ』に登場する巨大な飛行船がゆっくりと上下して…上部の無数のプロペラは回転し、浮き上がっていく感じ…

真下には街の遺跡らしきものが造られていて、この巨大な飛行船は、機械文明の発達の果てに汚れてしまった大地を離れ、天空へと向かう…そんな世界観がリアルに目前に…

ここでは、他には飛行船や飛行機などをテーマにしたマニアックな展示…おそらく子供たちは退屈…これを書き綴っているオジサンも退屈…

私、飛行機…さほど興味がないのよ!

中学生の頃なんて、まじめで「ひこう少年」じゃなかったからね…って、それは「飛行」やなくて「非行」やないか!!

読者の多くがこのオヤジギャグに「ひこう」としている匂いがぷんぷん!!

 

展示室ラストのコーナー「ジブリパークコーナー」では

「魔女の谷エリア」に誕生する「ハウルの城」の模型の展示がありまして…

こんなのが「ジブリパーク」にできちゃう!!なんて…実にワクワクするじゃないか!!

もう…こんなご時世だから、チケットとるの大変だろうな…入場制限するだろうな…コロナ蔓延も心配だなあ…まあ、開園、1、2年後にいけるといいかなあ…と思いつつ

 

さてさて、この展示の中で圧巻だったのが

『風の谷のナウシカ 王蟲の世界』

のリアル再現!!

 

“腐海の世界”の生き物たちが目前に!!

高さおよそ5mはありそうな巨大な王蟲(オウム)がリアルに色を変えて光る!光る!!

こういった巨大オブジェ好きな私にはタマラナイ!!!

 

他の蟲たちも、リアルな大きさで…

これ、思わず絵はがきを買っちゃっいました…

 

これら絵葉書の写真のものがリアル立体で展示室に並べてあって…それら、すべてデカいのよ!デカいのよ!!デカいのよ!!!

で、照明効果もあって雰囲気抜群!!

強いて、思ったことは、よく動く恐竜展でみられるようなティラノサウルスのように…首、手などがセンサーで察知して動いて、奇声をあげると、より臨場感が…あって…私は大喜びですが…(小さい子どもたちは、より泣いちゃうかもしれませんが…)

たぶん、この展示の巨大オブジェは、そのまんま1年後に開催される「ジブリパーク」でも展示されることでしょう…

いやあ、この展示、「風の谷のナウシカ」の映画の世界にいるような…

風の谷の「ナウシカ」気分が味わえました…

 

読者のみなさんもぜひぜひ、この『風の谷のナウシカ 王蟲の世界』の展示をみに出かけて…

「みなさんも「ナウシカ」「なるしか」ないでしょう!!!」

 

えっ??なんだって

「みなさんも「ナウシカ」「なるしか」ないでしょう!!!」

 

それオウム(王蟲)返しじゃないか!!

 

 


小山卓治東海《The Fool》発売記念ツアー岐阜 各務原(各務原6-21)の公演の中止及び愛知 刈谷 サンダンスの公演の時間変更について

2021-08-25 20:06:40 | 小山卓治
 
 
 
 
小山卓治東海《The Fool》発売記念ツアー
 
岐阜 各務原(各務原6-21)の公演の中止及び愛知 刈谷 サンダンスの公演の時間変更について
 
 
小山卓治ライブ
《The Fool》発売記念ツアー
 
2021年9月5日(日)岐阜 各務原(各務原6-21)の公演は、感染予防の観点から、中止とさせていただきます。
沢山のお客様に楽しみにしていただきましたのに、大変申し訳ございません。
 
 
2021年9月4日(土)愛知 刈谷 サンダンスの公演につきましては、感染症対策を十分に施したうえで、開場時間、開演時間を変更して開催する予定でいます。
開演時間オンタイムでライブを行う予定でいますので、時間に余裕をもってご来場をよろしくお願いします。
刈谷公演については、まだ予約受付中、ただし感染症対策の観点から密にならないように定員制にしていますので、お早めのご予約をお願いします。
 
 
2021年9月4日(土)愛知 刈谷 サンダンス
開場 17:00 開演 18:00 
前売 ¥5.000 当日 ¥5,500/(各¥1,500の飲食代含む / 自由席)
お問い合わせ:RIBBON INFORMATION:takuji@ribb-on.info
サンダンス 0566‐26‐7733
【会場詳細】愛知県刈谷市恩田町4丁目154-15
名鉄一ツ木駅から徒歩10分
国道1号線「一里山町金山」信号より車で5分「築地町」信号よりすぐ
 
 
 
(お願い)
 
お酒類の提供はありません。
入場時は、手指消毒のご協力をお願いします。
飲食時以外のマスクの着用をお願いします。
ワクチンの副作用以外で、一週間以内に発熱のあったことがあるなど、体調のすぐれない方は、ご来場をご遠慮ください。
キャンセルの場合は、必ずご連絡をお願いします。

「ヤマザキマザック美術館」の続き…見応え十分な「常設展示」…

2021-08-25 07:09:15 | 博物館・美術館

「ヤマザキマザック美術館」にて

4Fにて展示してある

特別展「名古屋城からはじまる植物物語」を観た後は

5F にあがって、常設展をみる!!

 

前回のブログで記したとおり

タダで…笑…
私の大好きなタダで音声ガイドを貸してくれる

「ヤマザキマザック美術館」…実に太っ腹!!

 

…さらにですね…


常設展に限っては
美術館なのに…一部、「ピカソ」の絵などを除いて
「写真撮影可!!」


凄いぞ…
「ヤマザキマザック美術館」
太っ腹!!!

 

かつ…
絵画はガラスのショーケースなんぞに入っておらず

「生」

…の展示…

凄いぞ…
「ヤマザキマザック美術館」
太っ腹!!!

 

 

で、今回は、写真撮影OKだった常設展示にあった作品を、次々と紹介していこうと思う訳…

あの…ここからは、観たまんま、感じたまんまを書き綴っていきますので、筆つがいがどうだとか、技法がどうだとか、絵画の歴史的背景はどーだとか、そんな専門的な記述は一切ありませんので…ご容赦を…

…ということで…早速…

 

展示室は、高級ホテルのよう…

 

 

かつ…まったく混んでなくてこのソーシャルディスタンスが保てる空間…疲れたらソファもあり…最高の鑑賞空間です…

 

 

最初の展示室はロココ調の絵画が並ぶ…

ピエール・ボナールの 「薔薇色のローブを着た女」

 

 

これが一番最初に、このヤマザキマザック美術館が購入した作品だとか…

 

ジャン=バティスト・グルーズの「犬と遊ぶ子供」

犬も少女もめちゃカメラ目線ですな…めちゃ目が合います!

 

ジャン=バティスト・パテルの「野営」

男性の手が女性の胸に伸びているようにしか見えないのは、私の気のせいでしょうか…

 

 

ニコラ・ランクレの「からかい」

若い女性が枝でくすぐって…いたずらしている…実にほほえましい1枚の画

 

 

アントワーヌ・ヴァトーの「夏の木陰」

小さい画ですが、こんなにきれいに特別に飾られています…

光と影のバランス、構図の素晴らしさに惹かれます…

 

シオメン・シャルダンの「兎と獲物袋と火薬入れ」

ああ、読売巨人軍ことオレンジ兎も、こんなふうにクタバッテルといいのに…(なんのこっちゃ!)

 

ジャン=マルク・ナティエの「狩りの衣を着たマイイ伯爵夫人」

肖像画だから当たり前だけど、めちゃ目が合いますなあ…(笑)

 

二コラ・ド・ラルジリエールの「ジャッソ夫人とふたりの子供」

左端の犬には何がみえているのでしょうか…また抱かれている女の子には何がみえていたのでしょうか…

 

かなり大きな画である

フランソワ・ブーシェの「アウロラとケファロス」

 

 

頭の上に星があるのが暁の女神アウロラで、その左にいるのが人間で恋人のケファロスとのこと…神と人間の「いちゃいちゃ」してる画ですね…

 

フランソワ・ブーシェの「恋文」

私なら、この作品名「ノゾキ」と名付けますかね!!…苦笑

 

ジャン=バティスト・ウードリの「果物と野菜の静物」

なんか、「ノゾキ」をみたせいでしょうか…男性器と女性器が描かれているように、瞬時、思っちゃいました…汗

 

ユベール・ロベールの「メレビル庭園の眺め」

この子どもに…落っこちるよ!気をつけて!!…と声をあげてる夫人の声が聞こえてきそうです…???

 

 

ジャン・オノレ・フラゴナールの「キューピットのささやき」

きっと、胸がはだけていますよ!露わになってますよ!と囁いているに違いない???

 

 

ジャン=バティスト・グルーズの「少女の頭部像」

なんか艶っぽくて、どこかに憂いを秘めた表情…そして光の当たり具合がより写実性を増し、こんな女性にみつめられたら、ぞくっとしちゃいますなあ

 

ヴィジェ=ルブランの「エカチェリーナ・フェオドロヴナ・ドルゴロウキー皇女」

白馬に乗った王子様が現れないかな…と思ってるような優し気な表情…でも、後に暗殺劇に加担した女性だそうで…いやあ、女性はコワイ!コワイ!!こんな表情でいると、騙されちゃうよ!!

 

 

ヴィジェ=ルブランの「リラを弾く女性」

 マリー・アントワネットの寵愛を受け、18世紀最も成功した美貌の女性画家ルブラン

この図は、ひょっとしたら自画像かも…と思った次第…美人だし…

 

 

ウジェーヌ・ドラクロワの「シビュラと黄金の小枝」

ジャンボ鶴田の「オー!!」を思い出した私…

実際は黄金の小枝を指さしているらしいんですけど…

 

テオドール・ジュリコーの「突撃する近衛猟騎兵の士官」

この後、彼は馬から転倒しちゃってるんじゃないかと思われます…

 

ドミニク・アングルの「ルイ14世の食卓のモリエール」

下方から照らす光が…インパクトを与え、より写実的に…

 

 

 

こちらは焼きもの

 

こちらは、ブロンズ像

 

同じ形をした作品でも、ブロンズ像であると…より芸術的な感じがしますよね…

常々不思議に思うのは、ブロンズ像はこういった美術品として扱われる場合が多く、こうした美術館などの館内に…でも、その素材がコンクリートだとすると、吹きさらしの人気の少ない野外の公園にあったりして…同じ立体芸術でも素材によって扱われ方が違うんだよね!!

 

フランスの写実主義の画家・ギュスターヴ・クールベの「波、夕暮れにうねる海」

つい、これだけ災害が多いと、津波、そして東海大震災を思い浮かべてしまうほどのリアリティ感が感じられます…

 

クロード・モネの「アムステルダムの港」

光溢れるこの絵に、惹きつけられる…

 

カミーユ・ピサロの「ルーアンの波止場・夕陽」

光と影を点描で表現しているんですね!こんな作品がガラス越しではなく、「生」で堪能できちゃうんですよ!!

 

そんな素敵な美術館なのに…館内人はパラパラで、ときには、この広い贅沢な空間、一人占め!!

 

アルフレッド・シスレーの「サン=マメのロワン運河」

写実主義の絵画って、行ったことのないその土地にいったような気分にさせてくれるから、私は、写実主義の絵画を好んで眺める傾向が…

ああ、…旅したいな…でも、海外なんてとんでもない話で、ずっとずっと…県を跨ぐ移動すら自粛とか言われてて…

 

アルベール・マルケの「パリ、ルーヴル河岸」

アルベール・マルケはフォーヴィスム(野獣派)に分類されるフランスの画家とのことだけど、フォーヴィスム(野獣派)という言葉とは裏腹に落ち着いた色彩を用いた穏やかな作風の一品でした…

 

アンドレ・ドランの「胸を開いた夫人の半身像」

まあ、フォーヴィスム(野獣派)の作品ってこともあるでしょうけど、こう恥じらいもなく見せられては、この女性に全く色艶は感じられませんな

 

同じくアンドレ・ドランの「オーの風景」

この迫りくる入道雲の発達に「オー」と思いました???

 

 

ポール・セリュジエの「ブルターニュのアンヌ女公への礼賛」

ゴーギャンの影響を受けた画家とのこと…確かに…ゴーギャンの絵の匂いが感じられますよね…

 

モーリス・ドニの「エウリュディケ」

「エウリュディケ」はギリシア神話のトラキアの詩人オルフェイウスの妻のこと…もし「無題」だったら、多くの方がヌード・ビーチだと思って、この絵を眺めることでしょう…

 

同じくモーリス・ドニの「聖母月」

聖母子を囲むかたちで女性たちが讃美歌を唄っている画で、先ほどの画とは一変…といっても、どちらも神さまをモチーフに描いているんですけど…

 

エドゥアール・ヴュイヤール「書斎にて」

左のオネーサンの心が屈曲していないか心配…

 

 

オーギュスト・ロダンの「オウィディウスの『変身物語』」

ブロンズ像だから芸術ですけど、生身だったら完全に「R15指定」ですな…

 

モーリス・ユトリロの「サンノワの風車」

ネクラの私には、色合いと言い、惹かれる画…単純にこの画に描かれている風景を見てみたいかなと…なんか心が落ち着きそうで…

 

アメディオ モディリアーニの「ポール・アレクサンドル博士の肖像」

おお、この構図の細長さ…いかにもモディリアーニの作品だなと…ただ、私の知ってるモディリアーニの作品に比べると、人物が写実的に描かれているように感じたのは、初期の作品だからでしょうか…

 

ジュール・パスキンの「椅子に座る女」

…を私もソファーに座って眺める

ジュール・パスキンはブルガリア人の画家…モンパルナスで華やかな浪費生活をし「モンパルナスの王子」の異名を得るもアルコール依存症と鬱病に苦しみ、1930年自殺したとのこと…なんかその背景を知ると、この色づかい…わかるような気がする…

 

モイーズ・キスリングの「雉と鴨」

モイーズ・キスリングは、エコール・ド・パリ(パリ派)の画家…色彩が強烈

 

オーギュスト・ロダンの「ピエール・ド・ヴィッサン裸像」

私には「うわー、ポイ捨てのガム、踏んじゃった…」といった声がきこえてきたような…笑

 

シャイム・スーティンの「ふしのある木」

スーティンは内向的な性格から、ほとんど友人もいなかったらしい…唯一年上のモディリアーニとだけは深い親交を結んでいたそうな…そのモディリアーニが亡くなり、絶望にくれた頃に描いたのがこの作品だそうな…そういった背景を知るとなるほどと頷いてしまう単純な私…

 

ラウル・デュフィの「グッドウッドの競馬場」

コロナ禍になってから、一度も中京競馬場に行ってないな…なんて思いつつ

 

 

最後に…なんか不格好だけど安定感の感じる

女性の裸体像の画をみて…

 

以上、ま、ざっくり…「マザックり」…

画を紹介してきたけれど…

この美術館は、ホントゆったりと…ゆったりと…2時間強…高級ホテルのロビーにいるような贅沢な空間でソーシャルディスタンスを十分に保てながら…かつ鑑賞に疲れたら、ソファーで休憩をとって、自分のペースで観賞出来て、音声ガイドも無料で…時間を忘れるほど、この世界観に浸り

時には、この広い空間を一人占め…

何とも、贅沢な優雅な時間…

ここ、ヤマザキマザック美術館は、街のど真ん中にあるのに別世界…

 

けっこう著名な画家の作品もあって、かつ作品は幅広くて見応え充分!!

この非日常的な空間に…地下鉄代だけでやってこれて…かつ雨にも濡れない、カンカン照りの直射日光も浴びずにこれる新栄駅直結の美術館


なんといっても
「涼しい」し…「涼しい」し…

きっと、冬は「暖かい」だろうし…

休日の時間潰しにも最適…

私のお薦めの美術館なのです…

 

 


「ヤマザキマザック美術館」での特別展「名古屋城からはじまる植物物語」

2021-08-24 07:18:09 | 博物館・美術館

2021年…コロナ禍の夏…

クソ暑い日が…続いたかと思えば、お盆のあたりには梅雨期を思わせるような大雨…

コロナが蔓延してて、熱中症の危険性があるかと思えば、長雨で地盤が緩んで、災害の危険性増大…

休日なんかは、まさに国が提唱するステイホームを、言われなくてもせざるをえないような毎日ですけど…

そんなクソ暑さの中でも、雨が猛烈に降る中でも

お薦めできるお出かけスポット…

 

それは、美術館!!

 

空調が効いてて、涼しいし、かつ雨に濡れることもないし…

 

で、美術館でも私が特にお勧めするのは

地下鉄新栄駅直結…どんなに雨が降ってても、傘の必要はない…

かつ、都会の真ん中なのに…

館内、十分なソーシャルディスタンスがとれるハコモノ

「ヤマザキマザック美術館」

 

 

まるで、高級ホテル思わせるかのようなロビー

 

ここは、フランスのロココ時代の絵画が多く展示されてる美術館…

私、ここへくるのは2回目、もしくは3回目かも…もう正確な数字は忘れてしまったけど、確実に一度はきたことがある!!

この美術館は、人が密集する栄から一駅、新栄駅の駅直結の建物なのに…人でコミコミしてなくて、落ち着いてゆったりと絵画作品、ガラス陶芸品が観賞できるのよ…

 

ロビーには

「あれあれ、お嬢さん!栄のド真ん中で裸になって…」

 

 

こちらのブロンズ像には

「おにーさん!隠すところちゃうやろー!!」

…とツッコミを忘れずに…

 

さらには、な、なんとここには

名古屋城にある「金のシャチホコ」が…タダで、無料で…至近距離でみられちゃう!!

 

といっても、レプリカですけど…

名古屋のど真ん中ですけど…「金」だからといって、「金」だからといって、メダルのようにかじってる人はさすがにいませんでした…

ここで、はっきりと言っておく…名古屋人だからと言って、他に「金」に嚙り付く人はお目にかかったことはないです…

(当たり前っ??)

まあ、嚙り付く以前に、この「金のシャチホコ」の廻りには、そもそも誰もいませんけどね…

さて…1Fロビーで前売り購入のチケットをお見せして…
コインロッカーに荷物を預けて
(コインは戻ってくるよ!!)
一気に…ガラス張りのエレベーターで4Fへ!!

この建物の
4・5Fが…
「ヤマザキマザック美術館」


4Fに着くと
な、なんと…
タダで…笑…
私の大好きなタダで音声ガイドを貸してくれる
んですよ!!

凄いぞ…
「ヤマザキマザック美術館」
太っ腹!!!

 

正直、これがあることで、じっくりとみられる…解説に頷きながらね…

 

 

さてさて、この日は

特別展「名古屋城からはじまる植物物語」

が開催されていました…

この特別展は、写真撮影不可…

 

「第1章 物語の始り 名古屋城本丸御殿の天井板絵」

江戸時代、狩野派の作風を引き継ぐ尾張の絵師たちが描いていた名古屋城の天井板絵…名古屋城天守閣と本丸御殿は太平洋戦争中の1945年、空襲で全焼してしまったそうだけど、多くの障壁画は事前に運び出されて今日に伝わり、重要文化財となっているとのこと…その天井画には多くの植物が描かれていたことを展示のプロローグとし

 

「第2章 御下屋敷の人参物語」

尾張藩は狩野派絵師を御用絵師に取り立てるなど庇護したことで、その技法は尾張に定着し、広がった…その中には薬草を調べる本草学者もいたとのことで、植物画を描く本草学者たちに狩野派の植物画の技法が伝わったそうで、その植物を描いた図鑑のような絵が展示されていました…

このヤマザキ・マザック美術館のある場所は、江戸時代には尾張徳川家の別荘で、広大な御下屋敷跡の一画にあたるとのことで、その屋敷内には、藩の薬草園や人参畑が広がっていたらしく

ここでは、人間そっくりの人参が展示されていました…

写真で撮って掲載できれば、ツッコミどころ満載の展示品だったのに…写真撮影不可で残念!!

 

「第3章 シーボルトの物語」

シーボルトといえば、西洋医学…長崎・出島のオランダ商館へ医師として来日したことしか知らなかったんですが…長崎に留学してくる日本各地の本草学者らとともに西洋医学だけでなく植物研究にも力を注いだようで…

まさに薬草がこのとき誕生しつつあったんでしょうね

 

「第4章 本草学から植物学へ 尾張植物画物語」

1826年シーボルトが江戸に出向くことを知った水谷豊文さんやその弟子の伊藤圭介さんらが、自ら描いた植物画を持参して熱田神宮で待ち構えた…出会ったことが綴られるコーナー

そんなことを知らないで、眺めてると古い植物図鑑を眺めているような気分になるコーナー

 

この特別展の展示品は、「美術館」よりも「博物館」で展示されているような一品が多く、かなり学術的…

 

 

「第5章」は伊藤圭介さんの関連資料

このシーボルトとの出会いをきっかけに、伊藤圭介さんの師にあたる水谷豊文さんはシーボルトから植物解剖学を採り入れて精密な植物画を描くヨーロッパの技法を学んだ…この技法は、弟子の伊藤圭介さんらに引き継がれ、尾張の「本草学」は、「西洋植物学」へと変化していくことになる…

そんな植物の画がずらーっと…

理科の先生なら、喜ぶ展示かも知れませんが、私は国語の先生…

植物と言えば、ここ数年は、小学校の理科で観察するホウセンカとへちまを育てたことくらいしかないのよ!!

でも、その理科で小学生が学習する「おしべ」や「めしべ」は、その伊藤圭介さんが絵に描き、書物に記載したんですね…

さらには、中学校理科で学習する、めしべは1本でも、花によって「おしべ」の数が違うなんていった分類も、その伊藤圭介さんがしてたんですね!!

いやあ、勉強になりました!!

 

「第6章 物産会の開催」

物産会開催の画が…いやあ、今でいうゲテモノの展示…当時、私が生きていたら喜んで観に行っただろうな

 

「第7章 アール・ヌーヴォーとジャポニスム」

西洋植物画と融合して、ボタニカルアート、ジャポニスム、アール・ヌーヴォーへとつながっていった流れを示す「北斎漫画」等の展示

 

「第8章 名古屋から降ろされた金のシャチホコ」

明治2年に全国の藩が土地や人民を朝廷に返還する「版籍奉還」が行われると、宮内省へ献納するため、シャチホコが天守閣から下ろされ、国内外のイベントに駆り出されていった…そんな写真パネルの展示

 

「第9章 明治時代の植物の教科書」

そのものが…並べられて…でも触れることはできないよ!!」

 

最後は

 

「百華文七宝大壺」で特別展は〆られていました…

 

「百華文七宝大壺」はデカいので、見応えがあります!!「壺」の廻りをぐるっと廻って眺め…もう一回ぐるっと廻って眺め…もう一回ぐるっと廻って眺め…まさに私の「ツボ」「ツボ」でした…

 

 

さてさて、この特別展を通して、一番心に残ったのが伊藤圭介さんのことを紹介してあったパネル…

撮影不可だったので、メモしたものを、ここに綴ってみると

 

・毎日同じおかずがきても全くかまわない…

(私も学生時代、カレーを作ると、2,3日カレーでした…)

・90歳のとき富士山に登った…

(まじか!)

・96歳まで「うな丼」を食べていた…老人には強すぎるので、毎日、タイの刺身を食べていた

(贅沢な!!)

・浅草海苔と雷焼きのお菓子を、夜となく昼となく間食してる

(お腹廻りは大丈夫なのか!!)

・夜中にうどんを毎晩食べていた…

(お腹廻りは大丈夫なのか!!)

・酒も飲み煙草も吸い…

(100パーセント生活習慣病だろ!!)

 

でも98歳まで生きた伊藤圭介さん!凄すぎる!!

かえって、なんでも好きなものを好きなときに食べると、ストレスがゼロでイイのかも知れんなあ…

私なんかは、日々職場でストレスを感じて、たまにやけ食いしちゃうから生活習慣病になるのかも…

 

ここの展示品よりも、伊藤圭介さんのことを綴ったパネル1枚にウンとウンとイロイロ想いを巡らせた私だったのでした…

 

この後は…常設展へと…続く…

 

 

 

 


高橋研ライブツアー「2021・続・はじまりの旅~夏~」の中止のお知らせ!

2021-08-23 21:38:54 | 高橋研
沢山のお客様に楽しみにしていただきましたのに、大変申し訳ございません。
 

高橋研ライブツアー「2021・続・はじまりの旅~夏~」

 
高橋研ライブ、8月27日(今池ナイトカフェ弾き語り)、8月28日(関ギターマン)、8月29日(各務原6-21)の公演は、感染予防の観点から、中止とさせていただきます。
 
なお、また必ず楽しいツアーが実施できるよう、感染状況と見合わせながら、東海ライブ、計画したいと思います…
 

(中止)

8月27日(金) 名古屋・今池 ナイトカフェ弾き語り

with 川沿クタ子

問:052-745-3222

 

 

(中止)
 
8月28日(土) 岐阜・関 ギターマン(THE GUITAR MAN music school)
「ギターマン7周年記念&店主50歳記念ライブ」
with okame's
問:090-7031-9920
 
 
 
 
(中止)
 
8月29日(日) 岐阜 各務原 ミュージックルーム 6-21
with 石田力
OA:MMK(まみ、ミナッチ、キコ)
問 ミュージックルーム 6-21 058-384-0129