新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

城址を訪ねる旅…岡崎市にある岡崎城址じゃなくて「岡城址」に行く!

2022-10-31 07:10:05 | B級スポット

私の多彩な…実に多彩な…笑…
関心事のひとつに…
城址巡り…がある…

そう…私…城址マニア…

それも…ただの城址マニアではなくて…
城址で…いにしえのあれこれを…
勝手に想像して楽しんじゃうという…

妄想城址マニア…笑

で…ありまして

一言いうなら
模擬で建てられた城なんて
いらない…

土塁…石垣…

などの遺構を手掛かりに??
あれこれ
妄想の中で
築城してしまう…

城址マニアなんだな…

そんな城址マニアの私…が今回訪れたのは

岡崎市にある「岡城址」

あの…徳川家康が生まれた城として有名な「岡崎城」ではありませんよ!!

「岡城」

 

16世紀の中頃、池野大学によって築かれた城とのこと…でも池野大学とは何者なのか、築城はいつのことなのか、この案内板からはさっぱり分かりませんが…

ここでは1548年の織田信秀と今川勢の戦いであった小豆坂の戦いにて、織田信秀はここを拠点にして今川勢と戦ったとのこと…

その後1561年には、今川軍の板垣弾正が岡城にこもったものの、そこを徳川家康軍が攻めて、板倉弾正は東三河に退散

後に徳川家康が西三河平定後、河合勘解由左衛門に守らせた城…とのことです…

 

 

この細い農道の左側に岡城址に看板と祠…さらに突き進んだところが岡城址

 

石碑…ほぼほぼ判読不能ですが…

 

「赤くもえ出す ここ城跡に」と医学博士???(誰??)の句が刻まれています…

 

「和」と刻まれた石碑…

 

 

おそらく…岡城のことについて記されていたと思われる看板も…全くもって、一文字も残っていません!!

 

 

その奥には祠が

 

観世音菩薩様に合掌!

 

さてさてさらに農道を進むと…

 

 

 

竹林の中に…

岡城址の石碑をみつけました…

 

「光明徧照」と刻まれた碑

 

 

実は、ここの城址、素晴らしくて…

はっきりと土塁や空堀が確認できるのよ…

私のよーな「妄想城址マニア」にはタマラナイ!!

 

ほら、土塁!!この土の盛り上がり!!

こちらは空堀…

いやあ、私のよーな城址マニアにはタマラナイ!!

 

もうお薦め!お薦めの城址…

空堀、土塁などの遺構を求めて…あっちウロウロ!こっちウロウロ!!

 

すると

徳川家康軍のような「蚊」の大軍が襲ってきて…板垣弾正気分まで味わうことができました…

虫除けスプレーも汗で流れ落ちているのか、あるいは、徳川軍のいたこの場所に潜む「蚊」は根性あるのか、そんな虫よけスプレーにはひるまない…

うわー!腕に、手の甲に「蚊だー!」「蚊だー!」

ぉ、過剰に(と、ぉかじょう(岡城)に)反応しちゃう私…

 

蚊の大軍にひるんで

「退散ー!!」

蚊の大軍が「おっかない…おっかない」

はい、「ない」ってことで…

岡城はありませんけど…

空堀、土塁などの遺構に大興奮!!

 

城址マニアの君!!岡城に行こうー(遺構)

 

ただし、蚊の大軍に襲われることは覚悟してね!

(まあ…夏に行かなきゃいいだけの話だけどね…苦笑)


飛鳥資料館…有料で楽しめる館内篇!!

2022-10-30 06:58:36 | 博物館・美術館

前回のブログに続いて…

今回は飛鳥資料館…の館内へと

 

 

あの…最初に断っておく…

飛鳥資料館の館内あすか資料館のかんない)と言っても

CHAGE&ASKAさんのASKAさんのデビュー当時からの資料があって、「白い粉」のことについては、よくわ館内…もとい…よくわかんない

 

ということが展示された施設ではありませんので、勘違いなさらないように…???

 

 

もう館内は…空調が効いてて最高!!

あすか…もとい…あせが…ひいていきます…あせが、ひいて、黒色のTシャツに白い粉が…

あ、これはASKAさんが捕まった「白い粉」とはちゃいます!ちゃいます!!

 

ではでは…ここはASKA資料館ではなく…飛鳥資料館ですので…早速、館内の紹介をば…私の独自の視点で…B級スポットマニアらしい…独特の視点で、綴っていくことに…

ロビーの中央には

どどんと

「石人像」が

須弥山石が出土した石神遺跡から発掘された石とのこと

水が噴き出す造りになっているよう…

明日香村で、くじをひいてみた…あ、スカ!」

この会心のオヤジギャグ、どーもスベッテルじゃないか…それは、お前の

「責任だぞうー!!」「せきんだぞうー!」「せきにんぞうー」

だから「石人像(せきにんぞう)」…汗

 

こちらは、古代飛鳥のジオラマ…

「あしたのジョー」ふうに…「あすかはどっちだ?(明日はどっちだ)」

 

「二面石」のレプリカ…

 

 

 

 

館内に「二面石」のレプリカがあるのなら、先ほどクソ暑い中、庭園の「二面石」を丁寧に汗をだらだら流しながら、みてなければよかった…苦笑…

 

ではでは、第一展示室へと…

こんな涼しい…快適な館内なのに…不思議と誰もいません!まあ、こういったハコモノにはよくみられる光景ですが…おかげさまで…100パーセント、ソーシャルディスタンス!!

 

まずは

飛鳥とは…の解説パネル…

「ひとり咲き」でデビュー、「万里の河」が大ヒット…なんてことはかかれていません!!

「白い粉」で捕まって…そんな激動の飛鳥時代のことではありません!

 

第一展示室は、仏教伝来と蘇我氏、飛鳥の宮殿、律令国家への歩み、飛鳥の古墳、飛鳥の寺院の5つのコーナーからなっていて

まずは

「仏教伝来と蘇我氏」のコーナーから

蘇我氏の飛鳥

 

石舞台古墳は、蘇我馬子の墓らしいんですよね…

そのブログもついでにぜひ!

石舞台古墳にコーフンする!!

 

 

蘇我馬子、蝦夷、入鹿の三代にわたって権力を独占したんですね…

そんな蘇我(そが)氏の武士…

無表情で、あい蘇我…もとい…愛想が(あいそが)悪いですなあ…

 

「飛鳥の宮殿」のコーナー

蛇行状鉄器

 

 

これで、敵を攻撃するときには、すぐに敵に向かわずに…くねくね廻り道しながら、攻撃したのかな…蛇行…だけにね

土器ドキドキ…(このブログで、この定番のオヤジギャグ、一体どれくらい使っていることでしょう??)

 

水落遺跡…

そのジオラマ…

このように水路が設けられていたようで…

 

中国で用いられた水時計である「漏刻」

 

漏刻は水の流れ方が一定であることを利用したもので、四段の水槽の上段から順々に水が落ちていき、最下段の水槽に水が入ると、その水の量が増すに従ってそこに浮かべてある矢が浮き上がり、矢に付けた目盛を読むことにより時刻を知るようにしたもの…水槽を四段にすることにより、水槽の中の水量によって水圧が変わり流量も変わるのを防ぐことができたとのこと…

この官服をきたオジサンが時間を計っています…

 

「律令国家への歩み」のコーナー

 

ここには、ホンモノの…ホンモノの

石神遺跡から発掘された」「須弥山石」

 

 

ああ、こういったホンモノが、館内にあるなら、このレプリカをクソ暑い外で…館外で…眺めておかなきゃよかった…

あすか…あせが…」と流れる汗をぬぐいながら、レプリカの写真も撮ったのに…

そんなふうに思うことが百済ん…もとい…くだらんとばかりに??

百済のガラス工房」

飛鳥池工房遺跡って

先ほど行った、奈良県立万葉文化館のことじゃないですか…

行ったところだと、見学の集中力が、不思議と増す私…それまでは、しょーもないオヤジギャグしか思い浮かべていなかったのに…

はい、そのブログもぜひぜひ!!

B級スポットマニアにはテンションのあがるハコモノ…奈良県立万葉文化館に行く…

 

富本銭は、ここ飛鳥池工房遺跡で発見されたんだよね!とついさっき知ったことを、いかにも知ってますよ的な感じで解説パネルを眺める私…

 

 

おそらく…飛鳥池工房遺跡のことを知らなかったら…ふうん…と斜め見して通り過ぎるだけだと思われるけど…

ここで、きっぱりと断言しておく!!

 

ここ「飛鳥資料館」に行くなら、ある程度、明日香の歴史史跡を廻った後に立ち寄った方がいい!!

 

実際に立ち寄った遺跡じゃないと…

 

こういった足元にある展示をみても…

土器を踏んじゃってドキドキ

といったオヤジギャグを綴るだけで通り過ぎちゃうこと、間違いない…

続いては

「飛鳥の古墳」のコーナー

 

 

これは、これまた先ほど立ち寄った

高松塚古墳…

 

先ほど、立ち寄っただけに…展示品にも興味津々!!

もう一度言っておく

ここ「飛鳥資料館」に行くなら、ある程度、明日香の歴史史跡を廻った後に立ち寄った方がいい!!

 

これは石室内の再現…

同じように高松塚古墳の石室の内部を紹介している施設「高松塚壁画館」にも立ち寄ったけれど…

ここ飛鳥資料館の方が、ウンといいような…

他にも展示品が充実してるし…後述するキトラ古墳とも比較できちゃうし…なんといっても「高松塚壁画館」は写真撮影不可だけど、ここ飛鳥資料館では、写真撮り放題!!

ちなみに、そのブログも貼っておきますね!

 

高松塚古墳と高松塚壁画館に行く!!

 

石室内の壁画の

正面には北壁の玄武の図…

そして、教科書に載ってるチョー有名な西壁の女子群像も写真撮影し放題!!

 

 

高松塚古墳の出土品

 

海獣葡萄鏡

高松塚古墳の石室内に入ったような疑似体験が楽しめちゃいますよ!!

 

正面には玄武

 

 

そして左右には、あの教科書の図も…

「高松塚壁画館」よりも、ウンと見応えのあるように感じられる…

飛鳥資料館の高松塚古墳に関する展示でした

 

続いては、「キトラ古墳」

いやあ、「キトラ古墳」について、よーく知っている!!といった感じで、まるで学習の復習のような気持ちで…熱心に展示を眺める私…

もう一度、もう一度言っておく

ここ「飛鳥資料館」に行くなら、ある程度、明日香の歴史史跡を廻った後に立ち寄った方がいい!!

ここについても、まさにこの日、南壁の朱雀画のホンモノをみてきたばかり

そのブログは以下のブログで

キトラ古墳の石室の壁画、限定公開…南壁の朱雀画を観に行く…「古墳壁画体験館四神の館」にて………

 

これはキトラ古墳の模型

墓道埋土の断面にも興味津々!

 

 

 

 

 

東壁には

 

「青龍」

北壁の

「玄武」

西壁の「白虎」

 

そして、ホンモノをみた南壁の

 

朱雀

 

 

この欠けているところは、盗掘によって破壊されたんだよね

 

さらには「キトラ古墳」の

天文図…これは日本最古らしいよ!

 

 

いやー、古墳に大コーフン!!古墳に大コーフン!!古墳に大コーフン!!

 

続いては第一展示室のコーナーのラスト

「飛鳥の寺院」のコーナー

 

川原寺とその復元のジオラマ

 

川原寺の裏山遺跡から破片が大量に出土した塼仏

 

川原寺跡地には立ち寄っていないので…先程の大コーフンしてた古墳の展示とは違って…ふうん…といった感じで斜め見…

通り過ぎるスピードも古墳の展示とは大違い!!

 

 

飛鳥寺の瓦

 

 

飛鳥寺…行こうと思ってたけど、時間がなかったりクソ暑さのためだったりさまざまな要因が重なり合って断念したんだよね!

坂田寺

へー、渡来人の造った寺なんだー!!

そんな倒れた柱の復元模型

 

 

坂田寺も、行ってないし、そもそも行こう(いこう)ともおもわなかったけど、こんな遺構(いこう)があるのね…

 

川原寺の塼仏に共通点がみられる

 

石造浮彫如来及び両脇侍像

 

レプリカの完成度が高い…(笑)…破損具合といい、当時のものとそっくりのように思われる(だって、レプリカだから…当たり前っ!)

 

おお、レプリカといえば、この「猿石」も…

館内にあるんだったら、あんなに必死にクソ暑い野外の「猿石」の撮影に必死になることなかったのに…

館内(かんない)にあることが分かんない…そう分からなかったので…

 

続いては、第二展示室へと…

第二展示室は山田寺の東回廊の展示を中心に…

その手前には、山田寺からも出土した

「鴟尾」の展示

シャチホコに似てると瞬時思ったのは、やっぱり名古屋近辺に住んでいるからでしょうか!!

 

この展示室では山田寺の東回廊の再現が!!

 

 

これは山田寺の東回廊の礎石

 

 

そもそも、山田寺ってどんなお寺かってことを疑問に思ってる方も多くいらっしゃると思うんですけど…

 

ここで、法隆寺よりも半世紀前の最古の木造建築物が出土したんですね!

最古の木造建築物ですよ!最古の…まあ、歴史を揺り動かす発見でして

 

蘇我氏の一族蘇我倉山田石川麻呂が建設したらしい…

礎石の発見だけで、こんな図が描けちゃうことに驚く私…

 

山田寺の仏たち

 

東京国立博物館に所蔵されているんですね…

そそて、その後の山田寺のパネル!!

 

こんな感じのパネルが取り囲む中、中央にはどどんと山田寺の東回廊が再現されてまして…

 

 

部材の残存状況図

 

そんな残存木材をも使って御覧のように復元されている

 

これが、柱…ホンモノ…

 

 

山田寺の出土品の解説パネル

 

 

 

 

 

東回廊の部材

 

 

周囲は、解説パネルが取り囲む

 

「発掘された山田寺の伽藍」のパネル展示

 

…とパネルは斜め読み…

高松塚古墳、キトラ古墳に関する展示は、あんなに丁寧にパネルも含めて熱心にみていたのに…

ここで、読者のみなさんに言っておく

飛鳥資料館に行くなら、山田寺跡は寄ってから行った方がいい!!

だって、「第二展示室」すべてが、山田寺跡に関する展示品ですからね!!

山田寺に関する展示品の「ヤマだ!」…眺めてても、そんなしょーもないオヤジギャグが思い浮かぶだけの状態になってまして…

 

「第二展示室」に入った時「最古の木造建築物ですよ!最古の…」という言葉に若干テンションがあがったものの…ちょっと展示品に飽きてる自分自身に気づく…

いや、一日歩き廻っているせいか、どーやら、足が棒になりつつあることが…展示品を眺める集中力を失いつつある大きな原因かもしれない…

足がになることで、気持ちもボーッとしてくる、そんな疲れと戦いつつ、今が「疲れのヤマだ!疲れのヤマだ!」と自身を叱咤激励しつつ、さらに展示品を眺める…

出土材

 

ここにて、テンションのあがる展示…

そう、私、仏像好きなので…

 

 

山田寺の仏頭の展示が

 

まあ、ホンモノじゃなくて複製ですけど、山田寺講堂本尊薬師如来像の頭部のレプリカらしい…

1186年に興福寺の僧兵の手によって強奪され、興福寺東金堂に移され、その後に火災にあって胴体は消滅し頭だけが難を免れ残されたもの…

そんな歴史的背景を踏まえると…表情も憂いを持っているように感じられてくるから不思議、不思議…

 

さてさて、まだまだみる展示室はあって

地下の特別展示室では

写真コンテスト「飛鳥の木」の写真展が開催されていました…

 

ほんの一部だけ紹介すると

クヌギ

さっき、高松塚古墳に行ったなあ…クソ暑かったなあ…、服脱ぎ(フクヌギ)たかったなあ…と思いながら

 

カシ

さっき、高松塚古墳に行ったなあ…クソ暑かったなあ…、暑くて、気がおかしく(おカシく)なりそうだったな…と思いながら(写真は雪景色ですけど)

 

ベニコブシでオヤジギャグを…思いつかない…

猿がスベッテ「サルスベリ」(小学生か)

カンピザクラ…「おかん、ピザ、くらさい(ください)…」

「モチノキ」…小学生の頃、好きだったプロレスラーは「モチ、猪木!」

「クマノミズキ」…小学生の頃、一つ上の、クマノミズキさんが好きでした…(おお、突然のカミングアウト…)

と写真左上の「木」のように…オヤジギャグも「リ」がない…

 

 

まあ、こんなオヤジギャグをぶつぶつ呟いていても、誰もいないから大丈夫!!

 

 

最後に、紹介するは

「高松塚古墳石室模型」

 

等身大の模型と

小さな模型もあるよ!!

 

 

 

2007年度よりも10年後の2017年の方が、色鮮やかに

 

最後に、もう一度繰り返しておく!

CHAGE&ASKAの「SAY YES」の歌のように

♪何度も言うよ~君は確かに~

ここ「飛鳥資料館」に行くなら、高松塚古墳に行った後に立ち寄った方がいい!!

 

帰りには、庭の石を眺めながら

CHAGE&ASKAの「SAY YES」をもう一度

♪何度も言うよ~君は確かに~「あ、石!」ていう!(愛してる)SAY YES~

 

あせが、ひいて、黒色のTシャツに「白い粉」が…

「YAH YAH YAH」のメロディーに載せて

♪嫌だ!嫌だ!!嫌やや―~

早くTシャツを着替えたい…苦笑

 


飛鳥資料館…無料で楽しめる館外(庭)篇!!

2022-10-29 00:00:23 | B級スポット

飛鳥資料館には、ぜひ寄った方がいい…

 

…明日香村には、飛鳥時代に造られた石造物がたくさんあることは、おそらく多くの方がご存知であると思われる…

古墳の石室である石舞台はチョー有名だけど…他にも人や動物をかたどった、このブログでもつい最近紹介した「亀石」

そのブログ、貼っておきますね!!

石舞台古墳にコーフンする!!

 

明日香村の奇石「亀石」

 

その他にも猿石、人頭石、二面石

さらに用途さえも良く分からない謎の石造物「酒船石」

明日香村の「酒船石」を眺めて思ふ…

他にも、亀形石造物、益田岩船などなど…

もうこれらを一つ一つ巡って廻ると大変じゃないですか…

 

ましてや訪ねたのが2021年7月…

なにもしなくても外にいるだけで汗が噴き出すような…「明日香(あすか)」村…ならぬ「汗が(あせが)」村…と間違えて口に出してしまいそうなほどのクソ暑さ…

 

そんな「汗が(あせが)」村で、石造物を一つ一つ巡っていくなんて…ホント大変…道にも迷って、変な「汗が」出てくるかもしれないし…

 

ところが、ここ飛鳥資料館にこれば…

その庭を散策すれば…

庭だけだったら…タダで…タダで…私の大好きな「無料」で…

確かにホンモノじゃないと言われれば…もちろんレプリカですが…レプリカですが…レプリカですが…「明日香」にある謎の石造物が、ほとんど一気に見られちゃう!!

いやあ、もうホンモノそっくりですよ!!(当たり前!レプリカなんだから!)

 

たぶん、ホンモノを見て廻ろうとすると…体力、方向音痴、時間、駐車場探し、レンタサイクルなら登り坂など、さまざまな障害で遮られ、全部見て廻るのは、いくらグーグルマップがあるとはいえ、困難極まりないのではないだろうか…

 

でも、この飛鳥資料館の庭をぐるっと散策しただけで、もう明日香村の全ての石造物に出合えたような…そんな満足感が感じられる…

 

飛鳥資料館には、ぜひ寄った方がいい…

それでも、寄ろうとしない頑なな読者のみなさんに…いや、そもそも明日香に行ってみようと思わなければ…飛鳥資料館には行かない訳で…

 

そんな皆さんのために

飛鳥資料館にある奇石を次々と紹介していきますね…

 

 

もう…そっくり!!「亀石」

(レプリカなんだから当たり前!)

この石造物、作られたのは昭和時代だと思われる…レプリカなんだから…きっとそう…(笑)

(飛鳥資料館開館が1975年とあるから…それ以降ですね…)

 

山田寺の塔心礎

山田寺は蘇我氏の一族の蘇我倉山田石川麻呂が641年に創建したが、649年に中大兄皇子(後の天智天皇)から謀反の疑いをかけられ、造営中の寺で自害… その後、建設が再開し、7世紀末に伽藍が完成した…その山田寺東回廊は、現存する「日本最古の」木造建造物である法隆寺よりも古い例であるとか…

今度、飛鳥地方に観光にきたときには、ぜひ寄ってみたいぞ!山田寺跡…

あれれれ、さっそく、レプリカで満足とちゃうんかい!!…ってツッコまれそうですが…私「日本最古の」というキーワード…特別感を醸し出す言葉に弱いのよ!!

 

人頭石

これは、高市郡高取町にある無量山 光永寺にあるらしいぞ…

明日香村にあるわけじゃないから、ちょっと離れててホンモノをみつけにいくのは、大変かも…

 

 

ここには高松塚古墳の石室もあるぞ…

数回前のブログで、高松塚古墳のことを綴っているけど、そこでは、墳丘に覆われて、石室がみれなかったので…ここにきてラッキー!!

いやあ、古墳だけにコーフンするねっ!

 

ちなみに、高松塚古墳のことを綴ったブログも貼っておこうっと

高松塚古墳と高松塚壁画館に行く!!

 

 

 

 

「二面石」

 

実物は橘寺にあるとのこと…

まあ、人間は「二面性」をもってますからね…北面が「善」、南面が「悪」を表しているそうな

 

 

八釣マキト5号墳

もともとは飛鳥川右岸、八釣・東山古墳群に属する7基の古墳が発見されたその中の一つ、円墳だったものを、ここに移築したもの…

なので、これはレプリカではありません!!移築だけど、ホンモノ!!

 

いやあ、古墳だけに…コーフンするね!!???

 

もう…石造物から石造物へと

蜜を探し求める蜂のように次々と…

 

須弥山石

飛鳥の石神遺跡から出土したもので、全体の構造が噴水施設になっており、庭園用の石造物であると推定されているとか…「日本書紀」にも、この「須弥山像」綴られているらしいぞ…

 

 

酒船石遺跡…のレプリカ

 

出水酒船石

 

ブログでも綴った「酒船石」

 

 

さてさて最後にどどっとまとめて紹介するのは

猿石…本物はみてないけど…レプリカでも十分満足!!…(笑)

「猿」というよりも、こんなふうに座ってるおっちゃん、コンビニ前でみたことがある…

 

うん!こちらの方が「猿」っぽいですよね!

 

猿が四つん這いになってて背中に子ザルが乗っているといった感じでしょうか…

とても昭和につくったものとは思えない古さを感じる完成度…まあ、それがレプリカなんですけどね

 

こちらも「猿石」

やや、ホトケ様みたいにも私にはみえちゃいます…

手のポーズが釈迦如来像を思わせる…

 

これは猿というよりも「未確認生命体」ですな…なんか、昆虫ぽいような…あ、生きてないから「生命体」ではありませんけど…

 

こちらは「猿」というよりも「小鬼」っぽい感じがするんですけど

スミマセン!自然と下半身に目が…

 

猿の中でも「チン(珍)種」だと思われる…

 

 

さてさて、このように飛鳥資料館の庭の中の石造物を目指して、あちこちしてみましたが…

庭を歩くだけで…溶けそうに暑くて!暑くて!!!

ホント「飛鳥(あすか)」ならぬ…「汗が(あせが)」状態でして

 

とっとこ空調の効いた「館内」に「サル」

こんなしょーもないオチで終わるけど…

「飛鳥らず」???…もとい「あしからず」…(笑)

 

次回は、飛鳥資料館…館内篇ですよ!!

お楽しみに!!??


ジミな…ジミな…あすか(明日香)に…もとい…確かにジミな「明日香民俗資料館」に行く!…

2022-10-28 05:57:31 | B級スポット

B級スポットが大好きな私…



各地域に…「~歴史資料館」「~民俗資料館」
…なるものがあると知れば…
なにかオモシロイものがありそーな気がして???…喜んで行く!!



地味な…
ジミーなハコモノほど…興味が湧いてくる!!




…で今回紹介するのは

明日香民俗資料館

あ、ここ、別に行こうと思って計画してた訳ではなくて

奈良県立万葉文化館に行こうと思ってたら、たまたま目に留まって…

 

このような看板をみつけたら

私のよーなB級スポットマニアなら…立ち寄らずにはいられないでしょう…

一階は、飲食できる施設になっていて…

私の目指す明日香民俗資料館は、その2階にあります!!

ここ、タダ!タダ!!私の大好きな入場無料!!となれば、よりテンションがあがります!!

 

タダですよ!タダ!タダ!!

一瞬、無料が消されているのか???とこの案内表示をみて思ったものの…やはりタダ!タダ!!テンション上がるタダ!!

 

そこで、何かオモシロイ展示があれば…寄った甲斐があるというもの…

 

2階に上がる階段の途中に昭和時代のノスタルジックな家電製品などが並べられています…

 

 

わざわざ「のすたるじぃ」と平仮名にしてるところがいいですなあ…

扇風機の…その端には「アイロン」…あ、中心に「アイロン」の写真を撮らなかったからと言って、「あ!異論」はないはず!!!

 

飯ごう

もともとアウトドア派だったのに…ウン十年もこの飯ごうを使ったキャンプ(野宿に近いかも)をしてないことをふと懐かしく思ったりして

ラジオ

 

 

てっきり、これを眺めてるときに「のすたる爺」さんがやってきて、解説でもしてくれるのかなと思いきや、「のすたる爺」さんはやってきませんでした…

 

それどころか、予想した光景…まあ館内も広くないんですが…誰も…誰も…いません!!

訪ねたのは2021年、夏のこと

みなさん、上記のラジオで東京オリンピックの放送でも聴いているのでしょうか??(昭和39年か!!)

 

さてさて、2階を見渡せば…これぞ王道の「民俗」の道具類の展示

 

 

生活に欠かせない水…その井戸の滑車…

これは、見ておいた方が「いいど…」…汗

 

農具の展示…とまさに民俗資料展示の「王道」

ツッコむところも見当たらないと思いきや…

ありました!ありました!!…(笑)

 

 

稲渕地区の雨乞い神事である南無天踊りが描かれた巨大な絵馬

 

ナモデ踊り

これは、あかんやろ!

この解説文の最後の一文

…ほかの者は腹につけた小太鼓を「腹がボテボテ」と打ち鳴らしながら走りまわり…

それって、小太りな人への悪口やないか!!

あ…「腹がボテボテ」…じゃなくて「ハラヤボテボテ」か!!

 

 

さらに…

「子供たちはチンポコ、チンポコと打ち鳴らした…」

これは、あかんやろ!

 

あ、「チャンポコ」でしたか!紛らわしい!

 

ひょっとして「雨乞い」「女(あま)恋」の要素も隠されていたんじゃないかと、勝手な妄想を思いめぐらせて

 

 

そんな稲渕地区に五穀豊穣・子孫繁栄を願って飾られる男綱・女綱は…

まさに男性器と女性器の…

中央の丸いのが女性のアレで、その奥には男性の…

…で縄で縛って…

 

いかん!いかん!!私のような??ピュアな読者が多いこのブログ…

まあ、この辺にしとかなくちゃ!!

 

ナムデ踊り」…「ナマデ(生で)」見たいなあ…

モザイクなしで…?????

 

なんで…苦笑


B級スポットマニアにはテンションのあがるハコモノ…奈良県立万葉文化館に行く…

2022-10-27 05:52:05 | B級スポット

奈良県立万葉文化館に行く…

こういったハコモノが大好きな私…

あっ!…でも万葉の文学にそれほど興味があるかと言われれば…国語の先生なんですけど…???
けして、大好きとは言えないような…
だけど、こういったハコモノが好きなのです…


ぜひとも

古の風に
吹かれてみたい!!!

(ホントは…B級スポットを訪ねたい…笑)

と思っていて…行ってきました…

ここは、大きく有料エリアである企画展示室(1階の部分)と、私の大好きな、無料!無料!!要はタダで楽しめちゃう地下1階の一般展示室との二つに大きく分けられます…

 

この地下1階の一般展示室が…なんと驚きのタダなのに…タダなのに…無料なのに…もう展示コーナーのボリュームがたっぷりで…

 

かつ私のよーなB級スポットマニアにはタマラナイ展示内容でして…

ホントはせっかく明日香のこの地にやってきたんだから、タダの…タダの…一般展示室見学の後には

1階の部分の企画展示室で行われている特別展「歌川国芳展-浮世絵界の風雲児-」をも見ようと思ってたんですが…

とてもじゃなくて…地下1階の一般展示室を見て廻ってたら、そんな時間が無くなっちゃってて…

それどころか…当初の計画では、そばにある飛鳥寺の飛鳥大仏を観に行こう(はい、私、大仏マニアですからね!!)と思ってたんですが…

そこへ行く時間もなくなってしまったくらい…それはそれは、タダなのに充実しまくりのハコモノだったのよ!!

 

訪ねたのは2021年、夏のこと…

飛鳥寺の飛鳥大仏を拝観してみたいとは思ったけど…暑いじゃないですか…

その点…この奈良県立万葉文化館のハコモノの中は、当然空調が効いててめちゃめちゃ涼しい…

 

当初の計画では…飛鳥寺の飛鳥大仏を観て、その後、ちょいとだけ奈良県立万葉文化館に立ち寄ろう!!と思っていたんだけど…

 

行ってみれば、先に奈良県立万葉文化館に立ち寄ってしまったがために、…飛鳥寺の飛鳥大仏を見ずに帰ってきたという…

 

そんな魅力たっぷりの…私のよーなB級スポットマニアにはタマラナイ…

私のイチオシともいえる

実にツッコミどころ満載で
想像を超えて
B級スポットマニアの私にはツボだった

奈良県立万葉文化館の地下1階の一般展示室を中心に思いのままに…だらだら書き綴りますね!!

 

万葉文化館らしく…庭には…いたるところにこのように石碑があるようですが

 

 

もう外は灼熱状態…

ホントは飛鳥寺に寄った後にここにこようと思ってたんですが…光に吸い寄せられる虫のように…空調の「涼」をもとめてハコモノへの方へ…

 

おお、ハコモノの玄関はすぐそこ!

玄関には、万葉の歌人ふうに官服姿の「せんとくん」

めちゃ目が合いましたな…

 

ではでは、ご挨拶代わりに

「松尾ドショウ」もしくは「ド少納言」との異名をもつ私がここで歌を詠むことにしよう

 

「デルタ株 なんにもせんと かんせん(感染)と またかんせん(観戦)と ゴロゴロの夏」

 

デルタ株の流行るこの夏、ゴロゴロしてたら感染もせず、観戦(オリンピック)してたら過ぎていったことよ!!

お粗末っ!!

ではでは、その「せんとくん」のみつめる館内へと

 

 

 

さてさて、ここ奈良県立万葉文化館のある場所は…鋳造年代は708年(和銅元年)に発行された和同開珎より古いとされる「富本銭」(ふほんせん)が発見された場所でして…

手を入れる消毒の装置も「富本銭」(ふほんせん)やら、キツネの愛(ラブ)??になってまして

 

もちろん、私が手を突っ込むのは「銭」の方ですがな…

「愛」よりも「銭」…苦笑

 

1階には展望ロビーがあって

大和三山の耳成山、香久山を空調の効いた涼しい空間から眺めることができます…

 

 

その隣には春日杉…の切り株

 

 

年輪からその時代、何があったのかがわかるようになっていました…

 

 

館内の通路には…万葉文化館らしく…和歌が掲示されてて、これは先ほどの外にある歌碑の石碑と違って涼しい空調の効いた館内にありますから、しっかり足を止めて…眺めることができますなあ…(笑)

山部赤人の和歌やら

 

誰がかいたかわかんない和歌やら…

 

 

さてさて、このハコモノのある場所、この敷地内が、1998年以後に、工芸品の一大生産拠点であったことをうかがわせる金、銀、銅、ガラスの鋳造関係資料、板金・鍛造関係資料などの遺物が大量に出土している…鋳造関係としては、日本最古の銅銭である「富本銭」が見つかった「飛鳥池工房遺跡」でして…

その工房遺跡が、クソ暑い外に出て眺めなくても…この空調が効いた館内から窓ガラス越しに眺めれちゃう…

 

涼しい上に、こうやって遺跡が眺めれちゃう…

これを「遺跡二鳥」という…

もとい「一石二鳥」でしたね…苦笑

 

この飛鳥池工房遺跡のことについては、地下1階の一般展示室のすぐ隣の展示室…特別展示室にて…

飛鳥池工房遺跡の発掘成果を時代背景などとともに紹介してあります…

銅の工房…

 

鋳造技術を用いて、銅で仏像や鏡、そして「富本銭」(ふほんせん)が造られているようで

 

 

そんなみなさんが働いているところを中央の官服姿の歌人が、のんびり歌でも書いているようで…まあ、現代で言えば歩きスマホのような状態ですな…

ちょっと待った!危ないですよ!!…と緑の官服姿の方に叱られてムッとしているような…

 

だけでなく金・銀も作られていたようで…

「鉄」も作られていたようで

 

金、銀、銅とこれば、この当時も「鉄」のよーに意思を曲げないIOCのバッハのよーな方がいて、疫病が流行してても、無理無理オリンピックのよーなものが開催されていたのかも

某お偉い方は、そんな金メダルにガブリと嚙り付いていたのかも…

とても、ふほんい(不本意)だな…と思いつつ

銅でできたふほんせん(富本銭)なども紹介してありました…

以上が、地下1階の一般展示室のすぐ隣の展示室…特別展示室での展示内容…特別展示室といっても無料!無料!で楽しめちゃいます!!

 

 

さてさて、ではでは、今回のもう私にはツボだった…これまた無料!無料!!タダで楽しめちゃう…一般展示室へ…と

 

いきなり「唄の万華鏡」といいましょうか…「唄の異次元空間」への入り口といいましょうか…万葉の世界へタイムワープするかのような…映像と鏡の万華鏡トンネル空間をくぐります…

 

 

「歌とはなんだろう?」と問いかけされながら

 

 

おお、自然と譜面なんぞなくても、メロディーに載せて口ずさみたくなっちゃう!!

 

子供の頃、こう母に言われたり、自分で唱えたりすることで、「痛いの」が飛んで行ったような気がします…

折角だから、口にしとこ…

「ちちんぷいぷい コロナよ コロナよ 飛んでいけー」

あ、世界中、いたるところで…「ちちんぷいぷい コロナよ コロナよ 飛んでいけー」と言ってたものだから、コロナが日本にも飛んできて、世界中が蔓延してしまったのかも知れません!!

「ちちんぷいぷい コロナよ コロナよ 飛んでいけー」は撤回!!

 

まさに

「火の用心 その一言が 火事のもと」ですし

「手を洗ってコロナ禍の道をわたりましょう」

それくらい、コロナは火と同様「用心」しないとね!!

この「色は匂へど…」の歌のように

世の中は絶えず動いているけれども、すぐにコロナ禍が「緊急事態宣言」や「マンボー」で終息するとは思えない…「浅き夢みし 酔ひもせず」ですね!!

 

このトンネルをくぐると…

な、なんとそこには、私のよーなB級スポットマニアには大好物??の…海石榴市をはじめ東市、西市、軽市などをイメージした古代の「市空間」を再現している等身大人形がいたるところに!!

 

いやあ…テンションがあがる!あがる!

陶器、土器を売ってるオジサン!!

「ちょいとそこのオネーチャン」なんて声をかけられようなものなら、若い女性だったら、陶器陶器(とうきとうき)…とウキウキすることなく…逆に騙されはしないかとどきどき(土器土器)しちゃいますな…

 

そんな「器」を売ってる、めちゃ「器」の小さそうなオジサン!

 

 

野菜売りのオッチャン

あなたの足はこんなに細いのよ…とたいして、食べるところの少ない瘦せた野菜を巧みに買わせようとしてますなあ…

樹木もリアル感満載です

 

 

おお、こちらは、楽しそうに??みんなで演奏し歌ってますなあ…

 

この女性はノリノリだけど

この方は、不平不満がありそうで

このバンドは、その後、方向性の違いで解散するんでしょうな…

 

さてさて、この等身大人形がずらーと並ぶ廻りには、小屋が立ち並んでいまして…

まあ、基本的にこんな楽しい空間なのに…よくみかけるハコモノと同様、見学者は少ないので、十分すぎるほどのソーシャルディスタンス、小屋には自由に出入りできちゃいまして

 

まず、一番最初に立ち寄った小屋は…

立体紙芝居で「万葉集」に伝えられる「水江の浦島子伝説」が…楽しめちゃいます…

「浦島太郎」と違って「亀」は出ません!!

いきなり乙姫様と出会うんですね!!

 

そして、乙姫様と結婚しちゃうんですね…婿養子状態で…

エンディング、は周知の「浦島太郎」と一緒!!

「玉手箱」を開けてしまって「う、しまった」太郎…苦笑

 

もう一つの立体紙芝居

「桜児と二人の若者の物語」のストーリーは、なんとも理解しがたい実に摩訶不思議な世界観

「桜児」という女性がいて、どうもこの男性二人が「桜児」が好きなようで、いわゆる三角関係…

まあ、女の奪い合いをするんですな…まあ、ここまでは、よくありがちな情景ですが

ここからの展開は三角関係ドロドロの韓流ドラマでも、こんな展開にならない…

この男同士の争いをやめさせるには、私が死ぬしかない…と…いきなり首を吊って自殺しちゃうんですよ!!

 

二人は、寂しさを歌に込めて詠んだってな話…

これって三者とも不幸になってるやん!!「桜児」が私、こっちが好き!!といったら済む話やん!!

あ、時代背景からすると、女性から男性を選べない時代…おそらく、大嫌いな男の方が、男性の争いの中で優勢だったのかも知れない…いや「桜児」は、争う男性2人とも大嫌いだったかもしれない…他に結ばれない片想いの男性がいたのかもしれない…

いやあ、「桜児と二人の若者の物語」の真相は実に深そうで…

 

 

続いては、別の小屋へと

ここでのテーマは「野山での歌」

ここでは、常陸国風土記について、このおじいさんが語るアニメーションが展開される…

 

 

歌を通して男女が誘い合う、今でいう合コンのような「歌垣」の様子をばアニメで…

 

オチはこの男性…

「ああ、今回も女性をお持ち帰りできなかった…」で〆られるんですけど…

 

 

語るおじいさんは、この若者のウン十年後であることが容易に想像される…女性をゲットできずにウン十年…淋しすぎる…

 

続いては

「都市・屋内での歌」

奈良時代の屋内での宴の様子がジオラマと映像で…綴られる

「大伴家持」も登場!!

 

宴と言ってもどんちゃん騒ぎではなく…実に静かに…

やかましい(やかもちい…家持い)ことは、大伴家持がいても、ありませんでした!

また別の小屋を覗いてみると…小屋の中にも等身大人形が…

 

歌をかいていますなあ…

ここで、筆がとまっています…下の句が思い浮かばないのでしょう??

 

「富本銭」を作る職人…

間違いなく…この方が一番のお金持ちでしょう??だって、お金に困ったら、お金を作ればいいんだし???

いや、そこは国のお偉いさんに管理されているとして、報酬(給料)は自分で作った「富本銭」だったのでしょうか…??

 

こちらはガラスを作る職人

 

奈良時代の「KinKi Kids」ですな??by「ガラスの少年」

 

さてさて、その近くには、目を見張るジオラマが…

壬申の乱

ここで注目すべきは

 

この橋から落っこちた人…(笑)

この細かな再現が私のよーなB級スポットマニアの心を揺さぶる

 

「藤原京遷都」

 

 

 

遷都(せんと)くんを探しましたが、見当たりませんでした…苦笑

 

遣唐使船

 

 

必死になって働いてますなあ

 

中国の文化が伝わった…大和の国の文化を伝えたことで、遣唐使は、よく健闘した(遣唐使た)と思われます…

 

「大仏鋳造」

 

 

これは聖武天皇でしょうか…

人手が少なくて「少々無理」しょうしょうむり)があるのでは…なんて言ったしょうむない…もとい…しょうもないオヤジギャグを言ってますなあ…

さてさて、この一般展示室のほぼほぼ中央と思えるところには

「富本銭」が発見されたところを示す案内板が床に…

 

 

 

ここで、みつかったと…「富本銭」と一緒に復元されています…

この部屋は

「さやけしルーム」といって

 

 

万葉人が見聞きしたであろう星空や自然音を光と音響で体験できる空間の再現…
万葉人が感じた四季のうつろいを、音楽や効果音で構成し、草枕のように天を仰ぎ、自然の音色に耳を傾けて…

はい、多くのオジサンが昼寝??で利用してました…(笑)…私も、このハコモノのそばに住んでたら、しょっちゅう、ここに昼寝しにくることだろうな…

 

さてさて、そのそばには目を見張る貴族の男性と…采女(うねめ)が並んでまして…

 

 

インタビューができちゃうようです…

 

 

貴族のオジサンと見つめ合ってみましたが…

 

 

えー!!私より若くて、もう孫がいるの???

もう、別に貴族のオジサンになんか興味はないので、特に質問、インタビューと言われても…苦笑

一応、何食べてるのって訊いてみました!…質問の内容が小学生か!!…だって、年収とかきいても、浮気したことはあるのとか訊いてみたいと思ってもその回答のマニュアルはないようで

 

 

でも、采女(うねめ)には興味津々…(笑)

まるで、お見合いですな…

へー、大人びてるけど17歳…「春菜児」って名前なんだ…

なに訊こうかな…

 

いきなり職場で、結婚どう??なんて訊いたらセクハラって言われそうですな…

えっ??逆に私に質問が…

へっへっへー!!ちゃんと答えました!!

なんで采女(うねめ)って言うの?とも聞いてみました…

昔は性格が強かった…ということだけはわかりました…

キツイ女だったのね!!

 

 

 

向かい合わせて、万葉劇場が

 

アニメーション「万葉のふるさと」をみたんですが…ホントは

人形と映像による歌劇「額田王」か「柿本人麻呂」を観たかったな…

残念ながら、時間がなくて…

 

 

 

最後に紹介する等身大人形…

こちらは「伎楽」…万葉時代の芸能人とのこと

 

真っ黒なバッドマンみたいな人が踊ってますなあ…

 

 

今でいう…竹内涼真、福士蒼汰くんかもしれません!!仮面被ってるから、どんなイケメンかわかりませんけど…

けっこうお客さんもソコソコ集まっています!!

一人を除いて、他のお客さん、平ぺったい方々ばかりですが…

 

 

 

おっと…ここで竹内涼真くん、福士蒼汰くんには程遠い…イケメンとは真逆のオジサンが踊っている…(笑)

 

 

 

けっして暑さにやられてる訳ではありませんので…勘違いないさいませんように…(笑)

 


明日香村の「酒船石」を眺めて思ふ…

2022-10-26 06:05:57 | B級スポット

奈良県立万葉文化館から歩いてすぐの杜の小径をちょいと登ったところにある

 

酒船石を観に行く!!

 

 

 

長さ5.3m、幅2.27m、厚さ1mの花崗岩で出来ていて上の平坦な面には円形のくぼみが7つありそれを結ぶ奇妙な溝が彫られている石造物…

「酒船石」

 

 

実は…詳しくは用途不明で…何のために造られたのか…古くから様々な説が唱えられてきた…いろんな諸説が飛び交う…石造物なんだな…

 

 

 

 

 

江戸時代から存在は知られていて、本居宣長が「昔の長老の酒舟」と現地の伝承を書き留めているらしい…

酒造りに使ったと考えられ、酒船石と称されていて…

「酒船石は導水施設」だったとのことで、飛鳥資料館の庭に復元されてる、そこにある「酒船石」には水が流れていました…

さらには、こうして水を流すことによって、その水の流れで占う…占いの石造物だったとか…

手塚治虫さんの漫画「三つ目がとおる」では家来を服従させるための薬の精製器具だったと綴られているし…

祭壇になっていて人がこの石で生贄になっていたという説もあったりして…彫った溝に血が流れるようにと…

 

いやあ…まさに歴史のミステリーですよね!!

 

「酒船石」をみて口ずさみたくなる歌といえば

 

♪涙には幾つもの 想い出がある 心にも幾つかの傷もある ひとり酒 手酌酒 演歌を聞きながら~

 

それ、吉幾三さんの「酒よ」やないか…

 

♪お酒はぬるめの 燗がいい肴はあぶった イカでいい女は無口な ひとがいい灯りはぼんやり ともりゃいい~

 

それ、八代亜紀さんの「舟唄」やないか!

 

その二つの演歌が混合して

♪ひとり酒 手酌酒 演歌を聞きながら~しみじみ飲めば しみじみと想い出だけが行き過ぎる~

こんな歌詞がストーンと心に落ちる!!

そんな「酒船」だったのでした…

 

こんなショボいブログの〆で…ええんか!(え演歌!)

チャンチャン!


石舞台古墳にコーフンする!!

2022-10-25 06:08:51 | 歴史史跡

奈良県明日香村にある古墳時代後期の古墳であり

明日香村に観光にきたなら、誰しもが立ち寄るに違いない…

超有名スポット…

石舞台古墳に行く!!

 

みなさん、この石舞台古墳に行って…

うわー、石がデカい!!…石がぶっとい石がぶったい…とコーフンしてきたに違いない…

だから石ぶったいコーフン…石舞台古墳…汗

 

 

この古墳の謎…ミステリー…それは他の古墳のように墳丘がないのよ…土で覆われていないのよ…巨大な石を用いた横穴式石室が露出しているのよ!!

もともと、ここは普通の古墳と同じように土が石の上にかぶさっている墳丘だったのですが、風雨によって土が流されて横穴式石室が露出したとか…

う~ん…だったら、真っ先に石室の空洞がいち早く土で埋もれてしまいそうだけど…これは掘り返したのかな…

実にミステリー!!ミステリー!!

蘇我入鹿の祖父・蘇我馬子の墓であるという説もあって…大化の改新で蘇我氏が滅んだときに、蘇我氏に恨みを持った人々が報復のために墳丘の土をはがしたという伝説も…

実にミステリー!!ミステリー!!

 

 

でも、そもそも、こんな巨石が壊れもせずに積み上げられていること自体がミステリーですよね!!

 

30数個の巨石から作られていて、全長は約19メートル…玄室の高さは7.7メートル、幅3.4メートル、高さは4.8メートル…

国内最大級の横穴式石室であるとのこと

 

中に入れば…この広さ…この高さ

 

 

石がぶっとい石がぶったい…とコーフンしている私

ここに…ここに…蘇我馬子が眠っていたんですね!

 

 

 

 

石舞台古墳では、この石の上で女性に化けた狐が舞を見せたという逸話が伝えられていて、そこから「石舞台」と呼ばれるようになったとか…

確かに…この上が野外ステージにみえなくもない…

 

 

 

そばには、石舞台古墳の石棺の復元したものがありました…

 

 

 

 

 

新しめの案内板

 

 

巨石はこんなふうに動かして積んだんですね…

なんか、昔の人…古墳時代の人がこんな知恵を持っていたことに…コーフンしちゃいますよね!

 

 

これは歴史の感じる解説板

 

 

その横の建物…小屋…これは、おそらく昔のチケット売り場と思われる…

少なくとも、蘇我馬子のマイホームではない…(笑)

 

 

…ということを見抜いた…

あい蘇我…もとい…愛想がよくないオジサンがここに…(笑)

 

 

最後に、もう一度感想を…

うわー、石がデカい!!…石がぶっとい…石がぶったい…とコーフン!コーフン!大コーフン…

そう…石がぶったい…とコーフンして…疲れ切ってる私…

その上、この灼熱の日差しが降り注ぎ……

このクソ暑さを…く蘇我マン…もとい…糞ガマン!!


明日香村の奇石「亀石」

2022-10-24 05:58:13 | B級スポット

やっとかめ

(名古屋弁で、お久しぶりの意)

思えば、この明日香村にきたのは、20代に近鉄電車で観光にきて、レンタサイクルで廻った記憶があるから…

ウン十年ぶりの再会である

 

「亀石」くん!

 

その「亀石」くんが…この売店の裏に…あたかも売店の敷地内ではないかと勘違いされそうな場所に…いました!

 

 

はい「やっとかめ」の

亀石くん!

もちろん、「亀石」くんの方は、私のことなんて憶えてませんし、私も、久しぶりの再会なので…どこにいるのかわからず…ちょいと道を迷いました…苦笑

 

久しぶりにあって私と「亀石」くんは「絆」をふかめた…???とか…

おかげで、友情が固い石(意思)で結ばれた…なんて言った…

 

これぞ…「亀意思」(亀石)

 

おお、見事にオヤジギャグがストーンと決まってチャンチャン!!

 

 

…では終わらずに、もうちょっと「亀石」の説明をば…

 

 

明日香村川原地区の田んぼの中に鎮座する重さ推定40tという巨大な花崗岩である「亀石」…長さは3.6m、幅は2.1m、高さは1.8m

この巨石の自然の岩肌を残しつつ石造したものが「亀石」

いつの時代に、何の目的で造られたのか不明…

有名な伝説があって、かつて奈良盆地がまだ湖であった頃、対岸の當麻の蛇と川原の鯰が闘い、蛇が勝ち、この地区は當麻の蛇のものに…その結果、水を吸い取られてしまった川原辺りでは水が干上がってしまって、湖の亀がみんな死んでしまったとか
それを哀れと思った村人たちがんで供養したそうで…


で、今亀石南西いていますが、もし西き、當麻の方向をにらみつけたときのは、大和盆地泥沼になるといわれているんだって…

「間違ってもかしてはいけません」なんて言われているけど、こんな巨石、動かせませんよね!!

 

 

 

表情は、にらみつけるどころか、実に穏やか…

 

 

後ろにまわると…亀の形というよりも…ただの巨石でした…

 

 

「背後から覗くなよ!!」

そんな声が聞こえてきたような…聞こえてないような…

 

で、正面に戻ったら、やはり穏やかな顔…(笑)

「しかめっ面」になってなくてよかった!よかった!!…(笑)

 


高松塚古墳と高松塚壁画館に行く!!

2022-10-23 05:47:53 | 歴史史跡

1983年の調査で2例目となる…

漆喰壁画が発見された古墳

キトラ古墳を訪ねた後には…

当然、元祖…漆喰壁画が発見された古墳である

高松塚古墳に行く!!

高松塚古墳は、奈良県明日香村に存在する藤原京期(694~710年)に築造された終末期古墳で、直径23m(下段)及び18m(上段)、高さ5mの二段式の小さな円墳でして

高松塚古墳は、昭和47(1972)年、石室内に彩色壁画(国宝)が発見され、そこに描かれている壁画は、古代中国道教の影響を受けたもので、東壁には青龍と日像、西壁には白虎と月像、北壁には玄武、東西の両脇には男子群像・女子群像、天井には星宿図…

繰り返し申せば…キトラ古墳のように、朱雀を除いた青龍・白虎・玄武の四神
と日月・星宿図等が描かれていた漆喰壁画が発見されて
 
特に色彩鮮やかな西壁の女子群像は、歴史の教科書などにも紹介されている ほど有名なんだな…
 
それが、この絵…
 
 
 
ちなみにこの複製画は、飛鳥資料館で撮影したものです…
 
この漆喰壁画が発見された頃は、関係者のみなさんに限らず、全国の古墳マニアのみなさんは、さぞかしコーフンしたに違いない
 
さてさて、そんな高松塚古墳には軽四で…
ぐぐったら、高松塚古墳のすぐ近くに駐車場があるようだったので…そこへ向かってグーグルナビで…
 
元祖!元祖!!漆喰壁画の古墳で…おそらく…キトラ古墳よりもウンと有名ですよね…
 
向かう道はめちゃめちゃ細くて…周りは田んぼ、田んぼ…
 
キトラ古墳の前に整備されてた大駐車場とは雲泥の違い…
 
で、これがグーグルナビで目指した…
古墳前駐車場
 
どうみても4~5台、停めればいっぱいにないそうな駐車場
 
無人ですが…駐車料金は100円…右の料金箱に入れます…
 
まあ、滞在時間30分ほどなので、100円の駐車料金はけして高くはない…
ただ整備されてたキトラ古墳の前の駐車場は、無料だったのにな…とは
ちょっとだけ思ったけれど…苦笑
 
 
 
無人かと思えば、アンパンマンに似たこの方がみつめていました…(笑)
 
 
おそらく「アンパンマンブーム」に乗っかって…無許可で、作成されたものと思われる???
 
そばには、歌碑が…なんの石碑か、詳しくは読んでいられません…
強烈な日差しも降り注ぎ…もうくらくらするほどの蒸し暑さで…
 
 
 
さてさて、このような田んぼの畦道を進むと…
 
 
右に見えるのが
 
高松塚古墳!!
 
いやあ…コーフンするねっ!
 
 
 
 
案内看板…
 
 
そして、高松塚古墳の廻りをぐるーっと一周してみる…
 
 
 
感想は一言…苦笑…暑い!!!
 
 
そのそばには
 
高松塚壁画館が…
 
 
 
拝観料は300円…
 
ここで、
「ミステリーロマンASUKA飛鳥王国パスポート」を100円で買うと…
 
拝観料が50円引きになるよ!!
 
明日香村で他の施設に行くなら、このパスポートの購入はお薦めかも…
私は…買いました!!…(笑)
 
あの、私が買ったからといって、みなさんも同じように「SAY YES」とばかりに購入しなくても…???
 
「SAY YES」???ミステリーロマンASUKA???
 
♪余計な物など無いよね~
 
と(白い粉で)ミスってフマンのAS〇Aさん??も「SAY YES」???で歌ってますので???「ミステリーロマンASUKA飛鳥王国パスポート」は余計な物ではありません!!飛鳥のモデルコース、観光ポイント、施設等の紹介もされていて、割引券つきで100円…これは買いです!!
 
 
さてさて、高松塚壁画館
 
高松塚古墳のすぐそばにあるので…おそらくここに来たほとんどの人はついでに足を伸ばすと思うけど
 
館内には
「棺を納めていた石槨の原寸模型」があって、盗掘された箇所から覗けるような工夫もあり
 
高松塚古墳の中に、実際に入ったような感覚を味わえるような気も…

複製ですが…「彩色壁画」の模写壁画は、平山郁夫氏らの指導のもと、日本を代表する画家たち数十名が2年半をかけて寸分違わずに模写したものだとか…
 
 
でも高松塚壁画館の内部は複製でホンモノではありませんが…撮影禁止…
「棺を納めていた石槨の原寸模型」も模型であるけど…撮影禁止…でありました…
 
館内…5分ほどで1周できちゃうほどの展示内容…
要は狭い!!!狭い!!
 
ただ、レプリカであるけど、教科書に載っている「西壁の女子群像」が眺めれて…館内は空調が効いてる!!!
 
涼しい!涼しい!!って考えると、250円(拝観料)の価値はあるかも
 
まあ、高松塚古墳にこればついでに、一度は立ち寄ってしまうハコモノであることは間違いない…
 
 
 
 
 
ちなみに私…
 
「高松塚古墳」を…すぐ「高松宮古墳」と
「高松塚古墳」を…すぐ「高松宮古墳」と
「高松塚古墳」を…すぐ「高松宮古墳」と間違えてしまう私…
ずっと、競馬…中京競馬場での高松宮記念での競走結果に一喜一憂し「コーフン」してきたからでしょうか…苦笑
 
 
 
写真の中央にみえるのは…
「高松宮壁画館」ではなく「高松塚壁画館」…
 
写真見てると…6枠…緑から買いたくなりますなあ…(笑)
…なんて感じで馬券を買っているので…
儲けに繋がらず…四苦八苦しちゃっている私なのです…
 
四苦八苦…しくはっく…漆喰はっく…
 
お後がよろしいようで…(笑)
 
 
 
 
 

キトラ古墳の石室の壁画、限定公開…南壁の朱雀画を観に行く…「古墳壁画体験館四神の館」にて………

2022-10-22 06:11:16 | 歴史史跡

キトラ古墳に行く…

キトラ古墳は奈良県明日香村にある藤原京があったところの南、阿部山に築かれた古墳なんですが…

1983年、ここでの、この発見に多くの人々がコーフンしたと思われる

このキトラ古墳での1983年の調査で
高松塚古墳に次いで2例目となる…

漆喰壁画が発見された古墳なんですね…

キトラ古墳は、小さな円墳で7世紀末~8世紀初頭頃に造られたと考えられているらしい…その墳丘の中央には、18個の凝灰岩の切石を組み上げた石室があって…

その石室内にはすでに盗掘によって空けられてしまっていた穴があったらしく、その穴を利用してファイバースコープで覗いてみれば、その石室の中に極彩色壁画が発見

 

まずは最初に北壁の四神の玄武図が発見されたとのこと…

その後、1998年には四神の青龍、白虎図が発見、そして後には石室の天井に描かれた天文図も確認され


2001年には四神の中の朱雀図と十二支像が確認されたとのこと…

発見後、その壁画はカビ等で劣化していたため、石室から剥ぎ取られて…保存…

その石室の調査が終わると、盗掘によって空けられた穴も二上山産の凝灰岩で封印され、埋め戻されているとのこと…

 

そんなキトラ古墳を、クソ暑い中、観に行く!!

 

じゃじゃーん!!この円墳…

模型でみると、でべそのように見えちゃうのが…キトラ古墳!!

 

 

 

 

炎天下の中、読む気もなくなる解説板…


このキトラというネーミングの由来には諸説あるようだけど
古墳の盗掘孔から覗くと、亀(玄武)と虎(白虎)が見えたので、
「亀虎(きとら)」と呼ばれるようになったという説が一番強いらしい…

ちなみに…私の勝手な妄想の説では???

「キトラ」もとい「キドラ」と呼ばれる王(キング)が眠ってる…その王は首が3つあって…それ、「キングキドラ」やないか!

その王が尋ねた??…今何時だ??「ゴジらー」(ゴジラ)

といった…ゴジラVSキングキドラの対決にコーフン(古墳)していた場所…??

といった私の説は、どーやら、ただの妄想だけのようで…苦笑

 

 

さてさて、これで、今回のブログはおしまいじゃありませんよ!!

 

ただ…ただ…クソ暑い中、キトラ古墳を眺めにきたのではありません!!

 

実は…国宝キトラ古墳壁画公開があって…

事前申込制で…要は予約制で…

この時期は、「南壁」である「朱雀図」のホンモノがみれちゃうのよ!!レプリカじゃないよ!!ホンモノがみれちゃうのよ!!

それも、太っ腹の「無料」で…要はタダで!タダで!!

 

この受付場所は、このキトラ古墳が発見されたがために造られた…キトラ古墳壁画を保存するために造られた

 

この

「古墳壁画体験館四神の館」にて…

 

 

もう…この扉をくぐれば…別世界!!

空調が効いててめちゃ涼しい!!

 

さてさて、受付をば…10時15分の時間を予約し…到着したのは9時50分ごろ…

受付を終えると、このようなワッペンをいただき、

 

10時20分に、またここに集合してくださいと言われるので…

それまでの時間は…

「キトラ古墳」とは、なんぞや??ということが、この「古墳壁画体験館四神の館」を見学することで、よーく理解出来ちゃいます!!

 

雰囲気も薄暗くて、古墳の中に…石室の中にいるような気分が味わえて、コーフンしますなあ…

「キトラ」だけに…(笑)…「トラ

 

今年こそ、阪神タイガースにも「コーフン」できるいいなと思いつつ

館内の中へ…

 

キトラ古墳の断面の模型…

ど真ん中に「石室」が…

 

「キトラ古墳」の墳丘は何層にも土をつき固める「版築」という手法で造られているそうな…

版築とは、石灰を混ぜた土を原材料に壁の両側を板で囲み枠を作り、板で挟まれた間に土を入れ、入れた土を突き硬く固め、固まったら板を外し次の枠を作る…こうした土を突き固める作業を続け、目標の高さに達したら、枠板を外し完成する工法のようで…

そんな石室が同じ大きさで発見当時の漆喰壁画が復元されていて…

 

汚れが凄くて、私には…よく見えないけど…観る人が見れば…キトラ古墳の四神像は…今にも動き出しそうに躍動しているようで…

 

 

北壁の「玄武」

 

西壁の「白虎」

 

汚れが酷すぎて、よくみえんけど

東壁の「青龍」

 

そして、今回「生」でみれる!!コーフン気味で…テンション上がる

南壁の「朱雀」

 

そんな石室内部は意外と小さいようで…

 

「大仙古墳」と比べれば、めちゃ小さいって

そもそも巨大な「大仙古墳」と比べなくてもよさそうなのに…(笑)

 

次の比べる対象は理にかなっている…(笑)

一番最初に古墳の壁画がみつかった高松塚古墳とキトラ古墳との比較

 

高松塚古墳の方が絵の数は多いようで…

 

さてさて、今度は赤外線を通した画像を…

さきほどの写真よりウンとよくはっきりと見えますなあ…

 

西壁の白虎

北壁の玄武

東壁の青龍は、赤外線画像でも、ちょっとわかりにくいですな…

 

そして、この日「生」でみる朱雀の画…

 

おお、はっきりと見えます!見えます!!

そんなキトラ古墳、発見の歴史…

 

発見した頃は、古墳にこのように樹木が立ってたんですね…でべそのようではなかったようで…

発掘せずに石室内を調べる…

盗掘の穴が空いてたようで、そこからファイバースコープで覗いてみたんですね

かろうじて人が入れる盗掘者が空けてた穴から入ったようで…なんでも、その盗掘者は鎌倉時代に盗品しようと穴を開けたらしい…

 

その盗掘者の視線???実際は、研究者が初めて石室に入ったその視線で、このように石室が再現されています…

 

朱雀はこの盗掘された面にあるようで、朱雀の画が盗掘者によって壊されなかったことが、一つの奇跡といえるようで…

保存の検討

漆喰が剥離して、生クリームのようにもろい状態だったとか

高精度撮影

 

壁面を取り外す作業

そして壁画修理

 

 

 

そして、ふたたび静かな眠りに…

 

それが、先ほど見たこの姿なんですね!!

 

 

さてさて、このキトラ古墳の展示だけではなく…

それに関連した「渡来人」の展示、ジオラマが…

このキトラ古墳のあった集落では、多くの渡来人が暮らしていたらしい

 

 

 

 

 

おお、二人とも翌日の腰痛は、間違いないだろうな…

みなさん、よく働いています…

 

器を作りながら…この「器」と私の心の「器」と、どちらが広いんだろう!!と悩みながら、器を作る人たち

 

 

彼女とこの木の下で会おうと約束したのに…

「きっと君はこない…」(山下達郎さんのあのメロディーで…苦笑)

 

その彼女は結婚していたのでしょう!!

 

この家で暮らしてて…でも…

彼女も旦那とうまく行ってないんでしょう…旦那にはそっぽをむかれ、イライラで、子供に当たっているようです…

おそらく、ジオラマ眺めてて、こんな妄想に想いを馳せるのは、私だけなのかもしれません!

檜隈民使博徳が最初の渡来人だったようで

その檜前遺跡群と

檜隈寺の紹介パネル

 

 

さてさて、最後にもう一度「南壁実物大」の朱雀の画を眺めて…

 

10時20分になったので…集合場所へ!!

「第20回国宝キトラ古墳壁画」の「生」を拝見!!

一度に入るのは10名ほど…

みられる時間は10分間…

おお…これぞ「生」の!!「生」の!!「朱雀画」だー!!

いやー、古墳だけにコーフンするね!!

いやー、古墳だけにコーフンするね!!

いやー、古墳だけにコーフンするね!!

目一杯、時間一杯、譲りながら…眺めた!眺めた!!!

(他にも、盗掘者が崩した漆喰の残る石材の破片等も展示されていたので…展示品やパネルも他にあって…)

別に朱雀が動き回るだけではないから、10分あれば、十分…!!

 

まあ…正直なところレプリカというか…赤外線の写真の方が…朱雀画がよく分かりやすかったけどね…(笑)

 

でも「朱雀画」の「生」が観れたというこの満足度!!

いやー、コーフンしたなあ…〇〇〇だけにね…苦笑