新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

2022年新春、得三で「木村充揮ロックンロールバンド」

2023-05-25 06:00:20 | ライブ

2022年新春

得三

木村充揮ロックンロールバンド

 

嬉しいことに…新春から、木村充揮さんのバンドサウンドが楽しめちゃう!!

そうだな

歳が20歳くらい若返った気分で

木村充揮さんのブルース・バンド

「CUM'CUM'」を楽しめちゃうような

といっても「CUM'CUM'」のドラムはKenny Mosleyさんじゃなくて正木五郎さんだったけど…

いや、一時見た「THE BLUES GANG」を楽しめちゃうような

といっても「THE BLUES GANG」のドラムはKenny Mosleyさんじゃなくて氏永仁さんだったけど…

 

そして、なんといっても「高校生」からハマりにハマった「憂歌団」のような…バンドサウンドが楽しめちゃうような…

「憂歌団」といえば

高校生の時に

日本語で…分かりやすく
ダミ声でブルースを歌ってる…

ブルースに限らず…
ジャズ??歌謡曲??
とにかく
勘太郎さんの…まるで
話しているかのようなギターの音色に乗って…
ダミ声の木村さんが歌ってる…

そんなバンド


「憂歌団」に虜になりまして…

10代から20代…
そして30代と…

女の娘に振られたら

「嫌んなった」

…を口ずさみ…

酒を呑んだら…

「Midnight Drinker」

…を口ずさみ…と…


そんな感じで…
若かりし頃…
いつも何かと
元気づけられた??

憂歌団のよーな

ホント、久々に木村充揮さんのバンド演奏が楽しめちゃう!!

めちゃ楽しみ!!…

そんな

~TOKUZO新春お年玉ライブ2022~ 木村充揮ロックンロールバンド~

 

もう、この歳になるとお年玉なんてあげてばっかりだけど、まさに、私にとっては心のお年玉のようなライブ

木村充揮ロックンロールバンド

メンバーは木村充揮さん(Vo.G)、三宅伸治さん(G)、中村きたろーさん(B)、Kenny Mosleyさん(Dr)、前田サラさん(Sax) の5人編成

なんかメンバー構成も「シンセン」…でかつゴージャス

バンマスに三宅伸治さん

で「バンド名」が「ブルースバンド」じゃなくて、今回は「ロックンロールバンド」…いやあ、わくわくしちゃうじゃないか

さらに、コテコテのオジサマばかりじゃなくて、サックスに前田サラさん!!

これはこれは、楽しみ過ぎるバンドで

MCはいつものオヤジギャグ満載のいつもの木村さんですけど

サウンドはブルーステイストを織り交ぜながらのロックンロール主体のセトリで…

めちゃかっこよくて、この編成で全国を廻ってきているかのように、5人の息もぴったり…

木村さんの曲をロックンロールにアレンジして、いつも座って歌う木村さんが、ずーっと立ったまま、弾きまくり歌いまくる!!!

 

木村さんがかっこよくみえちゃうのは酔ったせいかな…笑

 

もう最高に楽しかった得三での「木村充揮ロックンロールバンド」のライブレポをば早速…

 
 
5人揃ってステージに
 
まずはしっとりと歌い出す…
木村さん
 
…なんて唄ってるのか…未だによく分かんない…笑
外国のスローなブルース…から
 
しっとりとギター1本で歌っている木村さんの歌に…
曲の途中から自然と中村きたろーさんのベース、Kenny Mosleyさんのドラムが被さってきて
スローなブルースが躍動的なリズムへ
そして前田サラさんにサックスが響き、三宅伸治さんのエレキが唸る…
いやあ、めちゃカッコイイ!!
 
そして天使の濁声の木村充揮さんが吠える!!
 
そのバンドサウンドで
 
「おそうじオバチャン」

それはそれは
おお盛り上がり

もう気持ちは20代…
 
安定したリズムを刻む中村きたろーさんのベースとKenny Mosleyさんのドラム
間奏では前田サラさんのサックスがクローズアップ
続いての間奏では三宅伸治さんのエレキが唸る!!
躍動感満載!!そして、木村さんのボーカル&顔芸!!最高!!
 

「野良犬」

♪欲目、欲目のこの街で 昔を想う暇もなく
優しくできる場所もなきゃ 独り今夜もさまよい歩く
おいら野良犬 捕まりゃしねぇ おいら野良犬 生きてやる
寂しかねぇ 寂しかねぇ 谷間の月見て吠えるのさ~

これまたバンドサウンドがめちゃかっこよくて

木村さんもめちゃかっこよくみえて…木村さんが…めちゃめちゃ男前にみえちゃう…!!!…笑

間奏では、メロディアスでブルージーな三宅伸治さんのエレキで奏でる旋律が映える!!

そして、さらに前田サラさんのサックス、これが、三宅さんのエレキと絡まって、もう、このグルーブ感は半端ない!!

演奏を終えて拍手とともに客席から「男前~」の声が飛ぶと、「今頃、何ぬかしとるんや」とお得意のお客さんとの会話のキャッチボールを楽しむ木村さんは、オヤジギャグ満載で…先程「野良犬」を歌ってるときは、あんなにカッコよく見えたのに…笑…MCのときは、いつもの木村さんで…カッコいいかと言われれば…そうでもない…笑
 
客席から何も声がかからなくても「そやな」と頷きながら、声がかかっているかのように喋りつつ
ここで、木村さんから、メンバー紹介
前田サラさん、中村きたろーさん、Kenny Mosleyさんと順に紹介し
「もう一人おる」と「アホのバンマス、三宅伸治ー!!」と
 
それに対して三宅さんも「アホの木村充揮ー!!」
 
お酒を飲みつつマイペースでオヤジギャグをおもいついたまま口にする木村さん
 
もう、のっけからのロックンロールの嵐にお客さんのボルテージもあがる!あがる!!
 
木村さんがお酒を飲み干せば歓声が…笑
 
客席から「タバコ吸ってもええよ!」の声がかかれば、
「お前、何者やねん!」とかいいながらも「すいません」とか言いながら煙草を吸い出す木村さん
 
ただ煙草を吸ってるだけでなく、オヤジギャグをかまし喜んでいるいつもの木村ワールド全開…
オヤジギャグが思いつかないと、三宅伸治さんに無茶ぶりして「なんかいいな…笑」
 
急にフラれた三宅さん「特に言いたいことはありませんが、得三に来ました!楽しみましょう」
 
すると木村さんが勝手に「えっ?サラちゃんも喋りたいって??」
 
強引に振られて
前田サラさん
今回のツアーで木村充揮さんとははじめましてだったと…他のメンバーのみなさんとは演奏することはあったけど、木村さんははじめて、凄くドキドキ、緊張していたけど、3日目で馴れてきましたと
 
こうなれば、木村さんの無茶ぶりは、中村きたろーさんへも
 
中村きたろーさん
「私も話すことはないけど、お正月早々、こんなにめでたい人たちと一緒にライブができるという、これからいいことありそうな、いいことばかりになりそうな気がします…」といって木村充揮さんを褒め称える
 
この流れなので当然Kenny Mosleyさんへも
 
Kenny Mosleyさん
「はい、ok!サンキュー、よろしく!」と
 
木村さんもめちゃ楽しそう…ご機嫌に
♪明るいナショナル~と帽子をとれば、そこはLED…頭がキラキラ光ってる!!
 

「胸が痛い」

刻む中村きたろーさんとKenny Mosleyさんのリズムがちょっとした切なさを醸し出し

間奏では…三宅伸治さんのエレキがより切なさの彩りを添える…

そして、
曲の後半は木村さんの濁声と河内さんの泣きのエレキが溶け込んで…もう心が痺れるほど……

そして前田サラさんの泣きのサックスがタマラナイ!!

木村さんは熱唱!熱唱!熱唱!!


「天使の濁声」がうねる!うねる!!

やっぱ
「胸が痛い」だよね…
毎日、仕事のヤマで「頭が痛い」けど
こんな私も
「胸が痛くなるほど??」ときめいていた頃もあったような…なかったような…


とにかく…
熱いものを感じて
しみじみと浸る…

感動モノのこの1曲に
拍手喝采!!

もう…感動せずにはいられない…

 
「イェーイ!」
 
懐かしい「CUM'CUM'」の曲
歩くようなテンポを刻むベース音、そしてドラムの響きが彩る中で
前田サラさんのサックスの響きが心地よい
 
♪踊ろう 今夜 一緒に~
 
サビは三宅伸治さんも一緒に声を合わせて
 
 
続いての曲はブルージーな
 
「GUTS」
 
今度は「THE BLUES GANG」のアルバムにも収録されている曲
 
木村さんのしゃがれ声で歌う
 
「一発ガツンとぶちかませ」
 
このフレーズがカッコイイのよ
 
さらには、ブルージーな曲調に載せて、前田サラさんのサックスが唸る!唸る!!そして、三宅伸治さんのエレキが痺れるほどカッコイイ!!
 
 
 
続いては
ご機嫌なリズムにのって
 
「オモロイナ」
 
もう、ロックンロールの渦!渦!渦!!に気分は最高!!
間奏では、メンバー紹介を挟んで
ドラムソロの後、紹介されるはKenny Mosleyさん
そのドラムソロに加わって、重低音な音を響かせる中村きたろーさん
どんどん、音が重なっていく感じで続いてはサックスの前田サラさんの響きが…そしてラストに三宅伸治さんのエレキが彩って、もうそれはそれは、最高のグルーブ感
 
そして顔芸も交えて歌う木村さん…
いやあ木村さんの表情ホント「オモロイナ」
 
 
もう大盛り上がり…
 
ここでヒートアップしたお客さんをクールダウンするかのように「すいません」と言いながら、再度煙草を吸う木村さん…
当然、オヤジギャグを絡ませながら、ゆっくりがええなあ…と言葉にしつつ
 
次の曲は
 
「わけもなく」
 
イントロでは、優しく響く前田サラさんのサックスの響き
 
♪わけもなく 会いたい
 わけもなく やつらに~
 
このサビは三宅伸治さんも一緒にハモって
 
心に沁みる泣きのサウンド…目頭が熱くなる想い…
♪わけもなく 会いたい気持ちになることってあるよね!!
 
泣きの三宅さんのエレキの響き…と絡まってハスキーな木村さんの唄声が滲みる…曲の後半から絡む前田サラさんのサックスの心地よさといったら
もう最高!!!
見事な濁声で、聴かせる!聴かせる!聴かせた後のMCは、
いつものオヤジギャグ炸裂!!
 
前田サラさんに向かって
 
「今回では、いろんな出会いがありましてね…自慢したい!でぇあぃー(どうやぁー)」と名古屋弁ふうに訛ってのオヤジギャグとか…笑
「いろんな出逢いがあって、僕が21歳のとき憂歌団を…ブルースを日本の言葉でやりたいなと思って」と珍しく次の曲につなげるMCを語って
 
「シカゴバウンド」
 
中村きたろーさんのベース音が実に心地よい
そして、しっとりとため息のように感情移入されているかのようにハマっている木村さんの「天使の濁声」
 
曲の後半からKenny Mosleyさんのリズムと三宅さんの奏でるエレキの旋律が加わって、実に心地よいグルーブ感
 
間奏では、木村さんのギターがフューチャーされて、つま弾く姿がカッコイイ!!
 
曲のラスト、後半は前田サラさんのサックスが得三のハコの壁や床に滲みわたるように響き渡る
 
 
 
…気持ちは20代後半…

煙草の匂いのたちこめた…
トイレがめちゃめちゃ臭かった大須エルでみた…あの感動でいっぱいだった場面が
心に浮かび上がってくる…



この唄を聴いてた

そう若かった時に…
歳とるまでには…

メンフィス・シカゴと旅したいな…

…と思ってた…けど…


歳とってからも…
メンフィス・シカゴと旅してませんなぁ…苦笑

死ぬまでに行く??かなぁ??…苦笑
 
続いては
ご機嫌のロックサウンド、ノリノリの躍動感満載の
 
「ボクサー」
 
木村さん、ずっと立ちっぱなしで、歌う!歌う!歌う!!!
めちゃカッコイイ!!
 
そして間奏になれば、三宅伸治さんのエレキに目を奪われ
Kenny Mosleyさんのリズムが、また跳ねるほどの躍動感で…
もう心地よ過ぎて、「木村充揮ロックンロールバンド」の演奏に、私の方がノックアウト寸前!!!!

続いては

「伸ちゃんの歌をやりまーす」と

「たたえる歌」
 
木村さんと三宅さんが交互に歌い
サビは一緒に
 
そして間奏の前田サラさんのサックス、最高!!
三宅さんのエレキの響きは気分爽快!!!
 

♪あ~ちっぽけな君を称えて
あ~ちっぽけな僕らを称えよう~

三宅さんのこの唄聴いてると…

今年も
もがきながらも…でもうまく行きそうな気がしてくるんだよね…笑

そう…私は…この歌じゃないけど


三宅伸治さんを、木村充揮さんを…「木村充揮ロックンロールバンド」の演奏を、称えたい!!!
 
中村きたろーさんのベース音から入り、そこに前田サラさんのサックスが絡む…そしてKenny Mosleyさんの刻むビートがご機嫌な
 
 
「心はマ・ル・ハ・ダ・カ」
 
♪今夜君と最高の気分~
 
まさにこの歌の通り、「最高の気分」
 
ラストはみんなで「心はマルハダカ」と声を合わせて
 
そして
本編ラストは
 
「嫌んなった」
 
ジャージーなアレンジで
間奏を彩る前田サラさんのサックス
それに続く三宅伸治さんのエレキ
 
高校生の時
初めて聴いた時から
「虜」になった…この「嫌んなった」

女の子に振られた時…
仕事で…落ち込んだ時…
この唄を聴けば…元気がでてきた


「嫌んなった」

もう気分は最高!!
 
曲の終わりがけには
三宅伸治さんに「木村充揮!」と紹介を受けながら退場するも
 
三宅伸治さん
「木村充揮!木村充揮!最高です!木村充揮!ワンモアタイム!ワンモアタイム!木村充揮!」と煽られ
 
再度ステージに登場する木村充揮さん
 
「嫌んなった」と一言歌って、即ステージから姿を消すも
 
またまた三宅伸治さんに
「木村充揮!木村充揮!ワンモアタイム!木村充揮!」と煽られ
 
また戻ってくるも
木村さん「嫌んなったって言ってるやろー」と笑わせて退場
 
その後は、三宅伸治さんが〆にかかって
 
「ありがとう「木村充揮ロックンロールバンド」でした」と
前田サラさん、中村きたろーさん、Kenny Mosleyさんを紹介し
 
中村きたろーさんから、「三宅伸治ー!!」と紹介し
 
本編が終了
 
当然鳴りやまぬ拍手!拍手!拍手に応えて
 
UN
 
まずは、木村さん、お得意のオヤジギャグで1発、笑わせた後は(実はスベルのも多いけど…笑)
 
三宅さんにエレキを響かせてもらって…その音に反応するおもちゃのようにふるまう一芸???を魅せた後には
 
その三宅さんのエレキから
 
「いい感じ」
 
それはそれは5人の見事なグルーブ感に気分爽快!!
 
途中、歌詞の間には「オータニ ゴーゴー」と大リーグの大谷くんを絶賛して??歌いながら
 
間奏では三宅さんのエレキと前田サラさんのサックスが絡み、それを惹きたてる中村きたろーさんとKenny Mosleyさんのリズム隊
 
それにのって、天使の濁声の木村さんがシャウトする!!
 
もちろん聴いてて気分はこの曲のとおり「いい感じ」
 
 
畳みかけるロックンロール
激しいビート、唸る三宅伸治さんのエレキ
そして、顔芸も楽しい木村さん
 
「スモーキン・ブギ」
 
間奏の三宅伸治さんのエレキが唸る!唸る!!
 
曲の途中で、曲が変わって
メンバーのみなさん、声を合わせて
♪Shake Your Moneymaker~
 
その続いての間奏は前田サラさんのサックスが前面に浮き出されて
 
後半は
♪Shake Your Moneymaker~のリフレイン
 
もうめちゃめちゃかっこいい!!!
 
「サイコー!」「サイコー」の声が飛ぶ!飛ぶ!!
 
「まあ、好きに盛り上がってな」と木村さん
さらに言葉を続けて
「こんな感じで今日までで、このバンドはひとまず終わり…」と言いながら前田サラさんがこの1月にもう一度得三にくることを知らせる木村さん
 
それを受けて前田サラさん
1月29日に「Momiji & The Bluestones」で得三にくると
「Momiji 」さんは3歳から歌ってる??ことを前田サラさんが口にすると
木村さん
3歳いうたら…うどんかそばか…(要は山菜…笑)」
とこの日ではレベルの高いボケ???…笑…をかまして
 
ラストは
 
「Happy Birthday」
 
しっとりと中村きたろーさんがベース音を響かせながら、そこに被さる三宅伸治さんのエレキの響き
 
そしてサックスの響きは魅惑的な世界観を醸し出す…
木村さんの唄声はどこまでも優しく
サビでは三宅さんも優しくハモリ
 
曲の後半を彩るサックスの響きが実に魅惑的で…
前田サラさんの醸し出す音に痺れ、もう最高の心地よさ
 
 
演奏終えて
木村さん
「どうも、これで今日は終わりですね…」の一言に
 
お客さん「エー」と返せば
 
木村さん「なんやねん!」
 
「もっとやって」の声にオヤジギャグを一発浴びせて
木村さんからメンバー紹介…前田サラさん、中村きたろーさん、Kenny Mosleyさん、そしてラストに三宅伸治さんを
三宅伸治さんから「木村充揮!」と紹介を受けて
 
ラストに外国の「ブルース」を一発
 
三宅さんのエレキがかっこよく唸る!!
間奏ではサックスが唸り
 
もう、このときだけは「木村充揮ロックンロールバンド」ならぬ「木村充揮ブルースバンド」…笑
 
それはそれは圧巻のグルーブ感

いやあ、もう一度みたくなる…おかわりが欲しくなる…そんな木村さんのバンドでした…
 
最後に木村さん一言「ばいばい」…なんか笑える

木村さんの
お客さんとの掛け合いは、憂歌団のころからの、見事な伝統芸!!

そんな
お客さんとバンドのメンバーと見事に作り上げていく木村充揮さんのライブ!!
最高に楽しい!楽しい!!
そして、このバンドめちゃめちゃかっこいい

この「木村充揮ロックンロールバンド」が新春のこうれい(恒例)になるといいな…

私が、みんなが…こうれい(高齢)になってもずっと続くといいな…笑