新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

松山・道後に鎮座する伊佐爾波神社(いさにわ神社)を参拝する…

2024-05-08 05:18:20 | 歴史史跡

道後温泉本館の方面から
湯神社の境内を通り過ぎると…
そこに見えるのは、強烈な…急な角度の石段

「えー!!」と驚きの「ひめい(悲鳴)」がでるほど…
…だから、「えひめー」…汗

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その上には朱色の社殿…

ここが伊佐爾波神社(いさにわ神社)

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…なんでもWEBをググってみれば
伊佐爾波神社の社殿は日本に3つしかない八幡造りなんだそうな…
ご本殿の屋根が2つになっているのが特徴だそう
大分の宇佐神宮と京都の石原水八幡宮と共に、日本三大八幡造と称されているんだって…
「日本三大〇〇」と言われれば、この目でみておきたいぞ!!
八幡造り!!!


かつこの石段…
私が、今度、松山、道後にきたときには、足腰が弱ってて、登れないかも知れない…と思うと…
伊佐爾波神社で参拝するのも、ひょっとしたら一期一会
この機会に…意地でもこの石段を登り切って参拝しなくては!!

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石段の数もググってみたら載ってました…

135段

本当に135段なのか確かめようと…数えながら、上ろうと…
「1、2、3…」と数えながら上っていたんですが…
いつのまにか「ひぃひぃふぅふぅ」に…
何もおもしろくもないのに膝が大爆笑してる…汗

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石段の石の大きさがまちまちなので…足元をよくみて上らないと捻挫しそう…

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石段途中の踊り場…
膝の大爆笑を鎮めるべく多くの人が一旦、ここで足を止めて水分補給したり、振り返って、上ってきた石段や、ここから見える道後の街を眺めることと思われる…

左右に狛犬…
転がしている玉がでかい!でかい!!
両方、を転がしているのは、たまたま、でしょうか…
案外、珍しいタイプの狛犬だなあと…


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石段途中のこの斜めに倒れそうな御神木っぽい巨木もインパクト大ですなあ

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巨木には空洞が

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その石段の途中には摂社である素鵞社が

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横は道になってて、ひょっとしたら足腰が弱ってても、こうして車いすでもいけそうな気も…自動車だとどうなんでしょう???相当な運転技術が必要になりそう…

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さてさて、私は引き続き石段を
「ひぃひぃふぅふぅ」
最初に、石段を数えようと思った意思はどこやら

でも、朱色の社殿が大きく見えるようになってくると、不思議と力が湧いてくる

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やっとの思いで、やっとの思いで、
日本三大八幡造に辿り着いた!!

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この朱色の社殿の美しさを感じる前に…
つい、上ってきた石段を振り返って眺めたくなりますなあ…

「バカは高いところに登りたがる」…まさに、私、そのとおりの性格なので

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よくぞ、のぼったと、大爆笑の膝を褒め称えて…笑



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この社殿を建築したのは江戸時代の三代松山藩主、松平定長(まつだいらさだなが)
定長は、ある日夢枕に現れた八幡大神のお告げにより、江戸城で開かれた弓の競射で見事金的を射止めたそうな…定長はその御礼として社殿の建替えに着手し、寛文7年(1667年)に完成させたとのこと…


伊佐爾波神社は創建について詳細が不明ですが、延喜年間(901~923)につくられた延喜式に載っている古社であることから、1000年以上前から信仰を集めてきたらしい…

もともとは、現在の道後公園の敷地内に建てられていたそうだけど
14世紀前半ごろ、湯築城築城に伴って
湯築城の鎮守として現在の場所に移されたとのこと…

楼門の左右には

見張りの神様の像

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ご祭神は神功皇后さま、応神天皇さま、仲哀天皇さま、三柱姫大神さま

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心願成就の神様に頼みたいことは、ただ一つ

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「元気でポックリ逝けますように」と

いや、もう一つ
「特に変わったことのない穏やかな日々が続きますように」

ついでにもう一つ
「腰痛、なんとかしてよ!!」

…とたった百円の賽銭で、願いことを盛り過ぎたかなと反省しつつ
二礼二拍手一礼

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この日は五穀豊穣を願う「鉢合わせ」で有名な「道後秋祭り」

五穀豊穣を願って神輿も祈祷されていました…たぶん…

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国の指定文化財である伊佐爾波神社(いさにわ神社)の社殿、楼門、回廊など

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「太刀 銘国行一口」や算額が、重要文化財や県指定の有形民俗文化財のようであります

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巨大な絵馬…風…フォトスポット
この年、2023年は、ウサギ年…だったにも関わらず「読売」は残念でしたなあ

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伊佐爾波神社は、楼門から左右にのびる回廊が御本殿を取り囲んでいまして…

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回廊(かいろう)をぐるっと廻ってから、かいろう(帰ろう)…汗

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狛犬…装飾が鮮やか

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門をくぐって回廊内へと

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回廊には、金ぴかで名古屋人が喜びそうな奉納された神輿

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だけに、うまいこと描かれていますなあ
たぶん…源頼朝と思われる『騎馬武者像』

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たぶん、四十七士いると思われる

「四十七士像」…数えてないけど…

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そして回廊からみえる社殿の美しいことよ

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日光東照宮を思わせるような桃山文化の様式
伊佐爾波神社の社殿は、京都の石清水八幡宮を模して建てられたそうで


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さあ、回廊をぐるっと廻ったところで、かいろう!かえろう!!

…とその前に、目に留まった一枚の額

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和藤内の虎退治

あの…2023年は阪神タイガースが絶好調なのよ
日本一しちゃったのよ
なので…2024年も「虎退治(とらたいじ)」はやめてくれー!!

「とらたいじ」じゃなくて「とらだ、いじ(虎だ!意地)」ということにして…

日本シリーズも
さんぱい(参拝)…もとい…さんぱい(三敗)まではいいのよ!!
4勝すればいいのだからと…

阪神タイガースの優勝祈願を忘れてて、再度、さんぱいした私だったのでした…笑



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