新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

2019冬…豊橋ハウクレで…「 サンタラTOUR2019 Sun & Moon~結成20周年記念ツアー」

2020-06-19 05:56:32 | ライブ
田村キョウコさん
砂田和俊さん…
このサンタラ(SANTARA)のお二人は
豊橋に住んでいる訳ではないのに…

妙に…二人から
豊橋の匂いを感じるのはなぜでしょう??





店はクローズされちゃったけど
スマートボールやさんがあったこと???

が理由か…どうか…はわかんないけど



ときわアーケード街を歩いてると
田村キョウコさんや
砂田和俊さんとすれ違いそうな…

あるいは
カレーうどんやさんで
ばったり出会いそうな…

そんな気がする…


豊橋の
匂いがぷんぷんする

サンタラ(SANTARA)




かくいう私も

豊橋の住民でも…ないのに…
毎年…みてるような気がするのが…
豊橋駅前のイルミ…





別に…イルミをみに…だけに…
わざわざ豊橋にやってきたのではなく

1年ぶり????
…に…


この冬の季節に…年末に

豊橋で…


SANTARA(サンタラ)のライブがあったから…




名鉄電車の「終着駅」豊橋まで…


場所は
お馴染み…


豊橋House of Crazy







今年も…
何度か…遊びに行きました!!
豊橋ハウクレ…



でもやっぱ豊橋ハウクレ…での年の〆は…
やっぱサンタラで決まりでしょう!!


もう…このところは
豊橋の〆はいつも
サンタラライブと決まってる!!

ではでは
そんな…豊橋の街の雰囲気に溶け込んでる気がする
サンタラのライブレポ2019の冬に行われた
このライブレポをば早速…


「 サンタラTOUR2019 Sun & Moon~結成20周年記念ツアー」







まずは

「密会」



から

なんとも湿ったかのような
色艶のある田村キョウコさんの唄声に…
心から惹かれちゃう!!!
…田村キョウコさんが…けだるい感じで歌う…
それが
私の心を映し出すかのようで
心に溶け込んでいく感じがして…
実に気持ちいい…

その歌をひきたてるように
寄り添う砂田和俊さんのアコースティックなギターの響き…

けだるい…感じの…サウンド…
ホントこれが身に沁みるように心地よくて…



続いては
サンタラならではの独自性の放つ
躍動的なサウンドに包まれる


「Peaceを一本」


先ほどの田村キョウコさんの
ボーカルとは一変
魅惑的な…小悪魔的な
もう「虜」」にされちゃいそうな
田村さんの…ボーカル…


田村キョウコさんって
実に不思議な感覚の魅惑的なボーカリストでして
時には ピュアだったり…
色っぽかったり…
けだるそうだったり…
かと言って…その真逆の情熱的だったり…と
田村キョウコさんの「唄」は
曲によって変幻自在…
歌によって
表情を使い分け歌にこめて…
実にさまざまな表情を放ちながら
聴き手を虜にさせていくのよ!!…


でまた…サビでハモる砂田和俊さんのコーラスが
さらに寄り添う砂田和俊さんのギターがこれまた痺れるほどかっこいいのよ!!

このゾクゾク感
スマートボールで球がラッキーな穴に入って
盤の上方から…どんどん球が出てきたときと似てるかも…



「 ROW THE BLUES」


砂田さんの奏でるギターが
躍動的で…ブルージーで
めちゃ痺れるほど
また…このときの田村さんは
まさにブルースを歌うような
ブルースシンガーに様変わり
ブルースの匂いぷんぷん…
また田村さんの感想で奏でるハープが
よりブルージーな雰囲気を醸し出し
「豊橋House of Crazy」のハコいっぱいに響き渡る

サビは
砂田和俊さんも一緒にハモってイイ感じ
サウンドは
まさに昭和テイストぷんぷん漂うこの曲…
昭和生まれの昭和で育った私には…実に快感…

この曲のラストは

♪オオオオオ~


と…
みんなでみんなで大合唱!!

「20周年っぽい」と口にしながら大合唱…


ここでは…
豊橋は毎年恒例と言いながら
挨拶と…初めてのMCは

田村キョウコさんから

年末は京都、豊橋、東京とライブをするのが恒例になっていること…
で、今さらって感じだけど、今年は結成20周年であること…
デビューは2004年、15年くらい
デビューして知ってくれた方はそれからのお付き合いになってる訳で…と丁寧な説明…

実は20周年というのも9月に東京でライブをやったときに
お客さんに教えてもらったとか…
そんなライブに参加してくれてありがとう…と

続いて
砂田和俊さんからのご挨拶…

「スマートボールあさくら」もすっかりわからなくなってしまって
少し道に迷ったこと
この夏は「ラグビーワールドカップ」に感動した話…
なんでも
砂田和俊さんは、高校のときラグビー部だったそうで…
(会場お客さん一致で「エーッ!!」との声!!)

指導されるのが嫌で「お笑いラグビー部員」になってたけど
「ラグビーワールドカップ」をみて
高校生の時ラグビー部を、もうちょっとまじめにやってたらよかったなと思います…

と言葉をまとめる…


そこに田村キョウコさんの鋭いツッコミ


「なんでそんな話になったの??」

砂田和俊さん

「まあ、そういう1年だったと…」…笑


「I Wonder 」



ウォーキングブルース的な
歩くようなテンポの
ブルージーな曲
ブルースフィーリングの溢れる
軽快なジャズテイストなリズム…


そしてキョウコさん
英語で唄ってるけど…
囁くように…そして跳ねるように唄ってて…

「田村キョウコさんの「唄」は実にさまざまな表情をもっているのよ…」




…と常々思ってる私…


また一つ…「田村キョウコさんの新たな唄の魅力」
感じた…そんな素敵な曲

サビの独唱がめちゃ色っぽいんだな…


「鶏頭のブルース」



けだるくも惹きこまれる田村キョウコさんの唄声
そして奏でる
砂田和俊さんは…まさにブルースマンの佇まい…

「Joy & Pain」



しっとりとしたメロディー

耳を傾けていると
なんだか深い静寂の海に沈んで…漂っているような
深海散歩しているような心地よさ
ハモる砂田和俊さんの唄
優しく寄り添う砂田和俊さんのギターの響き
その心地よさといったら…

そして
ウエットでドライな唯一無二の田村キョウコさんの唄声に
浸る!浸る!!!
心に染み入る田村キョウコさんの唄声に聞き惚れる



歌い終わっての
田村キョウコさんの去年の豊橋の想い出のMCには
大爆笑!!!


去年の豊橋は
ドラムの藤山ヤモリ朋哉先輩と一緒に打ち上げは
盛り上がって…
記憶もうっすらまだらで
楽しかったねって言って別れて
朝起きて珈琲でも呑もうとこの豊橋の繁華街をぶらぶらしてたら
砂田和俊さんそっくりの人がコンビニの前で横たわっていたそうな

なんでもここ豊橋のコンビニは
田村キョウコさんの知ってるトップ3に入る
若干ガラの悪いコンビニ…笑

そこの前で髪型といい体型といい
凄く似てて…

で、思い切って電話してみたら寝転がってる彼から着信音がならなくてよかったと…笑

安心して寝転がってる彼をコンビニの人に任せて
放置して、その後珈琲を呑みにいったんだけど
「あのときは驚きました…よかったね…砂田くんじゃなくて…」

客席大爆笑!!


それに砂田和俊さんが応えるには
その時は豊橋の駅の中のきしめんが美味しいと聞いて
わざわざ駅の構内に入って食べに言ってたと
その味の感想は一言
「味はフツーでした…」と…笑


田村さん
ここで言い放つ一言も強烈に可笑しい


「まあ、よかったですね、コンビニの前で死んでるよりは…ありえますからね…」


さらに田村キョウコさん
豊橋は人をおかしくする街だと…(笑)


ここでぶり返す
昨年の打ち上げの話は砂田さんからさらに…

呑みに行って最後にうどん屋さんに連れて行ってもらったけど
うどん1本も食べていない…寝ちゃってしまって
なのに…お金を徴収されて…
コンビニの前で寝たい気分だった…


砂田さん上手い!!座布団3枚!!


さらに
ここ1年のサンタラの活動の話は
田村キョウコさんから

このところソロ活動をしてたこと
その時も必ずMCで豊橋のことを口にしていたと
なぜなら「スマートボールブルース」を歌ってたから

ここで豊橋「愛」を語る!語る!!
田村キョウコさん!

コンビニの前で人が倒れてて
丸いものが好き…うずら卵とかスマートボールとか…
「私は1年の間、一度たりとも豊橋を忘れてはいない…人をおかしくする街…豊橋を…」


それに
重ねるように砂田さん

「スマートボールアサクラ」が閉店してて
その貼り紙があって、そこに心ない落書きがあって
心を痛めてうどんが食べられなかった…と
で…1月早々に通天閣でスマートボールをやったそうな…
でも雰囲気が違う…と
でも隣にパチンコ屋があって
そこには懐かしい「はねもの」があったそうな
そこで、スッて帰りましたと


田村さん一言

「なに?その1年の振り返り???」

客席大爆笑

さらに
笑いを重ねる一言が砂田さんから

「(こんだけ豊橋のこと語っておいて)次やる曲、「スマートボールブルース」じゃないんですけど…笑」


「Feb.Song 」


しっとりと…しっとりと…
田村キョウコさんの唄はどこまでも優しい
曲調は古く懐かしいヨーロッパの風景を思い出させる…


「Backseat」



心象風景に浮かび上がる…
懐かしさの漂うアメリカが感じられる…

実際は…まったく行ったことのないアメリカ…
(ちなみにヨーロッパは行ったことあるのです…)

だから…そうだな
実際には…アメリカを旅してるっていうよりも

20代の頃観た
アメリカのロードムービーを思い出していたような…
そんな雰囲気も感じられる…楽曲

歌う「唄」によって、田村キョウコさんの「唄」は実にさまざまな表情を醸し出し…


そんな唄が…砂田さんのギターに心地よく乗せられ
私に届けられると…
もう心から翻弄されてしまうんですよね…


「臆病者のブルース」


ブルージーなロックンロール
砂田和俊さんのエレキが炸裂
実に躍動的で
そのエレキの奏でる旋律にのって

魅惑的なブルージーな田村キョウコさんのボーカル
そもそもブルース好きな私にとっては
サンタラのサウンドはタマラナくめちゃ心地よい


「卒業」




これまた
躍動的なサウンド
砂田和俊さんのエレキの旋律が映える!映える!!


曲の途中ではまるで早口言葉
語るように歌う田村キョウコさん

そして
サビへ繋がる曲の流れは最高!!

ちょっと片意地を張ってるけど
卒業で揺れ動く主人公の気持ちが描かれる
歌う田村キョウコさんのボーカルは
そんな片意地を張りながらもピュアで
私もその頃にタイムスリップ…

そんな心象風景がストーリーとなって描かれる…

「UPSIDE-DOWN」

♪ロックンロールの末裔は瞳が光るからすぐわかる~


もう田村キョウコさんの歌い出しのこの歌詞から
ぞくぞくさせられちゃう…


砂田和俊さんの奏でるエレキが色を添えて
2番は英語で歌う砂田和俊さん!
それに被さる田村キョウコさん
その響きの心地よさといったら…もう最高!!


ここでのMCは
田村キョウコさん

NHK『サラメシ』の話題
そこに紹介される 人の人生が私の知らない街のこんなところにもあって
『サラメシ』の関係者は絶対に狙ってないと思うけど
時々、観ていて涙ぐむこともあるとか…
『サラメシ』みたいな曲を作ろうと


「ハイヌーン」(まっ昼間)



軽快な…
ミディアムテンポな
まさに聴いてるだけで
容易に午後の昼下がりのひと時がイメージとして
心に描ける曲調
優しくもブルージーな砂田和俊さんのギター


2人のハモリが美しい
詞もどことなく、ちょいと毒もあってユーモラス

感じられる郷愁感
この曲を聴きながら飲みたくなるのは
お酒じゃなくて
間違いなく珈琲だね…


続いては


♪階段を駆け上がって人混みに紛れ込んで ポケットのコイン指で確かめてる~


との歌い出しの歌


等身大の日常の風景が浮かび上がり
ちょっと切ない
寄り添う砂田さんのギターの心地よさ
抑揚をつけた田村キョウコさんの唄の世界に惹きこまれる…
まるでその世界は短編小説をめくっていくかのように…


来てくれたお客さんに感謝の言葉
「これからもサンタラの唄が、あなたたちの生活に寄り添っていけたら、それは素敵なこと…」と


さらに…今回のツアータイトルはここからとったと…

本編ラストは

「サイモンの季節」


田村キョウコさんのボーカル
二人のハモリの美しさ

もう…どっぷりとハマるサンタラワールド!

当然、鳴りやまぬ拍手に応えて
UN



まずは
田村さん
「砂田くんのTシャツかっこいいね!」から
始まる物販紹介

売り切れ直前の物販は
「京都の方が悪いのかなあ…だって、豊橋の方が必ず買ってくれるかどうかわかりませんし…」と砂田さんが語る…(笑)



で、このブログをUPする頃には
終わっちゃってるけど小山卓治さんとのツーマンライブ得三の告知

得三は久しぶり
こんなにご無沙汰したのはサンタラ結成以来初めてと語りながら
ブッキングした私へと
ステージから
直接感謝の言葉を…


来年は失敗が目に見えてる??
オリンピックイヤー
オリンピックの時ホテルがとれなくて
ツアーミュージシャンは怒ってますと
だから、オリンピックの前にツアーをすると…そう語って
去年のツアーのときに作った歌
おそらく、これが最後の演奏になると

「さよなら平成ブルース」


田村キョウコさん、砂田和俊さんと交互に歌う
歌の中で振り返る「平成」
サビの二人のハモリがホント気持ちいい…
ブルージーな砂田和俊さんの指先の動き、奏でる旋律に痺れ…
聴いててこれが、この曲最後だと思うと…
なんだか…貴重な…貴重な…贅沢な気分にもなって



歌い終わってのMCは
田村キョウコさん

名古屋得三の前に
ソロで西日本に行く告知
よかったら、旅してみてはどうでしょうと

「オリンピックは、やってみたら、きっとよかったってことになる
ラグビーワールドカップみたいにね…
ただツアーはオリンピックのときは動きづらいので
みなさんもきっとそう…
こないだラグビーワールドカップ初戦とライブが被っちゃって凄く混んじゃって大変な思いをした…あんな思いをみんなにさせたくない…なので西日本に旅にきてください…」


砂田さんが
「豊橋から遠いよ」というと
「私なんて毎年やってるよ、いろんなところで…」

「お前は仕事だろ!」
「みんなは気楽じゃん、遊びの旅で…」


「凄いね…いうことが…あまりに身勝手…笑」


お客さん、大爆笑!!

さらに
田村キョウコさん、話題を替えて
メルマガの話
なんと来年で8年、いろいろ旅したこととかかいてある…お金を出してもらって読んでもらってるものなので、いろいろかけると…限られた世界はとてもよいと…


砂田さん
「そんなこと、書かないでほしいなと思うことまでかいてある…」と…笑



ここで突然
砂田さん、田村キョウコさんに
「小室圭さんの話、しなくていいの??」

煽られて砂田さんが語る…
なんでも小室圭さんは、美輪さまのことを月のように見守ってくれる
そして、自身は、太陽のように明るい小室圭さん!!
と口にしてたそうな…


「それ反対だろう!!なんで三輪さまを月に喩える…三輪さまが太陽だろうってそんな気持ちをもった…と言う話…振られてまでする話じゃありません!!」


「独白」



サビがなんとも印象的で

♪それでも僕は待ってる~



…と歌う二人のハモりが絶妙で
優雅なけだるさが感じられる…


切ないメロディ―
ハープが嘆くように…ハコに響き渡る…


不機嫌そうな…けだるそうな…
それでいて色っぽい田村キョウコさんの歌声に惹きこまれる…

フランス映画をみているかのような
歌詞からはそんな場面が浮かび上がり
あたかも良質の映画をみているかのような
感動的な1曲

ラストの曲に行く前に
田村キョウコさん

私たちの曲が生活に寄り添っていけたら幸せとまとめて


「君はまだ約束をするんだね 」

詞に聴き入って
まさに「サンタラワールド」にどっぷり浸って
この心地よさ!!!


サンタラ最高!!

まさに
「サンタクロース」
じゃなくて
「サンタラロース」
「サンタラロース」
「サンタラロース」
私に歌のプレゼントを届けにやってきてくれたような気分…

ありがとう!サンタラ!!





あ、実際は私も
豊橋までやってきたんですけどね…笑


帰りの電車が
私にとっては10時45分の特急が
最終なので
ゆっくり呑めないけど
車中は…
うずら卵、スマートボールのような
豊橋らしい小さくて丸いもの…で…一人乾杯…





ああ、ほろ酔いで…ほろ酔いで…幸せ…笑