新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

2019冬…今池「open house」でバンバンバザール『New Era Tour』第1部

2020-06-17 05:54:58 | ライブ
2019年12月

12月と言えば
「師走」


先生も走り出すほど
忙しい「師走」



ホントに「字」のごとく
忙しいんだな…


ネコの手も借りたいくらいに??
実際、ネコの手を借りたところでなんともならんけど…

特に上旬から中旬にかけての
「師走」の忙しさと言ったら

「師走」どころか
「師(全力疾)走」の毎日で間違いない…


そんな「師走」であるけれども


日々嫌なことがあっても
このバンドの演奏を聴きさえすれば…
どんなことも忘れちゃう…
今が「師(全力疾)走」の毎日を過ごしていることも…


演奏は
懐かしさも感じるジャズ、ジャンプ・ブルース、カントリーなどの
アメリカルーツ・ミュージックのサウンドをベースにして
それはしゃがれた…ブルージーな
私にとってドストライクの
情感溢れる福島康之さんの唄


さらには
MCはとことん笑える…

福島さんが
春風亭昇太さんに見えてくる??ほど
楽しくて

どこかのアーモンドチョコレートのように
1粒で2度おいしいライブ
なのよ!


そのバンバンバザール

私のよく出没する今池の
これまたよく出没する「得三」の姉妹店である
「open house」で初めて演奏を行うとなれば
もう…行くっきゃないでしょう!!






「師走」ということを忘れて

「open house」に入れば

お酒が出てきて??
(もちろん注文するからですが…)
しわーす(師走)」が
しわーせ(幸せ)」に瞬時に変わる…笑


呑んで酔えば酔うほど
もっともっと
めちゃめちゃよく聴こえてきちゃう
どんどん楽しい気持ちになれちゃう

「師(全力疾)走」の毎日が続いていることを忘れちゃう!!


一足早く
今年もよく働いた…
耐えに耐え、よく働いた…
自身へのクリスマスプレゼントだと思って…


「open house」で美味しい美味しい料理と
美味しい美味しいお酒を呑みながら








ではでは早速
「バンバンバザール」のライブ
『New Era Tour』、第1部のレポ
をば

メンバーは
福島康之さん
黒川 修さん


サポートメンバーに
トランペットの下田卓さん
スチールギター、ウクレレの松井朝敬さんの4人編成


「バンバンバザールが年末に名古屋にやってきました」

この福島さんの一言から
始まる楽しいライブ


まずは


「君微笑めば」(When You're Smiling)


歌い出しから

♪The whole world ~



と息つぎなしで…精一杯熱唱する福島さんに
のっけから拍手歓声が沸き起こる!!

松井朝敬さんのスチールギターの魅惑的な響き
それと戯れるように下田卓さんのトランペットが被さり
そして…ドストライクなハスキーな福島さんの唄声

♪寂しい時こそ君と会えば 明るい心に甦るよ~




どんなに暗く落ち込んでても瞬時に元気になれる
そんなノリノリのナンバーから
間奏では響き渡る
下田卓さんのトランペットがかっこいい!!


「家庭教師2003」



黒川さんの刻むベース音が心地よい
その上を戯れるように奏でる
下田さんのトランペットと松井朝敬さんのスチールギターが彩を放つ…




ホント…
疲れたときは…
バンバンバザール…笑


もう…バンバンバザールのサウンドはめちゃめちゃ心地よくて
間違いなく…疲れがふっとぶ!ふっとぶ!!

間奏はトランペットの下田卓さんの見せ場たっぷり
その後は…スチールギターの松井朝敬さんへと

初めてのMCは
今日は福岡に帰る途中とのこと
昨日東京でライブ後、静岡まで走って、今日名古屋に早めについてしまって
メンバーのみなさんは、すでに一杯呑んでる…と福島さん!


それに呼応して
下田卓さんの「乾杯!」の声がハコいっぱいにこだまする…笑


なんでも名古屋は宿不足
アぺゼもいっぱいで、泊まろうと思っても泊まれなかったそうで
今日、ライブ後、京都まで走って、京都で泊まるらしい…

下田卓さんはこの「open house」の2階で呑んでたと
松井朝敬さんも黒川修さんもみんな呑んでたと…
で…運転するのは私…と笑わせる福島さん

「こないだのことさ」

ミディアムテンポで
ブルースフィーリングたっぷり


♪こないだのことさ 忘れちまったかい~



と歌えば
下田さんの♪忘れた~の合いの手が楽しい…



重低音のベースと
それに絡むウクレレの響き…
間奏は開放感満載
下田さんのトランペットが…実に心地よく響き渡る…

ラストは 下田さんのトランペットがハコいっぱいに響きあって
気分は最高!






ここでのMCは
福島さんが、紀宮さまこと黒田清子さん(サーヤ)と同じ学年で
かつ、隣の学校に通っていたと
なんでも紀宮さまが通っていた学習院女子を、福島さんが通っていた学校と福島さんが通っていた雀荘とでサンドイッチしてた話を…
黒田清子さん(サーヤ)とは…けっこう出くわしていたと
まわりに黒い服の人がいっぱい囲んでいて物々しい感じだったと
その学習院女子が校舎の4階から覗けたそうで
校舎の中にまでは黒い服の人(SPさん)がいなかったと
で、なんでも友達がそこにトイレットペーパーを投げ入れるという事件??が起きて
気持ちはアイドルに紙テープを投げ入れたようなものなのに
大問題になって、学校にいろんな人が入ってきて
朝礼で校長先生が「我が校の生徒がこういうことを起こした…」みたいになった
思い出を語りながらも
でも、そんな昭和の時代はおおらかだったと…
今、そんなことがあったら、もっと息苦しいだろうと…
「今の時代、PTAとかNBAとかMDMAとか…」

との福島さんのボケに

「それ、一番問題じゃないか!」と
ツッコむ下田卓さん

「これは、ついこないだまで、とり締まる法律がなかったわけで…」

という福島さんの言葉を遮るようにツッコむ
下田卓さん

「もし、この中でやってる人がいたら大変だよ!!」

すると福島さんの爆笑の一言

「俺、PTAやってるよ!ベルマーク委員!
俺以外、全員女子?の中で、合法でPTAやってる!」と


さらには
話が逸れて、黒川修さんに「最低!!」と言われる話を挟みながら

昔はよかったという意味でジャズの中にはそういったヤバい曲がいっぱいあると…
ロックにも「コカイン」という曲があったりして
唄の中では、違法も合法もないんじゃないかなっていうのをやっていきたいと…
こういった話が盛り下がってくるまで
沢尻エリカさんがTVに出るまで??ずっと、この件
ちゃんと受け皿を社会でもつ??というそういう歌をと…

ペパーミントなめたら頭がぶっ飛んでしまって
コークを吸うと喉が渇き、すべてが寛容になる…
家賃が払えなくてもかまわないよ
空も高いだろう!俺もハイなんだぜ
何故かって、俺はヤクの売人だからさ…といった
ジャズのスタンダードナンバーを


「IF YOU'RE A VIPER」


確実に刻むベース音




軽快なリズムにのって下田卓さんのトランペットが心地よく響き渡る
福島さんのハスキーな歌声は、この歌にめちゃハマってる!!

間奏のウクレレソロも
聴きごたえ十分

♪IF YOU'RE A VIPER~

サビはみんなで声を合わせて

唄のラストは日本語で

トランペットが実に気持ちいい!!

歌い終えて福島さん
こんな歌詞の歌が、馬鹿な歌がずっと歌われている…やさしいよね…と

下田さんが言葉を添える
今、この曲をやってるのは、バンバンバザールくらいだと…
ニューオリンズあたりでは、毎日歌われてるらしいけど
生活実感があるんだろうねと…

さて、この後のMCは
福島さんが…ここで語る
今年1年を総括して振り返るコーナー

まずは
福島さんが自ら…語る

今年よかったことは
FUNKY MONKEY BABYS の「それでも信じてる」や
SMAPの「夜空ノムコウ」をかいた
川村結花さんが
福岡の福島さんがやっているライブハウス「LIV LABO」にきてくれて
ライブはもちろんすごくよくて
なんでも「バンバンバザール」のベース
黒川さんの前任者、南一夫さんが書いたジャケットのデザインを気に入って、南さんにジャケットをお願いしたと…
そんな話を川村結花さんからうかがって
川村結花さんに、どうして南一夫さんに頼んだのかを聞いたら
菅原洋一さんのアルバムジャケットを南さんがデザインしてて、そのタッチが素晴らしかったので
頼んだのだと…


なんでも福島さんが言うには
菅原洋一さんのことは大好きで、ずっと家で菅原洋一さんのレコードをかけてたそうな…
そのことを、南一夫さんは知ってるはず、俺が菅原洋一さんのことを好きだと知ってるはずなのに
南一夫さんは菅原洋一さんの仕事をしたことを一言も言わなかったと
そんな話を川村結花さんづてで訊いて…
あれれれ…なんで???…と思った…そんな「俺の器の小さい話」…笑…とまとめて
そんな菅原洋一さんの唄をと…


ここで
黒川修さんのツッコミが…

川村結花さんの唄じゃないんだ!…笑


「カプリ島」


歌う前に福島さん
下田さんに「イタリア出身だから」…笑

下田卓さん
「俺、カプリじゃなくて、シチリアなんで…笑…淡路島と小豆島みたいなもん!俺は淡路島…笑」

「カプリ島」


しっとりと歌う
福島さんのハスキーな歌声、いいねっ!
南国ムードぷんぷん!
松井朝敬さんのウクレレの音色がより雰囲気を醸し出す…
それに寄り添うような下田卓さんのトランペット

しっとりと南イタリアの島国の情景が浮かぶよう…





ちなみに、私は行ったことなんてないので
私が思い浮かべた島は日間賀島ですけど…


菅原洋一さんのジャケットを南一夫さんが書いたことを知らなかった…
嫌な話じゃないよ!素晴らしい話なんだけど…と福島さん…

下田さんも頷きながら
「わかる!わかる!」と…

下田さん
直接言ってくれればいいのに、噂話が廻りから聞こえてくる感じに似てるよね!
でも、それにこだわるのは、器が小さい…
なんで、その気持ちが分かるかというと
俺も器が小さいからだ…笑

お客さん、大爆笑!!

次の曲も
日本の古い曲、ウクレレでできる曲をと

岸井明さんの曲
エノケンとかあの時代の人
その辺のお笑いの人とか役者さんは、いち早く欧米の歌を取り入れていたと
マニアックなジャズ
なんと、松井朝敬さんもレパートリーに取り入れていたと

「プリーズ」

ウクレレでしっとりと
これまた南国ムード満載…
間奏の下田卓さんのトランペットの響きもどこまでもやさしく…

福島さんのジャージーな歌声に寄り添うウクレレとトランペットの響きに
心が癒される想い…



はじめてやった、ここ「open house」
とてもやりやすいと福島さん
こういうスタイルのライブができるのが私たちの真骨頂
名古屋でこんな場所ができて、嬉しいなあと…

さらに六角精児バンドのプロデュースをやってて
この12月に「そのまま生きる」というアルバムが発売される
その告知を挟んで


「SWEET HONEY BEE(スイートハニービー)」


トランペットの優しい響き
しっとりとしたナンバー
寄り添うスティールギターの響きが
実に心地よい
ジャージーな雰囲気
後半のトランペットの演奏など…もう鳥肌もの…

続いての曲も
ジャズテイスト満載…

いやあ…ホントハスキーな福島さんの唄声がタマラナイ!

間奏では
下田卓さん
松井朝敬さんの見せ場たっぷりで
そして、なんといっても
4人の阿吽の呼吸といいましょうか
4人で作り上げられる音が…もう最高で…

お酒も進む!進む!!



この後は休憩挟んで第2部

休憩の間に
お酒が美味しくて美味しくて
お酒が進む!進む!!
お酒の肴にバンバンバザールの音楽は最高なのよ!!




お酒の海に溺れながら…

しわーす(師走)」に

しわーせ(幸せ)


バンバンバザールの演奏に
ウッドリ??」


ということで
ウッドベースの黒川修さんと







あ、

ウッドリ??」じゃなくて
「うっとり」でしたね!…笑