エルミタージュ美術館
エルミタージュ美術館は世界屈指の大美術館であると同時に、サンクトペテルブルグ随一の宮殿でもある。現在のエルミタージュ美術館は主に4つの建物からなっていて、冬宮、小エルミタージュ、旧エルミタージュ、新エルミタージュの4つで、これにエルミタージュ劇場が付属している。エルミタージュとは“隠れ家”を意味し、多くの美術品収集に貢献したエカテリーナ2世はそこで自分の時間を楽しんだと云う。
見学は大使の階段を上り、193室「大使の間」、194室「ピヨートル大帝(小玉座)の間」、195室「紋章の間」、197室「1872年祖国戦争の画廊」、と見学した後、イタリア美術へ。そのあとオランダ美術、スペイン美術と見て回り、最後に近代美術を見学。人混みも緩和されたので後回しにした聖ギオルギー(大玉座)の間をゆっくりと見学した。

エルミタージュ美術館
宮殿広場からの入り口と入ってすぐの内部の様子
ドアの装飾や天井画が素晴らしい
宮殿装飾巡り
大使の階段を上り、将軍の間、ピョトール大帝(小玉座)の間、紋章の間、1812年祖国戦争の画廊、バヴィリオンの間と続けて見学、一番最後に聖ゲオルギー(大玉座)の間を見学。

大使の階段
多くの外国使節を迎えた正面階段 ロシア・バロックの極致
花崗岩の円柱や鏡を多く使った窓などスケールの大きさと華麗さに感動する

ピョートル大帝(小玉座)の間
ピョートル大帝の栄誉をたたえるために造られた小さな部屋
正面にある絵は“ピョートルとミネルヴァ”女神とピョートル大帝が並んで描かれている

紋章の間
ブロンズ製のシャンデリアに、ロシア各県の紋章がデザインされていると言われているが
シャンデリアが素晴らしいなと思っただけで、確認はできなかった。現在は銀器の展示室

バヴィリオンの間
元は4つの部屋に分かれてており、エカテリーナ2世の愛人が暮らしていた。
その愛人がエカテリーナ2世にプレゼントした英国製のカラクリ時計“孔雀の時計”

バヴィリオンの間の床の八角形のモザイック

聖ゲオルギー(大玉座)の間
歴代皇帝による謁見の間
正面にはロマノフ王朝の紋章である 双頭の鷲が描かれている

聖ゲオルギー(大玉座)の間の様子
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