グラニーのブログ

旅の思い出

沖縄本島北部4

2012-09-29 19:04:38 | Weblog

古宇利島
那覇に戻る途中で、海の色が素晴らしいと云う古宇利島に立ち寄った。時折小雨が降ってくるので、予定していた水遊びは中止し、車で島を一周。海の上を真すぐに延びる古宇利大橋を走り抜ければ、古宇利島(フイ島)だ。


前方に古宇利大橋が見えてきました        橋の入り口



海に真直ぐに伸びている大橋    橋のたもとのハマナスと打ち上げられた海草



さあ、橋を渡って古宇利島へ




橋の上をドライブ。
‘お天気が良ければどんなに海の色は綺麗だろうなー’
と思いながら左右の景色に目をやる。



島はまだ開発途上で特に見る物はなかった。
天気が良ければ海岸に降りて行って、水遊びをするのだったが・・・。
沖縄の典型的なお墓(上)島から見た古宇利大橋。(中央・下)




雨が止み、海の色が見えてきたので早速撮影。
日が出ていたら、きっと海の色はもっと濃く、美しいブルーを堪能できたのに。




沖縄美ら海水族館
沖縄の美しい海をリアルに再現した水族館。触ることのできるイノーの生き物や色々の種類のサンゴ、熱帯魚などのほかに、世界最大級の水槽で泳ぎまわるマンタやジンベイザメ、マンボウ等を間近で見ることができる。



駐車場から水族館の入り口まで遠かった。水族館入り口から中に入り
エスカレーターで上に上り、振りかえると沖縄の美しい海の景色が目に入ってきた。



沖縄の浅瀬イノーで見られるナマコやヒトデなど実際に触って観察できる。 
沢山の種類のサンゴ  水槽をお掃除しながら、迎えてくれた飼育員




サンゴの海の熱帯魚やサメ



カフェー、オーシャンブルーの水槽側の席が取れたので昼食をとりながら、
水槽の魚たちを撮影したが、近すぎるのと、反射で良くとれた作品はありませんでした。 
マンタ   ジンベイザメ  マンボ―   求愛中のサメ

 


 大水槽の魚たち
観覧席のある所で、撮影




沖縄本島北部3

2012-09-22 17:53:13 | Weblog

やんばるの森探検
楽しみにしていた2時間30分の比地大滝トレッキングの日だ。朝から雨が降っていたので、中止かな?と思っていたら、ガイドさんから電話があって、「一時間ぐらいしたら止むかもしれませんから行きますか。」とのことだったので、しっかりトレッキング用の服装でロビーに行くと、若いガイドさんが待っていて、車で比地大滝キャンプ場まで連れて行ってくれた。そこで、しばらく雨の止むのを待ったが、一向に雨は止まない。そうこうしていると、管理人さんが出てきて、「申し訳ないけど、この雨で、道筋が危険になったので、今日はトレキングコースは閉鎖になりました。」とのこと。それではということで、ガイドさんが、朝の散策コース、森林探検コース、森林公園などを混ぜ合わせて、危険のない所を選んで、2時間30分のウォーキングをすることになった。


比地大滝キャンプ場へ行く途中の風景



比地大滝キャンプ場の管理小屋 
雨で川の水かさが増してきた。




ネイチャートレイルの風景の一部 
生えている木が
オーストラリアやジーランドの森林に近い感じ



大橋(中左)からやんばるの森を撮影



下生えの植物 
シダの赤い葉は新芽で枯葉ではない。



森でよく見かけた花



雨上がりだったので、道に水たまりが
あちらこちらにあって、イモリがいました




国頭村森林公園   
公園なのでよく整備された遊歩道もあったが、up and down がきつかった。



森林公園からやんばるの宿に戻る途中でやんばるの海を撮影



ケープ辺戸
午後からは、雨も上がったので、沖縄本島の最北端、ケープ辺戸に向かった。オクマからはかなりの距離があったが、絶壁の海岸線の景色を見たときは、本当に来てよかったと思った。


断崖に波が打ち寄せる様子を見ていると、
数年前に訪れたアイルランドの断崖を思い出した。



この岬にはあちこちに碑が建っていた。
乙女の句を記念して・・風俳句会     国頭東海岸線 
祖国復帰闘争の碑  炬火        友情の火



辺戸岬の景色


ヤンバルクイナ展望台
辺戸岬からオクマに戻る途中でちょっと回り道をして、ヤンバルクイナ展望台も訪れてみた。本当に大きなヤンバルクイナの形をした展望台で、近くからはとても全身写真は撮れませんでした。


大きすぎて近くからは部分的にしか撮れない。



ヤンバルクイナの展望台から海側に
少し下がったところにある展望台から撮影



ヤンバルクイナ展望台から辺戸岬撮影 
茶色の柵が海側に下がった展望台(上)
ヤンバルクイナ展望台の下の展望台から辺戸岬を撮影(下)



ヤンバルクイナ展望台から下がって来ながら展望台を撮影









沖縄本島北部2

2012-09-15 20:34:14 | Weblog

中村家住宅
約280年前の代表的な沖縄の農家、沖縄本島でこのように屋敷構えがそっくり残っているのは極めて珍しく、当時の上層農家の生活を知る上にも、貴重な遺構であると云うことで、国の重要文化財に指定されている。中城城からオクマに向かう途中で、無理を言って、立ち寄らせてもらったので、駆け足で見て回らなければならなかったのは残念だった。


(上)料金所、おみやけ販売所 見学後に、ここでお茶を出してくれる。
(左下)約280年前の代表的な沖縄の農家 国指定重要文化財 
(右下)家の前の池



家の外回りの様子 
左上の分厚い塀はヒンプン(顔隠しの塀)と言って、門の内外の仕切り。
外から直接に母屋が見通せないようにした目隠しの役割をしている。
中国の塀風門が沖縄化したもの。



高倉(籾倉) 
この高倉は沖縄在来の形式である丸柱ではなく、住居と同じ角材を用い、
壁、床とも板貼りであるのが特徴。屋根裏はネズミ返しになっていて、
ネズミが穀倉には入れないように工夫されている。



離れ座敷



(離れ座敷)首里王府の役人が地方巡視に来た時に宿泊したところ



トゥングワ(台所)



柱は、琉球王朝時代に首里の士族の家を移したと言われており、
当時農民には使用が許されていなかったイヌマキ、モッコクが使われている。
(左下)仏間 この位牌は中村家の位牌の模型で、上段は男性の戒名下段は女性の戒名
(右下 )家畜小屋兼納屋 中二階で、一階は畜舎、二階は薪置き場



中村家を後にして、再び高速道路に戻り、目的地のオクマに向かう途中で、有名だと言う中村そば屋で遅い昼食をとり、お菓子御殿によって、おみあげのお酒とお菓子を購入、道の駅、“許田やんばる”に寄って店内を物色、美ら海水族館の割引切符を買う。更に車を走らせ、海岸線の景色を見ながらオクマに到着。チェックインを済ませて、部屋に入ると直ぐに電話があり、浜辺に行こうとの誘いがあった。サンダルに履き替え、浜辺に行き、天気が良ければさぞかし綺麗だろうなーと思いながら、しばらく浜辺を散歩、雨が落ちてきたので宿舎の方に戻った。途中で、ホテルのプールとそのすぐ傍にある大浴場の場所を確認したが、結局は部屋のお風呂で済ましてしまった。


お蕎麦屋さんの前の海岸 
お蕎麦には、炒めご飯と稲荷ずしが付いていて、とても美味しかった。



お菓子御殿の門       玄関入り口 
    店内          お菓子御殿の裏側の海岸 
お店に展望台があるのだが修理中で登れなかったのでお店の裏側から撮影



道の駅 
おいしそうな果物があったが、高価で 買えませんでした



高速道路 
海岸線を見ていると、海の色が深さによって違っているのが分かる。
お天気が良ければ海の色ももっと綺麗だったでしょうに。



オクマの宿 
駐車場から受付までの長いこと  私たちの泊った建物(右下)



敷地内にある色々の建て方のcottage



浜辺



プール         大浴場の建物



沖縄本島北部1

2012-09-08 20:17:28 | Weblog

沖縄を訪れるのは今回で3度目。今回は沖縄本島の北部を訪れることにしました。一番の目的は、やんばるの森の探検でしたが、残念なことに雨のため、やんばるの深い森は探検できませんでした。その代わりに、本島最北部のケープ辺戸まで行ってきました。那覇から宿泊場所のオクマに行く途中、少し脇道にそれ、中城城跡を訪れることにしました。

中城(なかぐすく)城(じょう)跡
中城(なかぐすく)城(じょう)跡は、かつて、貿易が行われていた屋宜の港から2kmほど離れた丘陵の上にある。300余もある沖縄のグスクの中で最も遺構が良く残っていると言われている。城は連郭式の山城で、六つの郭で構成されている。城壁は主に琉球石灰岩の切石で積まれており、自然の岩石と地形的条件を生かした美しい曲線で構成されている。中城(なかぐすく)城(じょう)跡は14世紀後半頃まで先中城按司(さきなかぐすくあじ)が数世代にわたり、西の郭、南の郭、一の郭、二の郭の主な部分を築き上げ、1440年に読谷の座喜味グスクから移ってきた護佐丸によって、北の郭、三の郭が増築され現在見られるグスクの形が完成した。中城(なかぐすく)城(じょう)跡は1972年5月15日(日本復帰の日)に、国の史跡に指定された。(パンフレット参照)


中部空港



この道に沿ってしばらく行くと、中城城の正門がある。
私たちは裏門から行くことにした。



記念運動場



東に向かって建てられた裏門



 北の郭・物見台
あいかた積(亀甲乱れ積み)



三の郭に行く階段   大井戸に行く道 
時間の関係で、大井戸には行かないで三の郭に行く。



三の郭 
新城ともよばれ、石組み技法の最も進んだあいかた積み




三の郭からの眺望



二の郭 
二の郭の石積み技法は布積みで、曲線の美しさは一際人目を引く。



一の郭 
石積み技法は布積み



拝所 
添(そ)石村(えしむら) ・ 泊村(とまりむら)の殿(とうん)  
雨乞イノ御嶽(うたき)  
小城(くーぐすく)ノ御(お)イベ(通称:久(く)高遥拝所(たかうとうし) 
御當蔵(うとうくら)火(ひぬ)神(かん)(通称:首里(しゅり)遥拝所(うとうし)



南の郭 
上部は野面(のづら)積、下部は布積み(豆腐積み)



正門に向かって下がっていくところ



中城城の正門 
西の方角へ向けて建てられている。
門を挟むように両側に石垣がせり出していて、
ハンタ道(公道)に向け狭間が造られている。