ドイツへは何回か行っているが、ベルリン・ポツダムへは行く機会がなく、どうしても一度は訪ねたいと思っていた。そんなとき、ベルリン・ポツダムの入ったコースを見つけ、参加した。早いもので、もう3年も前になってしまったので、記憶も曖昧になってきているが、整理のためにもブログに載せてみることにした。ベルリンの最初の訪問場所はベルリンの壁とブランデンブルク門だった。
ベルリンの壁
1961年8月13日、東ベルリンの市民が西ベルリンへ流出しないように、また西ベルリンを孤立させるために建設がはじまり、1989年11月9日に崩壊した。現在も戦争の記念と観光のために一部が残されている。
現存しているベルリンの壁
最初の2文字BとEが消えてしまっているがベルリンの壁に嵌め込まれていた銘板
森の向こうに見える街が旧東ベルリン
ウンター・デン・リンデン通り
ブランデンブルク門
ベルリンのシンボル。古代ギリシャのアクロポリスにある前門を元にしてC.G.ラングハンスがデザインし、1791年に完成した。高さ20mの門の上には四頭立ての馬車「カドリーガ」とそれを操る女神の銅像が立っている。この像はナポレオンが持ち去ったが、後に取り戻したと言う。また、この門の周りに真っ先に東西分断の壁が出現し、長い間東西分離の悲劇の象徴となっていた。私たちのガイドさんも当時は女子大生だったけど、ベルリンの壁の崩壊の日にはこの門の壁に攀じ上ってみんなと大騒ぎして、崩壊に参加したと言っていた。
ブランデンベルク門 門の手前は庭園風の広場になっている。
ベルリンの東西分断の壁が崩壊される前の門
ブランデンベルク門の上のカドリーガとそれを操る女神の銅像