グラニーのブログ

旅の思い出

アイルランド紀行 キルケニー城

2007-08-26 07:49:54 | Weblog

キルケニーは中世アイルランドの中心都市で、アイルランドの中でも最も中世的雰囲気を残している町だ。わしたちが訪れたキルケニー城は町の南にあり、12世紀に建てられた城。代々オーモンドの領主バトラー家の居城として使われ、17世紀と19世紀に改良され、現在のような均整の取れた形となった。均整の取れた城の全体像は大きすぎてカメラに入らないので、駐車場からの遠景とお城に入ってからは部分撮りしました。
【写真 キルケニー城の遠景】 

   
バトラー家代々の家族の肖像画が掛けられているロングギャラリー

   
ガイドツアに参加すればこの建物内で当時の調度品が見られる


アイルランド紀行 ブラーニー城

2007-08-12 07:37:55 | Weblog
 
400万平方メートルという広大な敷地の4分の3が森林、あと4分の1が城という、緑深い場所にブラ-ニー城は立っている。駐車場に隣接するエントランスから、遊歩道を更に数分歩くと城に到着する。城の一番の呼び物は、頂上にあるブラーニー・ストーンだ。この石にキスすると雄弁になれるという言い伝えがあり、雄弁になりたい人たちが高さ約26mの城の頂上を目指して狭い石段を上っていく。希望者は、係りのおじさんに支えてもらいながら、仰向けに身を乗り出してキスをする。眺めは素晴らしいだろうが、かなりの度胸がいる。築城は15世紀半ば、このあたりがコルマック・レイディル・マッカーシーの領土だった時代に防御目的の砦として造られた。後に、エリザベス1世がこの城の奪還を試みたが、マッカーシーの巧みな甘言の前に失敗。彼は女王への忠誠を繰り返し誓うが、実際には何の交渉にも応じ無かったという。【かつては堅固な守りで知られていたブラー二ー城】
《イタリア・シチリア島に行ってきます。次回は月末26日頃にになります。》


   
ブラーニー・ストーン 係りのおじさんに支えてもらって、無理な姿勢で、頭を後ろに反らし、これから石にキスをしようとしている女の子。ひどく緊張してるみたい、親が無理やりやらせてるのかな?勇気がいるよね、頑張って!

   
ブラーニーストーンがある城壁の頂上
   
城壁の頂上から写した敷地の一部。写真では広さが十分には、わからないかもしれませんが、実際は、あんな所までと言うほどの広さです




アイルランド紀行 ケリー周遊路

2007-08-05 08:00:23 | Weblog
 
キラーニーの西方に位置し、イベリア半島をぐるっと一周する周遊路。わたしたちはキラーニーのホテルからこの周遊路をドライブしながら次の目的地コークへ向かった。ドライブ距離短縮のため、半島の先端までは行かないで、俳優チャップリンの別荘のあったウォーターヴィルで散策、チャップリンの銅像と面会した後、ケンメアの町を通り、半島東部の山岳地帯に入って行った。“貴婦人の眺め”(レディース・ビュー)と呼ばれるビューポイントに到着すると、バスから降り、雄大に広がる山々や素晴らしい眺めの湖を観賞したり、写真に収めたりした。又、ここで面白い掲示板を目にし、さすが、緑の森と妖精の国だと納得した。[下の写真を見てね] 上の写真はビクトリア女王が訪問した際、付き人が女王に「領地最高の眺めですね」と声をかけて絶賛したというレディース・ビュー


  
”妖精が横切っています”の掲示板

  
ウォーターヴィルで出会ったチャップリンの銅像