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グラニーのブログ

旅の思い出

山陽秘境の旅 旧閑谷(しずたに)学校

2012-12-30 07:15:19 | Weblog

旧閑谷(しずたに)学校 岡山県
パンフレットによると、清閑の地にある世界最古の庶民のための学校。特別史跡になっていて、赤い備前焼瓦で覆われた建築物、それを取り囲む長く続く石塀も、閑谷学校の構造物のほとんどは国宝や重要文化財に指定されている。武士の子弟が学ぶ藩校は岡山市内にあって、二つ目の藩校・閑谷学校は、初めから庶民のための学校・地方のリーダーを育てる学校として1670年(寛文10年)に創建された。
駐車場でバスを降り、学校に向かって歩いて行くと、閑谷学校へようこその看板が私たちを迎えてくれた。泮池に沿ってしばらく歩き石橋を渡って真直ぐに進んで行くと前方に校門が見えてくる。


泮池(はんち) 重要文化財 
閑谷学校の場合は幅3m、長さ80mを超す長方形。石橋も重要文化財になっている。



校門 
この学校の正門で鶴鳴門と呼ばれている。棟には鯱がのっている。
正面奥には孔子を祭る聖廟がある。


校門からは入れないので、右に曲がって受付の門から中に入った。右手に売店があり、前方に閑谷神社と聖廟が、左手には講堂があった。


受付の門



閑谷神社 
学校の創始者池田光政公を祭っている。聖廟より一段低い所に建てられている。



聖廟 
儒学の始祖孔子が祀られている。聖廟の前に中国の孔子林の種を育てた
一対の楷の木があり、素晴らしい紅葉は有名だが 残念ながらすでに落葉していた



繋牲石 



聖廟の門 (左上) 
正門(校門)からの外の景色。屋根に鯱が見えます。(右上) 
聖廟前の対の楷の大木 左側の木の方が赤が強く右側は黄色みがあるとのこと (左下) 売店で写してきた対の楷の木の紅葉 (右下)



講堂(国宝) 
入母屋造り、錣(しころ)葺きの大屋根を載せている。




講堂内部 
花頭窓からの明かりを反射している床、10本の欅の丸柱は江戸時代から今に至るまで、ここに座った生徒たちによって拭きこまれている。一と六の付く日に四書五経などの講釈が行われたとのこと。講堂で敷かれる座布団(右下)



小斎 重要文化財(左)
藩主臨学の際のお成りの間。この建物だけがこけら葺で現存する建造物の中で
最も古い姿を残している。 
公門(右) 藩主臨学の際に使用した門で御成門とも言う。



習芸斎 重要文化財(左上) 毎月1日には朱文公学規の講和がなされ、
近隣の百姓の聴講も許された。
飲室 重要文化財(右上) 生徒たちの休憩室。湯茶を飲むことができた。
文庫 重要文化財(左下) 閑谷学校の教科書、参考書をおさめた書庫。
火除山(右下) 現在国宝や重要文化財になっている建物はすべて
この丘の東にある。



石塀 
校地を取り巻いている石塀の長さは765mで、南側と東西の石組は
「切り込みはぎ式」と呼ばれる精巧なもの。






信州秘境の旅 秋山郷

2012-12-23 07:02:17 | Weblog

宿泊先の赤倉温泉から秋山郷に向かった。秋山郷は新潟県にある中津川の上流に点在する越後の7集落と信州の5集落が総称されて"秋山郷“と言われている。大型バスは入れず、古くから"平家の落人の里"と伝えられており、深い山々と渓谷に抱かれている。私たちは中津川渓谷と松川渓谷の滝を訪れた。最初に立ち寄ったのは結束じゃまくら石公園だった。坂道を下っていくと滝を見るための階段状の小道があり、辺りの紅葉を見ながら滝見の場所まで降りて行った。滝見場所は狭く10人位しか入れないので、大急ぎで遠くに小さく見える滝を見てバスに戻った。次に行ったのが、美倉橋だ。ここはつり橋で、重量制限があるのだが、なかなか‘お願い’は守れないようで沢山の人が一度に渡っていた。人数が減った所で、私も渡ってみたが、板が全面に張られていて足元に川の流れが見えなかったので何とか対岸まで行くことができた。怖かったけど、つり橋の上からの眺めは素晴らしかった。


公園から坂道を下っていくと、滝見の場所に行く小道がある。
そこを降りて行くと左右に素晴らしい紅葉の景色が見えてくる。



左右に広がる景色



美倉つり橋 
沢山の人が一度につり橋を渡っている所(左) 人影が少なくなったつり橋(右)



美倉つり橋の上から見られる中津川渓谷の風景



前倉橋 
柱状節理の秋山郷の渓谷と秋山郷に架かる赤いアーチ橋



蛇淵の滝



蛇淵の滝の紅葉 
写し手が下手なので紅葉の素晴らしさが出ていないのが残念



蛇淵の滝休息所と蛇淵大権現



中津川渓谷の紅葉



松川渓谷 八滝 
200mの長い滝と周りの紅葉(展望台から撮影)



松川渓谷 八滝 
次に見る雷滝ほどの迫力はないが、
長い滝と周りの紅葉との景観は素晴らしい(展望台の下から撮影)


雷滝
松川本流にかかる落差30mの巨大な滝。滝口一帯がひさし状になっていて、滝の裏を通り抜けて対岸にでられる。裏から落水を眺められるので、別名"裏見の滝"とも言われている。


滝まで降りて、下がってくる道を入れて滝を撮影 
対岸から滝を入れて松川の景色を撮る。



滝の裏側を通ってくる様子(対岸から写す)



滝と滝壺



裏側から落水を写す



滝の水が流れて行く松川










信州秘境の旅 戸隠の鏡池

2012-12-16 07:30:55 | Weblog

戸隠そばの昼食をすませて、戸隠神社奥社、戸隠神社中社と戸隠の鏡池を散策した。戸隠神社奥社は奥社まで行きたかったのですが、時間の関係で途中から引き返してしまった。2時間半くらいあれば、年寄りの私たちでも行って帰ってくることができるのだが、1時間50分では、ちょっと無理でした。


駐車場から10分ほど歩いて1番目の鳥居に到着



第1の鳥居をくぐって紅葉の綺麗な道を約30分あるくと第2の鳥居が見えてきた。



奥社随神門(2番目の鳥居)



奥社杉並木(植樹されてから400年)



立木越しに見える戸隠連山



此処から杉並木の道を20~30分歩いて、階段を上ると戸隠神社奥社があるのだが、
私たちは此処から引き返すことにした(残念)。



再び杉並木を歩いて随神門、紅葉の道を歩いて大門(1番目の門)へ


バスで戸隠神社中社に行く。中社は奥社と違ってこじんまりとしているので散策するのも楽だった。


バスを降り参道を行くと門があり、手洗場があり、更に行くと社務所が見えてきた



社務所の隣の本殿



本殿の前に杉の御神木、その後ろにアン・ウンの狛犬



中社散策後、参道から外れた小道を行くと紅葉のトンネル。


バスが入れないので今度はタクシーで戸隠の鏡池に行く。風があると鏡池に映る戸隠連山を見ることはできませんが、幸いなことに、風もなく鏡池に映った戸隠連山と美しい紅葉の景色を堪能できました。



戸隠連山と鏡池岸の景色 戸隠連山が池に映っています(右下)



散策路から対岸を撮影




信州秘境の旅 大洞峠・大望峠

2012-12-09 07:13:16 | Weblog

天候も、もちなおって青空が見えていた。大洞峠も大望峠も北アルプスや戸隠連峰の雄大な景色の眺望がメインだから雲が切れてくれるといいのだが、山頂には雲がかかったままで、北アルプスの雄大な景色を一望できなくて残念だった。それでも、大望峠では雲の切れ目から爺ヶ岳や鹿島槍ヶ岳などを垣間見て、大急ぎでカメラを向けるが、写真ではあまりよく撮れていませんでした。



ホテルの窓から撮影



大洞峠から北アルプス 雲が山頂を覆って残念・・・



宝珠山高山寺
真言宗・豊山派。本尊は聖観世音菩薩、寺伝によると807年坂上田村麻呂が、戦勝祈願のため弘法大師が作った観音菩薩像を安置して、観音堂を建立したのが始まりとのこと。三重塔は源頼朝が建久6年創建・木食山居が再建、観音堂には木食山居作の百観音・千躰観音が奉安されている。


高山寺の紅葉(左上) ・ 三重塔(右下)



観音堂



木食山居作の観音菩薩像



鐘つき堂



大望峠
長野県の 旧戸隠村と旧鬼無里村(いずれも現在は長野市へ併合)の境にある峠で標高1055m。


戸隠連峰



大望峠からの紅葉



北アルプス 
雲ではっきり見えないのが残念







信州秘境の旅 野麦峠

2012-12-02 09:54:46 | Weblog

名古屋駅から“ワイドビューひだ”で高山駅まで行き、大型バスが入れない秘境に行くので小型バスに乗り、木曽街道を通って野麦峠に行く。ここはすでに紅葉の盛りは過ぎていたのと、天候が悪かったので、景色は楽しむことができなかった。鮎の甘露煮などの野麦定食の昼食を済ませると再びバスで野麦街道を通って白馬八方に行く。

野麦峠
岐阜県高山市と長野県松本市の県境にある。飛騨の国と信濃の国を結ぶ鎌倉街道・江戸街道と呼ばれる街道の峠。乗鞍岳と鎌ヶ峰の間にあり、標高1672m。日本の秘境100選の一つに選ばれている。


高山までの途中風景



野麦峠に行く途中の風景
野麦峠に行く途中のダム(左下)



峠に近づくにつれ紅葉が綺麗になってきた。
峠の食堂 ・ 昼食 (寒かったので本当にお助け小屋だった)



 野麦峠の標識(左) 
「あゝ飛騨が見える」と言い残して死亡した政井みね(右)



食堂前の広場 
天気が良ければ北アルプスや御嶽山が見えると言うのだが
雲のため全く山は見えなかった。



白馬八方からの紅葉風景 
雲の向こうには北アルプスの山々が見えるはずだが残念
 


宿泊した奥白馬温泉の宿