グラニーのブログ

旅の思い出

夜のショウと翌朝の雪

2009-05-31 11:39:45 | Weblog

夜のチベット族のショウ 
九寨溝のハイキングが終わってホテルに向かう途中で、現地ガイドさんが「提案ですが、夜チベト族のショウを見に行きませんか?」と言った。疲れているし、どうしようかなと思ったが、折角ここまで来たのだから見に行こうと言うことになって、夕食後、迎えのバスでショウ会場へ向かった。入場券を見せ、入場する際に薄い絹の白いマフラーを渡された。何に使うのかと思いながら肩にかけ、案内された椅子に座った。前に座っていた若者たちも皆マフラーを持っていた。ショウが始まり、人気歌手?が歌い始めると、その中の一人が壇上に上がって行き、マフラーをその歌手の肩にかけた。これで、白いマフラーの使い道は了解。人気歌手は次から次へとマフラーを肩に掛けられ、サービスに一緒に写真を撮らせてやったり、握手したりしていた。言葉は皆目わからないが、歌は声量もあり、寸劇も、踊りも見応えがあったので、2時間近くのショウも退屈することなく、楽しく鑑賞することができた。
    
マフラーを歌手の肩に掛けて、握手してもらっているところ
    
    
    
踊り、歌、寸劇のショウの一部

翌朝の雪
何かあってはいけないからと、1時間早めてバスでホテルを出発した。ホテルを出て、しばらくは辺りの山桜を見ながら、空港へと山道を上っていったが、だんだん道が雪道になってきた。夜から早朝にかけて雪が降り、積もったのだろう。雪道をしばらく走っていくと、前方に数台のバスが止まっていて通れない。どうやら、雪で動けなくなってしまっているようだ。”とにかく道を開けてよ”と願いながら、数十分待つ。やっと、動けないバスが、道肩に移動してくれたので、私たちのバスは空港へと向かうことができた。空港に着くと心配していた通り、飛行機は空港の整備ができるまで来ないとのこと。4時間半位空港で待って、やっと飛行機に乗れたのは、予定では大足石刻を訪れている時間だった。また、石刻を見ることができなくなってしまったのかと心配になってきた。
    
雪道で立ち往生をしているバス。
    
ホテルを出た時には思いもよらなかった雪景色。
    
チベットで有名なヤク達。
    
天候が回復してきたようです。青空が見えてきました。
    
    
成都から来たときは、夜になってしまったので写真が撮れませんでしたが、今回は雪のため足止めされ、時間がたっぷりあったので空港の写真も撮ってきました。




九寨溝5

2009-05-24 08:04:32 | Weblog
 
鏡海 名前からニュージーランドのミラー湖を想像していたが、風があり、波だっていて周りの景色すら湖面には映っていなかた。
   
   
「魚は雲の中を泳ぎ、鳥は水中を飛ぶ」と言う奇妙な風景を見たかったのに、湖面が波立っていて残念でした。

犀牛海 樹正溝の最上部にあり、樹正溝最大の湖。長さ1033m、幅195.6mで、北岸には葦が茂り、周囲には広葉樹が多い。
   
   
   
犀牛湖の近くにあったチベット族の村落

火花海 コバルトブルーの湖面が美しく、朝夕立ち込める霧に太陽の光が反射して、湖面が花火を散らしたようにちかちかと輝くことから火花海と名付けられたと言う。
   
   
   
火花がチカチカする様子は見られなかったが、ここが鏡湖であるかのように、雲、森、山の姿を美しく映し出していました。



九寨溝4

2009-05-17 08:21:28 | Weblog
 
五花海  九寨溝の中で最も美しいと言われる湖。浅い湖底には乳白色になった倒木が横たわっていて、青い湖水と相まって幻想的な雰囲気がある。


湖水のブルーが本当にきれいでした

ちょうど、風もなく湖面が鏡のようで、周囲の山々や雲がはっきりと映っていた。
また、写真ではあまりはっきりしないが、湖底に横たわる木々は石灰の粒子で覆われて真白くなっていた。

珍珠灘瀑布  日則溝景区の最大の見どころで、幅約200m、最大落差40mの雄大、壮観な見あきない滝だ。落差が大きいので水が流れ落ちる音も大きく周囲に鳴り轟いている。青い湖面に白い飛沫が流れ込む様は印象的だった。

滝は珍珠灘と接している。上が珍珠灘まさに滝(瀑布)に変わろうとしている地点

珍珠灘から流れ落ちる滝

ビューポイントから写した珍珠灘瀑布



この珍珠灘瀑布は幅は諾日朗瀑布に劣るが、高さは諾日朗瀑布に勝っている。水の色は九寨溝の急流の中で最も美しい滝だと言う。形は三日月の形で、地滑りと山崩れによってこの滝は形成された。水量が多くなる時期には、もっと迫力がありもっと見事な景観だと言う。

そろそろ滝が終わって、渓流になるところ





九寨溝3

2009-05-10 07:14:06 | Weblog
 
昼食後は、則査窪溝の長海と五彩池、日則溝の箭竹海、熊猫海、五花海、珍珠灘瀑布、鏡海、樹正溝の犀牛海、火花海を駆け足で廻った。こんなことができるのも貸切バスと観光シーズンより少し早く、人出が少なかったからだろう。
長海  則査窪溝景区(Yの字の向かって左手)の観光スポットで、九寨溝で最も奥まったところにある。標高は3100m、長さは約8km、幅4.4m、面積200万mで、九寨溝最大の湖。氷河の浸食によって生まれた氷河湖で、湖の奥には万年雪を頂く峰が見えるはずだが、運悪く、私たちが到着したときは、靄っていて、その全景は見れなかった。

バスを降りて、長海に下りていく前、中国人の観光客

少数民族の衣裳を着た観光客(上)衣装を持って観光客を勧誘している少数民族の女性たち(下)

靄っていて全景を見ることができなかった長海

五彩池  長海から北に1kmほど戻った所にある。深さ6.6mの小さい池だが九寨溝の中でも屈指の美しさを誇っている。湖岸には多くの木々があり、秋には湖水の青さと紅葉のコントラストは素晴らしいだろう。

五彩池へ向ってハイキング 

五彩池に着くと、丁度撮影中だったので私も一枚撮らしてもらいました

光線の具合で色が変わって見える五彩池

箭竹海  日則溝の一番奥は原生林になっているが、立ち入り禁止になっていたので許可された一番奥にあるやだけ海から見て廻ることになった。

やだけ海に向かってハイキング中


パンダはどの竹をも食べるのではなく、食べる竹が決まっている。此の箭竹もその一つだと言う。でも、ヤダケを目にすることはありませんでした。

熊猫湖  日則溝のほぼ中央にある。九寨溝一帯は貴重な野生動物が棲むことで知られているが、パンダも生息している。そのパンダがよくこの湖近くにやって来たため、熊猫海と言う名前が付けられたと言う。湖畔まで森林が迫ってきている。


風もなく水面が鏡のようで、山々や樹木・雲が美しく反映していました。


九寨溝2

2009-05-03 09:32:18 | Weblog

 
諾日朗瀑布 
則査窪溝(Yの字の向って右手)の根元近くにあり、九寨溝を代表する滝。300mを超す幅があり、中国でも最大、落差は25m。幾重にも筋となって流れ落ちる様子は堂々として迫力がある。流れ落ちる水の白い筋が周囲の濃い緑と相まって美しい。3月末のこの時期は水量が少ないが、観光シーズンには、水量も増して、もっと迫力があるとのこと。

バスから降り、しばらく渓流に沿って歩いて行くと滝が見えてくる。


このような滝が300mも続いているのだから、雄大な眺めである。

滝の水が流れてきて湖に入るところ。木枝の向こうに青く見えているのが海子。

木枝間に見えていた湖。青の色がきれいですね。

湖から展望台に上って滝を鑑賞することができる。大きすぎて全景は見えないが、想像することはできるのでは。


展望台を降りて、滝を鑑賞するプロムナードを滝音に耳を傾けながら散策。