『鳶’s アワード 2008』
2008プレナスなでしこリーグも全てのリーグ戦を終了しましたので(入替戦は残っていますが)、今年もプレナスなでしこリーグリーグ戦21試合を元に鳶が勝手に選ぶ『鳶’s アワード 2008』を開催いたしたいと思います。
11月29日から全日本女子サッカー選手権が始まってしまいますので、その前に発表ということで。
この賞はリーグともクラブとも全く関係が無い、自由気ままに鳶が選考!
対象者はアルビレックス新潟レディースの選手です。もちろん、商品も賞金も栄誉も何もございません。
では、スタートといたしましょう。
『新人賞』
リーグでは出場試合数×?×90分以上の選手なんて規定がありますが、鳶’sアワードの受賞対象者は単純に今年の新入団選手といたします。
2008年の新人賞対象者は
「#1 GK 大友麻衣子選手/#21 GK 諏訪江利乃選手/#22 GK 橋本泰子選手/#25 MF 斎藤友里選手/#26 FW 吉田瑞季選手/#27 MF 中村早樹選手」
の6名です。
アルビレックス新潟レディースに入団するということは、基本的に引越しと就職・進学を伴いますから、プレー環境の変化以上に日常生活の変化が大きく、新入団選手はそれを克服するのが毎年大変そうです。
さて、発表です。
今年の『新人賞』は
該当者無し
《理由》
#1 GK 大友麻衣子選手ですが、やはり春先の欠場の影響は大きく、出場試合12(998分)で防御率2.07(23失点)の数字は物足りないです。彼女のポテンシャルなら2点は切れたのではないかと思われます。
キックや飛び出しは新人らしからぬ才能を発揮していたので、来季以降に安定したコーチィングができるようになれば日本代表も見えてくるのではないでしょうか。
#21 GK 諏訪江利乃選手ですが、出場試合11(892分)で防御率2.83(28失点)という数字の通り、前半の結果が悪すぎました。
後半はなでしこリーグのレベルにも慣れ、良いプレーも出始め、また課題であったキックの飛距離も飛躍的に伸びました。
今年、たぶん一番苦しんで悩んで伸びた選手なので、このままの感じで安定感がキープできればレギュラーとして引き続きゴールマウスを守ることになるでしょう。
#22 GK 橋本泰子選手ですが、一年間を通してバックアップでいてくれたことはチームのとってもありがたかったし、練習を積むことで関東女子サッカーリーグの時よりは確実に速さや強さに慣れてきました。
ただし、ベンチ入りはあったものの出場試合数は0。大友・諏訪を越す為には彼女達の2倍くらいの努力とスピードで成長しないとレギュラー奪取はならないでしょう。
たぶん2部リーグだったら普通にレギュラーだったと思いますけどね。
#25 MF 斎藤友里選手ですが、後半はスタメンで活躍するようになりました。足元の技術が高いのですが、前半戦は線が細いのか、相手選手の勢いを止めることができず、怪我でのリタイヤもありました。
もう少し身体が強くなるともっと活躍できるようになると思うのですが、やはり、まだまだ高卒ルーキーなので筋力の発達とかが追いついていないのでしょうか。
もっと試合に出てゴールに絡むようになるとアイドル顔なのでマスコミから取材が増えるんじゃないでしょうか。
#26 FW 吉田瑞季選手ですが、シーズン前は一番期待されていたんですが、後半戦からはベンチ入りも厳しくなりました。
技術や体力の問題というより、やはりこの選手の場合は、頭の問題なんでしょうね。
チームの考え方にこの選手の理解が追いついた時に爆発するのではないかと期待しています。
吉田瑞季選手にはFWにこだわったプレーをしてもらいたいとは思うのですが。
ちなみに女優の「寺島しのぶ」に似ていてると思っているのですが、これは内緒です。
#27 MF 中村早樹選手ですが、前半戦は出場機会も無かったのですが、中盤から持ち前の快足を飛ばして右サイドからクロスを放り込む、そんなジョーカーとして出場するようになりました。
もともと大学でもそういう使われ方だったので、脚の速さはなでしこリーグでも通用したんじゃないかと思います。
ただリーグ一の快足の持ち主も、周りを囲まれるとまだ技術的に苦しく、また、クロスの精度にはもっと磨きをかけることができると思います。
アルビレックス新潟レディースのプリンセス早樹は2年目の課題は出場時間数とアシスト数の増加でしょうね。
実は新人賞に値する結果を残した選手がいます。
それは#29 FW 菅澤優衣香選手です。
2ゴールも実に素晴らしく、アシストやポストプレーなど、初めてなでしこリーグで戦った選手としては申し分ありません。
現役高校生で普段は福島県の高校に通っていたことを考えると驚くべき結果を残したといっていいでしょう。
高校卒業後はなでしこリーグで女子サッカーを続けるのか、大学へ進学するのかは分かりませんが、もし、サッカーを続けるならさらに持久力と身体のキレを身につければ日本を代表するポストプレーヤーになれるかもしれません。
残念ながら当クラブの所属選手では無いので(JFAアカデミー福島所属)、鳶’sアワードの対象者ではありませんが、実質的に新人賞だったのではないかと思っています。
では、次に三賞の発表です。
『技能賞』
この賞は今年の試合の中から「これはスゴいテクニック」だと思ったプレーをした選手を選びます。
では発表します。
今年の『技能賞』は
#10 FW 上尾野辺めぐみ選手 です。
《理由》
何がスゴイって、シュートでしょう。
開幕戦レッズ戦、20節湯郷戦、21節INAC戦。
相手の選手・観客席を黙らせる弓を引くようなシュートを魅せてくれました。
もちろん数々のフェイントやボールキープで鳶のハートを唸らせてもらいました。
次点 #9 FW 牧野愛美選手
『殊勲賞』
この賞は、今シーズン21試合で、チームにとって一番大事な試合・シーンで活躍した選手に贈られます。
では発表します。
今年の『殊勲賞』は
#7 MF 野村千枝子選手 です。
《理由》
後半戦、チーム内をピシッと締めてくれたプレーですね。
負けはしましたが東京電力戦の同点ゴールや初めて岡山湯郷から勝った試合の同点ゴールなど、とにかく野村選手の1ゴールは次に繋がるゴールでした。
前半戦、なかなか出場機会に恵まれなかったのですが、最後にきてこれだけ状態が良く試合に臨めていたのは、本人がトレーニングを怠らなかった賜物でしょう。
やっぱ、サッカーは気合かな?っということを改めて思い起こしてくれた野村千枝子選手に『鳶’sアワード殊勲賞』を贈りたいと思います。
次点 #11 FW 中島未来選手
『敢闘賞』
この賞は、今シーズン21試合で、自分の能力の限界と挑戦し、最も気持ちの入ったプレーをしていたように見えた選手に贈られます。
では発表します。
今年の『敢闘賞』は
#18 DF 山本亜里奈選手 です。
《理由》
チームで唯一のリーグ戦21試合全試合スタメンフル出場だけでなく、プレシーズンマッチに当たる開幕前のマリーゼフェスタ、個人参加したなでしこオールスター戦と国民体育大会の全試合にスタメンフル出場という鉄人ぶり。
これはDFというポジションを考えても、丈夫で頑丈でなければ不可能でしょう。
さらにオーバーラップしての攻撃参加も度々見せてくれたし、INACのプレチーニャを毎回毎回押さえ込んでしまってついにはポジション変更までさせた守備は賞賛に値すると思います。
よってここに「鳶’sアワード 敢闘賞」を贈りたいと思います。
次点 #5 DF 江橋桂選手
『MVP』の発表の前に、対戦相手で印象に残った選手のご紹介をします。
なでしこジャパンの選手は当然手強かったのですが、試合を通して嫌な時間に嫌なプレーをしてくれた選手を発表したいと思います。
当然、主観で判断してます。
〔日テレ・ベレーザ〕
#23 FW 永里亜紗乃 → やられたって感じです。姉さんより絶対に上手いと思いますがいかがでしょう?
#14 MF 原菜摘子 → 上手く流れを変えられました。妖精はあまりピッチの上に出ることはありませんが、出るとお上手ですね、相変わらず。
〔TASAKIペルーレ〕
#18 MF 田中明日菜 → お若いのにお上手で、サッカーをよく知ってますわな。
#19 FW 坂井優紀 → あんまり聞かない名前だったのだけど、後半から入ってきて上手く立ち回れてしまった。でかかった。関西弁。
〔伊賀FCくノ一〕
#16 MF 堤早希 → ちょこまかとうるさい選手。この選手がいなかったらもっと楽に勝てた。
#18 MF 永留かおる → ありえない年代の選手。10代の選手から見たらお母さんがプレーしているみたい。昭和の香りがした。
〔東京電力〕
#28 DF 長船加奈 → 高卒ルーキーにしてレギュラーを獲得。高くて堅い守備だった。
#22 DF 山本りさ → 早大OB。1年のブランクの後に入団。もっと使えないだろうと思っていたが、意外や意外、右サイドのレギュラーになっていた。
〔INAC〕
#9 FW プレチーニャ → INACの失点のうち、半分をこのセレソンに入れられた。年齢を知ったら驚くよな。
#6 MF 那須麻衣子 → このチームには珍しい汗かき役。前がかりになったところをカウンターで逆襲しようとするとよく止められた。
〔岡山湯郷〕
#28 FW 中川千尋 → 貴重なリザーブになっていた。足が速いのでやっかいだった。
#13 MF 中野真奈美 → すっかり岡山湯郷の主力になっていたレフティ。宮間にマークを集中すると裏から中野が飛び出してきた。
〔浦和レッズレディース〕
14 MF 保坂のどか → 開幕戦、この選手がいなかったらもっとアルビのペースになれた。
22 DF 土橋優貴 → 今年も右サイドから攻め立てられた。いいかげんに抑えたいのだが。元気なマダム。
さあ最後です。
『MVP(最優秀選手賞)』
この賞は今シーズン21試合で最もチームに貢献し、かつ、個人のプレーで鳶の心の琴線を鳴らしてくれた選手に贈られます。
では発表します。
今年の『MVP』は
#4 DF 東山真依子選手 です。
《理由》
個人技の高さはもちろんのこと、試合中に各選手への指示、試合後のリーダーシップ、どれを取っても今年のMVPは東山真依子選手以外にありえません。
ピッチ上の監督としての機能をしていたんだと思います。
本当はもう少し前目でサイドハーフなんかをやらせればいいのかもしれませんが、チーム事情でCBに。
途中からCBに入ってもらったおかけで、アルビの守備が整い、それによって反撃態勢を取ることができました。
もっと技術を伸ばして、いつかベレーザを倒す原動力になって欲しいですね。
本当にみなさん、今シーズンのなでしこリーグ、楽しませてくれてありがとうございました。
来年は、アルビレックス新潟レディースの得点が失点を上回れたらもっと違った表彰になると思います。
今シーズン、21試合を消化できたことが一番価値があることですし、来シーズンもなでしこリーグが途中で中断することなく最後まで試合ができることが一番評価されることです。
関係者の皆さん、お疲れ様でした。また、これからも頑張って下さい。
2008プレナスなでしこリーグも全てのリーグ戦を終了しましたので(入替戦は残っていますが)、今年もプレナスなでしこリーグリーグ戦21試合を元に鳶が勝手に選ぶ『鳶’s アワード 2008』を開催いたしたいと思います。
11月29日から全日本女子サッカー選手権が始まってしまいますので、その前に発表ということで。
この賞はリーグともクラブとも全く関係が無い、自由気ままに鳶が選考!
対象者はアルビレックス新潟レディースの選手です。もちろん、商品も賞金も栄誉も何もございません。
では、スタートといたしましょう。
『新人賞』
リーグでは出場試合数×?×90分以上の選手なんて規定がありますが、鳶’sアワードの受賞対象者は単純に今年の新入団選手といたします。
2008年の新人賞対象者は
「#1 GK 大友麻衣子選手/#21 GK 諏訪江利乃選手/#22 GK 橋本泰子選手/#25 MF 斎藤友里選手/#26 FW 吉田瑞季選手/#27 MF 中村早樹選手」
の6名です。
アルビレックス新潟レディースに入団するということは、基本的に引越しと就職・進学を伴いますから、プレー環境の変化以上に日常生活の変化が大きく、新入団選手はそれを克服するのが毎年大変そうです。
さて、発表です。
今年の『新人賞』は
該当者無し
《理由》
#1 GK 大友麻衣子選手ですが、やはり春先の欠場の影響は大きく、出場試合12(998分)で防御率2.07(23失点)の数字は物足りないです。彼女のポテンシャルなら2点は切れたのではないかと思われます。
キックや飛び出しは新人らしからぬ才能を発揮していたので、来季以降に安定したコーチィングができるようになれば日本代表も見えてくるのではないでしょうか。
#21 GK 諏訪江利乃選手ですが、出場試合11(892分)で防御率2.83(28失点)という数字の通り、前半の結果が悪すぎました。
後半はなでしこリーグのレベルにも慣れ、良いプレーも出始め、また課題であったキックの飛距離も飛躍的に伸びました。
今年、たぶん一番苦しんで悩んで伸びた選手なので、このままの感じで安定感がキープできればレギュラーとして引き続きゴールマウスを守ることになるでしょう。
#22 GK 橋本泰子選手ですが、一年間を通してバックアップでいてくれたことはチームのとってもありがたかったし、練習を積むことで関東女子サッカーリーグの時よりは確実に速さや強さに慣れてきました。
ただし、ベンチ入りはあったものの出場試合数は0。大友・諏訪を越す為には彼女達の2倍くらいの努力とスピードで成長しないとレギュラー奪取はならないでしょう。
たぶん2部リーグだったら普通にレギュラーだったと思いますけどね。
#25 MF 斎藤友里選手ですが、後半はスタメンで活躍するようになりました。足元の技術が高いのですが、前半戦は線が細いのか、相手選手の勢いを止めることができず、怪我でのリタイヤもありました。
もう少し身体が強くなるともっと活躍できるようになると思うのですが、やはり、まだまだ高卒ルーキーなので筋力の発達とかが追いついていないのでしょうか。
もっと試合に出てゴールに絡むようになるとアイドル顔なのでマスコミから取材が増えるんじゃないでしょうか。
#26 FW 吉田瑞季選手ですが、シーズン前は一番期待されていたんですが、後半戦からはベンチ入りも厳しくなりました。
技術や体力の問題というより、やはりこの選手の場合は、頭の問題なんでしょうね。
チームの考え方にこの選手の理解が追いついた時に爆発するのではないかと期待しています。
吉田瑞季選手にはFWにこだわったプレーをしてもらいたいとは思うのですが。
ちなみに女優の「寺島しのぶ」に似ていてると思っているのですが、これは内緒です。
#27 MF 中村早樹選手ですが、前半戦は出場機会も無かったのですが、中盤から持ち前の快足を飛ばして右サイドからクロスを放り込む、そんなジョーカーとして出場するようになりました。
もともと大学でもそういう使われ方だったので、脚の速さはなでしこリーグでも通用したんじゃないかと思います。
ただリーグ一の快足の持ち主も、周りを囲まれるとまだ技術的に苦しく、また、クロスの精度にはもっと磨きをかけることができると思います。
アルビレックス新潟レディースのプリンセス早樹は2年目の課題は出場時間数とアシスト数の増加でしょうね。
実は新人賞に値する結果を残した選手がいます。
それは#29 FW 菅澤優衣香選手です。
2ゴールも実に素晴らしく、アシストやポストプレーなど、初めてなでしこリーグで戦った選手としては申し分ありません。
現役高校生で普段は福島県の高校に通っていたことを考えると驚くべき結果を残したといっていいでしょう。
高校卒業後はなでしこリーグで女子サッカーを続けるのか、大学へ進学するのかは分かりませんが、もし、サッカーを続けるならさらに持久力と身体のキレを身につければ日本を代表するポストプレーヤーになれるかもしれません。
残念ながら当クラブの所属選手では無いので(JFAアカデミー福島所属)、鳶’sアワードの対象者ではありませんが、実質的に新人賞だったのではないかと思っています。
では、次に三賞の発表です。
『技能賞』
この賞は今年の試合の中から「これはスゴいテクニック」だと思ったプレーをした選手を選びます。
では発表します。
今年の『技能賞』は
#10 FW 上尾野辺めぐみ選手 です。
《理由》
何がスゴイって、シュートでしょう。
開幕戦レッズ戦、20節湯郷戦、21節INAC戦。
相手の選手・観客席を黙らせる弓を引くようなシュートを魅せてくれました。
もちろん数々のフェイントやボールキープで鳶のハートを唸らせてもらいました。
次点 #9 FW 牧野愛美選手
『殊勲賞』
この賞は、今シーズン21試合で、チームにとって一番大事な試合・シーンで活躍した選手に贈られます。
では発表します。
今年の『殊勲賞』は
#7 MF 野村千枝子選手 です。
《理由》
後半戦、チーム内をピシッと締めてくれたプレーですね。
負けはしましたが東京電力戦の同点ゴールや初めて岡山湯郷から勝った試合の同点ゴールなど、とにかく野村選手の1ゴールは次に繋がるゴールでした。
前半戦、なかなか出場機会に恵まれなかったのですが、最後にきてこれだけ状態が良く試合に臨めていたのは、本人がトレーニングを怠らなかった賜物でしょう。
やっぱ、サッカーは気合かな?っということを改めて思い起こしてくれた野村千枝子選手に『鳶’sアワード殊勲賞』を贈りたいと思います。
次点 #11 FW 中島未来選手
『敢闘賞』
この賞は、今シーズン21試合で、自分の能力の限界と挑戦し、最も気持ちの入ったプレーをしていたように見えた選手に贈られます。
では発表します。
今年の『敢闘賞』は
#18 DF 山本亜里奈選手 です。
《理由》
チームで唯一のリーグ戦21試合全試合スタメンフル出場だけでなく、プレシーズンマッチに当たる開幕前のマリーゼフェスタ、個人参加したなでしこオールスター戦と国民体育大会の全試合にスタメンフル出場という鉄人ぶり。
これはDFというポジションを考えても、丈夫で頑丈でなければ不可能でしょう。
さらにオーバーラップしての攻撃参加も度々見せてくれたし、INACのプレチーニャを毎回毎回押さえ込んでしまってついにはポジション変更までさせた守備は賞賛に値すると思います。
よってここに「鳶’sアワード 敢闘賞」を贈りたいと思います。
次点 #5 DF 江橋桂選手
『MVP』の発表の前に、対戦相手で印象に残った選手のご紹介をします。
なでしこジャパンの選手は当然手強かったのですが、試合を通して嫌な時間に嫌なプレーをしてくれた選手を発表したいと思います。
当然、主観で判断してます。
〔日テレ・ベレーザ〕
#23 FW 永里亜紗乃 → やられたって感じです。姉さんより絶対に上手いと思いますがいかがでしょう?
#14 MF 原菜摘子 → 上手く流れを変えられました。妖精はあまりピッチの上に出ることはありませんが、出るとお上手ですね、相変わらず。
〔TASAKIペルーレ〕
#18 MF 田中明日菜 → お若いのにお上手で、サッカーをよく知ってますわな。
#19 FW 坂井優紀 → あんまり聞かない名前だったのだけど、後半から入ってきて上手く立ち回れてしまった。でかかった。関西弁。
〔伊賀FCくノ一〕
#16 MF 堤早希 → ちょこまかとうるさい選手。この選手がいなかったらもっと楽に勝てた。
#18 MF 永留かおる → ありえない年代の選手。10代の選手から見たらお母さんがプレーしているみたい。昭和の香りがした。
〔東京電力〕
#28 DF 長船加奈 → 高卒ルーキーにしてレギュラーを獲得。高くて堅い守備だった。
#22 DF 山本りさ → 早大OB。1年のブランクの後に入団。もっと使えないだろうと思っていたが、意外や意外、右サイドのレギュラーになっていた。
〔INAC〕
#9 FW プレチーニャ → INACの失点のうち、半分をこのセレソンに入れられた。年齢を知ったら驚くよな。
#6 MF 那須麻衣子 → このチームには珍しい汗かき役。前がかりになったところをカウンターで逆襲しようとするとよく止められた。
〔岡山湯郷〕
#28 FW 中川千尋 → 貴重なリザーブになっていた。足が速いのでやっかいだった。
#13 MF 中野真奈美 → すっかり岡山湯郷の主力になっていたレフティ。宮間にマークを集中すると裏から中野が飛び出してきた。
〔浦和レッズレディース〕
14 MF 保坂のどか → 開幕戦、この選手がいなかったらもっとアルビのペースになれた。
22 DF 土橋優貴 → 今年も右サイドから攻め立てられた。いいかげんに抑えたいのだが。元気なマダム。
さあ最後です。
『MVP(最優秀選手賞)』
この賞は今シーズン21試合で最もチームに貢献し、かつ、個人のプレーで鳶の心の琴線を鳴らしてくれた選手に贈られます。
では発表します。
今年の『MVP』は
#4 DF 東山真依子選手 です。
《理由》
個人技の高さはもちろんのこと、試合中に各選手への指示、試合後のリーダーシップ、どれを取っても今年のMVPは東山真依子選手以外にありえません。
ピッチ上の監督としての機能をしていたんだと思います。
本当はもう少し前目でサイドハーフなんかをやらせればいいのかもしれませんが、チーム事情でCBに。
途中からCBに入ってもらったおかけで、アルビの守備が整い、それによって反撃態勢を取ることができました。
もっと技術を伸ばして、いつかベレーザを倒す原動力になって欲しいですね。
本当にみなさん、今シーズンのなでしこリーグ、楽しませてくれてありがとうございました。
来年は、アルビレックス新潟レディースの得点が失点を上回れたらもっと違った表彰になると思います。
今シーズン、21試合を消化できたことが一番価値があることですし、来シーズンもなでしこリーグが途中で中断することなく最後まで試合ができることが一番評価されることです。
関係者の皆さん、お疲れ様でした。また、これからも頑張って下さい。