2008プレナスなでしこリーグ 第4節 2008年4月29日(火)12:00K.O 新潟市陸上競技場
アルビレックス新潟レディース 0-3(0-1、0-2) 伊賀FCくノ一
得点者 43分失点、49分失点、64分失点
GW中の4連戦の第2戦
後の無い伊賀は宮本が強行出場。脚にテープグルグル巻き。
こういう状態で伝統のあるチームが意思疎通が取れていてやりにくい。
去年もこのシチュエーションで三重の第3戦に敗れている要注意なパターン。
アルビは少し余裕が感じられる試合前の様子。
選手個人を比べてみると日体大や大体大OGが中心というチーム構成は同じような感じなのだが。
宮本が出場する分、伊賀の方が面子として有名度合いが高い。
審判が真殿三加氏と発表となったところで、観客席に一抹の不安がよぎる。
このレフリー、接触プレイはことごとくフォールを取ってプレイを止めるのが有名なお嬢様審判。
上位のチームに比べフィジカルが大幅に劣る伊賀だけに、倒れこまれると即FKになってしまう。
ゴールマウス前のファールは、現在のアルビの状態を考えると極力避けたいところ。
レフリーの基準の問題なので文句を言うべきところではないし、それを上手く利用できれば良いのだが、残念ながら今回の主審の基準はアルビに不利に働く。
気温も上がり汗ばむほどの陽気。そんな中正午にK.O。
伊賀FCくノ一
大野
永留 池内 小野 村上
宮本 清原
堤 吉泉
大歯 村岡
SUB:磯上、山科、菊地、鈴木、立岡
監督:大須賀まき
交代
HT 吉泉 → 鈴木
67分 宮本 → 菊地
89分 清原 → 山科
宮本がボランチに入った為に中央からの突破が難しくなる。
サイドからの崩しで得点を狙う。
成長著しい堤がサイドの入っている。この選手を何とか獲得したいものである。
2トップは日体大OG。後輩の吉田瑞季選手をやや見下したプレイ。
アルビレックス新潟レディース
吉田
上尾野辺 中島
詫間 牧野
川村
東山 山本 田中 井上
諏訪
SUB:橋本、深田、波佐谷、口木、江橋
監督:奥山達之
交代
62分 詫間 → 口木
68分 東山 → 江橋
今回は江橋桂選手がベンチスタート。キャプテンマークを田中桜選手が巻く。
前節良い動きを見せた詫間美樹選手がサイドに入る。
波佐谷灯子選手が初のベンチ入り。期待が大きいだけにもっと活躍してもらいたいものだ。
試合はアルビが最初に突っかかるものの、伊賀に押し返される展開。
ボールは支配しているし、流れもある。
オシムさん風に言えば、水はジャブジャブ運んでいるのだが、最後にゴールへ撒いてこれない。
結局前半終了間際に、相手にプレゼントパス。攻め込んでいるところを逆を突かれてカウンターで失点。
大歯(旧姓松窪:日体大卒)が数少ないチャンスを確実に決めた。
後半に入り、宮本の脚にアクシデント。が、そのままプレイ続行。
シュートを撃てども撃てども、クロスを上げども上げども、ゴールマウスに入らない。
そんなことをしているうちに、中央突破をされて、川村優理選手がペナルティエリアギリギリでファールで止める。
その位置からのFKを止めるのは現在のアルビには厳しい。
事実上のPKを与えたことになる。きっちり堤が決め追加点。
当然、伊賀は守備固め。ハーフコートゲームに近い形で攻め込むも最後のシュートが入らない。
逆に前掛かりになっているところを、村岡(日体大卒)にポッ~ンと放られて、GK戻れず3点目。
こういうゲームだとこんなのも入っちゃうんだなという典型的なシーン。
その後も代わった口木未来選手がサイドからクロスを上げまくるも結局無得点で試合終了。
ここ4試合で1試合平均3.5点の失点も当然気になるところだが、むしろ今回の試合は4試合で3得点という決定率の低さが影響した試合。
シュートは伊賀の約倍の17本、かなりの確率で枠内に飛んでいるのに、決まらない。
その大きな原因は、CFWに入っている吉田瑞季選手にあるだろう。
昨年のチームと比べられると実際かなり辛い状態にあるのだが、CFWが代わったことの影響が大。
INACのようになでしこリーグDiv.1の主力選手を移籍獲得いたとか、なでしこジャパン予備軍を獲得したとかではなく、いわゆる3部リーグ(関東リーグ)のエースFWをいきなりDiv.1でレギュラーで使っているので、大変なことは百も承知。
パワーでゴリゴリ押していくタイプではないが、周りと協力していけば持ち前のシュートセンスでゴールの量産は可能ではないかと思う。
強いプレスと速さに1日も早く慣れてもらうことを願うばかりだ。
気になるデータがあって今節の試合も間接FKがアルビ8/伊賀24。
今回の試合は極端なんだけど、4試合共に与えた間接FK多い。
アルビの当りが強いのと、ファールで逃げているのとで、そういう結果になっているのかな。
それにしても伊賀の24は多い。ちょっと当たっただけで倒れちゃうんだもの。
ベレーザの澤らがイライラしたはずだ。
良い部分も見えてきている。
今回、左SBに東山真依子選手が入った為に、ゴール前の守備がかなり安定した。
口木未来選手がジョーカーで出ているが、この時間帯での動きに相手はついていけない。
中島未来選手は、今シーズン、めちゃくちゃ当りが強くなった。アメフトの選手みたいだ。
牧野愛美・上尾野辺めぐみ・中島未来ら1.5列の選手はリーグ屈指の動きをしている。あとは本当にFWの働きだ。
こういうチーム事情なので、順位や勝ち点の勘定をしてもあまり意味は無い。
相手のレベルというよりはこの4試合全てミスで自滅という形なので、精度を上げて、アルビのサッカーを出来るだけ早く形を作り上げることを優先するべき。
5月11日の試合が終わると少し中断期間なので、それまで、駒沢と胎内の2試合はウルトラスーパー我慢だ。
アルビレックス新潟レディース 0-3(0-1、0-2) 伊賀FCくノ一
得点者 43分失点、49分失点、64分失点
GW中の4連戦の第2戦
後の無い伊賀は宮本が強行出場。脚にテープグルグル巻き。
こういう状態で伝統のあるチームが意思疎通が取れていてやりにくい。
去年もこのシチュエーションで三重の第3戦に敗れている要注意なパターン。
アルビは少し余裕が感じられる試合前の様子。
選手個人を比べてみると日体大や大体大OGが中心というチーム構成は同じような感じなのだが。
宮本が出場する分、伊賀の方が面子として有名度合いが高い。
審判が真殿三加氏と発表となったところで、観客席に一抹の不安がよぎる。
このレフリー、接触プレイはことごとくフォールを取ってプレイを止めるのが有名なお嬢様審判。
上位のチームに比べフィジカルが大幅に劣る伊賀だけに、倒れこまれると即FKになってしまう。
ゴールマウス前のファールは、現在のアルビの状態を考えると極力避けたいところ。
レフリーの基準の問題なので文句を言うべきところではないし、それを上手く利用できれば良いのだが、残念ながら今回の主審の基準はアルビに不利に働く。
気温も上がり汗ばむほどの陽気。そんな中正午にK.O。
伊賀FCくノ一
大野
永留 池内 小野 村上
宮本 清原
堤 吉泉
大歯 村岡
SUB:磯上、山科、菊地、鈴木、立岡
監督:大須賀まき
交代
HT 吉泉 → 鈴木
67分 宮本 → 菊地
89分 清原 → 山科
宮本がボランチに入った為に中央からの突破が難しくなる。
サイドからの崩しで得点を狙う。
成長著しい堤がサイドの入っている。この選手を何とか獲得したいものである。
2トップは日体大OG。後輩の吉田瑞季選手をやや見下したプレイ。
アルビレックス新潟レディース
吉田
上尾野辺 中島
詫間 牧野
川村
東山 山本 田中 井上
諏訪
SUB:橋本、深田、波佐谷、口木、江橋
監督:奥山達之
交代
62分 詫間 → 口木
68分 東山 → 江橋
今回は江橋桂選手がベンチスタート。キャプテンマークを田中桜選手が巻く。
前節良い動きを見せた詫間美樹選手がサイドに入る。
波佐谷灯子選手が初のベンチ入り。期待が大きいだけにもっと活躍してもらいたいものだ。
試合はアルビが最初に突っかかるものの、伊賀に押し返される展開。
ボールは支配しているし、流れもある。
オシムさん風に言えば、水はジャブジャブ運んでいるのだが、最後にゴールへ撒いてこれない。
結局前半終了間際に、相手にプレゼントパス。攻め込んでいるところを逆を突かれてカウンターで失点。
大歯(旧姓松窪:日体大卒)が数少ないチャンスを確実に決めた。
後半に入り、宮本の脚にアクシデント。が、そのままプレイ続行。
シュートを撃てども撃てども、クロスを上げども上げども、ゴールマウスに入らない。
そんなことをしているうちに、中央突破をされて、川村優理選手がペナルティエリアギリギリでファールで止める。
その位置からのFKを止めるのは現在のアルビには厳しい。
事実上のPKを与えたことになる。きっちり堤が決め追加点。
当然、伊賀は守備固め。ハーフコートゲームに近い形で攻め込むも最後のシュートが入らない。
逆に前掛かりになっているところを、村岡(日体大卒)にポッ~ンと放られて、GK戻れず3点目。
こういうゲームだとこんなのも入っちゃうんだなという典型的なシーン。
その後も代わった口木未来選手がサイドからクロスを上げまくるも結局無得点で試合終了。
ここ4試合で1試合平均3.5点の失点も当然気になるところだが、むしろ今回の試合は4試合で3得点という決定率の低さが影響した試合。
シュートは伊賀の約倍の17本、かなりの確率で枠内に飛んでいるのに、決まらない。
その大きな原因は、CFWに入っている吉田瑞季選手にあるだろう。
昨年のチームと比べられると実際かなり辛い状態にあるのだが、CFWが代わったことの影響が大。
INACのようになでしこリーグDiv.1の主力選手を移籍獲得いたとか、なでしこジャパン予備軍を獲得したとかではなく、いわゆる3部リーグ(関東リーグ)のエースFWをいきなりDiv.1でレギュラーで使っているので、大変なことは百も承知。
パワーでゴリゴリ押していくタイプではないが、周りと協力していけば持ち前のシュートセンスでゴールの量産は可能ではないかと思う。
強いプレスと速さに1日も早く慣れてもらうことを願うばかりだ。
気になるデータがあって今節の試合も間接FKがアルビ8/伊賀24。
今回の試合は極端なんだけど、4試合共に与えた間接FK多い。
アルビの当りが強いのと、ファールで逃げているのとで、そういう結果になっているのかな。
それにしても伊賀の24は多い。ちょっと当たっただけで倒れちゃうんだもの。
ベレーザの澤らがイライラしたはずだ。
良い部分も見えてきている。
今回、左SBに東山真依子選手が入った為に、ゴール前の守備がかなり安定した。
口木未来選手がジョーカーで出ているが、この時間帯での動きに相手はついていけない。
中島未来選手は、今シーズン、めちゃくちゃ当りが強くなった。アメフトの選手みたいだ。
牧野愛美・上尾野辺めぐみ・中島未来ら1.5列の選手はリーグ屈指の動きをしている。あとは本当にFWの働きだ。
こういうチーム事情なので、順位や勝ち点の勘定をしてもあまり意味は無い。
相手のレベルというよりはこの4試合全てミスで自滅という形なので、精度を上げて、アルビのサッカーを出来るだけ早く形を作り上げることを優先するべき。
5月11日の試合が終わると少し中断期間なので、それまで、駒沢と胎内の2試合はウルトラスーパー我慢だ。