黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
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追い風?

2012-02-10 00:00:03 | 女子サッカー
日本女子サッカーリーグ 「新シーズンに向けて」
一般社団法人日本女子サッカーリーグ 専務理事 田口禎則


本当に日本女子サッカーリーグにとっての追い風が吹いているんだろうか?
新潟ではむしろ世界経済的な事情で逆風とまではいかないが、追い風を感じるまではいかないのだが。

どうも今年はドサ回りがあるようなので、今まで行ったことのない土地へ行けるのかもしれない。やっぱりアルビも東北を担当かな?
試合運営はホームのようなピシッとしたものではないのだろうが、昔のLリーグ時代に戻ったような牧歌的でかつイライラするような雰囲気を思い出せるかもしれないね。

まあ、個人的には普及をトップリーグの公式戦で担うことはないとは思う。これはJFAなり都道府県サッカー協会が担うことで、リーグの予算を使ってその土地と縁の無いチームがいくら普及をしても、バレーボールやバスケットボールと同様に一過性のものに終ると思う。やらないよりやった方が良いに決まっているが、主体が違う。

今年は高卒・大卒の有望選手が国内トップリーグに進まずに、海外リーグを選択するという事例が数多く見受けられた。
皆、口々に海外リーグに憧れて進んだと言っている。逆に言えば、なでしこリーグと海外リーグと比べるとWPSやドイツ・フランス・スウェーデン・ノルウェーなどを除けばレベル的にはそう変わらないかもしれないけど、魅力がそっちの方があるってことを言っている。
高校生の目から見てもなでしこリーグもしくはなでしこリーグのクラブには魅力が無いと言い切られている。
そこをどうにか改善しない限り、ソフトボールやバレーボール、バスケットボールやテニスの競技人口に迫ることはできないんじゃないだろうか。
リーグにはリーグのやるべきことがあるに違いないのだが、それは何なのか。
議事録を公開しろとは言わないが、田口専務理事だけでなく、他のJクラブの理事やINACの文さんら民間クラブの理事の考えも聞いてみたいと思う。
まあ、ぶっちゃけスポンサーのニーズに合わせてリーグを運営するなら、そのスポンサーのニーズってやつを聞いてみたい。

なでしこリーグは自助努力を各クラブがしているからまだしも、本当に実質3部リーグのチャレンジリーグを今のままにしておくつもりなんだろうか?
Jリーグ傘下のクラブもJリーグ自体がクラブライセンス制度で経営的にきつくなるから、それなりにリーグで得た資金を賞金なり勝利給(育成費)なり分配金なりに回す制度を確立した方がリーグの価値観を上げるクラブ運営になるんじゃないかなと思うけど。もちろん各クラブの経営的な自由度というか努力の結果が反映される部分も必要だとは思うが、一銭も使わないっていうのはどうかなと思うぞ。
それが回り回って選手に勝利給なりで渡ればクラブチームで構成されるリーグとして健全なんじゃないかなと思うけど。
(もちろん大学や高校へまで分配金や育英費を出せとは言っていない。教育活動として行なっているところまではリーグとして関与はしなくても良いとは思う。株式会社やNPO法人として経済活動しているところはどうだという話。)


話は戻るが本当に追い風なんだろうか?
雪が融けたら、新潟でも女子サッカーブームが起きているんだろうかね?
先日のアルビレディースの新体制発表の反応を見る限る、新潟市陸や五十公野陸に観客が押し寄せるということが想像できないのだけど。

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